Strange Days

2006年05月30日(火曜日)

ポケロケ考

22時56分 自転車 天気:晴れだった

 IKDで集めた、ポケロケ関係の情報を反芻するに。
 プロ(+3万円)でフレームを800g近くも軽く出来るというのなら、躊躇無く3万円払うよな。コンポで800g軽くしようというのは、最近のシマノパーツでは無理だろう。コンポや他のパーツと違い、フレームは簡単に換えられない。一番高価な部分だし。というわけで、僕が買うならフレームはプロで決まり。他に軽量化可能な部分といえば、ホイールは選択の余地が少ないし、ハンドルバーは分割加工前提なのでカーボン系は無理。どうしたってフレームの重量差は埋めようが無いのだ。
 問題は前フォークか。出来ればフロントキャリアを付けたいのだが、極薄パイプを使用するため、ポケロケプロの前フォークにはダボ穴が無い。無理に頼めば可能かもしれないが、極薄パイプの前フォークに、荷物をさらに載せるのは怖い。ポケロケ素人のフォークだけ適用出来ればいいのだが。あるいは、リアキャリアのみで耐え忍ぶか。
 とりあえず、ポケロケプロに新105コンポで組む線だな。前フォークで悩む余地ありだが。色は黒系がいいぞ。
 まあ買うにしても、ずっと先の話だし、BD-1かMR-4Fのどちらかをなんとかしなければならないのだが。

2006年05月28日(日曜日)

自転車を整備

22時49分 自転車 天気:晴れたな

 通勤用のTCR-2とBD-1を整備した。
 TCR-2はチェーンを外して洗い、汚れ放題のフレームなどを洗浄しておいた。何度も雨に降られたからな。
 BD-1は、同様の処置のほか、チェーンリングとスプロケも洗浄する。ついでに、フロントのインナーを42Tから38Tに換えておいた。これで、かなりの激坂でも対応できるだろう。
 八丈島にはBD-1を連行するつもりだ。雨の中だと、やはりVブレーキのBD-1の方が頼りになるのだ。まだまだ乗ってやるからな。

2006年05月27日(土曜日)

IKD訪問

23時24分 自転車 天気:ずっと雨

 IKDに行ってきた。
 直前まで、車を出してくれるたか氏と僕の二人で行く予定だったので、たか氏の家までこちらから出かける予定だった。しかし、マモル氏が同行することになり、我が家が集合場所となった。
 首尾よく集合が成り、車は一路高崎を目指す。当初は相模川を遡上して青梅方面から抜ける、都心回避ルートを取る予定だったのだが、立場集合となった関係で、第三京浜から都心を抜けるルートに変更する。案の定、環八道路で渋滞に巻き込まれる結果となった。奇しくも、この日は環八の全面開通の日だったのだが、それも影響していたのだろうか。
 ともかく、都心を何とか抜けると、後は高速に乗って快調に距離を伸ばし、13:00前にIKDに到着した。ここまでずっと強い雨が降っていたのに、高崎に入ると不思議に止んでしまった。試乗のチャンスだ。
 IKDは、マキエー一貫堂という薬局が道路に面した、いわば脇腹、道路から折れた細い道に沿って位置している。外から覗くと、BikeFridayを中心に、多数の高価そうな自転車が、所狭しと並んでいる。奥で執務中の吉田(man)氏が迎えてくれた。さらに、雑談しているうちに、片岡氏もやってきた。
 さっそく、今日の僕のお目当て、SatRDay Mk.2に試乗させてもらった。水っぽい天気に気を取られ、写真を撮り損ねはしたが。
 Mk.2は、乏しいMk.1の搭乗経験と照らし合わせると、予想外にリアのサスペンション(エラストマ)が柔らかく、いきなり沈み込む感じがある。試乗車がスポーツモデルだったこともあるかもしれないが、BikeEに比較するとずっと寝そべって、BB位置も高くなっている。しかし、漕ぎ出しはリカンベントとしては容易い部類に入るだろうか。前後20インチという設定ゆえか、Mk.1ほどクイックな感じは受けない。
 問題はカマキリハンドル。このハンドルと膝のクリアランスがギリギリだったので、大きな角度でハンドルを切ると、膝が接触しそうだ。また、このハンドルは折り畳めるのだが、固定部が緩くて、すぐに動いてしまう。荷重をかける方向には動かないし、リカンベントなのでハンドルを引くことも無いのだが、それでも不安だ。改良はされつつあるという。
 走りはとても軽くて、BikeEの空走距離の短さとは雲泥の差だ。車重も比較的軽量に感じた。もっとも、Dura Aceを多用した、高級仕様故の部分もあるのだろうが。
 一通り試乗した後で、吉田氏が畳んでみせてくださった。畳み方は既に公開されているビデオの通りだ。ただし、シート位置によっては、その固定部とクランクブームとが接触して畳みきれないなど、ビデオでは分からない発見もあった。とはいえ、畳みきれて無い状態でも、荷姿はMR-4Fよりは小さくなるようで、バイクキンチャクにすっぽり収まりそうだ。MR-4の場合、ハンドル周りは収まりきれない。
 なかなか完成度は高そうだ。その手間の掛かる構造から、MK.1は試作品みたいなものという声もあるが、Mk.2は量産試作品くらいのレベルにはありそうだ。とはいえ、普通の自転車としてはありえないほど複雑な構造ではあるが。
 たか氏のお目当てはPocket Rocket。ポケロケ素人にするか、ポケロケプロにするか、非常に悩んでいた。試乗に供されたのがこのポケロケプロ。なんと一部を鍍金にしているのだ。全面塗装モデルばかりなので、これは非常に目新しい。鍍金だけで+3万円だったとか。
 他にもお城モールトンのタンデムなんて、恐ろしい代物もある。お城では作ってくれないだろうから、日本で接続部分を作ったのかもしれない。
 一通り試乗して、近所に腹ごしらえに出かける。吉田氏に教えていただいて、カツ丼屋にするか食堂でやきそばにするかという選択肢があった。カツ丼屋は既に昼の部が終わっていたが、食堂はあり、やきそばにする。これがまた、思いがけないほどの量があり、食べているうちに飽きてくる始末だった。
 IKDに戻り、商談に名を借りた雑談が続いた。その間、お客さんがポツポツと来て、たまに差し入れなどもある。ありがたくご相伴に与ったりする。
 たか氏は非常に悩んでいたが、ポケロケ素人とプロで、価格は3万円程度しか違わず、フレーム重量が800g近くも違うと聞いて、プロに決定した。3万円で800gも軽くなるのなら、そりゃ3万円払うわな。
 そんな風に腰を落ち着けてしまい、なんと19:00まで居座っていた。さすがに真っ暗になってきたので、お暇することとなった。
 帰路も都心経由ではあったが、行きほどの渋滞ではなく、22:00頃に湘南台で別れ、地下鉄で帰宅した。
 しかし、和田サイといいIKDといい、魔窟というに相応しい自転車屋だわい。

