Strange Days

2005年07月31日(日曜日)

町田方面までうろうろ

20時36分 暮らし 天気:晴れ

 昨日の疲労が少し残っていたからか、なんだかやる気の無い一日になった。
 朝は10:00に起きてぼんやり過ごし、昼食を作ってからまたぼんやり。昨日の走行のダメージが、意外に残っている。MasterXLのサドル位置とハンドル位置を変えたのだが、それが不十分で、かえってダメージが残ったように思う。サドルをもう少し後ろに下げたい。それと、ハンドルはもう少し上げたい。ハンドルの方はステムを変えるしか無さそうだが。
 それで気がついて、MR-4Fのハンドルも上げておいた。これでドロップハンドル車は全部ステムが裏返っている状況になった。フルサイズロード2台のITM製ステムは、裏返すとロゴも裏返るのでいまいちだが、MR-4FのDIXNAはロゴも上下一つづつプリントされているので、見た目もいい感じ。
 町田まで走った。疲労回復のつもりで、くるくる足を回す。ハンドルを上げて、一番変わったのが、手首へのダメージが激減したこと。以前は腱鞘炎に悩まされていたのに、今ではさほど感じないのだ。ほんの20mmくらいの差だが、効果は大きかった。
 町田では、ヨドバシでD70用軽量三脚を買うつもりだったのだが、眺めているうちにこれを持ち歩くシチュエーションが思い浮かばなかったので、今回はヤメ。三脚を持ち歩くくらいの状況なら、自転車もそれなりだろうし、ならば今のカーボン三脚でいいじゃないか。
 代わりに、というわけではないが、PCゲームを買ってしまった。ティル・ナ・ノーグIVなんてのを発見してしまったのだ。Windowsに移植された最初のバージョンをやった時、操作性の悪さにクソゲー臭をたっぷり嗅ぎ取ったもんだが。それなりに受けたようだな。安心安心。この勢いで、ブルトン・レイも復活してくれんものかのお。ソーサリアンすらネットゲーになるって話だし。
 帰路、夕刻の境川で、印象的な空を写す。やっと夏の夕暮れらしい空を拝めた気がするぜ。
 立場駅前のヨークマートに立ち寄り、帰宅。
 来週からは、もう夏休みに入ってしまうんだな。準備しておかねば。

2005年07月30日(土曜日)

三浦半島で日干しになってきました

20時06分 自転車 天気:くもり

 朝は8:00に起床。まあ9:00には出るかなという心積もりだった。本当は神奈川支部で声を掛けて、9:00に桜木町集合という予定だったのだが、どうせ誰も来ないし(汗)。
 なんだか気合が入りきらず、出発は9:30を過ぎた頃になってしまった。今からR16始点まで行くのは面倒だ。市道環状2号を南下しよう。戸塚辺りでパラパラと来たが、それ以上は来なかった。道に水が残っていたので、通り雨が過ぎた直後だったようだ。助かったな。
 今一、左膝の調子が良くないので、ゆっくり流すように走る。完全なLSDモードだわ。特に坂は、ことさらのようにのんびり登る。
 三崎へと南下するコースは、意外に快調。向かい風が吹いているのだが、おかげで汗が綺麗に蒸発して、暑さにうだることが無い。その代わり、水を派手に消費している。20kmくらいで1本消費してしまった。
 R16で馬堀海岸近くまで出て、観音崎はショートカットしてしまう。直接久里浜に出てから、また海岸線をショートカットするつもりで内陸へと進路をとった。忘れていた、この辺は結構な坂ばかりなのだと。おかげで少々消耗してしまう。この近辺の笑える地名。尻を擦りそうなくらいの坂は通過しなかったが、かつて道路網が未発達だった頃には、そういう経路を通らざるを得なかったのだろう。
 海が鉛色なのでいまいちさわやかな気分になれない三浦海岸を走り、三崎高校方面に直接坂を登った。途中で見たお花畑
 三崎に着いたのは、かれこれ13:00前だった。50kmを3時間強も掛けたことになる。ちょっとのんびりしすぎ。ちりとてちんはなぜか準備中の看板が掛かっていた。代わりに適当な蕎麦屋でなぜか葱トロ丼を食らった。はーあ、元気が出る。
 うらりであんとろまんを買って、2Fデッキでのんびり寝て過ごした。陽射しも無く、風も当たるのでいい塩梅だ。
 14:30になり、そろそろ走り出そうという気になった。油壺方面まで、海岸を走り、R134に合流してから、鎌倉方面へと向かった。ほぼ追い風で、速度は出るが、風がまったく無くなる瞬間が増えた。これはつらい。汗が一気に増えた。頭も煮えそうだ。
 混雑する道を逗子まで抜ける。本来は伊勢山トンネルを通らねば、鎌倉へと抜けられない。しかし以前つかさ氏に着いて走った裏道を走ると、車の少ない道を行けるのだ。鎌倉まで楽々抜ける。逗子マリーナの辺りで、気持ちのいいウッドデッキの道で一休み。さらに鎌倉からは駅裏の裏道を走って境川へと抜けた。
 帰宅してメーターを見ると、大体100kmほどの走行だった。それにしても消耗した気分だ。水も4lくらい消費したろうか。夏場は水分補給が肝だな。

2005年07月29日(金曜日)

G-SHOCK携帯に機種変してきた

21時54分 デジタルギミック 天気:なんか雲多いよ?

 帰りに、戸塚のauショップで機種変更してきた。例のGショック携帯がそろそろ出回っているらしいので。
 色は黒がいいな。やはり僕も黒い人だし(謎)。そんなことを考えつつ、在庫を聞いてみると、黒だけ無いそうな。じゃあ、赤でいいや*1
 早速持ち帰って遊んでいるのだが、重いな、こいつは。薄くて軽いINFOBARに慣れているので、こいつを首から下げると吃驚する。その代わり、濡らそうが落とそうが、少々ではびくともしないような頼もしさもある。悪くは無いな。
 機能的にも、外部メモリーは無いが、十分だ。CDMA-1WINじゃないのが致命的、という評価をちらほら見たが、これで頻繁にウェブを見るわけでも無いので、僕としては問題は無い。まあ定額を使える方が精神的には楽だけどな。全体的な動作も、INFOBARよりも軽快で心地よい。キーも押しやすい。これはいいんじゃないかい。
 とりあえず充電しておいて、明日の三浦半島周回で持ち歩き、使い勝手を見てみようと思う。

インラインスケート物色中

12時32分 レジャー 天気:いい天気だ

 昨日、自転車での帰路に、近所のアルペンに立ち寄った。実はインラインスケートが欲しいとかねがね思っていたので、目星を付けに行ったのだ。しかし、この店には置いてない。がっかり。他の店で探そう。
 以前から欲しいと思って、細々と調べてはいた。ベアリングのグレードがどうのとか車輪のサイズがどうのとか。しかしまあ、一つ買って試そうではないかと、手頃なものを買ってから一通り遊ぶつもりなのだ。
 インラインスケートの目的は、一つにはフィットネス。自転車では楽すぎて、今ではそれなりの距離を乗らないと、またそれなりの頻度で乗らないと、全然強度が上がらない。そういう乗り方をしてるのが悪いのか。ともあれ、インラインスケートなら、境川を下って登り返すくらいでも、かなりの消費になるのではないか。
 もう一つは、これで境川沿いに散歩したいということ。自転車だと、カメラを使うには、止まって、降りて、自転車を置いて、と面倒な手続きが必要だ。インラインスケートなら、立ち止まって、そのままカメラを使えばいい。後、超低速でもこけにくそうなので、自転車とは違った風景を楽しめそうだ。
 なんか、最近は90mmとか100mmとかの大径車輪が流行りみたい。100mmとなると4インチ相当で、超小径車、たとえば6インチのハンディバイクとの差なんて、地球のサイズからすれば誤差といってもいいくらいだろう*1。もしかして、究極の超小径車はインラインスケートと変わらない走行性能になるのではなかろうか。
 目を付けているのが、フレームを外せるタイプのもの。フラットペダルの自転車と組み合わせると、非常に行動範囲が広がりそう。FILAの90mmホイールのものなんかよさげ。しかし、車輪がでかいということは、立ち位置も高くなるということなんだな。こけるとよけい痛いということか。
 ヘルメットとかプロテクターとか、自転車用のものをそのまま使えそうなので、意外に安くつくんではないかと思っているのだが、はてさて。

