Strange Days

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2000年4月15日(土曜日)

今夜も観望は無しだ~(激怒)

星見 22:25:00
 結局、夜中まで昏々と寝て、やおら起きだしてベランダに出たのだが、相変わらずの雨でまったく晴れる気配が無い。いやはや、せっかくワイドビノとGP赤道儀用プレートが届いて本格的な観望セットが揃ったってのに。欲求不満でどうにかしちゃいそうである。
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2000年4月14日(金曜日)

ワイドビノ他到来

星見 20:22:00 天気:はっきりしないくもり
 朝、9:00に起床。これから朝食を作って9:45に出ても10:15には間に合う。近場に住むと楽だ。それで朝食の目玉焼きを作っているとき、玄関のチャイムが鳴った。このチャイム、例の「ピンポーン」という、それもかなり大音量のものなので、結構心臓に悪い。こんな朝っぱらから誰が、といぶかしみつつ開けると、何度も荷物を届けてもらったのですっかり顔なじみになってしまったヤマト運輸のおじさんだった。Tommy Oasis Directに発注していた荷物が届いたのだ。
 早速開梱してみる。モノはGP赤道儀用アリミゾプレート、それに100EDを取り憑けるための鏡筒バンド、VixenのNikonデジカメアダプタ、そして笠井トレーディング扱いのワイドビノだった。とりあえず中身がそろっていることを確認して出社した。
 速攻で帰宅して、それぞれの品を取り出してみた。鏡筒バンド&プレートは、最初は使い方がわからなかったが、GP赤道儀の説明書を見ているうちに理解できた。100EDをGP赤道儀に取り付けると、さすがに片持ち赤道儀よりはるかに安定していて、指で鏡筒を揺すってもびくともしない。持ち運ぶ必要がないのなら、これはベストな解ではないかと思う。そこにNikonデジカメアダプタでE950を取り付けてみた。タレット側にはとても固定できないので、H50mmがささっているファインダ側にコンバータを介してLV5mmをさし、そこに取り付けてみた。なんだか物凄く怪しい物体になってしまったが、赤道儀の強度は十分で、安定性に問題はない。残念ながら空は曇っているので試すことは出来ないが、これでちょっとした天体写真なら撮れそうなので楽しみだ。
 ワイドビノは小型ながらずっしりと重い。ようするにオペラグラスなのだが、実視界が非常に広い(30°強)ので、星空観望用にも向くということで、結構知られている品だったらしい。僕が入手したのはそのオリジナルに対して改良を加えたというモノで、合焦装置をスムーズに動くよう加工したという。合焦装置は一般的な望遠鏡のように左右連動しているタイプではないが、左右の視力に差がある僕にはこちらの方が助かる。動作は確かにスムーズだ。
 ワイドビノの評価に「倍率を感じさせないまま視力がアップした感じがする」というのがあるが、まさにそのように見える。また非常に明るいのも特徴だ。
 これらを試したくても曇天ではしかたがない。おまけに明日は雨だとか。トホホ、来週までお預けになりそう。
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2000年4月13日(木曜日)

今夜の観望

星見 23:20:00
 今夜も月に望遠鏡を向けてみた(早く寝ろよ)。月は満月に向かいつつあり、60%程度満ちた状態。シーイングは良く、160倍で眺めてもピントがどんぴしゃ出る。晴れの海周辺や、ちょうど昼夜境界線近辺にあるコーカサス山脈を眺めた。ピントの合った100EDなら、月表面の直径数kmの小さなクレーターまで識別できそうなくらいだ(独立しているものじゃないと難しいけれど)。これが別の星の眺めなんだと思うと感慨深いものがある。
 月の地図が欲しくなってきた。
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2000年4月12日(水曜日)

ちょっと観望

星見 23:16:00
 なんだか疲れていたので、帰宅して早々に床についてしまった。夜半にガバッと起き出し、ネット土左衛門と化してしばし放浪し、それからベランダに出た。遅かったので望遠鏡は出さず、双眼鏡で星空散歩と決め込んだ。
 愛用のMizar11*40は叩き売り品だっただけのことはあり、左側のピントがどうしても合わない。光軸がずれている感じがする。それ以外に重大な問題は無いし、質感も悪くないので、値段相応のことはあると諦めているのだが。もう少しでかい、高級望遠鏡にも色目がいってしまうのだ。
 今夜もアンタレスやベテルギウス、スピカの三角地帯を散歩した。良くアンタレスは血の赤といわれるが、ただのオレンジ色にしか見えない。この辺りは一見して1等星が少なく、寂しい眺めなのだが、目が慣れると暗い星がたくさん散らばっていて、なかなか楽しい眺めだ。
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2000年4月11日(火曜日)

