Strange Days

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2013年1月02日(水曜日)

宮島にも初詣

レジャー , デジタルカメラ , 21:31:00 天気:晴れ
 9時間ほども寝る。目の調子良し。
 昼前に、兄一家が遊びに来た。とはいえ、実家は散らかり過ぎなので、すぐに外出し、みんなで回転寿司屋でたらふく食べる。上の姪っ子は、ついに大学受験なので、かなりナーバスになっているようだ。
 その後、もう昼過ぎなのでちょっと遅いが、厳島神社に足を伸ばすことにした。JR呉線岩国行きを捕まえ、宮島口からはJRフェリーで渡る。船上、空模様はイマイチな感じ。しかし、なにか異世界のような眺めにも遭遇する。
 ちょうど潮が満ちていたので、船上からは水に浮かぶ*1大鳥居が見えた。一度くらい、船でくぐり抜けてみたいものだ。
 上陸し、奈良でも会った此奴と再会。とはいえ、奈良の奴らとは少し気性が違うような。海育ち故か、やや温和。奈良の奴らは、結構ワイルドだったからな。
 海に浮かぶ*2鳥居は映える
 厳島神社に詣でる。しかし、覚悟はしていたのだが、すごい人数だ。いや人数的には鶴が丘八幡と比べてもずっと少ないはずだが、処理容量が小さめなので厳しいのだ。
 最初の回廊を回った辺りの、この眺めが一番好きだ。左手の丘に伸びる建物は千畳閣。
 少し角度を変えて、拝殿を収めると、その向こうに千畳閣に付随する五重塔が入ってくる。この眺めもグー。
 拝殿から更に進むと、能舞台がある。夜、潮が満ちてからの舞は、さぞかし幽玄なのであろう。そんな風流を楽しむ余裕のない、今の生活が恨めしいぞ。
 厳島神社を抜けて、水族館の方へと海沿いに進むと、小さな社が現れる。ここは平清盛を祭神とする、清盛神社だ。といっても、創建は太平洋戦争後のことらしい。
 この近くにある清盛茶屋に入り、甘酒を頂いた。寒かったんだよ! おかげで、人心地ついた。
 フェリー乗り場に戻る途中、ふと見るとこんなものが。後白河法皇手植えの、とは恐れいった。切り倒さなければ、頼朝が手植えしたという伝説もあった大銀杏ともども、そこにあったんだろうな。
 千畳閣にも立ち寄り、五重塔を間近で撮る。25mmからの超広角が役に立つ。
 帰路、広島駅で途中下車し、お好み焼き屋に入った。これを口にしないと、やはり広島に帰った気になれないな。
 明日は、いよいよしまなみ海道で走り初めだ。
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2012年12月23日(日曜日)

