Strange Days

2009年04月23日(木曜日)

パンク神降臨でMR-4Fの出番となる

22時06分 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 朝、出社しようとEPIC号を外に出し、一昨日の水中走行で汚れたホイール周りを清掃し始めた。うぉっ、後輪がパンクしている。昨夜の帰宅時には無事だったのに。スローパンクかもしれない。生憎、TCR-2は後輪スポーク折れ中だ。その他の自転車は多いが、困ったことにペダルがことごとくビンディングだ。付け替えている暇は無いな。すると、残るフラットペダルのBromptonをと目が行くものの、これは多分に駐輪場のラックに固定できないと考える。結局、MR-4F改を駆り、サイクリングシューズに履き替えて会社に向かった。会社ではSPDのクリートが多少邪魔だったが、ほとんどがリノリウムかじゅうたんが張られている場所なので、気にしないでいられた。
 パンクを直したかったので、帰宅はまっしぐらに。しかし、近所の公園でツツジを見かけたので、喜んでGX200を取り出した。この公園、家と家の間にある、バレーボールのコートほども無い狭さなのだが、地味な佇まいと華やかなツツジがいい。
 帰宅して、EPIC号のパンクを修理する。パンクの原因が良く分からなかったが、よく探るとタイヤの裏面に小さな鉄片が突き出しているのを発見。よく探さなければ見つからず、細いプライヤーで摘もうにも摘めないほどの小ささだった。仕方ないのでガムテープでも当てておくかと思い目を離したら、もう二度と発見できなかった。またパンクするのを待つか……。

J.G.バラード逝去

09時47分 SF 天気:晴れ

 20世紀と未来とを同時に感じさせる作家、バラードが逝ってしまったか。
 俺的には、バラードといえば最近作でも世界シリーズでもなく、短編集だった。特に最初期に編まれた"The Voices of Time"こそが、俺的にはバラードの代表作だった。バラード自身もそう言ってたし。短編では長編に現れる人間ドラマ、悪く言えばメロドラマ分が薄まり、人間関係が単なる相関図にまで圧縮されてしまう。だからこそ、SF作家バラードの旨み成分が、一番濃く感じられるものだったと思う。"音響清掃"なんか、これ以上長かったらメロドラマとして分解されてしまいそうだったもの。
 半村良もバラードも逝ってしまったか。まあ、二人とも死んだふりして、亜空間要塞で人類への逆襲を図っているだけかもしれないけどな、へへ。