2005年07月28日(木曜日)

頭を(思い切り)刈りました。

21時18分 暮らし 天気:晴れ(雲増量中)

 今日は給料日なので、定時でさっさと退けた。ついでに散髪しておくことにする。この頭なら月一で刈りたいし、給料支給日は定時退勤が原則なので、この日に刈ると決めればいいのだ。
 五分刈り、五分刈りと五倫刈りの中間と来て、今日は遂に五倫刈りにしてみた。ここまで来ると髪を指でつかめない。これ以上は、もう剃ってしまうくらいしかない。頭を撫でると、髪に滑る感覚ではなくて、剃り残しの髭のようにゾリッとした手触りだ。さすがに、丸刈り指定だった中学生の頃を含めて、ここまで短くしたことは無い。
 時期が時期なので、なんだか坊さんみたいに見える。もはや放熱量が大きく上回っているのか、こんな天気にもかかわらず、頭は涼しい。日焼けは心配だが。
 爽快かつ愉快な気分で帰宅した。

肉離れかなんか知らんが冷やしとけ

20時11分 暮らし 天気:いい天気だ

 時間が経つに連れ、左足の引きつりは消えていった。というか、現れたときと同様、いつの間にか消えていた。なんだったんだ。肉離れにしても超軽度のものだったのだろうか。あるいは、本当に寝ている間に攣っていたのか。わからん。
 違和感が消えたのはいいのだが、今度は左足のハムストリングの痛みが再発してしまった。これがトリガーだったのだろうか。あるいは逆に先の症状がハムストリングの故障を再発させたのか。
 いずれにせよ、ハムストリングに関しては熱を持っていたので、先の違和感を覚えた部分共々、帰宅してアイシングしておいた。あれ、ミズノのアイシングサックが見つからねえ。しかたないので、コンビニ袋で代用しておいた。
 ちょっと様子を見るが、土曜日にやるつもりだった三浦半島周回は、見送りになりそう。
 しかしまあ、足の故障は続くことよ。

なぜか足攣り掛け

10時23分 暮らし 天気:殴りたくなるような陽気

 なぜだかなぜか、左足の脹脛が攣り掛けの状態になっている。足を伸ばしきる時、上部内側辺りにピクッという痙攣が走るのだ。気がついたときにはそうなっていた。なぜ? カリウムが足りない?
 マッサージしても、これというしこりは無いので、ちと苦慮しております。自転車で坂を上がるときにつらいのだ。バナナ食べるから治ってくれよー。

(追記)ヤバイね、これは肉離れだわ。長引かせないように、運動を控えなければ。

2005年07月27日(水曜日)

秋の南会津サイクルトレインは、どのコースに

23時05分 天気:いい天気

 さてさて、第七回の案内が出た。
 Cコース、Dコースには惹かれる。特にCコースに『蕎麦うち体験』が入ったのが大きい。かなり美味しいとこ取りのコースだ。Dコースもおいしそうだが、よくよく大会要旨を読むと*1、ダートが含まれていると書いてある。まあEPICを担いでいけばいいだけだが、今回こそMasterXLを担いで行きたいので、多少引っかかるものがある。
 でも、そこそこ走るし、CかDだなと思っていたら、Eコース*2は"ツール・ド・南会津"を標榜する、南会津一帯快走のコースらしいぞ。これも惹かれるなあ。
 とりあえず、七月一杯は考えようと思う。

2005年07月26日(火曜日)

台風来たけど逸れちゃった

22時29分 暮らし 天気:台風襲来中

 今日は今年初めて台風にぶちのめされる、記念すべき日になりそうだと思っていた。
 さすがに自転車通勤は控え、地下鉄で向かう。はっきりいって、自転車よりも歩く方が暑い。しかし、台風のもたらす強風は、自転車通勤には危険だ。無理しないのも自転車通勤のコツだと思う。
 さて、そんなワクワクした*1気分も、定時が近づくに連れて萎んでくる。台風が東に逸れてる!*2。台風は東側の勢力が強く、西が弱いので、このままでは弱っちい台風もどきに頬を撫でられるだけに終わるではないか。なんてことだ、大自然の猛威を人間どもに思い知らせるという役目を忘れたか。
 ちょっと残業して帰宅したのだが、帰路も雨は少なく、風もほとんど無い。これなら、行き帰りとも自転車で十分だった。
 帰宅して、しばらくするうちに、雨脚と風が強まってきた。が、それも豪雨というには程遠いレベルで、あまり続くことも無く、夜半には上がってしまった。
 まあ、次に期待するか*3

2005年07月25日(月曜日)

BikeFridayの新リカンベント

20時19分 自転車 天気:悪化中

 意外に早く公表されたな。やはり406のツーリング、451のスピード、各モデルがあるようだ。委細は不明だが、ポケロケを買うならホイールは合わせ、451の方が魅力的だ。上ハンドルモデルしか無いようだが、にち氏が上ハンドルに換装したSatRDayを見る限り、美味く処理すれば下ハンドルモデル並の一体感は醸し出させそうだ。スーツケースへの収納性は保たれている。
 早く実物を見てみたい。というか、来年にはきっと誰かが買ってるだろうから、荒川で試乗してみたい。

第7回東京・南会津サイクルトレインは7月26日案内開始予定

16時14分 天気:びみょー

 今年は開催も募集も早めになってるんだ。
 忘れちゃいかんでよ。

来年は二人の番だろう

11時55分 自転車 天気:やな予感

 ランス7連覇、か。引退するなんて信じられない強さだ。
 しかし、『来年は二人の番だろう』ってのは嫌味か?
 ウルリッヒやイバン・バッソが死力を尽くしたことは疑わないが、それでも来年からのツールは寂しくなるだろう。どうしても、ランスに一度も勝てなかった奴ら、という観は拭えないのだから。
 ウルリッヒも、来年は勝てるなんて思ってると、足元をすくわれるかもね。
 これという激強チャンプ候補が見当たらない中、ツールはまた戦国時代に入るだろう。

2005年07月24日(日曜日)

えっ、地震だったの(吃驚)