年末の奈良行2日目

, 思考 , , 美術館 , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 21:31:00 天気:雨時々止む
 今日は、前回回れなかった、明日香村周辺をうろつきたい。
 ホテルのしょぼい朝飯を食いつつ作戦会議。恐らくは、ホテル前*1の道を延々と南下すると、近鉄飛鳥駅まで出られそうだ。Bromptonを南下させていった。道は比較的広く、まあまあ走りやすい。下手にサイクリングロードを行くよりは楽だった。
 さて、ずっと南下してゆくと、地図上では橿原市に入った辺りで橿原神宮に出る。なんの予備知識も無かったのだが、要するに明治期の国家神道に置いて新設された、神武帝を祭神とする新しい神社らしい。正直、有り難みがないな。しかし、これもいい機会だと思い、立ち寄ることに。
 神社の前に、近くにある橿原歴史博物館に立ち寄った。遺跡の豊富な地故か、地味な佇まいの割に見応えのある博物館だった。
 橿原神宮の参道に回る。偶然にも、すぐ近くに滑りこんできた男性も、Bromptonでやってきていた。旅行にはいい自転車ですよね*2
 橿原神宮は、想像より豪奢ででかい神社だった。ここに見えている拝殿から、さらに本殿までの間はえらく離れている。むしろ遥拝殿の扱いだ。ちょっと、カミとのダイレクト感がない。
 橿原神宮から更に下ると、近鉄飛鳥駅。ここが今日の実質的なスタート地点だ。
 まずは高松塚古墳に向かう。古墳を取り囲む丘陵地を込みで公園化されており、高松塚古墳そのものは外形しか参観できない。別に古墳館があって、内部の状況などを知ることができる。
 高松塚歴史公園を離れ、次はと地図をまさぐってみると、どうもサイクリングコースが設定されているようにみえる。なので、その道を通ることにした。
 公園からやや北上し、こんもりした丘を越える道に入ると、鬼の俎があった。実態は、この近くにある*3鬼の雪隠と合わせて、一対の石棺を成していたようだ。こうした謂れのわからなくなった、しかし明らかに古墳の一部と思われる遺跡が多いのも、明日香村の楽しいところだ。
 一度丘を降り、車道と並走するような裏道にあるのが亀石。これも古墳関係なのだろうとは思うのだが、その用途が想像できない。呪術的な意味合いを持つ埋納品だったのか。
 お腹が減ってきた。橘寺近辺に出て、何の気なしに対面の川原寺に目を向けると、なにやら食事できそうな雰囲気だ。自転車を止めて、寺の脇手で鍋焼きうどんを頂く。雨もぱらつく寒い曇天だったので、この暖かさに生き返るようだった。
 その対岸にある橘寺には、やはり二面石という謎の遺構がある。亀石と同じ古墳関係なのだろうとは思うのだが。
 明日香に来たんだから、どうしても石舞台には行きたい。それほど離れてない場所にある、石舞台歴史公園に向かう。ちょっと雨がぱらついているのを気にしつつ、公園*4に入った。外から見ても中から見ても、明らかに古墳の玄室ですねという造りだ。しかし、たかが人一人を葬るのに、えらい手間だ。権力と富というものは、これを可能にする。
 この辺で雨が強まってきたので、石舞台歴史公園対面の売店で雨を凌ぐ。まあ、どうしても雨がやまなければ、雨具を着て最寄り駅まで走るだけだ。しかし、その前にせめてアレは見たい。雨が上がればいいが。
 そういう願いが通じたのか、濃い雨雲は通過していった。よし、アレを見にゆこう。
 さらに北に続くサイクリングコースに沿って走る。案内表示を拾いながら小公園に至り、山中に分け入ると、あった。酒船石だ。手塚治虫だ! 三つ目がとおるだ! これも、いやこれこそが極めつけに謎の遺構だ。写楽保介が説いたような、薬石混合台という説は無さ気だが、丘の下から発掘された亀型石造物の存在と考え合わせるに、なんらかの流体を扱う場だったという予想は成り立ちそうだ。実際、亀形石造物の方は、どう言い繕いようもなく水盤だ。
 次に見たいのは、飛鳥寺。その辺に向かう途中で、異界への入り口のような光景に出会う。
 更に北上すると、これも押さえておきたい古刹、飛鳥寺に行き当たる。本尊の飛鳥大仏は、その創建当時から動座していない希少な飛鳥仏だという。脇侍のうちの阿弥陀如来像も重文であり、残る釈迦牟尼仏とともに、この三尊は撮影自由らしい*5。ありがたくカメラに収める。
 この寺を突き抜けて、少し歩いたところに、蘇我入鹿首塚がある。なんの説明もなく、中途半端に造成中の場所にぽつねんと置かれ、いささか戸惑った。
 まだ雨の気配が残る中、最後に飛鳥情報館に立ち寄る。ここでは、この近くにある山田寺の遺構に関する展示がされていた。しかしまあ、古寺古刹に古墳だらけの土地だな。
  JRの桜井駅まで走り、輪行でホテルに戻った。食事は、なんだか鰻欲が最強に強まっていたので、三条通のうなぎ屋に入る。しかし炊いたご飯はあまり欲しくない。なので、鰻雑炊という変化球を取った。卵を絡めた鰻の雑炊がうまい。
 明日は平城京跡には行きたいものだ。
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2012年7月28日(土曜日)

横浜に戻る

, 20:01:00 天気:晴れ続き
 ちょっと早めだが、横浜に戻る。ゆっくり家を出て、まずはこれでしょう。広島駅ビルでお好み焼きというのも考えたが、自転車屋荷物の置き場所に困ることが目に見えていたので、今回はモリスだ。おや、こんなものが貼ってあるぞ。こういう色気のない店なのだが、珍しいことだ。
 このまま広島に出ても時間が余るので、大和ミュージアムに寄った。特別展は日本の宇宙開発史に関するもの。
 1/10大和をこの位置で撮るのは、結構大変だ。重い一眼だと、かなり苦労するだろう。
 広島駅に出て、新幹線に乗り継いで帰宅。うん、夏旅行前半は終わった。
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2012年7月25日(水曜日)

帰省

暮らし , , 自転車 ( 自転車散歩 ) 20:16:00 天気:だいたい晴れた
 実家でゴロゴロ過ごす。呉も暑いなあ。
 昼前に墓参り。まだ早いので、盆灯籠は立てなかった。これ、でっかいゴミなんで、始末に困る。なので、墓地を管理している会社は、墓地の管理棟で売っている盆灯籠だけを立ててくれと言っている。それ以外は、盆の後にも処分しない、と。
 帰路、母と久しぶりにモリス。親父も結構よぼよぼだが、頑張って欲しい。継ぐはずだった息子さんを見かけないのが気にかかるが。
 モリスの中華そばは、相変わらずうまい。しかし、おやじのコンディションや、湯がき用の鍋の濁り具合で、味が極端に変わるのが困り者。早い時間に来るのがおすすめ。家系を始めとする、ガツンと来る系の味に慣れてしまった現代人には物足りなく感じるが、なぜか2度3度と来たくなる、はず。
 その後、懸案だった母のケータイの始末をつけに、近くのauショップに向かった。既に停波した800MHz帯機だったので、早めに切り替えるか、契約解除するかしなければと思っていたのだが、遅くなってしまった。
 ともあれ、カウンターで用件を告げ、母の契約状況を調べてもらうと、驚愕の事実が明らかに。な、なんと、既に口頭(電話)で停波の案内を受けた際に、新機種への無料機種変を勧められ、実家に届いているはずだっというのだ。母は全く覚えてないというので、帰宅して調べたら……ありましたよ、新機種が……。とりあえず、母も持っておこうという気分になったようなので、このまま使わせることに。
 一寝入りしてから、外出。呉ポートピアパークに。ここも破綻後は少しさみしい眺めにはなったが、子連れの人々には安心して過ごせる場所となったようで、プールで遊ぶ子供たちの歓声が喧しい。ここで、黄金色の発泡する液体*1を飲みながら、しばしぐでーっと過ごした。
 多少、空模様に不穏さが見られることから、日暮れを呉港で見るべく、引き返す。いい夕陽だ。
 明日からは、またしてもしまなみ行だ。今年4回目。さしがに、これで打ち止めだろうなあ。
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2012年6月17日(日曜日)