お月様

星見 21:12:00 天気:晴れ
 このところ、夜風が暖かくて春風駘蕩という感じだったが、今夜は少し寒め。しかし久々にすっきり晴れ上がった空には、半月のお月様が浩々と輝いている。これを見逃す手は無い。
 21:00前に望遠鏡を出して、月に向けようとした。......む、向かない。定位置からは屋根が邪魔になって、望遠鏡を向けられないのだ。定位置からより手すり側にずらすしかない。そうすると赤道儀モードで使う意味が無い。そこであっさりと経緯台モードに戻した。まあGP赤道儀だってあるわけだし(未稼動ではあるが)。
 望遠鏡を手すりに寄せ、経緯台モードにすると、ようやく月が視界に入った。今夜はシーイングが安定していて、月があまり揺らがない。シンチレーションは良好なり。
 この前購入したムーングラスをWOにつけてみた。着けたといってもWOにもタレットにも取り付けねじが無いので、フィルタを接合部に落とし込んで見る形になる。揺すぶるとカタカタいうので怖い。
 効果は劇的ではなく、一見したところ光量はそれほど落ちてない感じがする。全体的にグレーっぽく着色する。しかし以前のように視界に焼きつくということは無くなった。ということは、効果は高いようだ。
 月はほぼ半月で、月正面の中央に走るクレーター群が影となり、面白い眺めになった。おりしも、スカイ・ウォッチャー誌では月面観望の特集を組んでいたので、それを参考に見ても良かったかもしれない。しかしあまり時間が無かったので、それは週末に譲ることにした。
 月の眺めで面白かったのが、月面の右上(望遠鏡は裏像になるのでこれでいいはずだが)にあるクレーターが皆無の海と、そのさらに右にある二つの親子クレーターだ。大きなクレーターの真中に、その後に出来たのか火山性なのか知らないが、別の小さな、明るいクレーターがあるのだ。また近辺にはティコを思わせる明るい放射状の噴出物を散らせた明るいクレーターもある。
 月面中央下部のクレーター群は、逆にごつごつとした山容の塊で、複雑な影が入り混じり、ぎざぎざのクレーターが重なり合っている。まことに玄妙な眺めで、見ていて飽きなかった。
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2000年4月09日(日曜日)

今夜の観望は無し

星見 23:08:00
 では観望をと思って夜空を見上げると、すっかり雲が覆っている。月もうす雲に覆い隠されている。残念だが今夜は無理だ。
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2000年4月08日(土曜日)

今夜も観望できました

星見 23:59:00 天気:晴れ時々くもり
 夕方までドロドロと眠り、起きだしてぼんやりしていた。本当はちょっと出かけたかったのだが、発注した分の荷物が届くかもしれないと思い(期待)、外出を控えたのだ。
 まだ眠いので夕食を食ってさらに眠りこけ、目覚めたら既に真夜中だった。ベランダに出てみると、それはくもりがちで観望には向きそうも無い。
 やむなくしばしチャットして、ネット土左衛門になり、あくびをかみ殺しながら夜明け前のベランダに出た。すると晴れている。早速望遠鏡を出した。
 昨日、低倍率作戦で敗退したので、今夜は中倍率作戦でM4にチャレンジ。SWK22mmやWO13.5mmでM4のある辺りを凝視する。うーむ、確かにぽつぽつと小さな星がいるように見えるが、散開星団といえるほどだろうか。やはりもっと大口径の望遠鏡で光量を稼ぐか、フィルタを導入してコントラストを上げるかしなければ、M4のような淡い天体の目視は難しいのかもしれない。
 こうなるとBORGに発注中のVIXENデジカメアダプタに期待するしかないと思われる。加算的に光量を稼ぐことで淡い天体を浮き上がらせるのだ。あるいは目に良い食品で体質改善作戦をするか。旧日本海軍では夜戦時の監視員にうなぎ等の特別食を振舞うことがあったそうだ。こうした監視員たちは一日中真っ暗な特別室でずっと待機し、暗順応を極限まで高めていたのだそうだ。こうした人々には、光害の無い夜空とあいまって、空の眺めはさぞかし見事なものだったろう。その余裕があったのならば。
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2000年4月07日(金曜日)