22時39分 自転車 天気:雨のちくもり

 ちょっと早め(7:00くらい)に起きたのだが、外は雨の真っ最中。あかん_| ̄|○
 昼まで不貞寝して、それからBD-1の改装に着手した。ってまた改装するのか。
 我がBD-1、使っているシマノの赤いブレーキ*1のレバーが短く、かつグリップシフトとの相性が悪い*2ので、長い4フィンガーのものを購入したのだ。今は無きサンツアーのものだ。さらに、グリップも磨耗しきっているので、スペシャのBGグリップ*3に換える。
 とりあえず片側だけ変えたところで、ちょっと走っておきたいと思った。水溜りが残っていそうな状況に、鉄ロードは無いよなと考え、EPIC号で出動した。
 走りながら、最近のポジション考察の集大成を試みる。サドルをわずかに低めに、腰は引いて、さらに背中を丸め、腰で踏む感じにする。これで、30km/hを保って走れる。この腰つきが勝利の鍵だ*4。気を抜くと腰つきが崩れるので、しばらくはこれを意識して走らねば。
 走行中、なにやら藤沢市の防災放送がやかましい。なにやら地震があったとか。そういえば、走っている時に妙にがくがくするなと思った瞬間があった。あれがそうだったのか。しかし、このときはそんな大きな地震だとは思ってもいなかった。
 南端で折り返し、ダイクマに立ち寄ると、携帯に着信した形跡がある。えっ、実家から? 嫌な予感を覚えつつ、掛け返してみる。みんないい歳だからなとか考えつつ。しかし、電話に出た母は、『無事じゃった?』と申す。はっ、ああ、地震のこと? そこで初めて、震度5を記録したのだと知った。外に居たので全然気づかなかったと答える。
 帰路、近所で可愛らしいひまわりを発見。なぜかそっぽを向いてる奴もいる。地震でびっくりしたかい?
 帰宅して、BD-1の改装を完了させる。あれ、そういえばバーエンドを付け忘れた(汗)。ともあれ、中田中央公園へと試走に出た。まだ紫陽花が咲いていたりする。梅雨は明けたんだけど。
 BD-1のハンドル周りの状況。すっきりしている。すっきりしすぎ。やはり坂道ではバーエンドが欲しいなあ。ということで、帰宅してから取り付けようと決心した。ブレーキが異様に効くようになった。今までは2フィンガーで引っ掛けてブレーキングしていたのだが、新しいレバーは長くて、梃子の原理で大きな力を掛けられる。その結果、気を抜くと前転しそうなくらい効くようになった。シューの調整をしておこう。
 帰宅して、早速バーエンドを取り付け。しかし、BD-1につけているプロファイルのカーボンハンドル、非常に精度が悪い。センターが出てない! それに気づくまで、何度も全長とセンターを測りなおさなければならなかった。左右のスリーブの挿入長もまちまちなので、なにを優先していいのやら。とりあえず、全長から素直にセンターを出し、左右にレバーを付け直していった。右だけエンド取り付けのLEDライトを着けた。
 前より赤の度合いが減ったが、黒主体で精悍なハンドル周りになった。BGグリップはらくちんな予感がある。細かい修正は、また今度。

2005年07月23日(土曜日)

HARDROCK号をやっと走行状態に

20時24分 暮らし 天気:くもりだ

 今日は久遠氏主催で、東京圏に飛ばされ中の笑夢氏を肴にする会がある。あるのだが、夕方から東京というのはつらい。一日がそれに拘束されてしまうからだ。自転車趣味じゃなかった頃は、全然平気だったんだけど。というわけで、パス。自転車で走り回ることにする。すまん、平日夜なら、横浜辺りの面白い店を紹介できるよ。
 では、今日は気合を入れて走ったかというと、昼まで寝てました。てへ。昨夜、寝る前に外に出てみると、なんと雨が降ってるじゃないか! 出鼻をくじかれた俺様は、しおしおと休眠モードに入ったのさ。
 さて、昼まで寝て起きると、雨なんざかけらも残ってない、でも湿っぽい天気だ。まあ、少し走るくらいならいいでしょう。この間のかき氷オフの時、わざわざまき氏に和田サイで買ってきてもらったコネクタ(\80円)で、HARDROCK号のハブダイナモとシマノ新型ライトを接続した。これでやっと、完全な走行状態になった。
 このHARDROCK号で、境川を南下した。この自転車、重いMTBフレームに前後キャリアが着いて、ハブも重いハブダイナモと、重さを狙ったかのような構成になっている。手許の自転車では間違いなく最大重量で、15kgを越えているだろう。BikeEすら越える重量ぶりだ。おかげで、走行自体は安定している。坂も、非常に軽いギアがあるので、苦労は無い。まあ、まったりした自転車だ。
 帰路、飯田牧場に立ち寄った。思ったより客が少ない。閉店間際を狙ったからというのもあろうな。今日は新メニューが無かったので、チョコチップを。
 さらに帰路、団地だかマンションだかが面して立っているところで、色とりどりの花を写す。
 明日はもっと走るぞ、と思っていたら、雨の予報だ。週末を狙い撃ちかよ。台風も来るでよ。

2005年07月22日(金曜日)

涼しい日が続く

22時17分 暮らし 天気:どよどよくもり中

 それにしても、七月になってもエアコンをほとんど使わないで済むなど、去年の夏に予見できたろうか。とにかく、今のところは冷夏だ。農家など日照が必要な人たちには悪いが、やはり過ごしやすい方がいい。
 その代わり、全然星が見えないでやんの。昼の気温の低さは雲の多さによるものだが、夜に入っても雲は切れないので、ほとんど見えない。今年は、まだまともにさそり座を見ていないのだ。
 いい加減、アイピースの封印を解かないと、存在を忘れそうだ。

2005年07月21日(木曜日)

やはりしんどいのか

23時12分 自転車 天気:湿っぽいくもり空

 ハンドル位置を上げたTCR-2での帰路。やはりトルクを出しにくいので、坂道で弱る。ブラケットを持ってもまだ踏み込みにくい。スプリントポジションなら踏み込みやすくなるが、今度は呼吸がつらくなる。ままならぬものよ。
 帰宅して、今度はハンドルの角度を起こし気味にした。スプリントポジションを維持しやすいようにだ。そういえば、前のセッティングだとブラケットを持ってばかりだったが、あれはハンドルが低すぎたのも影響していたんだろうな。
 もう少しハンドルを上げたい気分でもある。そうなると、ステムの買いなおしになっちゃうな。ううむ。

みてみる

11時12分 思考 天気:いいみたい

 それにしても、自分がなんの気なしに使う言葉で、最凶に気持ち悪いと思うのが『見てみる』だ。なんで『見る』が二重化してるんだよ! 『見る』でいいだろ!*1
 これはきっと、"目で見る"+"実施する"というそれぞれの意味での『みる』が重なっているのだろう。しかしわざわざ二つ重ねなくても、どっちか一方の意味での『見る』で十分な文脈でばかり使っている気がする。
 凡俗どもにはどうでもいいことかも知れぬが、美しい日本語使いを目指す我輩には、まさに生死に関わる問題だ*2。とりあえず、おやつの後に考えてみよう。*3

ステムアップの効果は?