Brompton受け取り

自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , 暮らし , ゲーム , 22:30:00 天気:雨のちくもり
 今日もずっと雨か、と思いきや、朝方には上がり、湿っぽくはあるものの、なんとなく走れそうな気配がしてきた。そういえば、境川の清流学園辺りで、あじさい祭りをやってるんだったな。泥よけ付き自転車で出かけたいところ。しかし、泥よけ付きというと、昨日整備したポケロケの他は、SatRDay Mk.2、通勤用EPIC、BD-1、そしてBromptonだ。こういう時に便利なBromptonが手元にない。ポケロケをいきなり汚すのは嫌だし、EPICでは通勤時と気分が変わらない。久しぶりにBD-1かな、と思っていたら。Loroからメールが来て、Bromptonが仕上がったとのこと。雑用を片付けてから出かけた。
 もう夕方だったのだが、昼飯がこれまた軽すぎて、お腹が減っていた。そこで、まず勝烈庵に立ち寄り、この前に食い損なったロースカツ定食を注文。うん、やはりとんかつはロースであるべき。
 それからLoroに向かい、Bromptonを無事に受領。ALEXRIMSのDA16が、リム高なせいで、印象がやや変わった。地下鉄でとんぼ返りする。このまま下飯田辺りから境川に出る気もあったが、タイヤの圧が低すぎるのに気づき、またポンプなどのツールを忘れてきていたのに気づいたので、とりあえず帰宅。メンテツールを持ち出し、タイヤの気圧も適正値まで上げた。
 境川に出る。おや、なんだか走りが軽い。まあ気のせいだろう。それと、ここ数日自転車に乗ってないので、十分に自転車筋が休養できたのだろう。
 大清水辺りの紫陽花はそろそろ見頃だ。しかし、紫陽花は雨に打たれる日にこそ美しい。
 Bromptonのホイール周りはこうなった。ポリッシュを選択して、デザインをCR6と合わせたつもりだったが、ディープリム気味なので印象は変る。
 しばし、瑞々しい紫陽花を鑑賞してから、帰途に就いた。今日は夕日は無理だと思っていたが、印象的な夕景を目撃
 帰宅して、Diablo3を継続。DHさんは肉屋さんに当たったが、2殺されたのでしばしレベル上。突破できるかと思うのだが、癪なので楽勝で突破してやりたい。スキルを組み替え、主スキルを爆発系にし、足止め系のスキルを組み合わせた。殲滅能力は高まり、楽にはなってきた。しかし、接近に弱いという設定故に、後半ではものすごく苦労しそうだなあ。
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2012年6月14日(木曜日)

BromptonをLoro馬車道に引渡し

暮らし , 自転車 ( 自転車いじり ) , 23:54:00 天気:湿っぽし
 新しい駐輪場に移ってから、多分初めて、EPIC号以外の自転車で出勤した。なんのことはない、Bromptonだ。Loroから『リム入ったよ』と一報があったので、早速持ち込むことにしたのだ。ただ、痛めつけてしまった前輪タイヤが、いつパンクするかヒヤヒヤしながらの道行だったが。
 定時後、案の定素直には定退出来なかったが、なんとか18:00前には地下鉄にBromptonを持ち込んだ。そしてLoro馬車道まで、関内から自走*1
 その場でリムと新タイヤが届いていることを確認し、更に懸案を相談する。外装2段のワイヤがかなり伸びてしまい、そろそろ換え時だと思うのだが、ブレーキや内装5段と違い、交換のやり方がわからないのだ。聞いてみると、専用のシフトパーツが要るとのこと。在庫はあったので、交換を依頼する。
 後で気づくに、内装5段のシフトケーブルも特殊な形状だったので、その場で交換を依頼すれば良かった。しかし、アウターも含め、近々交換予定なので、まあその時に考えよう。『どうせ週末は雨なので、すぐ上がる』とのこと。日曜日までには手に届くかな。
 変える前に、Loroの近所にあるとんかつ屋、勝烈庵でカツレツ定食。うっかりヒレカツを頼んでしまったが、とんかつはやはりロースの方が美味いな。次の機会には、ちゃんとロースを頼もう。
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2012年6月10日(日曜日)

