Strange Days

2010年08月31日(火曜日)

荒川高原または早池峰神社

20時58分 , 自転車 ( 自転車旅行検討 ) 天気:晴れ

 明日から9月だぜ。今年は仕事が忙しいのと、春先まで寒く、夏には暑くて*1外出する気にならず、あまり出歩いた記憶がない。よ、よし、年末までに取り返すぞ。
 というわけで、9月末に予定中の遠野ツーリングの目玉を検討する。高所に行きたいね、ということで、最近歴史遺産的な景観とかなんとかで話題の荒川高原行きを検討する。景観は素晴らしいし、上りもそこまできつくなさそうだが、登った後で路頭に迷いそうなのが困りもの。登ったら降りるしか無い。
 一方、もっと低所にあって、最初は目が行かなかった早池峰神社が美味しそう。神社自体が非常に良い雰囲気らしいのだが、この界隈は早池峰登山の拠点で、宿が多いらしいのも見逃せない。宿が多いということは人が多いということで、店の類もあるんじゃなかろうか。登って楽しむという点では、この早池峰神社の方がよさそうだ。
 ここが第一候補だな。後は遠野の南方がどうか調べてみよう。

2010年08月30日(月曜日)

Android Padの波が来てました

23時55分 デジタルギミック 天気:晴れ

 ううむ、IS01が無いのは辛いなあ。これは無敵のTwitter端末なのだ。やはりハードウェアキーボードの存在は大きい。特に不正規な入力*1では俄然差がつく。まあHT-03Aも2.1ベースにして、スワップ区画を切ってからは十分高速だが。
 そんな状況だったので、目がついつい別の機械に行ってしまう。Android携帯の波が押し寄せている中、しかしHT-03AとIS01の年季がかなり先まで明けないので、見ないようにしていた。が、もう少し大きな、スレート機には食指が動いていた。お風呂、寝床端末が欲しいのだ。
 そんなところ、TwitterでAndroid Pad専門店というなんとも漢な店があると教えてもらった。Android専門店でも経営は怪しそうなのに、さらに傍流のスレート端末専用とは。みたところ、まだ変な端末は少なく、『ああ確かにAndroidでスレートだね』という機械ばかりだ。でもこの値頃さは惹かれる。
 しかしながら、僕が欲しいのは防水防塵とか、20時間駆動とか、ふつうはありえないような機械なのだ。防水防塵はちょっと金がかかりそうだけど、超絶的駆動時間ならばなんとかなりそうな気がするけどなあ。要は大きな電源を積めばいいんだから。iPadも要はそうやって長時間駆動を実現しているのだし、汎用パーツを集めるだけのことだと思うのだ。重くなるし、まず高くなるから嫌われるのかな。
 今のラインナップでも、2万円を切るくらいの機械なら、お風呂用に買いたい気持ちもある。熱が問題だが、まあそれは運用次第では。

2010年08月29日(日曜日)

SatRDayで境川散歩

20時01分 暮らし , デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ(やや雲量大)

 今日も暑い。昼の盛には出かけたくないなあ。両手両足の日焼け跡は、ここ数年なかったほどの黒さだ。そろそろ表皮が剥がれそう。
 そんなうんざりした気分で昼の間を過ごす。そして夕方が近づいて、やっと行動開始した。今日はSatRDayに乗ってやろう。リカンベントは真夏にはきつい乗り物だが、涼しくなってくれば別だ)。
 おっと、境川に出る前に。自転車を近所のauショップに向けた。実は昨夜、IS01に異変が生じていた。なんの気なしに再起動したところ、画面がブラックアウトして復活しなくなったのだ。リセットしても電池外ししても同じで、"ANDROID"の文字がキラキラするところでブラックアウトする。仕方ないので店に持ち込んだ。
 店で確認すると、充電もしない状態なので明らかに故障と判断された。修理はメーカーに送るので1週間掛かるって。ゲーっ……。しかも代替機は無し。まあスマートフォンに代替機をもらっても仕方ないが*1。HT-03Aはあるし、それこそWillcom03もあるので、別に困ることはない。とはいえ、今一番頼りになるコミューターなんだよな。
 IS01を店に預け、境川に出た。まずは遊水地公園に出る。ビオトープの脇からを撮っていたら、SatRDayを珍しがったおじさんに話しかけられた。SatRDayは会話を生む自転車だなあ。
 南端で折り返し、北上中に日没を撮る。まずいつもの日没観測ポイントから。今日は昨日よりも更に雲が増え、夕焼けに期待出来る。
 さらに送電塔ポイントで。そろそろと焼け始めている。
 さらに北上し、高鎌橋の上流で広がり始めた夕焼けを撮ろうと思って止めたら、散歩中のおっさんたちに声を掛けられる。またSatRDayをおもしろがってのことだ。ほんと、おっさんホイホイだな、この自転車は。しかし、おっさんたちに時間を取られ、この夕焼けは撮りそこねた。まあいい。いよいよ秋だから、この先は夕焼けを撮る機会も増えよう。

2010年08月28日(土曜日)

だらだらと境川散歩

19時34分 暮らし , デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 平日の疲労が抜けない。今朝は9:00からガス点検があるので、土曜にしては珍しく早起きしていた。が、点検終了後、疲労と眠気を覚え、また布団に逆戻り。エアコンを効かせた快適な部屋で、昼間で寝直してしまった。へへ、仕方ないよね。
 起きたら起きたでぼんやりと、なにをするともない時間を過ごす。が、夕方になると体を動かさねばと思い、コルナゴ様を引き出した。今日はやらねばならないことがある。戸塚に向かった。
 戸塚で、9月末に実行予定の遠野ツアーのために、6人分の新幹線特急券指定席を買った。これでほとんど肩の荷は降りた*1
 せっかくなので、柏尾川沿いに下ってゆく。単純に境川を往復するよりは、こっちを南化して藤沢から境川を走るコースの方が、変化があって楽しい。とはいえ、柏尾川沿いは大船でどうしても車道を通るので、この辺は楽しくない。しかし純ロードなMasterXLは、もちろん車の流れについてゆくなど朝飯前だ。まあ体の重いこと。
 その大船に出る前、サイクリングロードの終端付近に出ると、道端のベンチに猫どもが我が物顔でのさばっている。ジテツーしていた頃、ここで猫に餌をやる人々をよく見かけた。餌やりの時刻は夕方なので、それを待っているのか。10匹はいるなあ。よく見ると子を産んだのかおっぱいの膨らんだメス猫も居る。避妊されないまま次々に子を産んで、これだけ増えたということかもしれない。
 嫌な大船近辺を走り過ぎ、境川を北上する。今日はやや雲が多い。秋らしいうす雲が増えてきた。実際、昼間はあんなに殺人的な日射だったのに、夕刻になると涼しい風が体を冷ましてくれる。
 ふと川を見ると、青鷺が魚を狙っている。遊水地に住み着いている奴かもしれない。
 日が落ちてきたので、道端で夕陽を撮る。Powershot Sx10で撮ると、やはり綺麗な星型の光芒が伸びてしまう。ん、待てよ。これって絞りの形が見えてるんだよな。ということは。
 次に絞り開放で撮ると、光芒は消えて丸くなった。おー、なるほど。当たり前のことなのだろうが、今更ながらにカメラの仕組みを理解した気になった。
 さらに北上中に、日没後の夕焼けも撮る。夕焼けが秋らしく、涼やかになってきた。まだまだ暑いけどな。

2010年08月27日(金曜日)