10時12分 自転車 天気:陽射しは弱め

 早速、通勤時にステムアップの効果を味わってみた。
 姿勢は少し楽になったかな。その代わり、トルクを発揮することが出来なくなった。坂道がややつらくなった。これは寝不足もあるのかもしれないが。
 このポジションなら、もう少しサドルを上げてもいいかな。また試行錯誤が始まる。

2005年07月20日(水曜日)

意外に涼しい夏

20時59分 暮らし 天気:晴れてはいるのだが

 なんでだろう、今年は涼しいみたいだぞ。
 去年なら、起きてすぐにエアコンを入れ、出社までその冷気の中でぐでーっとしていた頃だ。しかし今年は扇風機で十分凌げる。
 これはあれか、頭を丸めたのと、PCの電源をまめに落とすようにしたからか。PCの排熱も凄いが、脳みその排熱も凄いからな。
 あんまり涼しかったから、職場に入ってる電気屋にG-Shock携帯の予約入れちまったよ*1。七月中に入るかなあ、というところみたい。いちいち、別のショップに買いに行くのも面倒なので、会社で受け取れるここで買うことにした。自転車で走っていると、携帯電話をポケットに入れていても、汗に濡れてしまうのが恐い。この携帯なら、それを恐れる必要もあるまい。
 帰路、やはり涼しいなあと思いつつ帰宅。帰ってすぐ、MasterXLに倣い、TCR-2のステムも上下ひっくり返してみた。20mmアップくらいかな。通勤でまめに乗るから、その違いは体感しやすいはずだ。

2005年07月19日(火曜日)

次なる自転車イベント

20時56分 天気:昼から微妙に崩れる

 アパート*1の前の中学校は、一足早く夏休みに入ったようだ。朝一で我輩を必ずたたき起こしていたチャイムが、今朝は無かった。グラウンドにはクラブ活動中の生徒が走り回り、校舎からは吹奏楽部が練習している調べが聞こえる。そういえば、今年は冷夏なのか、まだエアコンがないと死んじゃう状況には陥ってない。
 さて、今年の夏は、久しぶりにしまなみ海道を走る。夏に走るのは3年ぶりだ。また干からびそうだがな。
 出来るだけ未踏コースを行きたい。大三島の全周、大島の北岸が目玉だ。また路頭に迷ったりしてな。でもそれが、旅の醍醐味だ*2
 最終日はまた山越えで松山に抜けたいが、左膝がまだ不安なので、海沿いにぐるりと回るかもしれない。
 それが終わったら、もう秋口の南会津サイクルトレインだ。でもその間に、どこかに出かけたいな。自走で御殿場を回ってくるか。

2005年07月18日(月曜日)

MasterXLのポジションを変える

21時25分 自転車 天気:暑いねえ

 今日はMasterXLでしばらく走ったのだが、やはり『サドルが高すぎ』とたか氏に指摘される。そうかなあ。サドルはともかく、ハンドルが低いのが困っている。いや、もしかしたら、サドルが高すぎと感じないのは、ハンドルが低すぎるからかもしれない。そこで、その二つを変えてみた。
 ハンドルは、ステムを上下逆に付け替えた。20mmアップ、10mm弱手前になったはず。それにあわせ、サドルも10mm下げた。これでBB中心~サドル中央面で680mm。5mm下げても今一違いが分からなかったので、思い切って10mm下げてみたのだ。これでもこぐのに不都合は無さそう。その代わり、膝にストレスが溜まりやすくなった。まあ、これで100kmほど走れば、なにかつかめるかも。
 MasterXLでは、足首に負担が掛かっていたので、やはり高すぎではあったのだろう。でもトルクを出せないと心拍がバクバクと上がってしまうので、これで本当に距離を走れるようになるのか、しばらく様子を見てみなければと思う。

かき氷ポタでぽたぽた

19時52分 自転車 天気:晴れたなあ

 昨日、荒川サイクリングから自走帰還した結果、かなりダメージを受けていたのだが、今朝には回復していた。寝る前に久しぶりにサプリを取っておいたのだが、効くなあ。
 さわやかな気分で集合場所の戸塚に向かう。こういうシチュエーションではこれでしょ、というわけでEPIC号。1kmくらい走ったところで、なんかフロントがゴリゴリ言う。なんとパンク。昨日についでのパンクか。ついてない。修理するにも引き返すにも中途半端な距離だが、結局は押して戻り、自転車を乗り換えた。MasterXLにした。
 戸塚駅に着くと、既にほとんどのメンバーは集合している。Birdy系が多かったが、密かにトレンクルも数台居たようだ。
 最初は柏尾川を南下して行く。なにせ20人以上の集団なので、信号を横断するときに往生した。マモル氏が先頭、僕が真ん中辺り、末尾をマモル氏のご友人の松原氏が守り、全体を引き連れてゆく。途中の休憩を挟みながら、江ノ島に向かう。
 今日はおの氏がタンデムを持ち込んできた。ViewPointよりは、こっちの方が軽量なんだそうな。
 途中、境川沿いのパン屋で昼食を買い込む。"カレーパンフェア"開催中とのことだったが、肝心のカレーパンは見当たらない。
 途中、江ノ島大橋を渡るのに苦労しながら、ヨットハーバーに腰を落ち着ける。なぜか鳶の姿が見当たらない。浜の方の、もっと美味しいカモを狙いに行ったか。
 おの氏のタンデムの撮影会をしたり、広角過ぎてなんだか寂しい集合写真を撮ったりした後、次なる目的地、埜庵に向かった。20台以上の駐輪場の確保に一苦労したものの、全員が二階席をせしめ、氷にありつく。今日は天然葡萄を試してみた。酸味の効いたフルーツ系は、やはり夏の氷に良く合う。ふと見ると、何故か朝は居なかったにち氏が混じっている。氷を食べたくてここで合流したんだとか。
 最後は片瀬江ノ島で解散。各方面隊を組んで、順次ばらけて行った。やはり、夏は氷が良い。

2005年07月17日(日曜日)

久しぶりに荒川サイクリング

20時10分 自転車 天気:晴れたね

 久しぶりに荒川サイクリングに参加した。前回参加したのは四月だった。あの時はBikeEで完全自走を目論んだ結果、かなり足を痛めてしまったのだった。
 今日はMR-4Fでの参加。夏のしまなみを見据えて、フロントにサイドバッグ+リアにも荷物という構成で、まとまった距離を走ってみたかった。
 JRで浮間舟渡に向かう。サイドバッグの持ち運びが、少しつらい。まあ、輪行時に持ち運ぶくらいなら、問題は無さそうだが。
 浮間舟渡に着くと、既に多くの参加者が到着していた。意外に少ない。3連休の中日というのも影響していたか。全部で30人程度だったと思う。お久しぶりな方々に挨拶して回るうちに、他にも続々と登場してくる。
 今回最大の話題を集めたのが、松戸のmomo氏の乗車。ご覧の通り、クロネコヤマト仕様なのだ。このまま荷物を運んでくれそうな雰囲気ではある。予定時刻になったので、例によってダラダラと出発。
 最初の休憩地まで一気に走る。MR-4Fはいい。やはりBD-1よりは走行性能は上だ。ごらんのように、荷物も詰めるようになった。残る問題はブレーキくらいかな。
 今日もGX8を持ち出した。S1よりずっと軽いので、走行中に写真を撮るなんて真似も可能だ。
 弱い南風ではあったが、全体的にピッチが早く、また僕自身も好調だったので、コンビニでの買出しを経由して、12:00には葛西臨海公園に到着していた。いつに無く早い。
 まったりと食事を取り、雑談しているうちに、時間は経つ。まだ14:00前なのに、散会が宣言された。さっくりと進んで、良いことだ。
 帰路は、誰かに着いているつもりだったのに、いつの間にかロンリーな道行になってしまい、独りで内堀通りに向かった。楠木レストラン近くで休憩していたら、一部の参加者と再合流。どうも、こちらも走っている内に他の参加者を見失ってしまったようだ。
 ここで休憩を取り、家に向かって走り出した。快調に走っていたら、R15三田近辺で、道路上にあった異物*1を踏んづけてしまった。途端にパンク。ついてない。早速道端で修理を始める。パンク箇所は簡単に見つかった。見事なスネークバイト。パッチ一枚でカバーできたのが幸いだったが。テクノバ2はサイドが弱いなあ。
 体力を消耗しながらも、日のあるうちに帰還。100kmも走ってないのだが、凄く消耗した。

2005年07月16日(土曜日)