久しぶりに観望

星見 23:59:00 天気:結構晴れな感じ
 春の空は春霞でどうもはっきりしない。昼に空を見上げても、晴れてるんだか曇ってるんだかさっぱりわかりゃしない。春から梅雨時にかけては、きっぱり望遠鏡をしまっちゃう人も多いそうだ(その代わりに双眼鏡を使うんだとか)。僕も100EDにカビが生えないか心配になるくらい、ベランダに持ち出せない日が続く。これがいきなり20cm級のニュートン式なんて買っていたら、今ごろ錆付かせていたかもしれない(早すぎ)。
 そんな風に空を心配しながら夜を迎えたが、今夜は結構晴れていた。結構、というのはぼんやりかすんだ感じがどうにも拭えないからで、真っ暗になった丑三つ時に空を見上げると、冬時には無かったような空全体に渡る薄明かりが感じられた。冬に比べて大気中の浮遊物が増え(水滴だけでなく黄砂なども)、光害もさらに甚だしいものになるのではないだろうか。
 それでも宵の口にはまもなく観望シーズンが終わるオリオン座とおおいぬ座の眺めを楽しんだ。トラペジウムはくっきり分離できるので、透明度は悪くないようにも思われるのだが? 風が無く、シンチレーションが安定しているためかもしれない。さらに西の空低くでは、火星、木星、土星の会合に月が加わり、結構にぎやかな眺めだったようだ。しかし僕の部屋からはどうしても西空の展望が不可能なので、この天体ショーは双眼鏡で、屋根のぎりぎりに身を乗り出して眺めるより他は無い。
 夜中に起きだして続きを見ようと思い、少し眠り込んだが、うっかり3時過ぎまで寝てしまう。まあ日付が変わる頃の南天は、明るい星座が一つも無いので、今日見れなくても構わないのだ。起きだして、ちょっとチャットしながら、またもやアンタレスの周辺に目を凝らした。手元のアイピースではもっとも低倍率のH50mm(なにせファインダーとして使えというくらい)でアンタレスとさそり座β星(いやγ星だったかな)を視界に収め、M4があるという辺りを一心不乱に眺めてみたが、念写と違ってそこに映像が浮かび上がるということは無かった。夏至辺りの、もう少し高度があるときならば見えるのかもしれないが、この分では望み薄だ。すっかり闇に慣れた目で夜空を見上げると、空全体が明るくて雑誌が読めそうだった(さすがにこれは無理)。夜明けが近いせいかも知れないが、本物の夜明けは間もなくやってきて、真夜中に感じた薄闇とは違うものだった。
 夜が明けきって、腹が空いたので、例の吉野家まで歩いていって朝飯を食い、それから寝た。
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2000年4月06日(木曜日)

久々に一瞬だけ観望

星見 23:02:00
 夜、なかなか雲が切れないので今日も観望は無理かと思ったのだが、深夜になってようやく雲が切れるようになった。望遠鏡を出し、アンタレスの横に注視した。M4がこの辺りにあるのは間違いない。何枚か天文写真を検索したのだが、β星との二等辺三角形の鈍角に位置するものがあったのだ。しかし、いくら目を凝らしても見えてこない。光害が打ち消してしまうのだろうか。一番明るいのが9等星なので、高度が低いとつらいのかもしれない。まもなく雲が空を覆ったので、観望はここで中止。
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2000年4月05日(水曜日)

今夜も観望なし

星見 23:57:00
 早々に引けて、本屋をうろついて帰宅したのが19:00過ぎ。スカイ・ウォッチャー誌と天文ガイド誌を買って帰った。
 空は相変わらず曇り、今夜も観望は不可。個人で衛星軌道に望遠鏡を打ち上げることが出来れば、光害だのなんだのはハンデでも無くなるのに。ETX90なんていう高度に自動化された望遠鏡を見ると、50kgh程度の質量で8インチ程度の鏡筒を持つ全自動宇宙望遠鏡なら、1000万円そこそこで実現可能なのではないかと思った。衛星軌道への打ち上げは数十個まとめて、プロトンやアリアンといった安価なロケットで打ち上げればいい。これくらいならあちこちにあるアマチュア天文家団体で十分負担可能ではないか。
 なんて事を考えながら、今欲しいのはMeadeのDSシリーズだ。おもちゃには良さそうだ。
 そんなことを考えながらネット土左衛門と化していたせいだろう、BORGのサイトで『ワイドビノとVIXENのNikonデジカメアダプタがあるよ』とあったので、必要だった鏡筒リングMとVIXENアリミゾプレートもあわせて発注してしまった。BORG製品が一つしかなくてごめん。ワイドビノはまあ天体用オペラグラスなのだが、目の悪い僕には星座を見つけるのに便利そうだ。BORGは対応が早いので来週には届くだろう。
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2000年4月04日(火曜日)

今夜の観望もなし

星見 23:59:00
 今夜もくもり。それどころか夜半には雨が降り出した。ここしばらく、天文ファンにはつらい天気が続く。
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2000年4月02日(日曜日)