ねんがんの大月見バーガーをてにいれた

23時53分 暮らし 天気:晴れ

 今日も遅い帰り。ああ、いまいち食欲が湧かねー。なので、体を刺激すべく、深夜の長後街道を歩いて帰った。いい雰囲気の蕎麦屋とかあるんだが、まだ入ったことはない。
 今日はアレを買わねば。近所の24時間営業のマックで、今日発売の大月見バーガーを買って帰った。月見バーガーは好きなので、これも期待。
 早速開封。うわ、でかい。まあ1/4ポンド肉バーガーくらい。食べ応えはあるなあ。
 しかしまあ、マックだな。当たり前だが、どこまでもマクドナルドの味だ。発見も感動も全く無い。なにを食ってもマックなのがマックたる所以であろうか。もう一度食いたいとは思わん。でも、月見バーガーでは足りんという時には手を出すかもしれぬ。そういうアンビバレンツさがマックの狙いなのかね。

2010年08月26日(木曜日)

登山開始

23時06分 暮らし 天気:晴れ

 さあ、登山開始だ。この仕事山は9月中旬まで続く。遠野に行くまでには終わるはずだ。しかし、夏の疲労が色濃く残っているまま、入山するのは辛い。この土日は爆睡しているかもしれぬ。
 いい加減、涼しくなってはくれぬかと祈るような気持ちで週間天気予報を眺めると、ずっと最高32℃、最低25℃が続くようで、かえって笑いが込み上げてくる。どこの亜熱帯ですか、横浜は。

2010年08月25日(水曜日)

9月初旬が勝負

22時41分 暮らし 天気:晴れ

 この暑さは9月初旬まで持ち越されるそうな。まだまだ30℃超の日は続く。
 なにせ、その9月初旬にずっと見えていた仕事山を越すことになりそうなので、連日の暑気に夏バテ気味の僕は大いに不安だ。体が持ちましぇん。
 せめて土日は死守。

2010年08月24日(火曜日)

Wiggleの季節

21時40分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れ

 政府が企業がというより、日本の将来への不安と今の強さの差額が立ち現れたような円高が、なぜか英国の輸出商に益をもたらす今日この頃。ポンドもまたしても129円台に突入した。獄長Wiggleの季節だ。
 しかし、これといって買いたいものもないので、見送ろうかという気持ち半分。いや冬に備えよという気持ち半分で、価格表を眺めている。
 買うなら、Surlyのお安い鉄フレームロードと、シマノの冬用シューズだな。前者はTCR-2の代わりに馬車馬ロードとし、後者は傷だらけでネオプレーン部に裂け目が拡大しつつあるSH-MW02の後継にしたい。
 どちらも急ぎではないので、この円高が本物かどうか見極めてからにしよう。本物の円高ってなんだ。

2010年08月23日(月曜日)

夏バテに苦しみ中

22時00分 暮らし 天気:晴れ

 食欲が湧かない。これを食べたい、という欲望が湧かないのである。先週にも書いたが、これは夏バテだなあ。補給に支障を来したんじゃなくて、基礎体力が落ちている感じ。つまりは火力が低下しているということ。おかげで、帰りに踊場を歩いて超えるのが、結構しんどく感じた。
 一日ごろ寝していたい気分だ。

2010年08月22日(日曜日)

境川散歩

21時44分 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れ

 昨日の暴食が響いたか、あるいは70km超の走行が意外に響いたのか、今日はなんとなく気怠い一日だった。夕刻になるまで、エアコンを効かせた部屋でダラダラする。
 夕刻、気合を入れようと思い立ち、ポケロケを持ち出した。例のTrack35を背負ってゆく。でかいバッグだが、意外にこれが一番背中が快適だ。
 境川遊水地にて、夕陽を待つつもりだった。しかし、ここは日の落ちる方向が悪すぎる。真夏にはイマイチと思えたので、を撮ってからさらに南下していった。
 一度南端まで出て、折り返し、鉄塔ポイントで夕景を撮る。まだまだ夏の夕日だな。ギラギラした残照を感じる。
 帰路につき、再び境川遊水地を通過中のことだった。なんか、フワフワした乗り心地になって、しかもハンドリングが不安定になってきた。これは、やったか。止めて調べると、やはり後輪のパンクだった。昨日、(た)女史のパンクを楽しく見ていた罰であろうか。ともあれ、真っ暗な公園で、ひとり寂しくパンク修理。と思ったが、パンクはどうやらスローパンクだと思われた。とりあえず注気して様子を見たが、すぐに抜ける気配はない。なので、とりあえずこのまま帰宅することに。
 なんとか自宅近くまでは来た。買い物しようとスーパーに立ち寄る。その到着寸前に、またしても急激な空気漏れを察知する。まあ、スーパーに止めて、買い物してから注気しよう。そう考え、買い物後に注気したが、もう穴が拡がったようで、空気は盛大に漏れてゆく。修理も面倒なので、極近所の自宅まで押し歩いた。
 帰宅して、パンク修理に掛かる。パンク箇所は特定し、すぐにパッチ当てしたのだが、タイヤが問題だった。パンク箇所に亀裂が入っている。結構大きい。おそらく、ここに何かが挟まり、チューブを傷つけたのだろう。タイヤを変えてもいいのだが、もう少しだけこのままで行って、またパンクした時に替えようと考える、貧乏性な俺が居た。

2010年08月21日(土曜日)

境川~湘南食いしん坊ツーリング

21時48分 自転車 ( 自転車旅行検討 , 自転車散歩 ) , デジタルギミック , 天気:晴れ(やや雲多し)

