NECのワープロ専用機文豪シリーズの消耗品、オプション品の
店舗販売が終了するとか。
僕が最初に買った電子機器が文豪mini5だったから、感慨深いものがある。次に買った東芝Rupoへの文書移行問題に苦しんだのが、PC-9801購入のきっかけだった。この点、後で考えると、いろいろやりようはあったようなのだが。
あれから、こと創作に関しては、手書きに戻ってしまった。電子環境での表現力(端的に言えばルビ)に不足な部分が多かったからだ。でもXMLでルビが定義されたりして、電子環境での文書作成環境も、成熟が進んできた。表現という点では、ビハインドはあまりない。ワープロ専用機は、手書きと電子執筆環境との橋渡しをしたんだろう。だが、多くのものを残せなかったのは残念だ。親指シフトくらいか。
でも、スイッチポンで執筆でき、煩わしい操作に気を取られることの少ない、ワープロ専用機の環境も懐かしい。あの使い勝手に近いものを感じられたのは、HP-100LXくらいだったろうか。CE機ベースのシグマリオンは、やはりあの快適さには程遠いと思う。
最近のPocketPC機はそれなりに早いのかねえ。Palm機に動きが無くなったので、ちょっと試してみたい気がしてきた。