赤道儀来る

星見 20:51:00 天気:くもり
 昨日のオフ疲れか、起きたのはなんと15:00過ぎ。ちょっと出かけようかと思っていたのだが、もう無理だ。やはり昨日のオフの前に用を済ませておくべきだった。
 玄関のほうに行くと、ダンボール箱が三つほど置かれている。そういえば、朝方に寝ぼけたまま受け取った記憶があった。非常に軽い箱、軽めの箱、そして異常に重い箱だ、非常に軽いのはムーングラス。ものの5gもない代物を送るのにたいそうな梱包だ。軽めの箱は赤道儀を支える三脚で、重いのはその赤道儀だ。いったい、中に何が入っているのだろうと思いつつ、それぞれ開梱してみた。
 三脚はがっしりした幅広のもので、BORGに着いてるカメラ三脚よりもはるかに剛性が高そうだ。赤道儀はVixenのGP赤道儀で、赤経モーターだけつけた。重量の多くは、実はカウンターバランス用の錘だということがわかった。本体はそれなりの重さで、100EDをしっかり支えてくれそうだ。サイズ的には、8インチのシュミカセぐらいならなんら問題なく支持してくれるだろう。
 赤道儀を三脚に載せてみた。総重量はBORGのフルセットをはるかに凌ぐ。これを持ち歩くのは骨だろう。心配だった三脚の展開面積は、実は背が低いためにBORGのものと変わらない事がわかった。その上に大きなGP赤道儀が載るので、結果的に支持位置はBORGの現状と大差ない。
 赤道儀にはなんと極軸望遠鏡が内蔵されている。思ったより奢った仕様だったようだ。
 さて、これに100EDを載せてみよう............だめじゃん。BORGの鏡筒バンド側取り付けプレートと、赤道儀の取り付け部のサイズがぜんぜん合わないのだ。BORGのほうはすべてコンパクトに作ってある。
 BORGのカタログと赤道儀の説明書をつき合わせてみると、Vixenのアリミゾプレートと、BORGのそれ用鏡筒バンドを買わなければならないようだ。というわけでこの組み合わせを試せるのは次の週末になりそうだ。
 しかしこのGP赤道儀、ベランダにセットするのに手間がかかりそうだ。やはりBORGの軽さはなにものにも代えがたい。GP赤道儀は時間に余裕がある週末に活躍することになりそうだ。
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2000年4月01日(土曜日)

今夜の観望

星見 23:55:00
 ちょっとチャットして、眠かったので早々に引けた後、望遠鏡をベランダに出した。時刻的にアンタレスがほぼ南中していたので、またM4探しに精を出した。
 アンタレスとその近傍の星を手がかりにして、M4のありそうな辺りを注意深く探してみた。その辺には小さな星がいくつも散らばっている。が、散開星団らしきものは見えない。これはどうしたことか。
 これはもう、僕がアンタレスだと思い込んでいる星が、実はそうではないとしか考えられない。そこで星図を持ち出して空と見比べてみたが、間違いなくアンタレスであるという確証が深まっただけに終わった。M4はなぜ見えない。8等星弱の明るさなので、確かに見えにくいかもしれないのだが。後は近辺に散らばる小さな星のいずれかが、実は散開星団の明るい部分だという事ぐらいしか考えられない。
 もうこれは目盛り環を使って導入してやるしかないだろう。明日、GP赤道儀が届くので、それから導入を試みてみようと思う。
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2000年3月31日(金曜日)

今夜の観望

星見 23:46:00
 いい気分で帰宅して、明日は謎宴会だから早く寝なくちゃ、と思いつつもチャットしてしまう俺様だった。チャットを早めに切り上げて、ベランダに出て夜明け前の星を眺めた(ようするに早寝してない)。今夜はシンチレーションが安定していた。
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2000年3月30日(木曜日)

今夜の観望

星見 23:44:00
 帰宅したのが20:00過ぎ。それから望遠鏡を出してオリオン座に向けた。オリオン座は既にかなり高度を下げている。望遠鏡はこいぬ座方面にも向けることが出来る。明るい星が視野の中心に燃えている様は見ものだ。
 望遠鏡をさらにしし座のレグルス辺りに向けてみた。天頂近いのでレグルスだけが視野に入っている状態だ。しかし天頂近辺の空の透明度は低高度のそれとはかなり違う。
 食事して風呂に入って、日付が変わる頃にベランダに出てみたが、既にかなりの雲が空を覆っていた。眼が闇に慣れてないと星が見えず、曇っているのか見えてないだけなのか区別がつかないので、しばらく空を見上げていた。が、やはり曇っている。双眼鏡で星を見ると、嵩がかかっているのがわかる。望遠鏡をしまいこんで寝た。
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