NHKスペシャル「ディープインパクト~生命の起源に迫る彗星探査~」

23時06分 テレビ 天気:良好

 今週のNHKスペシャルは、彗星への”爆撃”を敢行した、NASAの彗星探査機ディープインパクトの話題。
 ディープインパクトのターゲットは、地球近傍を頻繁に通過するテンペル彗星だ。前回のハレー彗星接近時以来、彗星の直接観測は何度も試みられている。だがこのディープインパクトの特徴は、インパクターと呼ばれる小型の子探査機を突入させて、彗星の一部を破壊し、内部の組成を直接観測しようという点にあった。インパクターは知能を持つ、一種のミサイルで、衝突起動を修正し、最適な地点に衝突する機能を持たされていた。確か、材質は銅が主体で、これは衝突時に彗星内部から噴出する(だろう)成分と、区別しやすくするためらしい。
 "衝突"は米独立記念日当日だった。首尾よく衝突に成功した、その一部始終は、探査機本体のほか、世界中の天文台でも観測され、その分析が進められた。
 テンペル彗星の表面は、反射能が極めて低い、黒く見える物質に覆われている。過去、観測してきた彗星のいずれも、同じような状況だった。
 衝突の状況からは、どうやら彗星の表面は比較的柔らかく、しかしその下には比較的硬い物質が存在しているようだ。氷主体の核に、黒い物質が降り積もって、層を成しているのではないかと推測される。
 日本の宇宙探査計画のタイムテーブルには、先日打ち上げられた"はやぶさ"後継の計画として、彗星へのサンプルリターンも計画されているようだ。彗星の裸の姿が、いよいよ人類の目に晒される時代がやってきた。

夕方にGX8を持ち出す

21時35分 デジタルカメラ 天気:晴れ

 昼にガス検知器の点検が入ったため、今日は遠出できない日になった。昼過ぎに来た、既に顔見知りになった点検会社のおっちゃんたちと話しているうちに、5分ほどで点検は終わり。これ、連休は外して欲しかったなあ。
 ともあれ、やっと自由の身になったので、15:00過ぎにEPIC号で家を出て、泉の森公園に向かった。GX8を使おう。
 生憎なことに、梅雨も終わりというこの時期は、花が少ない時期でもある。もう少しすると、ひまわりを初めとする夏花が咲き揃うのだが。それでも、やや萎れていたヤブカンゾウ*1を撮ってみた。
 帰路、東名沿いの猫スポットに向かう。実は、行きはR467を北上したので、境川は通ってなかった。
 猫小屋は境川寄りにあるのだが、そこから一本東のトンネル近くにも、プラスチックの箱を改造した猫小屋が設置されていた。後で猫小屋を見に行くと、なぜか場所が移動している。どうやら、このところの雨続きで、猫小屋がある辺りに浸水してしまったからだと思われた。
 この急造猫小屋には、親子数匹が暮らしているようだ。親猫らしいのが一匹、子供なのか居ついているだけなのか、若猫一匹、そして仔猫が二匹だ。見ていると、親猫が長い尻尾を振って、仔猫たちをあやしている。仔猫たちは、互いにじゃれあったり、親猫の尻尾にじゃれ付いたりして、活発に遊んでいる。うん、ラブリーだね。
 ところで、画像奥の若猫なのだが、向かって右の目が抉られているようなのだ。この辺は川筋なので、仔猫には天敵の鼬の類は多いだろう。またいかにもドキュンが溜まりそうな場所で、そういう奴らが悪戯したのかもしれない。猫には目の損傷は致命的なはずで、この猫は傷のせいなのか、餌を取れないのか、始終ノロノロと元気が無い。可哀想だが、先は無いなと思った。
 帰路、道端に咲く花に目をひきつけられた。赤と黄色の花が入り乱れているのだが、これが一株に混在しているのだ。咲き始めてから色を変えるのか、それとも修道士のメンデル先生が登場するような理由があるのか。赤と黄色が混在した花を接写。接写性能は凄い。ほとんどレンズがくっ付くくらいまで寄れる。これは凄い。

2005年07月15日(金曜日)

GX8をいじくりまわす

20時56分 デジタルカメラ 天気:いいようだ

 さっそくGX8を弄んでいる。
 このカメラ、暗い場所での画像が荒れるのは、なんとなくISO感度を自動で上げすぎるからだと思えた。S1みたいに300万画素級だと、あまり極端な差は感じられないのだが、800万画素級ともなると、元が微細な画像だけに、劣化が目に見えてくるようなのだ。とりあえず、ISO200固定で使ってみようかな。
 この点を除いたら、なんだか適当にautoで撮れば、そこそこの画像を得られるような気もする。

2005年07月14日(木曜日)

GX8がやってきた

23時08分 デジタルカメラ 天気:ずっとくもり

 朝、出社する準備をしていたら、固定電話が鳴った。こんな朝っぱらからなんぞやと思いつつ出てみると、郵便局からだった。なんでも、僕宛のものらしい荷物が来ているのだが、宛先書きの住所の一部が抜けているというのだ。今日来そうなものは、あれしかない。GX8だ。想像以上に早かったな。正しい住所を答えると、午前中いるかと聞く。夜しかいないと答えると、その頃うかがいますという答えが返ってきた。
 とりあえず、GX8が近くまで来ていると分かったので、残業を早めに切り上げて、帰宅した。
 家の近くに来ると、ちょうど郵便局のバンがやってきたところだった。やはり僕宛だったようで、部屋を空けようと鍵を出したところで、声を掛けられた。どうも朝に電話してきた人だったようだ。こんな時間まで仕事してるんだ。
 まあ、何はともあれ、GX8だ。開梱して、手に取ってみた。軽いなあ。PowerShot S1と変わらないんじゃないかと想像していたのだが、サイズも重さもかなり小さく、軽く感じる。
 電池を入れ、SDも差し、ストラップも着けて、試し撮りに中田中央公園に足を運んだ。もう盛りを過ぎた紫陽花をターゲットに、外付けフラッシュを使ったりもしながら、何枚か撮ってみた。作動感はどうもなあ。稼動部分が少ない代償か、シャッターが下りた瞬間を掴みにくい。擬似シャッター音を出すモードもあるが、なんだか画像を撮った瞬間とずれてる気がしてならない。まあ、気にしないでいいか。
 ファインダーが、本当のファインダーでしかないのには、ちょっとがっかり。本当に、単なる光学トンネルに過ぎないようで、付加情報がまったく無い。D70やS1の付加情報てんこ盛りのファインダー画面に慣れているので、かなり寂しく感じる。また沈胴式のレンズを延ばすと、ファインダーの左下隅がけられるのがなんとも。
 20枚ほど撮ったのだが、帰宅して見てみると、暗すぎたり、外付フラッシュを使った場合は明るすぎたりと、まともな写真が少なすぎる。また画像の粒度が、本当に800万画素かよと言いたくなるくらいに荒い。どうも、夜景で、感度自動調整にしていた結果、ノイズが激増したようだ。
 しかし、起動は早いし、明るい場所ならそれなりの絵になるしで、スナップ用には素晴らしい性能を発揮してくれそうだ。なんといってもワイドなのが嬉しい。同じ位置から、GX8S1を撮り較べてみると、こんなに違う。
 S1は、使っているうちに、対象から離れて撮ることが多いカメラだったのだが、このGX8は逆に寄って撮ることが多くなりそうだ。この三連休で、使い方を身に着けようと思う。

