Strange Days

東京シティサイクリングに参加しました(だがその後にドラマが)

2004年09月19日(日曜日) 20時53分 自転車 天気:南風強し

 6:00起床。7:00の湘南新宿ラインを目指して地下鉄に乗り込むが、間一髪で逃してしまった。東海道線~山手線と乗り継いで、新宿に到着。
 新宿の京王百貨店の近くでMR-4Fを展開していたら、ぶどまん&ぞうさん御夫婦と遭遇した。今年は神奈川支部関係者の出場は、ほとんど無い。
 会場まで自走し、さっそく知った顔を捜す。受付を済ませ、変わった自転車、変わった自転車と念じつつ歩き回っていたら、謎和田氏に声を掛けられた。なにか見るたびに最強に強まって行くペアバイクの周囲に、リカンベントやらBD-1やらが集まっている。加藤御夫妻、岡山氏と合流。加藤(み)夫人のモールトンは初見。岡山氏も買ったばかりのSatRDayで参加していた。
 適当に開会式が進み、出走の運びとなった。いつもながら、新宿周辺は道路状況が悪く、ここを抜けるまでが大変だった。
 途中、新宿御苑で休止を取ったが、ここでリカンベント&小径隊は、ドベ宣告を受ける。さらに昼食場所のパレスサイクリング会場でも、『ガイドの最後尾はとっくに出ましたので』と、見回りしていたスタッフから通告される。どうも、我々の体には、荒川サイクリングのゆったりペースが染み付いてしまっているようだ。
 その後、走っている途中でおの氏らに追いついた。おの氏、まめ氏、そしてもう一方でペアバイクというフロントがダブルのタンデムをドライブし、ストーカーとして視覚障碍者の方にも参加していただくという企画が実行されていたようだ。別に頼まれたわけでもなんでもないが、ペースがのんびりしてちょうど良かったので、勝手に殿隊としてその後ろをうろちょろした。
 閉会式場までわずかという場所に差し掛かった頃、時間は間も無くリミットというところだった。が、ペアバイク隊はさらに15Kmほどのエキストラコースに挑む意向のようだ。よろしい、一昨年は走らなかったし、別にじゃんけん大会に参加したいわけで無し、行きましょう。というわけで、勝手に殿隊もそれに勝手についてゆくことになった。むしろストーカー隊と称すべきか。
 ちょうど荒川サイクリング隊が昼食を取っている頃、荒川を挟んだ対岸を走っていた。海浜公園沿いにぐるりと回り、ゴールに到着したのは閉会式完了後の14:30頃のことだった。まあ、楽しめたな。
 水の補給をしようと思ったいたら、折り良く参加賞でミネラルウォータを頂戴した。さて、帰路はどうしようと思った。走り足りないので、自走で戻るか。もちろん荒川からも何度も自走で戻ったコースだが、この日の風の強さを舐めていた僕は、やはり痛い目に遭う運命にあった。
 岡山氏が東京駅辺りまで戻りたいというので、R15に乗りたい僕が先導して、東京駅方面に走る。GPSのおかげでなんとか昭和通まで誘導し、ここで浅草線に乗るという岡山氏と別れた。さて、これからが本番だ。
 東京駅まで出て、R15の始点まで南下する。R15に乗って以降は走りなれた道行だ。が、今日は物凄く南風が強い。しかもR15は南西方向に向けてほぼ一直線なので、風が応えること応えること。あっという間に疲弊していった。川崎に差し掛かる頃には、25Km/h未満の世界をさまよう破目になっていた。こんなことで帰り着けるのか。
 川崎を過ぎてからは、道路がやや西向きになってきたこともあり、風が応えなくなってきた。しかし既に疲弊しきったこの身には、横浜で輪行以外の選択肢など考え付かない状態だった。
 しかし、横浜駅周辺のジャンクションを必死に迂回しているうちに、なぜだかまた走る気が横溢してきた。折りしも日が暮れ、ライト点灯の状態になったというのに、自走帰還する気満々であった。直射日光が無くなり、暑さが和らいだおかげだろうか。とにかく、R1に乗り換えてから、保土ヶ谷へと走り始めた。
 保土ヶ谷に差し掛かった頃から、後ろにロードの人がぴったりとついてきた。まあこっちはマイペースでいくしかないと、20Km/h前後でへこへこ登って行く。しかし、後ろに人がいると、この怠惰な俺様の怠け心も抑止されてしまうのか、無休憩で越えてしまった。うむ、まだ戦えます。
 秋葉交差点辺りを走っている時、渋滞して繋がっている車をパスしていると、後ろから『頑張って!』と声が飛んだ。うむ、頑張るよ(爆)。俺様の頑張り心に火が付き、疲労で回らぬはずの足が再び回り始める。30Km/h近くで戸塚まで走りきった。さらに踊場の坂も黙々と登りきり、疲れきって帰宅した。走行距離は90Km程度だったのだが、それでは利かないくらい疲労した一日となった。

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