Strange Days

フィールドスコープを買った

2000年06月17日(土曜日) 20時29分 星見 天気:雨

 前日、朝まで起きていたので(なにやってんだか)、目覚めるともう昼。今日は秋葉に行くつもりなので早く起きるつもりだったのに......なにやってんだか。ともかく起き出して、15:00頃に出かけた。
 秋葉では電気街口に出て、まずは若松の地下に向かった。先週品切れで買いそびれた、Palm用折りたたみキーボードを買うつもりだった。しかしなんと今日も品切れ。M専にも無いようだ。うーん、ボーナス需要のせいだろうか。
 その足で(って、だからいちいち足付け替えてんじゃねーよ)中央線の高架をくぐり、スターベースに向かった。ここでしばし手頃な双眼鏡の類を溜めつ眇めつ(すがめつ、ってこんな字を書いたのか)眺めまわす。ここではMIZAR(またかよ!)の20mm単眼鏡が気になった。これは20mmのコンパクト双眼鏡の片側だけを使ったものだ。どうもこういう小物に弱い俺様だった。
 しかしとりあえずは先週気に入ったスターベースブランドの50mmフィールドスコープを買った。
 この時、別の若い衆(って町内会の年よりかっ)がミューロン210について店員に尋ねていた。ふふふ、なかなか良い目の付け所だね。僕はミューロン180が欲しいのだが、来週はスターベースの特別セールで、ミューロン210の中古が2本出回ることになっているのだよ。ちょっとでかすぎなので僕は手が出ないが。
 秋葉原駅へ戻る途中、カメラ屋で8段式コンパクト三脚を買った。雲台はぐらぐらだし、足も伸張すると華奢そうで不安なのだが、もっと軽くて安いのはさらに悲惨なので5000円位ので手を打った。一瞬、モノポッドもいいかなと思ったが、それほど軽くも安くもなさそうなので見送り。武器にはなりそうだな。
 帰って、コンパクト三脚に50mmフィールドスコープを載せてみた。このスコープ、安い(9800円)のでOEMかなにかかと思ったら、説明書はちゃんとタカハシ鉄工所謹製だった。重い高い頑丈、というWW2時のグラマンのようなタカハシ製望遠鏡からは想像もつかないくらい軽い。プラスチック製のようだ。口径50mmで、見口はちゃんと45度の傾斜型である。もちろん、この価格ではズームはついてないが、気軽に持ち運べる軽さではある。
 これでアパートの前の学校を眺めてみた。19:00ともなると、夏至が近いこの季節でも、かなり暗くなってきている。それでよく見えるかというと、まあ値段相応だろう。よく見えるという印象でもない。もっとも、望遠鏡にとってはそんなに良い条件ではないのだが。
 しかし構造的にシンプルで、防滴型なので、気軽に使いまわせそうだ。
 この三脚にE950を載せて、高感度設定(ISO400程度?)で夕暮れの町並みを写してみた。これが結構良く写る。20mくらい離れた紫陽花を撮ってみたのだが、この悪条件でも花びら一枚一枚を分離できそうなくらいに撮れた。いやこれはたいしたものだ。惚れ直したぜ、E950。
 旅に出るときは、コンパクト三脚とフィールドスコープとE950を持って出よう。


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