小田原往還で軽量ホイールの威力を知る

自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) , , 22:31:00 天気:晴れのちくもり(夜半に雨)
 EA90*1に換装したピナレロくん。早速、その威力を味わおうではないか。今日は小田原まで往還することにする。
 せっかくなのでと、Wiggleで購入したTeam SKYジャージをまとい、家を出たのは昼前。遅めの朝食を取っていたので、まあ小田原までは保つだろう。
 この間、境川を往復した時には、軽量ホイールの軽さは味わった。が、正直なところ『あれ、この程度?』と思っていた面もあった。もっと、劇的な変化があっていいんじゃないかなーと。確かに、坂をよじ登る際には、相当に楽になった。が、平地ではどうだろう。そして操縦性は。いずれも、重いカムシン*2に比し、『あれ、こんなもんなの?』というくらい。要するに、価格の割に感動がなかったのだ。まあ、額面的に軽くしたい一心だったから、と自分を慰める始末だ。今日は、このホイールの真価を味わえたらいいなあ。
 境川の紫陽花は、ますます色を深めている。そろそろ見頃か。
 藤沢橋から、藤沢小学校への坂をよじ登り、ついでに跨線橋も超えてR134まで出る。そこからは、ひたすら西行し、R1に乗り換えて大磯、二宮、国府津と通りすぎる。この間、地味に長くて緩い坂、短いがキツメの坂などが、5~6遭遇する。そして気づいた、あれ、ものすごく楽でねえか?
 前回、小田原まで往還した時には、強い向かい風なんかの環境差はあったものの、坂がものすごく辛く感じたものだった。坂越える度に、ああ俺の残機が減った、と思ったくらいだ。ところが今回、坂を越えてもあまり辛くならない。下りで足を回していたら、また回復してくる感じ。いくらでも、は言い過ぎでも、センチュリーマイルは軽いぞというくらいの疲労度だった。これが軽量ホイールの威力か。
 今まで、『いくらホイールを軽くしても、地足がダメなら関係無いでしょ』と、正直なところ人様がホイールに大金を掛ける様を横目に見ながら、いささか小馬鹿にしていた感がなきにしもあらずだった。しかし、しかしだ、違うぞ。軽量ホイールは違う。体力を温存できるという意味では、これほど効果的な軽量化もないかもしれない。
 坂道もさることながら、市街地を走る以上免れ得ないゴー・ストップでも、重いカムシンよりもずっと楽なのだ。そういった"楽さ"の積み重ねで、カムシンに比べて断然体力を削られない。
 いやあ、恐れいった。10年以上も自転車に乗って、ロードだって10年選手なのに、今頃こんなことに気づくなんて。そんなわけで、ロードバイクの場合、ホイールに金をつぎ込むのは正解だと思うようになった。極端だな、我ながら。
 EA90の威力で、小田原までの所要時間は、前回よりはるかに早く2.0H強。考えていたよりずっと早く着いた。
 小田原城には押して入り、自販機のコーヒーで一服。梅雨入り後の晴天故か、人では結構多い。
 昼食は、お堀通りの蕎麦屋、橋本で桜海老天蕎麦をいただく。蕎麦に生青のりを掛ける、ちょっと珍しいスタイル。桜海老天が美味。
 さて、思いの外に時間が出来たので、小田原を散策しよう。海側の御幸が浜界隈には、~小路の類の通りがいくつもあり、古い風情を楽しめそうだ。R1沿いにある薬局
 海側の通りに適当に入ると、出くわしたのが西海子小路。サイカチコウジと読み、その名の通りに槐の木に由来しているとか。
 東の方にぶらぶら走ると、趣きのある格子の建物が。練り物屋さんらしい。そういえば、小田原はかまぼこで有名だし、おでんが美味しいんじゃないか? おでん種専門店も、いくつか見た。
 R1が城の外郭に沿って西に折れる辺りから、東へと趣きのある通りがあると朧気に覚えていたのだが、一本間違えてそのまま問屋街を淡々と走る。まあ、帰ろう。
 復路は、往路を上回るような快走っぷりで、ほとんど疲労もなく境川まで帰り着いた。まだ全然日が高い時刻だ。このピナレロくんなら、ツールド国東も断然楽だろうなと、正直なところ考えた。しかし、旅には全く使えない自転車ではある。
 境川沿いの水田には、とうとう田植えが始まっていた。
 帰宅して、ポケロケ整備の続き。昨日載せ損ねたが、SRAM REDのワイヤ処理はこうなっている。今日は左右ともワイヤを貼り、バーテープを巻いた。右だけ*3。いやあ、バーテープを巻くのって、結構体力を食うのでな。
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2012年2月18日(土曜日)

西東京方面で蕎麦を食う

自転車 ( 自転車散歩 ) , 22:09:00 天気:寒い快晴
 7月にサイクルオレゴンの一環、Weekend Rideがある。出来れば参加したいと登録だけはしたのだが*1、その打ち合わせも兼ねて蕎麦を食そうぞとこば氏に誘われた。
 三鷹でこば氏、Y女史、K女史と合流。概ね北西に向かったのだが、この辺の地図を見るとわかるように、都心から西に向かう幹線道路は、ことごとく放射状に伸び、この辺を南北に貫くような道は少ない。概ね、住宅地の生活道路のような道を走っていった。
 昼食場所にたどり着く。前記のような理由で強く求められている南北縦貫道路を、まさに造成している脇に、その店はあった。一喜と書いてかずきと読む。4人掛け4卓だけの小店舗だ。しかし出される蕎麦はんまいぞ。歯応えがシャキシャキして、蕎麦の香りがほの広がる、俺好みの蕎麦だった。しかも、この手のお上品そうな店と違い、量も結構ある。
 食後は、どう走ったかとんと分からぬが、いつしか高層マンションがボコボコ立ちつつある一角に入り込んだ。そして、なにがどうしてそうなったか分からないが、なぜだかなぜかY女史の御実家にうかがうことになった。ご両親ともナイスな方で、御父君はサイクルトレインにも参加されたことがあったようだ。しばし雑談しつつ、黒猫に遊んでもらう。
 Y女史御実家を辞し、小金井方面に向かって、小金井公園に。当初の予定では拝島の石川酒造で酒宴という話だったのだが、両女史ともに既に萎え萎えで、この辺でいいやとばかりに園内で開催中の瀬戸物市に並置された東京地酒某かの店に入った。一応は覆いがあったのだが、風が入り込むので関係ない。コップ酒を1杯くらいでは全然温まらない。ここでこば氏からサイクルオレゴンの作戦を伝授される。行きたいなあ。でもまさにその週に引越しだなんて*2
 その後、西小金井駅から輪行で帰宅。あまりに体が冷え切ったせいか、帰宅してすぐにこたつにダイブ。しかし、急速に不調に陥った。寒い時期のサイクリングは、健康のために控えましょう。