 今日は久しぶりに@nak家に招集を掛けられ、境川を走ることになった。もちろん、召集令状を受け取った明治の日本男児のごとく、唯々諾々と応集したともさ。
 集合場所は町田。時刻は昼前なので、余裕を見て9:30にはBromptonを境川に向けた。5段化しても、平地では基本的に3段目*1で間に合ってしまう。
 南口のマクドナルドに集合したのは7名。駐輪場に自転車を置いて、まずは仲見世商店街方面に向かう。方面というのがクセモノで、目的地はその並びの仲見世飲食通り*2にある。カレーの店、アサノがそう。有名店らしいのだが、初めて入った。しかし、後で思い出した。ここ、随分前に町田の食事処を調べていて、ぶつかった場所だ。空いていれば入ろうと思って、仲見世商店街を探したのだが、見つからない。仕方なく、別の店で飯を食ったのだった。それは、仲見世商店街にあると思い込んでいたからだったろう。
 さて、改めてアサノに入った。席が7つ切りの小さな店で、いい年した爺様と、その息子と思しきおっさんの二人で切り盛りしている。とにかく小さな店で、カウンターに座り、背後に荷物を置いたら、もう人の交通が難しいほどだ。ともかく、開店直後を狙ったこともあり、無事に全員が席をせしめた*3
 この店、注文を受けてくれるまでがまず長い。開店直後だったせいもあるのだろうが、店側が稼動状態になるまでが長いのである。そして注文を受けてからも長い。徐に豚肉をカットして、それから揚げ始めるのだ。もしも空腹で死ぬ5秒前の人が入店したとすると、間違いなく餓死するハメになるだろうな。店の外には並んで待っている人もいて、我々とすれば気が気じゃないのだが、店の方はまるきし我関せずで、明日地球が滅ぶとしてもかくあろうと思えるマイペースで、一つ一つ手順を踏んでゆく。
 ともあれ、我々はその間、久しぶりの雑談に花を咲かせる。(あ)氏がiPhone4Gを、こば氏も3GSを持ち出したので、吾輩も対抗上IS01を見せびらかす。さらに隣のもり氏もHT-03A(白)を持ち出したので、この店はあたかもiPhone対Androidの決戦場の如き修羅場と化した*4。出掛けに吾輩のHT-03A(黒)を忘れてきたのが悔やまれる。改めて見ると、iPhoneはメディアプレイヤー&コミューターとしてはよく出来ている。しかしAndroidのようなアナーキーさはない。
 さて、このようにして涙ぐましい時間稼ぎを続けるうちに、待望のカツカレーが出た。フツーだよなあ。じゃがいもも青いものも、後載せだし……。
 ところが、カレーを口に運ぶと、うまい。うん、うまいぞこれは! 辛さはスパイシーな、喉の奥で感じる辛さだった。カツの揚げ加減も絶妙で、スプーンで簡単に切れる。コメも柔らかすぎず、固すぎずで、これも絶妙としか言いようが無い。悔しいが、待たされただけのことはあったと思った。しかし、なんでも、以前は爺様の長広舌を拝聴してから出ないと、料理そのものに掛からないという、恐るべき店だったそうな。
 さて、いよいよ走りだす。先導を拝命していたので、『ブワナ、ブワナ、大変よ』などと現地人案内人らしく振る舞いつつ、先を走った。
 今日はさぞかし暑かろうと思いきや、意外にも雲がずっと掛かっている状況で、かなり涼しく感じた。いやまあ、涼しくはないか。しかし、思いのほか快適だったのは間違いない。
 境川の上流域は、あちこちで改修工事が進行中だ。そのため、ところどころ一団を迂回路に導かねばならない。その点、行きに下調べしておいたので、難なく誘導できた。
 途中でおやつは当然でしょう。ということで、まずは中原街道沿いの和菓子屋、松埜で休憩。冷やしたわらび餅が美味しそうだったので振舞うと、好評だった。他に、補給食として栗どらも買っておいた。
 さらに下流。湘南台南方の果樹園で、みんなで梨を買い求める。今日はじめて知ったのだが、ここにはちゃんと冷やした梨も置いてあり、ナイフも借用できるのだ。僕は自宅に買い置きの梨が在庫されているので、ここでは買わなかった。が、おすそ分けをもらってかぶりつく。うまい。喉の渇きが癒される。真夏には水気の多い、梨やスイカだよなあ。
 さて、この次は順当に飯田牧場、埜庵でしょう。しかし埜庵は先日、そしてつい今朝方にテレビで取り上げられたらしく、かなり客が多そうに思う。この時期は難しいか。ということで、まずは飯田牧場に向かい、時間を見ながら埜庵、最終目的地と経路を考えよう。
 ところが、飯田牧場に着いたところで、(た)女史のBromptonがパンク。しかも、Inter8化されたリア側だ。これはややこしそうだ。ということで、この手のツーリングには欠かせない、パンク修理大会が開催された。執刀者は夫君の(あ)氏。あれあれ、ベンチでサボっているのは誰かな?*5
 Inter8のリアを外すのは結構難物らしく、手こずっていた。しかしこのツーリングに参加した7台中、5台までがBrompton。しかもInter8化したのが2台もある。もう一台を参照しながら、いささか発見的に後輪脱着を実施し、見事修理が完了した。わしにやれと言われても途方に暮れそうだ。後で5段化Bromptonの後輪脱着手順をおさらいしよう。
 皆、やっとアイスにありつく。しかし、海岸まで出て、それから最終目的地に向かうのは時間切れになりそうな気がしてきた。最終目的地は、かの熊澤酒造だった。
 ともかく、ちょっとでも時間を節約しようと、引地川に出ることにする。藤沢市街で県道44号を西進していたら、(た)女史がこのまま熊澤方面に行けるのではと思いついた。Gmap様を参照すると、確かにこのまま行けそうだ。ということで、概ね県道44号を進み、最後にR1のバイパスをくぐって、北上、熊澤酒造にアプローチするルートを取った。多少のアップダウンはあったが、概ね平坦で、意外に走りやすい道だった。これは、アプローチにはいいかもしれない。
 熊澤酒造には、予約時間のかなり前にたどり着いた。こうしてBromptonが並ぶのは壮観だ。
 入店して、早速料理を多量に発注する。そりゃもう、'80年代のソ連海軍が米空母機動部隊を攻撃するがごとく、多量に。もちろんビールも頼む。乾杯! 乾いた体に、ビールがやばいほどに浸透してゆく。しかし僕は、最初の一杯でセーブし、後はノンアルコールに走る。アルコールを摂り過ぎると、ワシの場合覿面に体調不良に陥るからな。しかし、人が頼むカクテルを、横からチビチビやる*6と、これも呑みやすさに思わず頼みそうになってしまう。いろいろ危険な店だ。
 料理ももちろんうまい。今日は冷製パスタが好評だった。揚げたてのオニオンフライも、サラダもうまい。これらは、確か地元の農家が育てたものだったと思う。
 さて、会食の間、9月の遠野、11月の出雲ツアーの勧誘を実施する。意外に高反応が帰ってきて、まず遠野は7名確定かというところ。しかし、宿と交通手段の手配が億劫だという声が強い。ええい、やってやんよ。ということで、改めて宿と交通の手配はこっちでやることに方針転換。後で改めて告知せねば。幸い、宿の方はまだまだ余裕ありそうだし。
 ということで、(た)さんをしまなみに連行しようとプロジェクトが設置されたので、関係者はご参集願います*7
 店を出て、香川駅まで自転車を押し歩き、三々五々流れ解散した。僕は酔いがすっかり醒め、なんとなく走りたりなかったので、藤沢で下車して自走で帰宅した。今日は73kmくらい。意外に走ったな。

2010年08月20日(金曜日)

もしかして夏バテ

21時26分 暮らし 天気:晴れ

 朝、HT-03Aのめざましアプリにたたき起こされる*1。そして上体を起こしたときに感じるのが、クラッという酩酊感のような浮遊感だ。しばらくは足元がおぼつかない感じ。睡眠はやや不足気味ではあるが、エアコン付きの部屋で寝ているので、夜中に何度も起きるハメには陥ってない。ということは、夏バテか?
 だとすると、おかしいな。食は細り気味ではあるが、体力を落とすほどではない。実際、ちょっと時間をかけてではあるが、三食とも以前と変わらないくらい取っている。
 だとすると、以前のように自転車に乗れなくなって、地力が落ちてきたか。確かに、自転車に乗るようになってひどい夏バテに遭遇したことはない。今遭遇しているこれは、10年前のひ弱なボウヤ*2だった僕が毎夏遭遇していた夏バテだ。
 こうして見ると、自転車通勤ってのは、地味に体調維持に貢献していたのだな。この先はさすがに夕方涼しくなってくるだろうから、久しぶりにナイトランして地力向上に務めようではないか。と、なにやら無理筋を社員に強要する中小企業の社長のごとく、この項を適当に締める。

2010年08月19日(木曜日)

もしかして雨

22時59分 暮らし 天気:くもり

 昨晩からやや涼しい。外を歩いているとそれなりに汗をかくが、それでもここしばらくに比べれば楽なものだ。予報を見ていると、夜から雨になるとか。今日は久しぶりにナイトランしようとか考えていたのだが、雨は不安だ。
 そんな風に空模様を眺めつつ夜を迎え、雨を警戒して地下鉄で帰宅したのだが、予報は急に変わり雨の予報は消えた。ところが、気象レーダー画像では、箱根に強い雨雲が居座っている様子。また東京方面から雨のレポートも。なので、これは間違いなく降るなと見ていたのだが、案に反して遂に降水はなかった。なにか絶大な空振り感に見舞われている。

2010年08月18日(水曜日)

