Strange Days

2011年01月28日(金曜日)

Android機のフォントを替える

23時09分 デジタルギミック 天気:晴れ

 さてAndroid。海外のsimフリー機を使えるのは便利なのだが、フォントがいただけない。日本語専用フォントが載ってないので、CJKフォントという東アジア語圏共用フォントが使われる。これは、この先も中国ロケールが載るならばサポートされるはずで、そうならば最小の手間で日本語ロケールも載せられるはずだ。そういう意味で便利なフォントセットだ。しかし、なにせ中国の簡体字フォントがそのまま日本語フォントにも割当たっている場合もあり、視認性という意味では今ひとつだ。そこで、ちゃんとした日本語フォントセットを入れてやる必要が生じる。
 やり方は簡単。まずなんらかの手段でAndroid機のroot権限を奪取する。IDOESとDefyに関しては、z4root*1を使えた。
 次に、適切な日本語フォントを"DroidSansJapanese.ttf"というファイル名で、Androd機の/system/fontsに入れてリブートすればいい。これで、自動的にシステムフォントがちゃんとした日本語で表示できる。
 Defyに関しては、IS01のモリサワフォントを持ってきた。美麗な表示で素晴らしい。IDEOSは気分を変えたかったので、SourceForgeで配布しているものからM+1P+IPAG circleフォントを使った。半濁点が巨大化されているので、小さい画面でも見やすい。
 これらのフォントの/system/fontsへのコピーには、AndRootFileを使用した。これもSourceForgeで配布している。これはrootモードで動作できるファイラーで、root権限が必要なファイル操作の前に、ファイラーのメニューからrootでの動作モードに切り替えねばならない。その上で、ファイルをコピーすればいい。
 これで、なんだかんだで、手許の全てのAndroid機のroot権限を取って使っていることになる。ユーザ権限で使うという建前からすると、どこか歪んでいる気もしないではない。

2011年01月27日(木曜日)

IDEOS君がやってきた

22時07分 デジタルギミック 天気:晴れ

 今日も定時間際に嫌な予感が職場に走ったが、うまいこと逃げおおせる。最近、夕方になってなにか事件が明らかになる傾向があるな。
 さて、帰宅してしばらく、日本郵政のお兄さんが荷物を持ってきてくれた。香港からの荷物の中身は、ファーウェイのIDEOS香港版だった。早速開封。
 予想以上に小さい。HT-03Aよりひと回り小さく、また薄い。デザインはHT-03Aを髣髴させる。付属品を見てふと思った。これには交換用のカラー裏蓋が付属している。香港版には青、赤、黄が付属していたのだが、その他にも黒が付属しているものもあるようだ。他国版だろうか。しかし、これはカラフルな裏蓋を取り替えながら使うのがいい。
 起動してみる。これはイーモバイルの赤simで使いたいので、赤simを挿して起動した。起動は結構高速で、瞬く間にセットアップに至る。イーモバイルのAPNを設定すると、難なく接続できた。自動的にアプリの大量ダウンロードが始まる。画面がQVGAなので、WVGAのDefyはもとより、hVGAのHT-03Aよりもさらに狭い。ホームに置けるアイコンからして少ないし、フォントやアイコン解像度も低い。実用的には問題はない。
 画面精細度が特殊なせいか、マーケットから落とせないアプリが結構あった。気象レーダーなんかがそうだ。しかし、こいつの主眼はちょっとしたメール、Twitterチェック、そして無線ルータだ。
 無線ルータを試す。セットアップから通信に入り、テザリング項目の中の無線テザリングを有効にすると、自動的に3G接続され、Wifiもルータモードに切り替わる。他の機械から難なくアクセスできた。まあまあの速さ。問題は稼働時間か。そう思って、予備電池も買っておいたので、日帰りの外出くらいなら、これ一台で事足りるのではなかろうか。イーモバの電波が届く範囲でというのが前提だが。
 1台目として使うには、画面解像度が低すぎる点で力不足だが*1、2台目需要には良く考えられた機械だと思う。しかし、こういう機械が18018k\ぽっきりで手に入るんだから、恐ろしい時代だ。

2011年01月25日(火曜日)