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2012年2月12日(日曜日)

藤沢mokichi貪飲ツーリング

暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , 20:49:00 天気:晴れ
 藤沢駅南に、かの熊澤酒造系の新店、mokichiができたという。早速、その筋の方々が招集され、押しかける運びとなった。
 朝は9:30に南町田集合。だが、そこまで逆走するのは嫌なので、高鎌橋の上流側で待つことにする。ピナレロくんで。こんなに走る気満々そうなのに、当人は萎え萎えなのがクール*1。時間帯故か、好天故か、ものすごい数のローディが南下してゆく。
 しばらく待っても、なかなか来ないので、北上して迎撃することに。すると、いくらもゆかないうちに、本隊に遭遇。一緒に南下し始めた。
 情報センターでの休憩を挟み、埜庵に突撃する。今年初だな。ランチは味噌煮込みうどんだそうだが、数日前にTVで取り上げられた関係で、予約だけで掃けてしまったそうな。
 目新しいメニューとして頼んだのが、生姜の香り。上に生姜の寒天っぽいものが載っているが、全体にかかった生姜シロップといい、喉の奥がヒリヒリしてくるくらい生姜くさくて美味しい! ミルクを掛けると、また味が変わってくる。カラメルシロップも、ほろ苦さがミルクの甘味を引き立てる。埜庵は、来る度に発見があるから侮れない。
 一度、時間調整のために、辻堂海浜公園に向かう。そして時機を見て、藤沢方面に引き返した。自転車は、小田急江ノ島線高架下の駐輪場に入れ、歩いて店に入った。個室に隔離される。
 まずビール、だが、自走で帰る気だったので、飲む分は買って帰ることにしたい。でも飲まないのは寂しいので、帰る時刻を見越して、ショートを1杯だけ頼む。
 食事は、ランチタイムだったので各自ランチ+α。前菜主菜の鳥さん。全体的にサイズがお上品なのは残念だが、料理は良いな。満足感を取りたいなら、パスタの方が良さそうだ。後に数種を取った。
 つまみに取った手羽。ビール飲みたいだけなら、これだけでもいいだろう。
 うだうだと、日暮れ時まで飲んで食ってくっちゃべり、締めのデザート。ランチにはこれも含まれているので、意外にお得感がある。
 店を出る頃には、完全にアルコールが揮発していたので*2、予定通り自走することにする。でも後で飲むためにビールを2本買った。
 藤沢から輪行で帰る人々を見送り、暗い境川を強力なライトで切り裂きながら帰った。今日も楽しく過ごせたぞ。
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2012年1月28日(土曜日)

