Strange Days

CP+2015を視察

2015年02月14日(土曜日) 01時56分 暮らし , デジタルカメラ 天気:快晴

 明日は只見に行くので、CP+に出かけるのは今日しかない。というわけで、Lumia1020だけポッケに突っ込んで、みなとみらいへと向かった。
 去年はどえらい雪だったが、今年はよく晴れている。日本丸も青空に映える。
 入場手続きをして、会場に入った。今年もずいぶんと盛況だ。いつもながら、何撮ってるんだろうと不思議に思う、長大な望遠レンズを装着したカメラおっさんが目立つ。カメラお姉は、その点コンパクトなカメラを好む傾向が見える。
 今年の短評。キヤノン、全面展開。基礎技術から新機種、出力系まで、分厚い布陣で望んでいる。それに対し、ニコンはD810を前に出しているものの、ブースの広さの割に展示密度が高くない。お祭りなので付き合いましたという感じだった。客は多い。オリンパスはキヤノン並みに攻めている。一眼にもコンデジにも、かなりのリソースを割いている。ソニーはやはり一眼を前面に出し、コンデジのハイクラスでも攻めの姿勢。パナソニックは、ここぞという新機種が無かったせいか、やや大人しめ。意外だったのが富士で、一眼のXシリーズを前面に出しているのに対し、コンデジは展示すらないという徹底ぶり。Finepix S1後継が出ないかと思っていたのだが、展示内容を見ると撮影はX系で、後は出力系に注力という考えがありありとうかがえた。よもやコンデジ撤退とはなるまいが。
 後は、カシオが大きめのブースを構えているのに、集客力では一眼を持つ前記メーカーに、大きく水を開けられていたことが印象的だった。コンデジの終わりを見る思いだった。しかし、分離式モニタを持つアクションカムには、結構な注目が集まっていた。
 レンズメーカーのシグマで、気に入ったのが独自の撮像素子を使ったDPシリーズだった。最新のQuattroは幅広の独特と言うにもあんまりなフォルムだが、使い勝手は両手を絶対に要求する操作系といい、事細かなパラメタといい、実にエンスージアスティックなカメラだった。高い上に不便なんだが、はまるとすごく使いやすい状況もありそうな予感。夕陽とか夕陽とか。
 いつも楽しいカメラ団体の展示。今年は変わりカメラ大集合的なテーマだった。これあったなあ。いずれも、先覚者過ぎて、時代がついてこなかった製品だ。
 しばらくぐるぐる回り、気になる品を手に取ったり並んだりして、気が済んだので退場する。
 関内でとんかつを食って帰ろうと思い、てくてく歩いて行く。大観覧車が夕暮れ時に浮かぶ。クイーンだったかジャックだったか忘れたタワーがライトアップされている
 関内の勝烈庵で、黄金色の発砲する液体を供に、カツ定を入れる。地下鉄で帰宅。


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