2006年05月21日(日曜日)

5月の荒川サイクリング

19時29分 自転車 天気:快晴

 さて、1,3と出たので、5月も参加するか。1月置いて、荒川サイクリングに出動した。ってか、先月は中止になったんだけど。
 MR-4Fで浮間舟渡公園に到着すると、既に奇妙自転車群が集結中だった。今日はトライク祭とかで、四捨五入すると100万円くらいの三輪車が集まっている。
 テキトーに自己紹介タイムがあって、後はいつもの順路で走って行く。虹の広場では途中合流の物も含め、8台のトライクが集結したようだ。たぶん、この台数はLoroの在庫を凌いでいるのでは。
 途中、(あ)氏とBikeFriday談義になる。お互いに腹を探り合うような話であった。
 中川水門の手前近辺で、なんと石川氏と遭遇する。良く会うなあ。このまま合流を誘おうかと思ったが、ケルビムのウルトラミニでは辛そうに思えた。しかし、ハンディバイクで参加していた向きもあったことを考えると、不可能ではなかったかもしれない。
 昼食場所は人出が多くて、全員収容は無理ではないかと思われた。しかし、草地に適当に散らばる。
 昼食後は、なぜか現地合流となったまき氏による、パンク修理実演が行われた。実演終了直後、谷風氏の自転車がタイミング良くパンクし、早速復習が実施されたようだ。
 解散後は、東京方面隊に乗り、パレスサイクリング会場に。楠公像の前でマモル氏と休憩し、それから輪行で帰宅した。昨日雨を浴びたせいか、ちょっと体調が下降中だったのだ。
 それにしても、今日はちょっと嘘吐きすぎたな。てへへ(謎)。

2006年05月15日(月曜日)

ミニセキサイダー

13時32分 自転車 天気:今日は晴れかよ

 Bicycle ClubのGoodsページを見ると、和田サイでミニセキサイダーなるものを扱い始めたとある。どんなんだ?
 写真では、シートバインダ部とリアフレーム先端で固定しているように見える。たぶん、畳んだ時にリンクが伸びて、シートピラーと並行になるのだろう。でも、セキサイダー最大の機能である、ローラーでコロコロには対応してないようにも見える。もしかして、キャリアのリンク部が接地して、ローラーを付けられるのかな?
 ふだん、コロコロのためだけにセキサイダーを着けておくのは大げさに思えるので、もしもローラー対応ならばこれにしてもいいな。宿泊込みのツーリングで荷物を積載する必要があるのなら、その時にセキサイダーに換えればいいし、そもそもMR-4Fがある。
 機会があれば、和田サイに見に行きたい。

2006年05月14日(日曜日)

