Strange Days

第10回東京・南会津サイクルトレイン初日

2007年09月08日(土曜日) 23時55分 自転車 天気:晴れやら雨やら

 記念すべき第10回は、一番緩いAコースで参加してみた。


 4:15起床。朝食を取りながら出発準備をして、5:00を回った頃に家を出た。
 戸塚まで走り、Bromptonを畳む。30秒で畳め、1分で動けるので、輪行が本当に楽だ。
 新橋でメトロ銀座線に乗り換え、浅草に。地上でBromptonを展開して、すぐ近くにあるセブンイレブンで昼食を買っておいた。ついでに、今までまともに見たことが無かった雷門も写真に収めておく。
 集合場所に着き、段々見知った顔が集まってくるのを横目に、受付を済ませておいた。Aコースのリーダーは堀越氏。堀越シニア氏と娘さんとで、3世代参加だということだ。堀越シニアは御年85才。僕なんぞまだまだ洟垂れだわ。
 受付時間が終わり、乗車のために東武浅草駅に移動する。実はBromptonは輪行状態での積み込みで申し込んでいたので、移動に当たって輪行状態にしておいた。折り畳みも展開も楽なので、全然苦にならない。ついでに同じAコース参加の石川氏のBD-1と比較してみる。厚みはBD-1の折り畳みの至らなさゆえに、かなりの差がある。BD-1の前輪をもう少しスマートに折り畳めれば、厚みをもう少し抑えることが出来そうだが。幅と高さは大差無いように見えるが、それぞれ10cm近く違うので、実際に輪行する際に大差を感じる。
 いつものたびじに乗り込み、南会津に向かう。車中、同じボックスになったのはリーダーの堀越氏と、初参加だという男性お二人。割と早く打ち解ける。
 さて、今回は全コースが会津田島駅から出発する。なので、下車後の駅前はこの混雑
 今回、全員が集まっているということなので、久しぶりに会津田島駅での記念撮影があった。最近は会津田島と会津高原尾瀬口駅*1とで分散するようになっていたので、全員が揃うのは久しぶりなんだな。
 さて、今回参加したのはAコース。一番楽なコースということで選んだ。しかしギアが3段しかないBromptonでは、ちょっとした坂でもアタックするかじりじり上るか、つまり筋肉を苛めるか心肺を苛めるか二者択一になってしまうのだ。やはり、ギアは増やしたい。
 コースは、途中養鱒公園駅に向かい、そこから養鱒公園に立ち寄ってから、少し高台にある日本一広いという蕎麦畑に花を眺めに行く予定だった。会津田島駅を出発する頃には、凄い晴天で体があぶられるようだった。しかし、走るうちに雲が広がってゆく。なんとなく嫌な予感が……。
 空模様のことは置いて、素晴らしい秋口の南会津を走って行く。間もなく刈り入れだろう稲穂が、そろそろと頭を垂れ始めていた。今年は夏に十分日照があったので、実りは豊かなことだろう。台風の影響も、目に付く限りは軽微に思えた。
 今回、カメラとしてはXacti CA6を持っていった。小型軽量、生活防水と、自転車に乗って扱うにはいいカメラだ。せっかくだからサイクリング風景を動画で公開しよう*2
 さて、ちょっとした坂を上ると、養鱒公園駅に到着する。ちょうどBコースの一団も到着するところだった。Bコースリーダーの和田夫妻も、またBコース参加のねず吉氏もBromptonで参加していたので、拙者の黄ブロと併せてちょっとしたBrompton祭になっていた。実はBirdy系の参加もかなり多く、今回は小径祭の観をも呈していたのだが。
 さて、ここから養鱒公園まで、少し上りだ。出発、というタイミングで、雨が降り始めた。まだポタポタだったので、みんな走り続けたが、途中から本格的に降り始めてきた。これはいかんと思い、止まってポンチョを着込んだ。おかげで体は濡れないし、ポンチョのおかげでBromptonも激しくは濡れない。養鱒公園への下り口で雨の様子を見る一団を撮る。Bコースも含めてずぶ濡れだ。
 その養鱒公園への下りは、ちょうど路面工事中で砂利道になっていた。しかも、この雨でどろどろになっている。
 養鱒公園で一息つく。レストハウスで山葡萄ソフトを賞味していると、出発の号令が掛かった。あれ、ここからは車じゃなかったっけ。しかしトラックが満杯で、あぶれた人間は自走だとか。まあ、出来れば走りたかったので、異論は無い。
 降りてきたのとは別に道から、問題の蕎麦畑に向かった。雨は急に思い出したように降ってくる。まだ登りがあったので、Bromptonでひいひい上がって行った。
 上がりきって、目に付いたのは、白いじゅうたんのような光景だった。これが蕎麦畑か。しかし、様子がおかしい。なんと週末の台風にやられ、なぎ倒されてしまったということらしい。イマイチな眺めだ。果たして収穫できるのだろうか……。
 なんてことを話しながら休憩を取る。雨の心配は去ったようだが、空模様と併せ、蕎麦畑に関しては残念な結果だった。まあ、またリベンジするさ。
 ここから下り、大きな運動設備が整った公園で休憩を取る。そしてここから宿まではバスとトラックで移動するのだ。しかしトラックには乗り切らないので、我がBromptonと石川氏のBD-1とをバスに積み込むことになった。走行中、Bromptonが倒れないか心配だった。
 宿泊したのは大倉山のホテル。テニスコート数面とスキー場を持つレジャーホテルらしい。考えていたよりも大きくて新しいホテルだ。そりゃまあ、今回100人超の参加者を全員収容するのだから。
 風呂に適当に入ってから出てみると、なにやら一雨あった雰囲気。石川氏ともども、玄関脇に放置していたマイ自転車を、慌てて物陰に退避させた。
 部屋は、なにせリゾートホテルなので、二人部屋に相部屋だった。同室は行きで同ボックスの松木氏とだった。
 19:00からは100人超が参加する大懇親会。食事は山の幸、川の幸を中心としたもので、美味しゅうございました。
 懇親会では10回記念ということで、南会津の酒造ブランド8点が並べられた試飲会となった。相変わらず国権、てふはうまい。国権が切れ味が良く、てふは後味が良い。それと開当男山という吟醸酒が気に入った。不思議なフレグランスがあり、これが純米吟醸酒というものなのかと、あらためて目が覚める思いだった。
 嬉しいことに、ここで10回皆勤賞ということで表彰されました。先の酒1品と、ツムットへの無料宿泊権。これは、秋の紅葉シーズンに使わなければ。
 単独だと思っていた10回皆勤だが、実はライバルが居た。それはかの高橋翁であった。そういえば、毎回見かけていたよな。坂ではいつの間にか追い越される、強心臓のご老人だ。併せて最年長の堀越シニアの顕彰もあり、賑やかに会は締めくくられた。
 その後、場所を移して宴は続いたが、酒を飲むとてきめんに眠くなる僕は、あっさり自室に沈没したのだった。
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