Strange Days

大阪ツーリング初日

2013年04月13日(土曜日) 23時12分 , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:まあいい天気だこと

 そんなわけで、三井のアニキに遊んでいただくべく、大阪までやってきた。
 朝二くらいの新幹線で新大阪に出ると、既に三井氏とKimrin姐さんが、程なく長岡氏と戸田のおやぢ殿が来寇。おやぢ殿は、このところは関西方面に駐屯せられておるようだ。
 さて、今日は三井氏の案内で、大阪周辺をうろつく。『ゆるいポタです』というニュアンスのことを言われていたのだが、抜かりなくポケロケを持ってきていた。自転車乗りは、概ね嘘つきだからだ*1
 さて、大都市は概ねそういうものだが、大阪は東京並に川の街だ。少し走ると川に当たり、橋がある。今日も川沿いを走っては、橋を渡るという行程が多かった。この橋は鉄路と人道が併走する共用橋なのだが、近々鉄路複線化に伴い、人道は撤去されるのだそうな。
 好天に恵まれ、川沿いを走っていると、頭上をパラモーターがゆっくり追い抜いていった。離着できる場所があるようだ。
 大阪の水辺には、思ったより広い公園が沿っていた。
 しばし走ると、対岸に趣のある建物と並木が現れる。これが造幣局の桜の通り抜けとのことだった。案内板の古地図によると、この辺のかなり広い一帯が、造幣局の縄張りだったようだ。金を扱う役所だから、金あるよな*2。ソメイヨシノはとっくに完了状態だが、遅咲きの八重桜はまだ随所に咲きそろっている。
 今日のメインディッシュ*3大阪城。結構驚いたのが、大阪城周辺をうろつく間、日本語が耳に入ることが稀なことだった。ほとんどが外国からの観光客のように思えた。
 大阪城を抜け、昼食タイムは、三井氏がリストアップされていたお好み焼き屋。粉モンのカロリーは、運動で消費せねば。
 昼食後は、川を下っていった。市場を通り、土手の走りやすい道を通り、やがて河口沿いに走り始める。なにやら行く手に見え始めた派手な建物。をを、これがUSJかなどとほざいていたが、もちろんそうじゃなくて、ゴミ焼却場なんだとか。殺伐とした灰色のコンクリート建造物を何とかしたいという気持ち、痛いほどわかるぞ。しかし、方々のオスマン建築っぽい金の玉、思い留まるべきだったのではなかろうか。
 次のメインディッシュが、高名な天保山への登山だ。公園の展望台っぽいところに登り、山頂はどこよとなどとほざいていたが、もっと海寄りにあったようだ。しかし、間近を通過したのに気づかなかったくらいの低さ。
 今日はぬるいポタじゃのお、などと呑気に構えていたら、来ましたよ、坂が。えらい橋を登らされる。島根は境港への橋を登った時も、こんな狂気の代物を建てるのは山陰の人間だけだ、などと山陽人らしく憎まれ口を叩いたものだ。しかし、大阪人もそうか。どえらいアーチ橋、近代太鼓橋だ。船を通しつつ、車も人もとなると、こういう狂気じみた光景になるのな。
 それから、渡船を2つ。いずれも市営の、市道扱いのものなので、無料だ。最初の渡船から見た、橋の眺め
 なにやらチンチン電車を見に行った。この後で、持っていったNikon 1 J3+10mmの操作を間違え、動画モードにしてしまったので、電車の写真はこれだけ。J3は軽くて扱いやすいのだが、モードダイヤルがあまりに回りやすくて、気をつけないと別モードに入っているので要注意だ。
 最後は新世界に連行され、串かつ。ドロ系のソースが、やや下品だがビールに合う。
 ビールを入れたので、当然ながら近くの地下鉄駅まで押し歩きだ。振り向いて、夜の通天閣タワー
 輪行で、今夜の宿に入った。非常に楽しめたな。しかし、最後の狂気橋の連続は、やはり三井氏のツーリングは油断ならんと思い返させた。


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