さて、ポジションの問題に大きな進展を見た
BD-1だが、こうなると欲が出る。イマイチすわりの悪い折り畳み状態を、なんとか出来ないかと思うのだ。
我がBD-1を折り畳んで観察してみると、前輪とハンドルバーの関係が気になる。前輪は後輪と平行な位置になるまで畳めてしかるべきだと思うのだが、ちょっと開いた位置までしか畳めない。一方、ハンドルもイマイチすわりが悪い。ハンドルバーがフレームと同じレベルになるくらいに畳めるのが本来なのだが、かなり
上の位置で引っかかってしまう。ハンドルだけ畳んでみると、
ここまで降りる。
前輪が畳めないのと、ハンドルが折りきらないのとは、実はリンクしている。前輪を畳みきれないと、ステムが十分に回らないので、ハンドルバーも降りきらないのだ。で、なぜ前輪が畳みきれないかというと、実はリアディレイラーが引っかかっているのだ。なんてこった! ディレイラーをなんとかしないと綺麗に畳めないって事は、実はBirdyはシングルギア前提の自転車だったのか。
ディレイラーを何とかしようにも、まさに前輪が当たる位置がハンガー部なので、外さない限りどうしようもないのだ。いやはや、どうすれば委員会。
というところまで書いて、一つ思いついた。ディレイラーをローにしておいたら、その分だけディレイラーが引っ込んでくれるんじゃないか。それで、もしかしたら綺麗に畳めるかも。うん、後で試してみよう。
綺麗に畳める見込みがついたら、こんどは軽量化だな。いやいや、それはきりが無い。重さに関しては、そこそこのところで我慢するしかないだろう。なにせ、セキサイダーが付いてるんだから。軽さと利便性は、自転車に関しては、なかなか両立できないものだ。
今日くらいは走るぜ、とか思っていたのだが、寝起きに寝床で感じた寒気の前に降伏。あー、今日もゴロゴロしてようっと。
昼前に、またしても吉野家に向かう。今日までと言われると、なんだか義務として食っておかなければならない気になるではないか。
その後は、いよいよ2週間強後に迫った秋のしまなみツアーをにらみ、しばらく下調べして過ごした。やはり、美味しいものを食べたいよね。
夕方、散歩に出かけた。いつものように境川に、今日もBD-1で。なんか、サドルを前に出してから、非常に乗りやすくなったのだ。今までが、実はいかに乗りにくかったかというものだ。BD-1をなんとはなしに敬遠してしまうという症例に思い当たるなら、ワンフィクションシートピラーに換えてみると吉ではないかな。
しかし、なんだってこんなに左右にぶれるのかな。止めて調べてみる。む、なんだ、このハンドルの重さは。どこかで擦れているのかと思うくらい、ハンドルが重い。持ち上げても左右に振れることが無いくらいだ。これでハンドルが固定されてしまい、自転車に付き物の微小な蛇行を吸収できなかったのか。止めて、フォーク側についてるアヘッド固定部を緩め、真下のヘッドキャップを緩めてやった。かなり緩めないと自然な動きにならなかった。
ハンドルバーの重さが解決されると、BD-1はかなりゴキゲンな乗り物になった。もしかして、しまなみにはこれでもこれでもいいかと思うくらいの。かさばる荷物は大きなバッグに詰めてセキサイダーに載せ、後は身の回りのものと貴重品を小さなリュックに入れて背負えばいいのではないか。まあ、それよりもMR-4FかSatRDayだろうがな。
湘南台の南辺りで
落陽を見送り、サイクリングロード南端で折り返して帰宅した。来週は、12月初旬にやるつもりの奥湯河原紅葉ツーリングの下見に出たい。