もしかして記録的な暑さ

22時22分 暮らし 天気:晴れのち曇り

 横浜でもど田舎である泉区辺りでは、風が良く通り、またヒートアイランド現象と無縁なこともあって、真夏でもエアコンの世話になることは少なかった。
 しかし今年はずっと点けっ放しだ。だいたい、昼は必ず30℃超、夜も25℃以下に下がらないことなんて、過去は一夏でもそう続かなかったことだ。これだけ続くのは確かに異常に思える。。
 とはいえ、今年は春になっても寒さが長引いたし、去年はむしろ冷夏だったのだから、余計にそのような印象を抱いているだけなのかも知れない。マスコミも『異常酷暑』なんて文字を並べ立てているが、後で数字を並べてみると、案外に例年とわずかな差なのかも知れないのだ。
 まあ地球温暖化の真偽はいいから、とりあえず目前の酷暑を乗り切らねば。我ながら食が細り始めているので、なんぞ夏鍋でもやろうかな。

2010年08月17日(火曜日)

もしかして秋まで続くのではなかろうか

22時50分 暮らし 天気:晴れ

 この暑さ。少なくとも9月に入るまではこのままということなので、なんだか夏の終わりをそれほど感じることもないまま、いきなり秋という流れになるのではなかろうか。もちろん、9月に入っても残暑は厳しいままだろう。ずっとエアコン生活かい。
 せめて夜には涼しくなれと思うが、今日なんざ夜になっても気温は30℃近くのまま。それでも多少は涼しく感じてしまうのは、もう体が慣れたせいか。
 思い返すに、今年の春は寒かったので、余計に酷暑を感じてしまうのかもしれん。

2010年08月16日(月曜日)

久しぶりの出勤は腑抜けモード

20時28分 暮らし 天気:晴ればかりだが、水は大丈夫かね

 久々の出勤。あまりの暑さに、会社に入るなり手洗い場で頭から水を被った。
 どこかに強い疲労が残り、ほとんど頭が回らなかったので、禁断のリポDドーピングを実施した。とにかくメールを読んで、懸案を片付けてゆく。
 帰路は歩いて帰ったが、こんなに暑いのに夕陽はどこか昏く、秋の気配が漂っている。そういえば、雲も秋雲が増えてきたね。

2010年08月15日(日曜日)

新装備公試

20時31分 自転車 ( 自転車いじり ) , デジタルカメラ 天気:晴れ

 今日も今日とてダラダラ過ごす。が、一日中部屋にこもっているのは鬱屈する。そこで涼しくなる夕方に出撃というのが筋だろう(なんのだ)。というわけで、そろそろ日差しが和らいできた夕刻、境川に向かった。
 自転車は整備の結果を見る意味もあってポケロケを選択した。うん、RDの調整が決まって、変速もきれいに決まる。
 今日は新装備の公試も兼ねている。新装備とは、先日Wiggleより届いた、OrtliebのTrack35だ。Ortliebの製品なので完全防水だが、これはメッセンジャーバッグ*1と同じく背負式のバックパックだ。メッセンジャーバッグとの違いは、コンベンショナルなそれに近いレイアウトを持っている点だ。つまり、1気室式でなにも付加する余地のない潔いメッセンジャーバッグに対し、2気室式*2で、左右にはネオプレーン製のボトルポケットまである。それなりに制限はありそうだが、事実上完全防水なのは、雨対策に苦労するツーリング時には、絶対的なアドバンテージだ。またメッセンジャーバッグよりも融通が効きそうだ。
 バッグにカメラ、ポンプ類を収め、境川を下ってゆく。途中、果樹園でを買った。梨の目利きなんぞ出来ないので、形が歪でない、均一に熟成されつつあるように見える玉を選んだ。
 南端休憩所まで下り、ポケロケを適当に停める。今のステムの状況。110mmに変えたのと合わせ、以前のステムはアップ側*3に取り付けていたのを、ホリゾンタル側に着けた。アップにしたのは、なんとなくネック部が頼りなく見え、強度を稼ぐ意味があったのだが、強度はなんら問題がないと分かってきたので、こう着け直した。やはり、こう付けるとロードっぽく、カッコよく見える。
 さて、今日の新装備、Track35だ。造りが造りだけに重そうだが、意外にそうでもない。重いと言っても、自転車用バックパックの類はそもそも重いものが多いので、さほど差を感じない。
 ストラップ類ががっしりしているので暑そうだが、実は背面はこんな風に強度金具+メッシュで支える形式なので、手持ちのバッグの中でも最も快適だった。この形式のモノはDeuterの既に廃盤になったQuacerの他は、大型バッグではあまり見ないものだ。ともあれ、この背面の形式が効いて、こんな暑いのに背中はそれほど蒸れない。
 地味に便利なのが2気室式な点だ。このように主気室に補助気室がピギーバックされている。この口は、Ortliebの非ジッパー系バッグと同じく、巻き込んでベルトでタイダウンするものだ。そこがちょっともどかしいが、どちらの気室もそれぞれに干渉しないで開閉でき、またバランスも何も考えないでとにかく巻き込んでタイダウンするだけなので、思ったよりも煩わしくない。むしろ、ジッパーのように『硬くて閉まらねー!』などと悩む要が無い分、気楽ではなかろうか。
 左右のポケットは未知数だが、自転車用ボトルならしっかり保持してくれそうだ。またすぐに取り出したいものを入れておくのにも便利だろう。また内部のインナーバッグが、メッセンジャーバッグのそれに比べて大型化し、ポケットも増えている点も便利だ。メッセンジャーバッグのものは財布くらいしか入らなかったが、これは加えて電子機器、工具まで入りそうだ。
 このバッグ、重さを除けば自転車用に最適とも言えるのだが、最大の難が全長があって柔軟性に欠けることだ。そのため、ロードバイクのポジションだと、バッグ上端が邪魔になって首が上がらないのだ。僕はあえてストラップを緩め、背負い位置を下げることでなんとか回避したが、身長165cmくらいでロードバイクに使いたい向きには難しいように思う。同じTrackシリーズでも27の方が可能性ありそうだ。もちろん、ツーリング車のように楽なポジションならば、干渉は少ないと思う。
 全体的によく出来たバッグだ。荷物は自転車に背負わせるというのがセオリーだろうが、輪行の手間を考えるとバックパック+輪行袋(の自転車)にまとまる大型バックパックも捨てがたい。ちなみに国内の価格は\22000程度なのに対し、Wiggleだと\12000で買える上、この価格ならWiggleの無料配送になる。凄い価格差だな。税法の差もあるのだろうが。
 帰路、境川遊水地に立ち寄る。今日はグラウンドに降り、ビオトープの近くから鳥を狙った。しかし暑さ故か鳥に動きが少なく、また高度がビオトープ間際なのが災いし、草が邪魔になってあまり鳥が見えない。ここは超望遠を担いで、上の遊歩道から狙う方がいいかも知れぬ。
 夕陽を見送りつつ、帰宅。

2010年08月14日(土曜日)

今日もうだうだ

22時02分 暮らし 天気:晴れたまに雨

 ポケロケを整備しよう。チェーンも前後歯車もクランクも外して整備する。さっぱりと綺麗になったわ。
 だが、空模様がなんだか不穏だ。ひと眠りして出かけようと、昼寝していたら、ふと気がつくと外の路面が濡れている。そうして模様眺めモードに入っていたら、またしてもひきこもりの一日となった。

2010年08月13日(金曜日)

横浜に帰ってうだうだ

23時21分 暮らし 天気:晴れ

 バスはちょっと遅れたものの、無事に横浜に到着した。渋滞はあったが、足柄近辺で遭ったものを除き、それほどでもなかった。地下鉄で我が部屋に帰った。
 帰宅して、荷物を簡単に片付けていると、立て続けに荷物が届く。まず郵政公社から、獄長Wiggleに注文していた物資の第一弾が。モノはOrtliebのTrack35。完全防水のバックパックだが、サイドポケットがあって2気室になっているなど、コンベンショナルなバックパックに近い構造だ。
 さらにクロネコがポケロケを届けてくれた。ここで限界。爆睡タイムとなる。
 夕方、やっと目覚め、ポケロケを組み直した。これはきちんと整備しないと。でも面倒なので後回し。結局、大したことをしないまま、夜が更けてしまった。なんか、暑すぎてやる気が出ない。

