Strange Days

第10回東京・南会津サイクルトレイン2日目

2007年09月09日(日曜日) 23時55分 自転車 天気:晴れ

 雨は去り、なかなかの好天となった1日。緩いコースで坂を逃れるという目論みは、果たして……。


 他のコースよりも少し早く出るということだったので、早めに食事を取って欲しいという話だった。なので6:00に起きるつもりが、なんだか6:40頃に目覚めた。同室の松木氏は既に起き、食事か風呂かに出掛けた模様。僕も食堂に行く。
 食後、出立準備をして、玄関口に集合する。ここからは会津田島駅までバスで向かうのだ。またしてもBromptonを脇に、バスの人となる。今度はしっかり押さえておいた。
 他の人々の自転車は、会津鉄道の車両基地に預かってもらっていた。こんなところに入れるのは滅多に無いので、みんな喜んで写真を撮る。
 ここから向かう先は、景勝地の塔のへつりだ。その途中、養鱒公園駅に向かうのは、昨日と同じだ。
 塔のへつりに向かう道すがら、こんな素晴らしい風景の中を走る。電柱が邪魔で仕方ないが。この延々と水田の間を抜けてゆく道を動画に撮った
 緩い下りを下りきった辺りで振り向くと、この風景。手前側に生えてるぼうぼうのものはアスパラガスだそうな。
 その後はちょっとした登り*1や、こうした長閑な住宅地の間をゆっくり進んでゆく。結局、坂を結構上らされた気がする。
 やがて、なんとなく見覚えのある橋に差し掛かった。ここからは塔のへつりに続く川岸の侵食地形が見られ、ずっと低い川の透明な水面を見下ろす絶好のロケーションだ。みんな記念撮影に走る。川自身は、台風のもたらす大増水により、濁った川に変わっていた。
 やがて塔のへつりに到着。ここで昼食を取ることになっていた。例年、2日目の昼食まで手配に入っていたのだが、今年は自力調達に変わっている。塔のへつりに食事所なんてあったっけ、と懸念していたが、案外にいくつもあるものだ。そのうちの1つ、和風レストランっぽい店に、同ボックスだった松木、金戸両氏、石川氏とその御同僚とで入った。蕎麦に1000円とか平気でついていて、これは観光地価格か、しまったなと思ったものだ。でも出てきた地鶏蕎麦は結構ボリュームがあり、地鶏も味が濃くてうまかった。
 塔のへつりを散策する。途中で道が崩れていたので、最後まで進めなくなっている。その代わりに、橋を渡ったすぐ上、なんかのお堂がある場所に登ってみた。
 土産物屋を冷やかしながら、集合場所に戻った時、ふと土産物屋群を見下ろす鉄柱に、見慣れた4本アンテナが立っているのに気づいた。なんと、こんなところにまでWillcomが。要所要所は押さえているものだな。
 さて、ここからは爽快な林の中の道を抜け、湯野上温泉へと向かう。概ね下りの道を進み、湯野上温泉に着いたのはたっぷり余裕を残した時刻だった。駅を出て左手の旅館の露天風呂が目に入ったので、ここで汗を流した。湯上りには本館の広間で休んで良いと言われ、おまけに冷たいお茶と林檎のサービスまでいただいた。この宿、初回にやはり汗を流したところだ。あの時は内湯しかなかったが。
 湯野上温泉から会津田島まではふつうの列車で向かい、そこでたびじに乗り換える。国権酒造の見学という話は無くなったようで、帰りの糧秣を調達しながらのんびり過ごした。そうこうするうちに、隣のホームにEコースが到着したり*2して。
 時間になり、会津を後にする。今回は10回大会ということか、ツムットのオーナーご夫妻、国権の若旦那夫妻など、現地スタッフの活躍が目立った。Aコースサブリーダーだった地元の先生もありがとうございました。
 いつものごとく、帰りはのんべんだらりと喋っては、あちこちのボックスを渡り歩くことになっているのだ。そうこうするうちに、行きの列車では静かだったEコースが、歌声列車と化す。こっそり合流し、アリスのチャンピオンを熱唱する俺様であることよ。
 やがて途中下車を挟み、浅草に着いた。同ボックス組のうち、松木氏は自走、金戸氏は輪行で帰ると言う。それぞれに見送る。今回は珍しくメールアドレスを交換したので*3、なんかの企画に勧誘するつもり。
 Bromptonは楽だなと思いつつ、帰宅。今回も楽しかった。

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