GX8のオプションを買っておいた

10時34分 暮らし 天気:くもり気味

 さて、落札したCaplio GX8は、順調なら今週中には届きそうだ。そのオプションパーツを買うために、定時後さっさと退社し、横浜に向かった。
 ヨドバシの売り場をうろつき、1GBのSDカード、GX8用充電池セット、ストラップを購入する。ストラップは2点止めのものを買った。
 さらに、地下でコンパクトタイプの三脚を見繕う。手許にベルボンカーボン三脚、コンパクトカメラ用の多段三脚がある。カーボン三脚は比較的軽量なのだが、三段折り畳み式なのでかなりの嵩を食うのだ。
 ベルボンのラインナップを見ていて気づいたのだが、一応は一眼レフを念頭に置いた、コンパクト三脚もあるようだ。それを売り場で探して、ためつすがめつ眺めてみた。5段式で、足先の細さは不安になるほどだが、風が無いなら使えそうだ。風があるなら、足を短くすればいい。
 自由雲台のタイプが欲しかったので聞いてみたが、取り寄せになるという。わざわざ取り寄せてもらうつもりは無いなあ。町田のヨドバシや、他のカメラ屋で探してみることにした。
 帰宅して、夜寝る前に、出品者から『発送しました』というメールを受け取った。よしよし、もうじき来るぞ、新カメラが。

2005年07月12日(火曜日)

コンパクトな広角デジカメが欲しいのだった

23時57分 デジタルカメラ 天気:くもり

 D70とPowerShot S1を使い較べて思うのは、広角が欲しいということ。人数を収めなければならないスナップ写真の時、特に広角が欲しくなる。単に風景写真を撮る場合には、あまり必要を感じないし、望遠の有り難味が感じられるのだが。
 S1にワイドコンバータを着けるという手もある。S1にはレンズ保護のフィルタを噛ませる為のアダプタをつけてあるから、ワイコンだけ買えばいい。でもそうなると、S1の仰々しさが、もはやただ事ではない状況になる。
 市場を見ると、35mm換算で28mm相当からという広角を持つ機種も、いくらかあるようだ。キヤノンとかリコーとかフジとか。問題は、メディアが全てSDだということか。でもまあ、CFの使い回しはD70とS1の間でやってるから、新カメラに対しては結局のところ新しいメモリカードを買わなければならないのだ。だから、SDでもいいか。
 ざっと見比べて、惹かれたのがリコーの機種だった。比較的安いものが多い。特に旧機種のGXとかR1とかいったものがそそる。新機種のGX8は800万画素で、僕の用途には大仰過ぎる。R2は大型の背面液晶に惹かれていたのだが、光学ファインダが無いことに気づいて脱落。あれは白昼の直射日光の下で使うためには、必須のものだ。
 そういうわけで、R1をリファインしたR1vかGXかという情勢だった。どちらも店頭で手に取ったことがある。比較的分かりやすいインタフェースを持っていたと思う。
 どちらかを買うつもりで安値を探っていたら、YahooオークションでGX8が4万円弱で売り出されているのに出くわした。個人が買ったものの、デザインが合わないので放出するとか。しばらく悩んだ。800万画素も要らないことは確かだが、画像サイズは縮小すればいいだけの話だ。R系に較べて明るいレンズを使っているのに惹かれた。GXとの価格差は、これなら1万円程度。なら、入札するか。
 もう締め切り寸前だったので、入札したところ、その値段で落札できた。良かった。後はちゃんと届いてくれるのを待つだけ。
 落札してすぐ、出品者から丁重なメールを受けた。反応はいいみたい。早く欲しかったので、かんたん決裁で支払い、その旨をメールした。かんたん決裁って、小額だと手数料は固定額なのだが、一定額以上になると5%も取るんだな。今まで、安いものしか落札しなかったから、気づかなかった。
 出品者に休みまでに手に入るかなあとメールすると、善処する旨返って来た。週末には届きそうな雰囲気だ。
 実は、僕が最初に買ったデジカメは、リコーの30万画素級のものだった。コダックの100万画素の機種に買い換えるまで、重宝したものだ。内蔵メモリを持っていたり、独自の設計思想が感じられて、使いやすいものだった。GX8はどうだろうか。

2005年07月11日(月曜日)

髪切った効果

21時59分 暮らし 天気:ずっとくもり

 帰宅すると、まず窓を全開する。部屋にこもった熱気を逃がすためだ。
 ところで、少し前から全部のPCを落とすようになったのだが*1、その結果としてこもる熱気が激減したように思う。以前も換気用の窓は開けておいて、かつ小さな扇風機を回して換気を図ってはいたのだが。
 そういえば、今年はエアコンをほとんど使って無い。去年は6月終わりから使い始め、七月には既にエアコン漬けな生活になっていたものだ。しかし今年はそんなに恋しくない。やはり、頭を刈った効果は絶大だった。逆に冬場が恐いくらいだ。

2005年07月10日(日曜日)

走り足りなかったのでロード

19時31分 自転車 天気:晴れ間も見える

 先週、今週と自転車に乗ってない。雨と大きな非自転車系行事があったためだ。さすがに我慢の限界にあったので、日のあるうちに帰ったのを幸いに、MasterXLで出かけることにした。
 コースは、いつもの境川南下コース。久しぶりに乗ったMasterXLの走行感は、羽のように軽い。気持ちよく南端まで走った。
 休憩して*1、折り返し、日のあるうちに帰宅した。ついでに、中田運動公園の紫陽花状況を眺めて来た。姥紫陽花が増えているものの、まだ咲き始めの花も散見される状況だ。もう少し楽しめそうだ。
 ちょっと変わった角度から、MasterXLを撮ってみた。ロードバイクはスリムで美しいねえ。

'05キャンプ二日目

17時57分 レジャー 天気:ずっとくもり

 昨日の雨も上がり、水浸しの中で朝を迎えた。とりあえず撤収し、昨日行けなかった温泉で汗を流す。
 異常事態には見舞われたものの、それ自身も楽しめたキャンプだった。
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2005年07月09日(土曜日)

大自然に翻弄される俺たち!('05キャンプ初日)

23時50分 レジャー 天気:くもりのちすげえ豪雨

 去年は天候にも恵まれ、大いに楽しむことが出来た、このキャンプ企画。今年は雨にこそ降られそうだが、自転車を考慮しなくて良いこともあり、梅雨の雨程度なら大丈夫だろうと思っていた。
 だが、そんな舐め切った態度を取る我々に、常ならば穏やかな梅雨の空が、その牙を剥いたのだった。
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2005年07月08日(金曜日)

キャンプの準備

23時45分 暮らし 天気:降りそうで気になる

 明日は1年ぶりの富士山キャンプの日。去年のキャンプ時に得た教訓を生かし、迅速に準備をしておこう。などと前日深夜にバタバタ始めた時点で負けっぽいが。
 今回は自転車のことなんざなにも考えなくて良いので、着替えと寝袋、テントくらいで済みそうだ。着替えをまとめ、テントと寝袋、エアマットをバックパックに詰めた。流石にテントはバックパックに載りそうに無い。でも、寝袋が大幅に小さくなったので、荷物は前回に較べ、ずいぶんスリムになった。
 雨具はどうしようかと思ったのだが、とりあえず傘と合羽だけを入れておいた。雨は降りそうだが、これで凌げるだろう。
 明日の天気はどうじゃろうな。

2005年07月07日(木曜日)