2010年08月12日(木曜日)

横浜に帰還すべし

23時55分 暮らし 天気:晴れ続き

 暑い中のサイクリングはちょっと堪え、今日は体が重い。でも今日は横浜に帰る日だ。
 まず、昨日のうちに荷造りしてあったポケロケを、クロネコの人に持っていたもらった。明日の夕方までには着きそう。
 そのうえで、昼食にまたしてもモリスを目指す。無かったら伊勢屋でカツ丼のつもりで、置き自転車のHardrock号で向かった。しかしモリスは営業していたので、大盛りといなり、ゆで卵を食した。今日はまだ昼前だったせいもあり、おやじの本気を見せるような綺麗なスープだった。モリスは早めに来るに限る。
 夕方まで時間があるので、呉市立美術館を襲ってみた。実質、展示室が2部屋だけなのが寂しい。横須賀に負けておるではないか。今日は地元縁の作家の作品が多く、馴染みある地名を目にした。
 近くには入船山記念館がある。旧海軍縁の公邸の類が残されている。鎮守府長官公邸は、半分が洋風、奥向き半分が和風という折衷建築だ。
 大和ミュージアムの埠頭に行って、夕方までうだうだしてから、帰宅した。そして一風呂浴びて汗を流し、着替えてから実家を後にした。
 広島駅に出て、お好み焼き屋で肉玉うどんと生小で夕食。いい気分だ。
 バスはハイシーズンなので、2台出ていた。吾輩は1号車のまたしても最前列。しかし、今日は心地良い疲労感があり、走り始めて間もなくうとうとし始めた。問題は、高速の渋滞状況だ。

2010年08月11日(水曜日)

真夏のしまなみ行2010二日目

20時21分 自転車 ( 自転車旅行記 ) 天気:晴れ時々くもり

 今日は松山まで出て、実家に戻るだけだ。
 朝一の窓からの眺め。この眺めは格別だな。
 さて、懸念の朝食だ。概ねご飯系とパン系を選べるようなので、パン系を選んだ。肉モノ、野菜モノの皿にパンが付く。が、ドリンクは別でドリンクバーを頼まねばならぬ。しかし150円と安い。全体的に丁寧な仕事で美味しいのだが、やはりバイキングのハチャハチャぶりにはかなわん気がする。
 サンライズ糸山を後にし、今治まで走った。本当は久しぶりに水が峠を超えようとか、海沿いを走ろうとか考えていたのだが、あまりの暑さに気が変わった。輪行しよう。
 電車はワンマンの鈍行で、のんびり松山に向かった。松山駅前で、BD-1を抱えたお兄さんに声を掛けられる。あちらもしまなみを走ってきたんだとか。
 僕はポケロケを組み立てて、のんびりと道後に向かった。暑いから温泉はやめとくかとも思ったのだが、やはり松山に来て道後の湯に漬からないと、旅が終わった気にならない。
 道後温泉では、本館じゃなくて、エアコンの効いた椿の湯に入ろうと考えていた。しかし、本館も意外に空いていたので、気が変わる。まずは近くのうどん屋で腹ごしらえして、本館の神の湯二階席に入った。
 ゆっくり湯に漬かって、汗を流す。といっても、どうせこの後でまた、汗を掻くのだが。ともあれ、すっきりしてから、二階席で茶を喫しつつ、道後の街を眺めていた。周囲の高いビル群が邪魔だなあ。ここで、さっきのお兄さんと再会してしまう。まあ定番コースだしね。
 道後温泉を後にし、後はいつものように松山観光港まで走って、フェリーで呉に戻った。
 それにしても、真夏にしまなみを走るもんじゃないな。と、毎度思いつつ、また走ってしまうのであろうよ。

2010年08月10日(火曜日)

