今日は移動日のつもりだった。当初は広島経由で呉に戻り、実家に泊まるつもりだったが、そうすると本番初日は早起きしなければならない。ちょっと嫌だったので、尾道宿泊を選んだ。
朝は6:00に起床。5時起きだとか、最悪は3時半起きだとか言った事態が多かったことを思うと、ぬるくてゆっくりな朝だ。
荷物は前日にまとめておいたので、OrtliebのVarioに詰める。ヘルメットはちょっと迷う。折りたたみのDahonのPangoならば、おそらくは中に詰めることも可能だろう。しかし、こいつは重い。リカンベントは首への負荷が掛かるので、軽いものをかぶりたい。結局、BELLの中級ヘルメットを持って行くことにした。
地下鉄で新横浜に出て、そこから新幹線で岡山に、岡山からは在来線で尾道に出た。ちょうど昼時だったが、いつもの尾道は人も少ないので、漠然と商店街のお好み焼き屋にでも入るつもりだった。ところが、改札を出るやいなや、
この有様。尾道みなと祭りという催しがあるらしい。しまった、身動き取れないかも。
ともあれ、そのみなと祭を楽しむつもりになった。
踊りのパレードがあったので、しばし見物。企業やらサークルやら学校やらが次々に登場し、賑やかなものだ。
さてもお腹が空いたもの。待てよ、この辺がこの賑わいなら、あの辺は意外に空いてるかも。というわけで、つたふじを襲うと、やはり4人くらいしか店外に待ってなかった。入って、
尾道ラーメンにありつく。実のところ、それほどうまいと思ったことがないのだが、なぜか病み付きになるのがラーメンというもの。
アーケード街には、
ずらりと露天が並んでいる。
千光寺方面に歩く。今日は、しまなみ縦走の時と逆に、千光寺から山頂に登る。ちょうど
山陽本線の電車が通過したので、連射で最適なのをピックアップ。
呉もこうだから見慣れているとはいえ、やはり
階段の連続は、ある種の覚悟を促すものだな。
この辺には、野良猫が本当に多い。
猫だまりでパチリ。
階段を登ってゆくと、次第に尾道水道の全景が目に入ってくる。振り返って、重文の
天寧寺三重塔越しに、尾道大橋を見る。
千光寺は人出が多く、数多くの参拝者とすれ違った。そう、なぜか降りてくる人ばかりなのだ。別に巡回経路があるわけじゃないよな。
登頂し、展望台の脇にある店で、
さくらソフトを買う。爽やかだ。
しまなみ縦走時には、桜の時期に少しだけ届かなかったが、今は流石に一輪も残ってない。代わりに、
芝桜が迎えてくれた。
躑躅も見頃だ。
かの
尾道城を通過し、また
山陽本線に遭遇しながら、今日の宿のアルファーワンにチェックインした。まずはSatRDayを組み立てる。無事に走れそうだ。
日の暮れた繁華街に向かい、しばし彷徨いた後で、お好み焼き屋の玉扇に入った。ここ、以前にSatRDayを連れてきた時にも入ったな。お好み焼きが出てくるのに、妙に時間がかかり、店員から小エビの揚げ物の『気持ち』が出てきた。ビールが終わりそうなくらいに時間を要したからな。
ホテルに戻り、明日からの行程を考えつつ就眠。