夕方になっても空には雲が掛かり、かつ霞が全体を覆っている。あまり観望向きの空ではなかった。しかし風が強く、時々風に雲が吹き飛ばされて切れ目が出来ている。そこに冬の大三角形がのぞいていたので、20*80双眼鏡を向けてみた。
大三ツ星周辺には星が群れていて、意外にクリアに見えた。小三ツ星もそれなりに見えるが、散光がいまいち冴えない。
シリウスに向け、そこからM41を探す。雲に掛かっては抜けるという状況で、探すのに案外戸惑った。しかし、やがて微光星の群れが目に入ってきた。
M46&M47を探して、シリウスの東に双眼鏡を向けた。M47はすぐに見つかった。やはり、この星団は明るい。M46はそらし目を使うと見えてる気もしたが、なんだか気のせいのような。
もうすぐこれらの星座ともお別れだ。また見えるようになるのは、夏が終わる頃だろう。
ちょっと前に
オルヴィスに発注していたキヤノンの18倍50mm防振双眼鏡が発送されたと、オルヴィスさんからメールをもらった。代引きで発注したので、今日中に大金を調達しないと。
これで去年から買いあさってきた双眼鏡は、四つ目になる。元々持ってた安いのを含めると五つだ。双眼鏡にも、いろいろ個性があるものだ。
もう桜の季節だなあ。春霞に沈んでゆくオリオン座でも眺めるか。