真夏のしまなみ行2010初日

23時02分 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 天気:晴れだかくもりだか雨だか

 さてさて、今年も物好きにも真夏にしまなみを走っちゃうのだ。
 朝一で起きて、駅までポケロケを走らせる。輪行状態にして、電車を待った。ただし、いつものように安浦竹原方面ではなくて、逆の広島方面だ。長雨の影響で地盤が弛み、宮浦から先が不通になっている影響で、この経路を取るしか無い。
 呉線広島行で海田市に、ここで山陽本線に乗り換えて尾道に出る。乗客は多い。そういえば、世間はまだ平常運転なのだった。おかげで、呉で買った弁当を片付けることが出来ない。
 沿線の風景がなぜか新鮮なので思い出したが、海田市~三原間の山陽本線に乗るのは、恐らくは生まれて初めてだ。
 尾道につき、まずは弁当を片付ける。こんなことなら、駅で尾道ラーメンを食えばよかった。
 駅前でポケロケを展開する。駅前には、やはり同じようにしまなみを走るつもりなのだろう、自転車を携えた一団が集結中だった。こんな暑いのに、もの好きなことだ。
 そのもの好きの一員として、まずは駅前渡船で向島に渡る。今回、ちょっと腹積もりがあった。いつものルートではなく、できるだけ高いところをゲットするのだ。しかし、なにか殺意を感じるような日差しが、その決意を揺るがせる。ううむ、とりあえず向島の峠をゲットして考えよう。
 暑いので、まずは喉を潤そうと後藤鉱泉に寄ったが、忙しいのか呼び鈴押しても出てきてくれない。うるさく連打して呼び出しても、買うのがラムネ一本では……とひよって、そのまま後にした。
 さて、いつものように島東部を南下する道を通り、途中に見える"吉原家住宅"の看板を目印に、適当な場所で西に折れた。島の内部に向かう道だ。
 ちょっと迷走したが、吉原家住宅にたどり着いた。が、ここは現住者がいるからか、土日しか公開してないとか。今日は外から眺めるのみ。
 気を取りなおして、向島の峠を目指す。しかし内陸部の家並みもいい。
 途中、洋ランセンターの前を通過し、さらに上ってゆく。暑くて頭が煮えそうだったので、ボトルの水を被って冷却した。夏場は水が命だ。
 登り切ると、山の上への登り道との分岐点があり、その辺が峠だった。そんなにきつい登りではないが、夏場は滝汗だ。
 立花方面に下ってからは、因島までいつものルートをたどる。いつもの橋見ポイント
 さて、因島に渡った。ここからは3つのルートを取ることが出来る。一つはいつもの島北岸推奨ルート、もう一つは南岸の裏しまなみルート、そして最後が因島北部山岳地帯を突っ切る通称フラワーライン。最後のは結構な高所に登りそうだ。橋から降りてくると、すぐ目の前に、山肌をうねうねと這うような道が見える。あそこを登るのか。この真夏に。わざわざ夏に。汗だらけになるならいいが、下手すると熱中症でやられるぞ。そしてそんな思いをして上っても、特に見所もなく下ってゆくだけだ。阿呆らしすぎる。
 よし、フラワーラインだ。勇躍、フラワーラインに取り付いた。幸い、水と飲料の備蓄は十分だ。も今のポジションのポケロケなら辛くない。ジリジリと炙られながら、ジリジリと上ってゆく。
 かなり上って、頂上と思しき電波塔が立ち並んでいる辺りを望見できるようになったところで、道端に展望台があるのに行き当たった。ここからの眺めも悪くない。
 峠の頂上は、案の定何も無い場所だった。看板くらいあって欲しかった。
 さて、爽快な下りだ。というところで、大問題に直面する。ヘアピンの続く、しかもずっと10%以上の坂が続く道では、ブレーキをほとんど引きっぱなしだ。この高気温にブレーキングの熱を加えると、リムの温度も下がる暇が無い。すると、多くのサイクリストの命を奪った*1下りでのバーストという恐怖の事態がもたらされるのではないか。
 やむを得ない。ある程度走ってから、しばらく冷めるのを待つか。しかし、待っているだけではなかなか冷めないのだ。だって、タイヤが路面に満遍なく触れて放熱する機会がないから。つまり、自転車を降りて押してゆくしか無い。下りで自転車を押し歩く。なんという恥辱プレイ。しかし命に替えることは出来ないので、あえてこの屈辱に甘んじた拙者であった。くそっ、この馬鹿暑が無ければっ。
 道はフラワーセンターに通じている。ここで小休止。リムもだが、乗っている僕の頭も熱くなっている。自販機で冷水を買い、頭にぶっかけた。快感だ! 首筋にも冷水をかけてやると、のぼせかけた脳みそが冷やされるのを感じた。気持ちイイな。保温ボトルを持ってこなかったことを悔やみつつ、とりあえずボトルに冷水を注ぎ足した。
 この先は、推奨ルートを淡々と走る。生口橋を渡る際には、既に昼前になっていた。思ったより時間を食っている。やはり暑くて休止が多いからだろう。
 瀬戸田まで淡々と走り、昼食は万作でたこ飯定食を。ガラスケースにキリン・フリーが冷えていたので、一本付ける。昼間からビール飲んだ気になれるのは幸せなことだ。特に、こんな暑い日には。
 近くのドルチェ支店でデコポンのシャーベットをデザートに。さらにしおまち商店街で、コロッケを一つ。
 多々羅しまなみ大橋も淡々と渡り、しかし何かの義務であるかのように記念写真も撮る。ほんまに、見栄えのええ橋じゃ。
 伯方島に渡る前に、ちょっとだけルートから外れる。以前から気になっていた"横殿宮"の看板を辿ってみた。すると鳥居と小さな祠がぽつんとあった。話によれば、ここは大山祇神社が元々あった場所だという。ここから今の場所へと遷宮されたらしい。賑やかな大山祇神社と違って、時間に取り残されたように静かに緑に埋れている。
 大三島橋を当たる時、ちょうど干潮時だったのだが、まるで川のように海が沸き立っていた。流れの早い瀬戸とはいえ、これは凄い。まるで大河だ。
 マリオンオアシス伯方島での休憩を挟み、後は淡々と走ってゆくだけだ。しかし、大島に渡った辺りで、どうも空模様が怪しくなってきた。ちょっくら先を急ごう。
 大島は淡々と超えてゆく。やはり今のポジションがベストに近い。坂で足を回しにくい感覚があったのだが、ポジションを変えると相当回しやすくなった。
 一気に下り、道の駅でポケロケと橋を入れた記念写真を撮っていたら、嫌な雲がどんどん増えてくる。たまにパラッと顔に当たるものさえある。早くサンライズ糸山まで走ってしまおう。
 来島海峡大橋の登り口に、こんな警告が出されているのに気づいた。ってことは、裏を読むとタンデム解禁ということか。
 さて、最後の展望台で一息つき、走り始めた途端だった。結構本格的に降り始めた。タイミングが悪いな。元の展望台に引き返すと、雨が止むのを待った。同じように模様眺めのサイクリストが、何人か固まった。
 ふと気づいたのが、この展望台にひっそりとあった一等水準点。大切にしましょうと書いてある。イタズラする奴が居るんだろうな。
 雨がやんだのを見届けて、来島海峡大橋を渡り出した。雨のせいか、心持ち気温が下がって快適だ。
 途中、馬島で島の半分を走ってみた。トンネルを潜ると、単に橋の袂にループするだけのルート。しかし日差しが戻りつつある。なんか暑くねと思ったら、路面から湯気が立ち上り始めている。湿度高すぎで不快なり。
 そういえば、馬島に降りるエレベータにもタンデムに関する警告があった。しかし、今時のビッグスクーターの方が、タンデムより長いんじゃないかいな。
 最後に、糸山展望台*2から橋を眺め、サンライズ糸山にチェックインした。今日は随分と絞られたな。
 さて、サンライズ糸山では懸念があった。どうもレストランがガラリと模様替えしたようなのだ。見た目、随分小洒落た感じになっている。以前は朝のバイキングが好評だったし、飯もうまかったので満足していたのだが、なんでか経営母体が変わったようだ。なんとなくアルコールを置いてない予感があった。しかも、客室1Fにあったビールの自販機が撤去されていると来ている。どうなることやら。
 19:00。レストランに行ってみた。嬉しいことに、メニューにはちゃんとアルコールも載っている。やはりビールくらいは欲しい。
 注文したのは、地鶏をソテーしたのを中心に、サラダ、スープ、パンを付けたもの。うん、うまいぞ。上等上等。パンも*3ちゃんと暖かい。とにかく量という向きには向かないかも知れないが、一人で止まって一人静に食すにはいいね。問題は朝食だが。
 風呂に入り、IS01でTwitterを眺めていたら、眠気が襲ってきた。さっさと就眠。

2010年08月09日(月曜日)

墓参りと大和ミュージアムと

19時58分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れたまに雨

 大和ミュージアムに墓があるわけではない。
 さて、午前中に母と墓参する。タクシーで乗り付けて、サッと墓を磨いて、花を備えた。まだ盆前だから、灯籠は立てない。
 バスでいったん帰宅し、またポケロケでモリスに出かけた。今日は早めに入ったお陰で、スープに濁りが少ない*1
 さて、今日は近場で遊ぼう。暑すぎて熱死しそうなんで、できるだけインドアで。港の大和ミュージアムに入った。夏だからか子どもが多い。
 早速、1/10大和に対面する。いい加減見慣れてきたかと思いきや、なぜか見る度に新鮮な驚きがある。人がギリギリまで近づけるので、スケール感を直感できるからだろうか。それと、上層まで螺旋状に通路が取り巻いているせいで、アングルを豊富に選べるせいでもありそうだ。しかし、窓を背にしているため、昼の間は前面が逆光になってしまう。夜に来るのがいいかな。
 いったん外に出て、近所の海自資料館、通称てつのくじら館に入った。こっちは無料。やはり子どもが多い。ペルシャ湾で回収したというロシア製機雷に乗って、触雷部辺りをバンバン叩いていたりしてな。しかし、海自の生い立ち故か、見事に米海軍を補完する組織に成り下がっているな。売店で、ネタとしてそうりゅう*2のTシャツと、海自のポロシャツを買っておいた。
 今日はちょっと雨雲が見えていて心配だったが、呉ポートピアパークまで遊びにゆく。途中、三条通の谷商店でたこ焼きを買っていった。これ、ビールには最高に合う。
 たこ焼きが焼きあがるまでの間、同じくたこ焼きを買いに来ていた近所のおっちゃんと話す。やはりお年頃なのか、なんか運動せんといかんなあ、と思っているらしく、折り畳み自転車に食指が動いているとか。三条通でもこの辺はまだ店が頑張っている方だが、車の一通は悪影響しか無いねえ、という話もしたり。三条通りも物凄く寂れてきているが、逆にそごうまで歩けないような年寄りが増えているので、案外に今の状態でもちそうな気もする。
 たこ焼きを持って、呉ポートピアパークまで走った。ポケロケなら本当に楽々走って行ける。軽さは強さだよなあ。とはいえ、もっと軽いトレンクルがいいというわけでもないが。
 呉ポートピアパークに着くやいなや、売店に走って生ビールをせしめる。そして海辺のテラスで、海風に当たりながらグイッとやった。暑さも吹き飛ぶ。
 後はベンチで昼寝するだけだ。ということで、しばらくグースカ眠りこけていた。
 ふと目が覚めた。もう日は傾いている。なんで目覚めたかなーと不審に思っていたら、来たよ、ポツリと。ほっぺに来たよ。雨だ。
 慌てて、屋根のあるテラスに避難する。が、それ程にはひどくならない。ポツ、ポツが続いているくらいだ。止むかなと思いつつ、HT-03Aで気象レーダー画像をチェックしていた。西にかなり濃い雨雲が見えた。急いで帰ろう。なんとか帰宅したが、帰宅直前に本降りに。しかしあまり濡れずに済んだ。明日、明後日としまなみ行だが、この分ではどうなるかな。