ちょっとやばい通り雨が来た

23時53分 暮らし 天気:くもり一時雨

 今日は座学の一日だった。内容は面白かったけど、講師の声が通りにくくて、少し退屈した。
 さて、座学からの解放寸前辺りから、なにやら雲行きが怪しくなってきた。久しぶりの、本格的な雷鳴が轟き、まだ明るい時刻なのに黒雲が空を埋めて行く。すぐに土砂降りの雨が叩きつけるように降り始めた。うひぃ、帰り道、自転車で走っている時にこれに遭ったら、掛け値なしに死ねるな。どこかの軒先を借りて、レインコートを着る暇も無かったろう。
 幸い、遅くまで仕事で、外に出た頃にはむしろ晴れ間が見えるほどだった。微妙に濡れている路面を走り、帰宅。
 そういえば、今日は七夕。

2005年07月06日(水曜日)

気持ちよく通勤

23時54分 暮らし 天気:くもりだなあ

 今日は比較的気温が低く、行き帰りとも比較的気分良く走ることが出来た。7月に入って、暑くて死にそうという日が少ないのが助かる。
 帰宅して飯を作っていたら日が変わる時間だったので、吉野家で飯を食って帰った。新メニューの焼肉定食。うん、これいいじゃん。ちょっと高いけどな。
 湿度が高いのに少し肌寒いという外気に悩まされつつ、帰宅した。

2005年07月05日(火曜日)

週末キャンプに持って行くもの

20時13分 暮らし 天気:ぐずつき中

 今週末は、自転車仲間と富士裾野にキャンプ遊びに行く予定。天気は、今のところは晴れそうな気配だ。このままもってくれよ。
 去年は自転車を抱えて輪行して、それから自転車帰還するということをやったのだが、今年は車で往復しようじゃないかと言うことになっている。
 荷物はテントと寝袋、着替えくらいなので、バックパックに十分まとまるかな。晴れそうなら、三脚と双眼鏡くらいは持っていこう。星を見たいし、見えなくても富士山を眺めるのも良かろう。後、受け狙いにJETBOILもな。
 さて、ちゃんと晴れてくれますかね。

2005年07月04日(月曜日)

雨の中を自転車通勤

20時16分 暮らし 天気:概ね雨

 今日も雨の予報だった。でも、土日と自転車に乗ってないし、外の状況はそれほど激しい雨でも無いので、大丈夫だろうと自転車で出勤することにした。
 しかし、走り始めて間も無く、雨粒が大きくなり、降り込んできた。上はレインキャップ、レインジャケットを着込んでいるので大丈夫なのだが、下半身には何も着けていない*1ので、かなり濡れ始めた。まあそれも、放っておけば乾くからいい。
 問題は、ブレーキがちっとも効かなくなることだ。やヴぁいので、長後街道は避け、いつもの帰還ルートである裏道を通って戸塚に向かった。車と戦わなくていいのが助かる。
 帰路も降られるかと覚悟していたのだが、案外に雨は上がっていた。それでも、いつでも降りだしそうな気配があったので、レインジャケットは着ていた。しかし踊場への上りで、あまりに暑かったので脱いでしまった。
 夜にも雨が降り続いていたようだ。ちょっとエアコンのドライ運転が恋しくなったが、むしろ寒かったので我慢した。寒暖の差が大きいねえ。

2005年07月03日(日曜日)

気が抜けたのか、完全オフだった一日

19時58分 暮らし 天気:くもりのち雨

 今日は和田サイに行こうかと思っていたのだが、朝方に思わず二度寝すると、もうお昼の世界。さすがに今から和田サイは無理だな。
 昨日の夜、なんとなく雨になるだろうと睨んでいたのだが、果たして午後に入ってしとしとと降り始めた。和田サイに自走していたら、今頃悲惨な目にあっていたろう。
 身体が腐りそうなので、夕方になって散歩に出かけた。中田中央公園の紫陽花状況を観察する。今日はD70にNIKONの18-70mmを着けていった。タムロンの18-200mmは、どうもピントが甘い傾向があるように思えて、気になり始めている。
 雨と陽射しが交互に続いたからだろう、紫陽花は真っ盛りという感じで、すっかり色づいている。まだ咲き始めのものも見られるが、今が盛りなのだろう。雨に汚れを払われて、紫色がとても綺麗だった。
 家の近くに帰り、中学校の周囲に植えられている紫陽花をパチリ。一昨年くらいまで、近所には紫陽花の群落があったのだが、空き地が駐車場になり、また中学校の周囲にぞんざいな業者の手が入ったようで、ことごとく花芽が刈り取られてしまっている。
 部屋に戻り、雨の音を聴きながら、雑用を片付けた。土日と、まったく自転車に乗らなかったな。こんな落ち着いた日があっていい。とはいうものの、どうやら大雨が来るようだぜ。

2005年07月02日(土曜日)