HT-03Aが妙に使いやすくなってきた

23時36分 デジタルギミック 天気:好天

 auに半ば見捨てられたIS01以上に、ドコモに見捨てられたHT-03A。救いは国内専用機のIS01とことなり、世界中で売られたHTC Magic(だけどメモリはなぜか減)だという点だ。おかげで、数多のハッカーによってroot奪取法が確立され、カスタムROMと言う形で新世代Android OSの適用が可能だ。既に見捨てられているが故に、root奪取もカスタムROM適用も怖くはない。IS01もそうなりつつある。
 そのHT-03Aには、カスタムROM定番、FroyoベースのCyanogen6.1を適用してあった。しかし空きメモリが常時20MBを切る状態で、さすがに常用はきついと思い、寝る前にメール、Twitterをチラ見するだけの端末に成り下がっていた。まだ半年以上、年季が残っているのだが。
 最近、ふと気になって、空きメモリ量の詳細を見たくなった。適当な方法を思いつかなかったので、Terminal Emulatorでfreeを見てみると、swapメモリをあまり使ってないように思えた。このHT-03Aには、8GB microSDに256MBのスワップパーティションを切っているのだが、数MBしか使ってないようだ。では、と、試しにswappinessを上げて、積極的にswapさせればどうか。swap管理アプリにswapper2で、swappinessを推奨値の20から60に上げて様子を見た。すると、swap使用量が100MB近くまで上がり、アプリの切り替えがかなり高速化された。以前は、アプリからホームに帰った時に、既に動作が重く、別アプリ起動時にも待たされる事が多かった。しかし、変更後はそれらがかなり滑らかになり、特にホームへの復帰時の引っ掛かりが劇的に解消された。compcacheは切ってある。
 ただし、時たま動作が物凄く鈍くなり、ほぼハングアップしたように見える時がある。恐らく、swapされていたシステムファイルの再呼び出しにコストがかかるのだろう。しかし、頻発する現象ではないし、ホームでの滑らかな動作は代えがたいので、この状態で使うことにした。
 なんか、無理矢理に延命し続けている観はあるが、HT-03Aでもまだまだ戦えると思うのだ。もう戦わんけど*1

2011年01月22日(土曜日)

IS01でもルビコン川を渡る

23時55分 デジタルギミック 天気:晴れ続く

 さて、真夜中に変な電波を大脳で掴んでしまったので、IS01のroot奪取をサクっと実施した。ググルといくらでも出てくるIS01 rooterを実行。サクっと奪取し、suコマンドセットも仕込んだ。
 さて、やりたいのは2つ。一つは勝手に常駐するワンセグアプリの撤去だが、これは確実な方法論が未確立と思えたので*1、しばらくウォッチすることに。
 もう1点は画面解像度の変更。IS01のワークプレースは、アイコンもステータスバーも太すぎて使い難い。そこでbuild.propのro.sf.lcd_density=240行の値を書き換えると、これらの物理サイズを変更できる。いくつかのページでは192をおすすめされたので、そう書き換えた。
 再起動すると、おおっと思うくらい違う。アイコンが縮小し、ステータスバーも細くなったので、見やすさが段違いだ。さらにランチャーをADW for IS01に変えると、使い勝手が更に向上した。またIS01専用を謳うアプリがあったので、それも入れた。SHmapsは、Gmapsの地図を利用するアプリのようだが、Gmapsと違って右ソフトボタン域まで使い、しかもIS01でピンチ操作が出来る。両手で操作することが多いIS01で、この操作はありがたい。
 さらにOverclockアプリも入れ、あえてクロックダウンしておいた。これでかなり電池が持つようになるとの話なので、しばらく様子を見ようと思う。
 auとSHARPからは見捨てられたIS01だが、HT-03Aと同じくまだまだ遊べそうだ。アナーキーなAndroid機ならではだ。

2011年01月20日(木曜日)

やっぱり買ったよIDEOS

09時09分 デジタルギミック 天気:晴れ

 一晩耐えたが、結局は今日になって発注を掛けてしまった。気絶派に復帰しかねない勢いだ。
 買ったのはおおわきさんに教えてもらった香港電脳中心買物隊。eXpansysより微妙に高い印象があったのだが、久しぶりに見るとかなり安いものも増えている。IDEOS香港版を購入した。数日内には届くだろう。
 しかしこれで、手元のAndroid機は、HT-03A、IS01、Defy、IDEOSと、馬鹿みたいに増えてしまった。合計してもiPhone4の当初価格くらいなのが恐ろしいところだ。
 実はB-MobileのMobileルータも、中身はAndroid1.0+Wifiフレームワークらしいので、いつの間にやら手元で増えてゆく未来が見える。Apple式塹壕戦術対Google式浸透戦術というところだろうか。