2010年08月08日(日曜日)

ほぼ一睡もできないまま帰省し、夕刻の呉湾を見る

20時42分 暮らし , 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 天気:ちょっと雲あり

 今回、マスクに加えてアイマスクも用意し、眠りにくい高速バスでの就眠グッズは十分かと思われた。しかし、ほぼ前輪車軸上の第1列だったのが災いし、どうしても眠れない。その上、なにが悪いのかバス車内に警告音が頻繁に鳴り響き、まどろむことすら難しい。結局、運転手チームが基地に問い合わせて調整したらしく、真夜中にようやく警告音が止まった。それからようやく、1時間くらい寝たかな。
 ともあれ、朝は完全に明けきり、やがてバスは広島駅新幹線口に到着した。なにやら舞踏病の患者めいたフラフラとした覚束ない足取りで呉線に向かい、まずはホームの駅うどん*1で、肉うどん*2を食す。とりあえず生き返った。
 呉線で呉に向かいつつ、車内アナウンスに耳を止める。なんでも、呉線の東側、安浦から先が大雨の影響で不通のままなんだとか。それは困るな。火曜日からしまなみを走るので、尾道まで呉線を使うつもりなのに。まあ、広島経由でもそれほど時間は変わらないはずだ。
 目を外にやっていると、小屋浦の辺りで海上を行く潜水艦を目撃。葉巻型の新世代艦と見た。当たり前だが、水深の浅い瀬戸内では、潜水艦も滅多に潜水行動しないはずだ。
 呉につき、実家まで歩く。暑いなあ。実家に着くと、既にポケロケを収めたトラベルケースも到着していた。まずはポケロケを組み立てる。そうそう、ステムを交換せねば。それはあっちを出立する日に黒猫が持って来てくれたので、手持ちで持って帰っていた。新しいステムは同じくThomsonの110mm。元々は60mmを着けていて、これを90に、さらに110mmにしたので、なんと50mmも延びている。しかしサドル位置も20mm弱前進させているので、差し引き30mmの延伸ということになる。試走がてら、早速中通のモリスに出かけた。
 モリスはちょうど昼時で、しかも僕が駐輪しようともたもたしている隙に、家族連れが一気に押し寄せていたので、座るまで10分ほど待たされた。盆にはさぞかし増えるだろうな。
 腹ごしらえをして、いったん帰宅した。眠すぎる。エアコンの効いた部屋で爆睡する。
 夕刻、ムクリと起き上がり、大和ミュージアム裏の埠頭に出かけた。ちょうど夕陽を受け、建物も暖色に輝き出す時刻だ。
 ステムを伸ばしたポケロケは、想像していたよりずっと踏みやすくなった。結局のところ、BBが前寄り過ぎて、回しにくく踏みにくくなっていたように思う。BD-1もそうだが、僕にはBBが前過ぎる自転車は向いてない。というか、蹴倒しペダリングが出来ないように思う。
 いよいよ暑苦しくなってきた夕陽を撮ると、Powershot SX10では見事に星型の夕陽が形成される。絞りの形なんだろうな。
 沖合に眼をやると、軍港らしく自衛艦が多数停泊している。特にその巨体が目立つ、おおすみ型。これは艦番号からしてくにさきのようだ。おおすみ型は全鑑が呉に配備されているので、常に呉で最も目立つ自衛艦だ。もっとも、巨大とはいえ、IHIのドックで建造中のアホみたいに巨大なタンカーに比べれば、可愛いものだが。
 呉港には頻繁にフェリーが出入する。特に江田島とのフェリーは多い。第2音戸大橋が完成しても、江田島との交通の主流はまだまだフェリーだろう。と、松山からの帰りによく乗る、松山~呉~広島航路のフェリーが出て行く。
 さて、寝転がっていたのは大和ミュージアム裏*3のデッキなのだが、そこには以前から不思議に思っていた謎の設備がある。排水機かなと思っていたのだが、今日はそこに海保の巡視船が止まっていて、なにやら作業をしている。どうやら給油しているようだ。ということは、この謎の設備は給油用の端末か。巡視船が離岸し、すぐ傍の海保埠頭に向かった時、甲板の船員が女性であることにやっと気づいた。海保も男の世界じゃ無くなっているようだな。

2010年08月07日(土曜日)

実家への高速バスに乗る

23時55分 暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 天気:晴れが続くねえ

 ダラダラと昼間で寝る。今年は本当に暑さが応える。エアコンの無い眠りは難易度が高すぎだ。毎日30℃超で、一日として気の休まる暇が無い。去年は扇風機だけで十分凌げたんだがなあ。
 夕刻、帰省前に走っておこうと思い、境川にMR-4Fを向けた。出掛けに、いまいちなFDを調整しておいた。境川は、さすがに暑いが、川沿いには風が通るので救われる。
 帰宅して一風呂浴びると、急いで戸締りをして、荷物を担いで横浜駅に向かった。案外に時間ギリギリになってしまい、しかも電車が全体的に遅れていたので、あるいは乗り遅れも、と覚悟していた。が、なんとか間に合う。
 バスに乗れば、やることは余り無い。とりあえずエアコンが効いているのはありがたい。が、喉を痛めるので、消灯の際にマスクを着けておいた。消灯になるとカーテンも閉められ、外がどうなっているか全くわからない。しかし意外に車が流れている感じではあった。

2010年08月06日(金曜日)

夏休み突入前日

23時17分 暮らし , 思考 天気:いい天気だ

 明日から職場の半分の人員が夏休みに突入する。翌週はもう半分だ。こういう場合、得てしてやばい事態が持ち上がるものだが、今年は出尽くしたのか、あるいは暑さに顧客もへばったのか、そういう話を聞かない。無事に突入できそうだ。
 自転車は実家に送ったし、明日は夜の出立なので、のんびり出来そうだ。暑い中、歩いて帰宅した。
 そういえば、原爆記念日。今やなにほどの意味があろうやと思いつつも、惨禍に見舞われた人々の冥福を祈らずにはおられない。

2010年08月05日(木曜日)

ポケロケを発送

22時18分 暮らし 天気:晴れ

 今日も定時で退ける。しかし暑い。本音を言えば、陽が隠れてから外に出たいくらいだ。
 帰宅して、ポケロケをトラベルケースに詰めた。ポケロケ、サイクリング用品一式を格納し、トラベルケースはコンビニに宅配便として預けた。片道\1500で手ぶらで楽々移動できるようになるんだから、使わない手はない。ポケロケの梱包も、3度目ともなると慣れたもんだ。
 後は土曜日深夜の高速バスで帰省するだけ。時期が時期だけに、往復とも時間を要することだろう。

2010年08月04日(水曜日)

