Strange Days

BikeEたんで大冒険(戸田のたにぐちさん家に遠征の巻)

2005年04月16日(土曜日) 23時27分 自転車 天気:曇り(少し不穏)

 朝、8:00過ぎに家を出た。今日はBikeEで関戸橋~和田サイ~戸田のたにぐちさん家へと走る予定だった。前に、にち氏らとY系の店をはしごした時には、ざっと100km走ったものだ。距離的には大差は無いものの、和田サイから先は未知のルートだ。
 家を出て、環状4号まで出てから、八王子街道にぶつかるまで北上した。途中、海軍道路を通過したのだが、まだ桜が咲いとるやんけ。今年の桜は、一気に葉桜になることなく、一本の木でまちまちに咲いて行った感じだ。気温が乱高下したのが大きかったかな。
 R16を淡々と走る。アップライトに較べて体重移動が難しいので、咄嗟の回避に不安がある。なにより、BikeEはハンドリングが軽くてクイックなのだ。背中に10kg超と思えるバッグを背負い、サイドバッグまで着けているのだから、リアが重いのは当然だ。それにしても走りが重いなあ。
 多摩ニュータウン通りへの坂をひぃこら越えてしまうと、後は下り基調だ。スピードが出る。関戸橋まで、コンビニでの買出しを除いて、一気に走りきった。
 関戸橋着は11:00頃だった。BikeEを置いて辺りをうろつき、さて昼食にしようかと考えていたら、背後から『竹本さーん』と声を掛けられた。あれっ、と思って振り向くと、TOKYOバイカーズの連中だった。なにやら売り物を拡げ、その奥のタープではバーベキューの準備をしていた。相変わらずパワフルだな。
 和田サイに昼過ぎには着きたかったので、12:00過ぎに関戸橋を出た。東八道路に出てから、久我山の東で適当に進路を変え、西荻窪近辺を念頭に走る。走ったのだが、やがてぶつかったのは、なぜか井の頭公園だった。ちょっと東に戻りすぎ。とりあえず青梅街道に出て、新宿方面に走ると、そこに和田サイがある。
 ここでまめ氏と遭遇できればと思っていたのだが、和田さんの話ではついさっき帰って行ったという事。ちょうどやってきた加藤み女史と立ち話をしてから、たにぐちさん家に直接向かうことにした。
 地図を見る限り、環状8号線を走るしか無さそうだ。結構アップダウンがある道に苦しめられながら、ともかくも荒川の渡河点を目指した。
 途中、陸橋の傍を走っているところで、パラパラと降り始めた。そういえば、神奈川西部では山間部で降り始めていると聞いたな。これはやばいかも、と思って、雨具を身に着けた。それにより、僕のマーフィー力が遺憾なく発揮されたのか、雨は降り止んだのだった。
 ともかく荒川を渡り、疲れた身体に鞭打ってたにぐちさん家を探し回る。GPSに入力した座標は間違っていて、とんでもなく南方に出てしまう。一度戸田の駅まで戻ってから、周辺地図を参考に探し回り、16:00過ぎにようやく到着した。はあ、もう走りたくない。
 BikeEを抱え上げ、たにぐちさん家にお邪魔する。カーペットにへたり込んで、はあ、などと寛ぐ。走行距離は80km程度だが、その倍は疲れた感じだ。重くて慣れない自転車のせいか。
 夕方に恐怖のイベントを済ませ、梅の湯という銭湯で汗を流してから、酒盛りに突入。梅酒祭りと銘打たれている通り、幾種類もの梅酒が供されたのだった。開けられたのは4種程度か。同じ梅酒でも、そのままさらっと飲める食前酒向きのものと、甘みが強くて重いものがあるのが良く分かった。でも、飲めば同じさ。
 珍しくも一撃で沈没することが無かった僕は、深夜までDVDを見ながらおしゃべりをして、そろそろやばいということで片付けモードに入る。ざっと片付けてから寝場所を確保し、せっかく背負ってきたのだからと自前のシュラフを出して寝た。3シーズン用は室内で使うには暑すぎ。身体を半分出して寝る破目になった。これ、重いから買い換えたいんだよな。
 ともあれ、なにやかやで楽しい牢屋の一日は終わったのだった。


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