20回記念で最長コースに参加。しかしこのコース、長いだけでなく、高い(獲得標高が)。
ムクリとばかりに、朝5時前に行動開始。地下鉄始発便の
ピナレロくんを担いで乗り、浅草へ。
今回もずいぶん多い参加者数だ。特に僕の参加するEコースは、30名もの物好きが参加しているという。ほぼロードバイク、健脚勢揃い。ピナレロくんを担いできてよかったよ……。
Eコースは
会津高原尾瀬口駅で下車する。ここから、まずは会津田島まで走る。これがまた、30km/h巡航、時に40km/hで飛ばすという有様で、まだ如何程も走ってないにもかかわらず、負荷が掛かってイヤンだ。まあ、ピナレロくんならついて行けるし、なんとかなりそうだ。問題は、坂。
田島から、坂をダラダラと登り始める。ここは来たことなかったような気がする田島ダムを通過し、
長い舟鼻峠のトンネルに突入する。この辺は序の口だが、やはり南会津は、どっちに向いても峠ばかりだな。
からむし織の里で休憩の後、昭和村の上の方にあるという、そば畑を見にゆくのだ。そこまでは、やっぱり登りか。
そば畑。ちょうど見頃か。日差しがないのが残念。せっかくEM5iiを担いできたんだからと、可能な限り
蕎麦の花を接写してみた。新しい14-150mmは、意外に寄れないな。このそば畑、かつては軽飛行機用の飛行場にしようという話もあったそうだ。早まった真似をしなくて良かったな。
またしても、せっかく獲得した標高を消費しつつ下り、下りきった
大芦屋という農民喫茶、いやファーマーズカフェーにて、おやつ。レアチーズケーキと
あんころ餅を、カッフィーで頂く。近所に、いい雰囲気の
村の鎮守があった。
今日の泊地は、界温泉さゆり荘。良く温泉に立ち寄っていた、ホテル南郷の向かい、高台の宿だ。そこへは、いつもと逆に、山の上からのアクセスになる。ということは、また峠か。おいおい、「自然満喫快走コース」と銘打ってたけど、こんな峠てんこ盛りだなんて聞いてないっすよ。これは、以前にやった「峠満喫コース」がハードそうな響きに負けて少数精鋭になったんで、’峠’を外したな。で、内容的には逆に峠増し増し。詐欺だ、やられた……。
低いピークを超えた後は、本格的なピークを超える。そんな傾斜じゃないのだが、ワタクシのピナレロくんは、坂を考えた仕様になってない。まあその、700cだとキツイんじゃ~っ! 膝に負担をかけつつ登っていった。
ホリさん元気だな……。
坂を超えてしまえばこっちのもんだ。親の敵のように猛スピードで下る、わけがなく、ブレーキを充分に使いつつ、そこそこのアベレージで下った。すると、本当にさゆり荘の脇に出た。いや、当たり前ではあるが、以前からのコースに逆からぶつかると、ちょうど一周できたようで達成感がある。
さゆり荘の風呂は狭いのだが、人の流れを読んで少ない時に入ってきた。温泉は癒やされる。
さて、今回は第20回。
記念の大宴会があるため、ほぼ全てのコースがここに集約されている。そこで、20回も皆勤で参加しやがったこの物好きめがっ! とばかりに、このワタクシが皆勤賞として、南会津町から
記念品を頂いたのであった。ってか、実に実用的。これで当面、食いつなげる。テキトーにスピーチ。後はアルコールを入れる+激走の結果は推して知るべしで、爆睡してしまったのであった。