何もかもが空振りだった:幻の蕎麦ツアー

自転車 ( 自転車散歩 ) , 21:08:00 天気:快晴
 明け方、最近にしては大きな揺れで飛び起きた。揺れは複数回あったが、いずれも富士五湖周辺が震源。不安だな、富士山がプリニー型噴火を始めたら、間違いなくこの辺までが焼け野原になる*1。地震国兼火山国日本に暮らすのは、それだけでダイ・ハードだ。
 こうして、妙な時間に叩き起こされたが、しかし今日の予定は無い*2。午後に、瀬谷八福神巡りに出かけるかなというくらいで。というわけで、素直に寝直した。
 10:45くらいから、どこかで電話がなっている。ううん、寝させてくれよ、と夢心地の中で拒絶する。仕事の電話ではないかと心配したのだ。しかし、何発目かの電話で仕方なく出ようとすると、あれ、三井のアニキじゃあござんせんか。何の用だろう*3。一応、留守録を聞くと、『どこ?』というシンプルな問い。あれかな、またどこかで酒池肉林の果て、テキトーな相手に掛けてみたのか。
 ふと、Twitterをチェックすると、今度はこば氏からダイレクトメッセージが。ここで、ようやくある可能性に思い至った。明日だと思い込んでいた蕎麦ツアー、今日だったりしない?
 蕎麦ツアーは、平野さんの呼びかけで、たぶんおっさんばかり数名が参加予定の、埼玉東部を走るツーリングだ。しかし、1/29のはずだよなあ。Googleカレンダーにはそう登録している。
 いや、まさかまさかと思いつつ*4、過去メールを漁ってゆく。なかなか日付が登場しない。話題の最初の頃……あった……1/28だ……。なんてことだosz
 大慌てで出立準備しながら、連絡を試みる。しかし、既に走り出していたのか、電話は繋がらない。こば氏にDMを返しておいた。気づいてくれるかな。
 しかし、すぐには出立出来なかった。実は、一番早く動けるBromptonを、昨日からハブダイナモ取り付け作業のために、一度ばらしていたのだ。リアスプロケも、17Tを試そうと思っていたし、要調整状態の外装2段もワイヤを変えるつもりだったのだ。半分解状態のBromptonの復帰をしばし試み、とても数時間では無理と判断した。
 他には、ポケロケと、BD-1、そしてMR-4F改。BD-1はステムのグラつきを解消しないと、遠方に持ち出す気になれない。MR-4Fか、ポケロケか。実はポケロケも、バーテープがそろそろヤバイので、半分ほどいていたのだった。が、これは難なく復帰。やはり軽いのがうれしいので、ポケロケにする。
 しかし、これらによって、出立が12:00頃にまで遅れてしまった。今からだと、最終立ち寄り予定の、所沢近郊の蕎麦屋が精々だ。ともあれ、湘南新宿ラインで池袋に出て、西武池袋線に乗り継ぎ、所沢に抜けた。そこから南に、東村山方面に池袋線に沿って10分も走ると、あっさりと目的の蕎麦屋、かなさごに到着。
 さて、いつ来るかな。30分ほど、店の前に立っていたが、一向に来ない。予定時間を過ぎているな。まあ、多少の遅れは当然だろうが……。しかし、寒いのだ。染み入るような寒さ。耐え切れず、自転車を目立つように三ツ辻に面したガードに貼り付け、一足先に入店しておくことにした。実は、朝からなにも口にしていなかったのだ。
 入店すると、テーブル8席程度の小さな店だ。店内の暖かさが心地よい。奥の方に先住者が居る。なんとも居心地良さげに寝ておられる。
 いかにも蕎麦打ちが好きでこの道に入りましたという店主*5に、温かいものがいいなというと、きのこ蕎麦を紹介された。暖かなつけ汁で、藪そばを頂く。拙者、香りの強い藪の方が好きだ。蕎麦は香りよく、丁寧に打たれているようだ。歯ごたえ良し。
 人心地ついて、しばし店内で過ごしていたら、表が騒がしくなった。見に行ってきた店主曰く、『お仲間が来たようなんで、店内にいるって声を掛けておいたよ』と。遂に来たか。待ち伏せ成功。しかし、待てど暮らせど、一向に入ってこない。自転車で、3人組となると、平野氏のツアーくらいのはずだ。
 待ちくたびれて外に出た。あれ、誰もおらん。なんというか、狐に摘まれた様な気分だ。単なる間違いだったのだろうか、それとも、……ああ、そこまで怒らせてしまったのか! ごめん、次はちゃんと日付を確認するから。
 真偽は不明で、釈然としないが。ともかくまだ腹が満たせないので、今度はざるを注文した。ちゃんと蕎麦の香りを楽しむなら、こっちだよね。ちょいとつけ汁が自己主張しなさすぎだが*6、やはり蕎麦の歯応えはいいね。店主と話してみると、奈良だとか山口だとか、あちこちで麺類を食べ歩いている様子。ちょうど、最近彼の地に行ってきた経験もあり、話は弾んだ。まあ、今日はこの店で寛げたので、よしとしよう。
 往路を逆走して戻った。メールによれば、やはりみなさんかの店に来られたものの、僕の存在に気づかずに行ってしまったようだ。自転車を見せから外れた*7三ツ辻に置いたことが敗因だったらしい。
 というわけで、Googleカレンダーを過信するのも考えものという教訓を得たのだった(・_・;)
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2012年1月14日(土曜日)

境川で夕景観測

暮らし , コンピュータ , , 自転車 ( 自転車いじり , 自転車散歩 ) 23:55:00 天気:晴れ
 ううむ、疲労がとれんな。と思いつつ、昼まで寝床でうだうだする。
 夕刻、ピナレロくんを境川に向ける。時間的に間に合いそうだったので、上飯田団地近くの清水製餡所直売店にて、手まり焼きを5つ仕入れる。ホカホカのそれを背負い、いつもの夕景観測ポイントに。夕陽を愛でる。出来立てで暖かい手まり焼きは、捻りはないがあんこがぎっしりで美味しい。
 帰宅して、そろそろ汚れてきたので、チェーンを洗う。考えてみると、ついこの間変えたばっかりなので、ピカピカだ。ものすごい過保護だな、ピナレロ君。買う時には、乗り潰すくらいの積もりでいたのだが。まあ、汚れてくると、そういう考えにもなってくるのであろうや。
 夜半、新PCを発注。
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2012年1月04日(水曜日)