神様に会ってきた

22時32分 音楽 天気:くもり

 正確には『神様を(遠方より)眺めてきた』だが。
 今日は昼まで寝てから体力を温存し、適当な時間に家を出た。もちろん、Jeff Beck来日公演を見るために。
 東京国際フォーラムに着いたのは、開場時間16:00のちょっと前だった。程なく入場が始まる。オフィシャルグッズとして、Tシャツとキャップを買っておいた。ストラップだのキーホルダーだのといった小物は忘れてしまいそうだし、パンフの類は確実にずたずたにしてしまいそう。いつも身につけていられる物がいい。
 ホールに入る。席は、なんと1F最後列だった! とほほ。まあ、ここはここで、後ろを気にしないでいいという利点はある。それに、列番から見て、どうせかなり後ろだろうと睨んだ僕は、ワイドビノを持ってきていた。本来はオペラグラスであるこいつは、こういう場所でも威力を発揮するはずだ。
 開演時間が近づくに連れて、場内に人が満ち始める。5000席あるここも満員の模様だ。こぐ氏は来ないなあ、と心配していたら、開演寸前にやってきた。NHKとやり取りして、時間を食ってしまったとか。それで分かったのだが、先ほどから一つ置いた席に座っておられた方が、こぐ氏のご友人だったということだ。
 客電が落ち、開園時間となる。ざわめきが一時収まると、ステージに人影がぞろぞろと入ってくる。バック隊が位置に着くと、最後にひょろりとした人影がずいと現れた。スポットライトが当たる。ジェフだ! 最初のナンバーが始まった。いきなり客席が総立ちになる。僕も思わず立ち上がる。でもその割に踊ったりはしない、不思議な光景だった。ある種の敬意の表れと解釈するべきか。
 前が立っているので、僕も立って見ざるを得ない。それにしても遠いよ。豆粒みたいだ。それでも、ジェフ・ベック以外には誰にも出せそうも無いサウンドが押し寄せてくると、思わず胸が一杯になる。それにこれがある、と、ワイドビノを構えた。ステージがくっきりと見える。セットは異様にシンプルで、ジェフの背後にドラム、向かって右手にベース、キーボードという編成。
 イントロ、それに続く曲は人の曲か新曲らしく、耳慣れなくて戸惑った。が、次にいよいよ御馴染みのイントロが始まった。You Never Knowだ。これ、昨日見たDVDでもやっていて、近年のステージでの常連らしい。ズンズン進むリズム隊をバックに、ファンキーなサウンドを刻むジェフは、とても還暦を迎えたとは思えない。動きも年寄り臭さは微塵も感じさせなかった。いいねえ、こういうファンキーな年寄りになりたいもんだ。
 次は哀しみの恋人たち。しっとりと聴ける美しいサウンドであり、落ち着いた、綺麗なライティングだったのだが、客席はなぜか総立ちのまま。立ちっぱなしだと辛いので、ここは流石に座って聴いた。どうせ後ろだし。
 中盤ではボーカルが入る。声質からすると、FlashでAmbitionsを歌った人か。声量が大きくて安定しているのだが、華が無いのが辛いところ。やはりジェフに絡むには、ロッド・スチュワートのように癖のある声質か、ポール・ロジャースのように一声でどこの誰だか分かるような存在感を持ってなければ。曲はジミヘンと、たぶんジェフの近年の曲からかな?
 前半最後はジェフの持ち曲から三連打。御馴染みのイントロが始まると、客席から歓声が上がる。Star Cycleだ! シーケンサーで代用できそうなくらいに無機質なリズム隊をバックに、ジェフが縦横無尽に弾きまくる。最近のジェフはテクノっぽいエレクトリックサウンドに傾倒しているようだけど、この曲はその嚆矢になったいえよう。次にGuitar ShopからBig Block。カッティングでざくざく刻まれてゆく音に痺れる。そして前半最後を飾ったのは、Scatter Brain! これをやってくれるとは。ジェフが暴走気味で、バック隊がコード進行を合わせるのに苦労している様子がうかがえて、ちょっと笑えた。
 前半終わり。10分の休憩が入る。正直、この席で9000円は高いよなと思っていたのだが、この時点でそんなものは問題ではないと確信していた。ただ、もっと高倍率の双眼鏡を持って来ればよかったな。
 トイレに行くと、流石にずらりと待ち行列が伸びている。年齢層はかなり高めだ。平気で40、50代の男女が混じっている。ボリュームゾーンは30代だろうか。みんな『すげえなあ』と口々に話している。
 席に戻ると、すぐに後半戦が開始。整然としたd.から入るBeck's Boleroに続き、良く分からない曲が挟まったが、新曲タイムだったのだろうか。自分の不勉強が悔やまれる。
 ちょっとだれ気味の気分も、次のイントロが始まると吹き飛んだ。Led Bootsだ! これをやってくれるとはなあ。この曲では、k.が頑張ってくれたので、かなり燃えた。ジェフがまたしても暴走気味で、またコード進行を合わせるのに苦労している様には笑いが出た。それくらい白熱のステージだった。
 中盤は、またしてもv.が入る。このv.上手いんだけど、ちょっと鬱陶しい声質の持ち主だ。今日のステージでは、もっと聞かせてくれる声の持ち主だったら良かったかな。とはいえ、ジェフのg.に負けない迫力ではあった。
 Goodbye Pork Pie Hatと近年の曲を挟み、トリはこれだ、Blue Wind!*1 せっかくの燃え曲。だが僕にはいまいちに思えた。というのが、k.が全然前に出てこないのだ。このk.、テクはあるのだろうが、いまいちでしゃばりでないのと、どうもジェフとの接続がスムーズでなくて、何度もカックンとさせられた人だ。それでも、この曲ではヤン・ハマーばりにがんがん前に出て欲しかった。しかし、消化不良気味の気分も、ジェフがその分ガンガン弾き倒してくれたので、ずいぶん解消されたものだ。
 気がつくと、既に1時間半。満場の大歓声の中、ステージから引き上げてゆく。もちろん、総立ちでアンコールのおねだり。やがてv.を引き連れて戻ってきて、始まったのが、People Get Readyだった。聴かせる曲だなあ。v.の人も、この曲ではまあまあはまって聞こえた。しかしジェフのソロに繋がるところでは、ロッドばりにハウルして欲しかったところ。あれを待ち構えていた客席が、またしてもカックンしてしまったのは間違いあるまい(笑)。
 そしてk.と二人だけが残ると、しんみりとOver the Rainbowを弾き始めた。リッチー・ブラックモアを嚆矢に、ネオクラ系御用達の曲だと思い込んでいたのだが、流石にジェフが弾くと様になる。k.とうまくかみ合わなくて『あれ、今どこ弾いてるの?』ってな場面もあったが。しんみりと最後の音が零れ、またしても満場の拍手の中、裾に消えてゆく。
 早速始まるアンコールへのおねだり。しかし、昨日はアンコール一回だけだったというから、無いかなとも思っていた。だが、なかなか客電が点かない。これはもしかして、と思い始めたところで、遂に再登場。弾いたのはGoing Down。当然v.付。この曲はJBG時代のものだったかな。最後というつもりなのか、v.も熱が入っていて、素晴らしかった。ただ動きが鬱陶しいな(汗)。
 これで正真正銘の最後。メンバーが裾にぞろぞろと消える際、ジェフがストラトを客席に投げ込む真似をして、笑いを取っていた。きっちり2時間、職人集団を従えた天才のステージを堪能したという気分だった。
 バックのd.は凄かったな。音もでかいがテクも凄い。迫力でジェフにちっとも引けを取らなかった。やはりドラムに重鎮を据えると、ステージがビシッと締まる。
 b.は仕事師という感じで、ずっと定位置に突っ立ったまま、ひたすらジェフのプレイを支えていた。正直、Wired前後のように攻撃型b.と掛け合うジェフを見てみたかった気もしないではないが。
 v.は、きっとレコーディングでは素晴らしいんだろう(笑)。でもジェフと積極的に絡むので、ステージでもまあまあ聞けた。あのせこせこ動き回る癖さえなければ。
 問題はk.か。せっかくヤン・ハマー絡みの楽曲が多かったのだから、もっと前に出るタイプであって欲しかった。特にBlue Wind、Star Cycleでは、ジェフにガンガン絡んで欲しかったのだが。
 ともあれ、ギターの神様に会えて胸いっぱいだ。今夜は眠れないかも。などと嘯きつつ、帰宅早々に寝入ってしまった我輩であった。また来日して欲しいな。

2005年07月01日(金曜日)

神様に合う準備

23時07分 音楽 天気:良くないね

 明日のJeff Beck来日公演に備えて、予習をしておこう。
 Who Else!より後に出たアルバムは、まだ買いそびれている。ここ数年、CD購入欲が激減していたからな。でもそれ以前のオフィシャル音源は全部持っているし、全て聞きまくっている。最近のアルバム主体で構成されたら、着いていけるか不安だな。
 もう一つ、こぐ氏にいただいた、BS2で放映されたという貴重なライブ映像が手許にある。'99年の来日公演のものらしい。ダビングしたDVDを頂いて以来、なかなか見ることが出来なかったものだ。
 通して見る。おー、すげえ、ジェフが動いてるよ!*1。こぐ氏が『テクニックの介在を感じさせない』と評した画像だ。確かに、特段にテクを弄しているという感じではなくて、『俺、ふつうに弾いてるよ?』と嘯きそうな、でも出してる音は物凄くカコイイ、そういうスタイルだった。一言でいってカコイイ。もう少し付け足すとすげえカコイイ。
 ちょっとぶったまげたのが、セカンドギターがいたこと。というか、ほとんどkey.の代用として機能している。確かなテクを持っていて、手数の多さはジェフ以上だ。ジェニファー・バトゥンというこの女性ギタリスト、マイケル"刑事では無罪だったけどどうせ民事で悲惨な目にあうんだろうな"ジャクソンのバックバンドにいたそうな。アタックの正確さと手数はジェフ以上で、迫力と音もそこそこという感じだった。
 印象的だったのは、ジェフがエフェクターの類をあまり使わなかったこと。使いたいときには、後ろのマーシャルの上に積んであるそれにとことこと近づいて、手で切り替えていた。ジェニファーがエフェクターの山の真ん中に突っ立っているような状況だったので、余計に際立って見えた。
 時期的にWho Else!からの選曲が多かった。しかしBlue WindやStar Cycleなどのキメ曲もちゃんと織り込んであって、オールドファンにもちゃんと燃えどころが用意されているという構成だった。このDVDは永久保存だ。