トレンクルを整備

19時38分 自転車 天気:雨のちくもり

 今日も昼まで雨だった。昼過ぎには上がったが、陽射しが無いので路面は濡れたままだ。なんか、梅雨みたいな天気だなあ。
 そういえば、長い間酷使し続けてきたトレンクルを、そろそろ整備しなくては。
 スポークの鳴りが気になっていたので、まずはニップルの増し締めをしておいた。14インチのホイールを世話できるような振れ取り台は持ってないので、トレンクルをひっくり返して、そのまま触れ取りする。クイックじゃないので、外すのも面倒だしな。
 増し締めして、適当に触れ取りすると、緩々のニップルが多くて肝を冷やした。緩みやすいんだな。
 せっかくなので、全体を清掃しておく。チェーンホイールとスプロケを掃除して、その他の部分も洗浄する。さらにずいぶん前に洗ってあったチェーンを取り付けなおした。トレンクルはこまめに手入れしないので、長持ちするワコーズのメンテルブを塗っておいた。
 午後も遅くになると、路面もようやく乾き始めた。試走を兼ねて、トレンクルで境川へと走り出した。
 やはり、トレンクルは気が楽だ。良く走る自転車を持っているなら、あまり走らないが気楽に持ち出せるトレンクルは、非常に便利に感じるだろう。
 帰りに、立場のスーパーに立ち寄ったら、思いもかけぬものが駐輪場にあった。なんと、ドロップハンドルのBD-1だ。BD-1Rではないようだ。カプレオを使った機種をドロップ化したみたい。変速機は良く分からなかったのだが、もしかしてコマンドシフター? 持ち主と話をしたかったのだが、こちらが買い物をしている間に立ち去ってしまったようだ。残念。

2006年05月12日(金曜日)

Birdy用のエアサスだとか

22時12分 自転車 天気:悪化中

 Y'sから出てるBirdy用エアサスのレポートが、mixiのBD-1コミュニティで上がっていた。
 これ、形がメカメカしてて、男の子のメカ心をくすぐるのがいいんだよな。Y'sの売り文句を見てもそそられる。
 ところが、mixiでのインプレッションを見ると、結局褒めてはいるものの、『路面の振動はそのまま拾う感じ』というのが気になった。僕の場合、BD-1で高速巡航したいとか、アウタートップを踏みながらダウンヒルしたいとか、全く考えてない。そこまでは望んでないのだが、コイルスプリングではどうしても拾ってしまう、走行中の微振動を減らしたいのだ。だって手首が死んじゃうから。ガラスの手首の持ち主としては、乗車後の腱鞘炎を緩和したいのだ。でも、このエアサスは、そういう方向には向いてないようだ。あくまでも高速走行時の安定性向上を指向しているようだ。そもそも、僕のBD-1はツーリング車なので、ショック用のポンプが別に必要になる点がマイナスだ。今のMR-4Fですら、煩わしいというのに。
 こうなると、ハンドルバー自体に細工しなければならないかもしれない。MR-4Fに施した、ゲルシート封入が非常に具合良かったので、BD-1もゲルシートを巻いて、バーテープを巻いてやろうかと思っている*1
 BD-1も、購入して丸5年。そろそろ完全にばらして、全てのリンク部を整備してやら無ければならない時期だ。

2006年05月10日(水曜日)

MR-4Fのパーツ交換評価は

15時19分 自転車 天気:良くない

 今回のツーリングでは、事前にMR-4Fのパーツを交換しておいた。タイヤをテクノバIIからパセラブラックに、チェーンリングインナーを30Tから26Tに、そしてバーテープ交換のついでにゲルシートを巻き込んでおいた。
 タイヤに関して言えば、幅が太くなった分、前輪の着脱に手間取る*1のが懸案材料だった。が、引っかかるとはいえ、掌で叩き込むようにすれば問題なかったし、意外に手間取ることはなかった。走行抵抗も、変化は見られなかった。サイドが強くなって、安心感が高まったことを考えると、MR-4F改にはこのタイヤでいいと思った。
 26Tのチェーンリングは、今回大活躍だった。重い荷物を積んで、急傾斜を登るときなど、以前のように無理やり踏んでいる状況ではなくて、常に回していける感じがあった。おかげで、疲労感が違ってきたように思う。しかし、この構成で、インナーローを多用するツーリングになろうとは。
 ゲルシートの威力は、以前にも書いたとおり、絶大だった。これほどのツーリングでは、いつも手首にダメージを受けて、しばらくは腱鞘炎に悩まされることが毎度だった。しかし今回は、手首が健全なままだ。ゲルの衝撃吸収性だけでなく、握り部が太くなったことで、衝撃を更に受け止めやすくなった面もあると思う。
 気になるのが、フレームのリンク部にガタツキが大きくなってきたこと。それとエアサスに空気漏れの傾向が強くなってきたことか。この2点、時期を見て直そうと思う。

2006年05月03日(水曜日)

佐田岬~国東半島ツーリング5日目

21時46分 自転車 天気:真っ青に快晴

 このツーリングの目玉第2弾、ツールド国東当日がやってきた。とりあえず完走を目指して120kmをひた走る。なんてことの無い距離だと思いきや……。
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