新春のしまなみ海道2012初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , , 23:26:00 天気:晴れやら雲やら雪やら
 去年は無理あったが、ここ数年は年明けのしまなみ海道を走っている。意外に明るい雰囲気が楽しいからだ。今年も行くぞ。
 自転車は、実家の置き自転車、HARDROCK号。あまり状態は良くない。シフターが不調で、リアのトップから5段までしか変速できない。またろくに整備できないので、あちこちが錆びてしまっている。しかし、チェーンは比較的整備してきたので、走行系そのものに問題は少ない。ということで、自転車装備だけ背負って、帰ってきたのだ。
 朝は5:00に起きて、呉駅まで出る。ここでHARDROCK号を輪行状態に。久しぶりだ。しかし、持ってきた輪行袋に入り切らない。リアキャリアの分を計算し損ねていた。尻隠して頭隠さず状態で、満足せざるをえない。荷物はサイドバッグ一つと、中くらいのバックパックに分けた。重いものは出来るだけサイドバッグに収め、貴重品を背負った。
 尾道までは、岡山行の直通便で2時間強。徐々に夜が明けてゆく空は、時に不気味な鉛色に、時に明るい空色に変わった。そして雪さえも降り始める始末。今日は天気に悩まされそうだ。
 尾道駅で降りる。駅の隣に、こんな感じの輪行準備スペースがあった。まあ、以前は駅の玄関で堂々とやってたわけで、さぞかし邪魔だったのだろう。申し訳ないことだ。ここでHARDROCK号を組んでいたら、二人組に『今から走るんですか』と聞かれた。なんでも、レンタルサイクルで走ろうと思っていたら、雪さえ降る空模様に諦めたのだそうな。そういえば、また雪だ。
 駅横のラーメン屋に入り、とりあえず尾道ラーメンで腹ごしらえ。外の天気をチラチラ見ていたのだが、時折粉雪が舞う状況が続いている。しかしまあ、覚悟を決めて走りだすか。
 駅前渡船に乗る。向島では、常ならば島の反対側に抜けて、そこから西に向かうのだが、今日は淡々としまなみ海道推奨コースを走る。時折襲ってくる雪にも弱るが、堪えるのが強い向かい風だ。この時期に向かい風になるのか。
 とぼとぼと走り続け、まずは向島大橋を渡る。因島でも推奨コースをなぞる。常ならば車道を走るのだが、今日は路面に鈍感な太いタイヤを履いていることもあり、歩道を行く。
 フラワーセンターで小休止している間、雪がやや強くなった。諦めて、とうとう雨具を着込んだ。しかし、雪は異常なくらいサラサラした粉雪なので、ほとんど溶けないまま地面に落ち、そこで消えてゆく。なんだろう、この奇妙な天候は。
 因島大橋が目に入ってきた。この橋の佇まいは、多々羅大橋より小型故か、全体をすっきり見渡せるのが良い。
 生口島では、さらなる強風に遮られたこともあって、道行が捗らない。途中のドルチェ本店で、しばし様子見。外は粉雪が降り、それが路面に溜まって、強風に乗って吹きつけてくる、プチブリザード状態だ。待っていても、いっかな天候が安定しないので、瀬戸田方面に向かう。幸い、雪は徐々に弱まっていった。
 瀬戸田では、しおまち商店街の岡哲商店で、コロッケを補給。やはり、サイクリング時には、油脂分が欲しくなるものだ。
 多々羅大橋を渡り、大三島は大山祇神社に向かう。一応は、ここが今回の主眼だ。山中の自転車道は寂しいが、風を凌げる面もある。
 大山祇神社。例によってヘルメット用お守りを購入。例年はこの辺で食事だが、今日はなんとなく先を行きたい気分なので、進む。
 多々羅公園まで戻る。実は屋台のオム焼きそばをアテにしていたのだが、まだ準備中の雰囲気。遅いスタートだな。じゃあ、次の伯方島で塩ラーメンだ。
 横殿宮に立ち寄る。大山祇神社の旧社と伝えられる場所だが、兵火を避けて仮遷宮された場所との説もある。
 伯方島に渡る。大三島橋は短いが、切り立った両岸からすっくと渡された、情況的には屈指の名橋。この頃、雪にめげてGF2をバックに仕舞い、これも防水ではないRadarに頼っていたので、ここではこれという写真はない。
 道の駅伯方で、予定通り塩ラーメン。さんわに向かう元気が無かったからだが、個々の塩もなかなかであります。
 伯方橋+大島大橋を渡り、最後の大島大橋を渡る。この島、推奨コースは内陸の丘を越えてゆくので、いつもながら面白みに欠ける。淡々と越えていった。
 2つ目のピーク、吉海に下り始める吉海ICへの導入路に、いつの間にか横断歩道ができていた。ここ、素直に車道を走ってくると、左折車線に誘導され、しかも横断する手段が無いので、困っていたのだ。
 吉海に下りきった頃には、既に日は低くなっていた。来島海峡大橋も、暗い陰りをまとっている。
 橋の上を走る。これがまた、未だかつて無いほどの向かい風で、重いMTBですら安定しない。ふらふらと走る。夕陽を糸山展望台から眺めたいのだが、この状況ではギリギリだな。沈んでゆく夕陽を追いかける
 なんとか渡りきり、糸山展望台に駆け上った頃には、まだ日没の時刻に間があった。しかし、気象の神はとことん意地悪だ。稜線上に湧いた雲に、夕陽は飲まれてしまった。まあ、を撮って、宿に向かうさ。
 サンライズ糸山でくつろいでから、ドレスコードがあるらしい*1風のレストランに入った。がっつり食べたいので、ダッチオーブン料理とパスタのセットを頼んだ。
 まずスープとサラダあさりと青じそのパスタ地鶏ときのこの鉄鍋。これにパンデザートがついてくる。BEERも付けたとも。侮っていたが、ここは意外に満足度が高いかも。それも、一人でぶらっと入った時に。
 部屋に戻り、とりあえず洗濯をしてから就眠。疲れたが、やはりサイクリングは楽しいものです。
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2011年12月12日(月曜日)

久しぶりにけんちん汁を建造

暮らし , 21:58:00 天気:晴れ
 寒い日だ、と思っていたが、帰宅すると案外に暖かだ。昼間の日光があったので、部屋が暖まったのだろう。
 さて、今夜は久しぶりにけんちん汁を作った。里芋をあるだけ投入したら、大鍋一杯できてしまった。今週はこれのチェーンイーティングか……。
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2011年12月11日(日曜日)