ちょうど日没の頃に歩いて帰宅

23時55分 暮らし 天気:晴れ

 今週はずっと定時で帰宅出来そうだ。長い休みの直前にこれは、ありがたい。
 今日も定時から少し引きずったが、空が明るいうちに会社を出た。
 踊場の坂を登ってゆくと、ちょうど丘の向こうに次第に陽が隠れてゆく。歩く速さとちょうど同期するのか、丘を越えると今まさに陽が没したばかりで、金色に燃える雲が低くに掛かっていた。暑さも和らいで、一段落だ。
 帰宅して、ポケロケをトラベルケースに詰めて発送と考えていたが、妙に眠くてバタンキューで寝てしまい、時期を逸する。まあ、明日やっても、最遅でも日曜日には実家に届くので、問題ないけど。

2010年08月03日(火曜日)

セーフティレバーの自作を考える

21時57分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れ

 予々、MR-4Fにセーフティレバーを着けたいと思っていた。ツーリングの際にはバートップを持ったリラックスポジションを取る場合が多いのだが、現状ではその場合にブレーキを引けない。時々、それがストレスに感じるほどだからだ。
 補助ブレーキレバーの場合、ブレーキケーブルの中に挿入する形になるので、どうしてもブレーキレバーのタッチに悪影響が出る。殊に取り回しが冗長になってしまう折り畳み自転車では、看過し難いほどに悪化してしまう。実際、10段化してケーブル系を一新する前のMR-4Fは、リアのブレーキフィーリングが最悪だった。同じようにTCR-2もイマイチなタッチなのだ。
 そこで、ブレーキレバーに外付けするセーフティレバーということになる。以前から探してはいるのだが、時々オークションに流れるものも、ケーブル上出し型のセットばかりで、MR-4Fには着けたくないものしか見当たらない。あちこちで在庫が発掘される場合はあるみたいだが、やはりタイミングが合わないと買えない。ダイヤコンペでセーフティレバーが再販されるという可能性もほぼ無いようだ*1
 一方で、これは再版されたギドネットレバーという手もあるにはあるが、これはブラケット、スプリントと、スピードが出るポジションほど引き難い*2という弱点がある。バー下持ってスプリントポジションなど年に何度も取らないが、しかしスピードを出している時にブレーキを全く引けないというのも恐ろしい。
 仕方ない。セーフティレバーを自作するか。
 幸い、古いシマノのセーフティレバーが(なぜか)手元にあるので、これを改造することを考えよう。これはレバー軸に共締めして、作用端をレバー本体に固定するタイプだ。MR-4Fに着けているBL-R400は、セーフティレバーの適用なんぞ考えてないので、レバー軸には共締め出来る余地はない。タップでネジを切ってという手も使えそうにない細さだ。仕方ないので、レバーの軸近くに孔を開けて、そこで止めることにしよう。多少引き幅が変わるが、影響は少ないのではなかろうか。
 まあ、壊れても\3000の安いブレーキなので、試してみようかな。

2010年08月02日(月曜日)

パーツ色々発注

23時15分 自転車 ( 自転車いじり ) 天気:晴れときどき不穏

 ポケロケのステムが短すぎる。換えたいなあと思って考えていたら、その他にも色々欲しくなって発注してしまった。
 まずあさひでThomsonのステム(110mm)とヘルメット用バックミラー、シマノのホローテック2系BB外し。バックミラーは今使っているものと同じだが、作りが悪くて鏡面だけが外れて行方不明になってしまった。でも代替え品もないので、また買わざるをえない。
 本当は、この他にもCarradiceの大型サドル*1バッグ、SQR Slimも発注したのだが、即座に品切れとの回答があった。これはOrtliebの防水バックパック、Track 35ともどもにWiggleに発注した。ポンドはやや上がっているが、それでも国内の半額程度で買える。
 なぜ大型サドルバッグかというと、ポケロケにも荷物を背負わせたいからだ。ポケロケに付いているThomsonの軽量シートピラーに、Rixen&Kaulのアタッチメントはきつそうだ。1カ所で締めるので、負担が大きくなりそう。その点、Carradiceのものは、2カ所で締めるので負担が減る。日帰りならSlimバッグで十分だし、泊まりの場合でも背負う荷物を減らせるのはありがたい。
 一方で、OrtliebのTrack 35は、完全防水バックパックなので、いざという時の天候急変に備えることが出来る。今みたいに電子機器を持ち歩くようになると、水の脅威を凌げる安全地帯を確保できてないと、特に長めのツーリングの時に辛い。バックパック+レインカバーでは、カバーに水が染みてくることが多く、またカバーで覆えない背負い紐側から浸水することすらある。最初から防水されているバックパックの安心を買った。
 これらが帰省までに届くのは難しそうだが、夏後半には届きそうな気配だ。

両Android端末の運用を変更

16時35分 デジタルギミック 天気:雲多いかな

 どちらもB-Mobileモバイルルータ+U300simをベースにしていたのだが、IS01は封止していた3Gを解除、HT-03AはU300simを入れて運用することに。モバイルルータベースだと、接続に待たされたり、定時ポーリングに失敗したりするので、それなりに制限が大きい。それでも、普段はIS01を最低料金で使えるので、多少の制限は目をつぶるが、旅先なら時間を惜しんで直接通信したい。というわけで、どうせ旅に出るだろうこの8月は、この運用に戻すことにした。
 9月も旅に出る予定だが、10月は今のところ無いので、またその時には運用を変えるつもり。せせこましい節約だ。

2010年08月01日(日曜日)

Bromptonの輪行コロ入手に関内に

20時00分 暮らし , デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) 天気:快晴

 暑い。暑すぎて趣味部屋から出る気にならねー。UbuntuなLinux機で自転車ネタを漁りながら、時々寝たりしてたら昼を過ぎちゃったよ。今日は青春18切符を買って、IKDを襲うつもりだったのだが*1。しかしこの時間では行くだけで精一杯だな。
 そもそも、IKDに行くつもりだったのは、Bromptonの輪行コロの代替を買うつもりだったからだ。しかし、別に高崎まで出なくとも、関内に出ればLoro、GCSがある。Loroには無いと以前聞いていたので、GCSを目指そう。暑いので、もちろん地下鉄輪行でな。
 地下鉄で関内に出て、そこから山下公園の近くにあるGCSに向かった。ここはオシャレーな店構えだが、ことBD-1だのBromptonに関しては補修部品をちゃんと置いているからいい店だ。と思いきや、この標準タイプの輪行コロは無い。店の中の人の口ぶりでは、そもそも取寄したことも在庫したこともなさそうだ。みんな高い方のコロに替えちゃうのね。
 店の人に色々聞くと、高い方のコロも僕の場合は2個買うだけで済みそうだ。これは本体のマウント直付のものと、標準キャリアの後ろに付くものとで、ボルト径が違うのだそうな。なんでそんな事するかなと思うが。ともあれ、僕の場合は本体直付マウントの方を交換するので、2個買うだけでいい。こんなローラーに2個3000円かよと思いつつ買った。
 このまま帰るのは悔しいので、山下公園をうろついた。これを撮るのは初めてだと思いつつ、マリンタワーを見上げる。そもそも入ったことがない。
 遊覧船が、強い西日に照らされつつ、入港してくる。
 公園全体が、強い光にかえって沈み込むようだ。
 公園の至る所に、夜からの花火大会に備えて場所取りする人が居た。こんな暑い中、ご苦労様です。
 地下鉄で帰宅し、輪行コロを替える。これ、高いだけあってよく転がる。が、転がり過ぎじゃあるまいか。前の標準コロは、安いだけに転がりにくくはあったのだが、それが絶妙のブレーキとなって、迷走防止には良かったのだが。