荒川の一番川幅が広い辺りで蕎麦を食うツーリング

自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ , 20:02:00 天気:快晴(まさに、雲一つ無し)
 今日は平野氏の呼びかけで、荒川の一番川幅が広がった辺りで蕎麦を食うツーリングが開催された。わしも参加。
 走行距離は70km目安ということだったが、まあ平地だろうしということで、輪行性能の高いBromptonを選択。
 集合場所は朝霞台駅だったので、朝早くの湘南新宿ラインで池袋に出て、そこから東武東上線に乗り換えた。朝霞台には早めに着いたので、神戸屋でパンを買い、ドトールで買ったコーヒーと共に食していたら、こば氏が登場。やがて平野氏も到着し、今日はこの3人でのちんまりしたツーリングになる。
 で、その荒川で一番川幅が広い場所というのは、下流じゃなくてこのかなり上流、鴻巣辺りだということだ。荒川からかなり遡っているはずのあの辺は、実は海抜10m程度だとか。そのせいで、河川が滞留氾濫しやすく、結果的に河川段丘の間が非常に開いたのだとか。
 朝霞台駅から住宅街を抜け、荒川の河川段丘内部へ降りる。目についたのが、畑から顔を出している、この立派な霜柱。畑でなにか作ってんのかよと言いたくなるような塩梅で、列を作っている。今朝は本当に冷えたからなあ。
 とにかく、空には全く雲がない。はるか遠くの山々まで見通せるのだ。だから、富士山だってこんなにくっきり。
 秋が瀬を抜け、田んぼの中の道を通過。やがて入間川との合流点で中洲に渡ると、ひたすら見通しの良いサイクリングロードに入る。風が強い日には切ない道だな。
 あまりに見通しがいいので、今日持ってきていた新兵器Radarのカメラで、パノラマ撮影を試みた。
 やがて道はホンダエアポートに到達。この辺は前にも走った。この辺りは航空機関連のインフラが集中している。さらに北方にUL機の滑走路まであるとかで、頭上をUL機がパスしてゆく。
 さて、やがて問題の川幅が一番広い地点に近づいた。その前に本当の目的である蕎麦を食おうということで、蕎麦屋への最短コースを取った。が、なんと直ぐ目の前の橋が使用不能になっている。右上の木立の向こうの建物がそうなのに、なんという悲劇。ここから大回りして、やっとにたどり着いた。
 蕎麦だ。ということなのだが、つけ鴨に天ぷらを別注できるとわかったので、3人ともそれ。動物性タンパクと、油脂分を撮りたかった。
 天ぷらは、衣さくさくで美味。特に椎茸がジューシーでたまらん。蕎麦は上品な更科だろう。つるりとしたのどごしが良い。ただ、荒川の冷気に痛めつけられた咽喉は、この香りを楽しむまでには回復してくれなかった。
 さて、どう帰ろうかな。来た道を折り返す予定だったが、高崎線が並走しているので、そっちから湘南新宿ラインで直帰する方が楽だ。とりあえず、途中の榎本牧場で考えよう。
 まずは、件の一番広い点。に近い場所にかかった橋。橋は中洲までしか連れていってくれないそうな。
 しばし連れ回された後、また行きのコースを折り返していった。ホンダエアポートの近くまで来ると、ちょうどスカイダイブの真っ最中だった。
 やがて榎本牧場。久しぶりだな。真冬のアイスを楽しむ。生チョコミニブタは、以前からだと代替わりしているようだ。
 ここから最寄り駅まで走り、湘南新宿ラインを拾おうという事に、こば氏と話がまとまり、平野氏とはここでお別れ。猫だまりで猫を愛でてから、湘南新宿ラインで輪行帰宅した。
 荒川の中流域は広くて気持いいのだが、景色がやや単調なのが欠点だろう。しかし実は湘南新宿ラインを使えば交通の便はいい点だ。今度は一人でうろついてみよう。
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2011年12月10日(土曜日)

小川町にビールを飲みに行った

暮らし , 22:17:00 天気:快晴
 今日は昼ごろから小川町のマイクロブリューワリーで、昼から酒飲むダメな大人の会が開かれる予定だ。
 そこまでは、各々の経路で自走しようという趣旨なのだが、帰路は絶対に輪行。なので、自走する気萎え萎えとなって、まあ丸腰輪行するかいというレベルまで堕落した。
 開始と同時に現れると、まず間違いなく、いの一番に潰れるので、1時間ほど遅れるつもりで出た。
 小川町……遠いな……。想像以上に時間がかかる。結局、2時間は遅れた。
 さて、店に入ると……なんでこんなにいるの? 確か5名程度の筈だったのに、倍はいるよ?
 ともかく、早速ビール。山椒エールとやらをやったが、さすがに山椒は不思議な味わい。スパイシーと言うか、なんというか。
 1時間ほどでお開きになった。というのは、他の連中にとっては3時間ほどもいた事になるからだな。
 僕はもう少し粘り、それから店を出て、さきに他の店を回りに行った連中と、後で合流するつもりだった。ところが、珈琲でも飲むかと思って回っていたら、だんだんと体調が低下してきた。まっすぐ帰ろう。
 たった1時間ほどだったが、久しぶりの面々とあえて楽しかった。
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