Strange Days

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2009年1月11日(日曜日)

埜庵近美鎌倉

自転車 ( 自転車散歩 ) , 思考 , デジタルカメラ , 美術館 22:49:00 天気:晴れ
 起床は9:00。久しぶりに午前中に行動開始する意欲が湧いてきたので、二宮の吾妻山公園に行ってみようと思った。自転車は、やはり今年初乗りのSatRDayだろう。
 SatRDayを部屋から出し、集合住宅の前からさて走り出そうとペダルを踏んだ途端だった。金属音とともにチェーンがすぽーんと外れてしまったのだ。何事ぞと思いつつチェックすると、チェーンをつないでいるKMCのコネクタープレートがねじ曲がって外れているではないか。前に掃除した時、コネクターをちゃんと付けてなかったか。ともかく、なにせ部屋の前なので、すぐに取って返した。そしてConnex Linkを探し出して装着する。これでやっと走り出せる。が、今度はチェーン飛びが発生しまくるようだ。チェーンの一カ所で動きが渋くなっていたので、慎重にこじってスムースにしてやった。今度こそ、走り出した。
 ところが、今度は周期的な異音に悩まされる。調べてみて、チェーンの中間ガイドが歪んで、左右に振れているのが分かった。これはどうにもならんな。幸い、走行には支障なかったので、先を急ぐ。奇妙な異音をまき散らしながら走るキモイ自転車を駆って、境川を下っていった。
 藤沢で引地川に乗り換え、埜庵に向かった。なにやら、埜庵風雑煮というのを出しているとか。店に入り、大将から常連パスを入手し、早速雑煮とミルクイチゴを注文した。雑煮は、これはポトフにたまたま餅も入ってますという感じか。野菜がたっぷりで、西洋風の出汁と焼き餅がなぜかマッチする。この3連休だけのメニューらしい。ミルクイチゴは、前回来た時にも話題になったが、ミルク掛けの氷に、イチゴシロップを添えたものだ。寒い冬、暖かな部屋で氷を黙々と突き崩す贅沢を味わった。
 埜庵を出て、本当なら二宮に向かうべきところを、鎌倉に向かうことにした。駆動系のトラブルがあったので、自重したのだ。というのは言い訳で、本当は満腹になったら遠出する気が失せたのだ。
 鎌倉の近美鎌倉館の駐輪場にSatRDayを入れ、鎌倉館に入った。収蔵品展が開かれていたので、以前目にしたモノも含め、じっくり眺めた。
 多くの絵画を眺めながら思ったことは、絵画とは視点が描かれたモノではないかと言うことだ。もしも絵画の価値が、単純にモノを描写したモノというだけに留まるなら、今この時代に存在する価値はない。写真があるからだ。ところが、写真の登場後、絵画はむしろ大きな自己変革を遂げてきたっぽいぞ。それは、結局のところ、絵画に描かれているのはモノではなく、モノを見る作者の視点なのだということではないか。だからこそキュービズムやシュールレアリズムのように、モノの描写を離れた絵画が成立しているのではないか。
 そこで問う。では、写真もまた絵画なのだろうか、と。
 その答えを悶々と自問自答しながら、鎌倉館をうろついた。ここから見える源氏池が美しい。美術館を出て、鶴岡八幡宮を参拝。今日もおみくじ待ち行列の長さにめげ、引かなかった。
 さらに近美鎌倉別館での回顧展を見てから、SatRDayに戻った。いつの間にか、横にBromptonとBSモールトンがいた。駐輪場を出て、北鎌倉によじ登る。この先、大船までは延々と車がたまっていた。良い具合の夕焼けを横目に、日暮れてゆく大船に出て、そこから藤沢経由で境川に戻った。途中、東海道線と併走する辺りで、良い具合に燃えている夕景を撮った。
 真っ暗になる中、ハブダイナモは明るいぜと思いつつ帰宅。

2009年1月10日(土曜日)

思わぬ遭遇

デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 20:52:00 天気:晴れ
 寒いなあ。まるで冬の熊のように動きの鈍った僕は、昼過ぎまで部屋の中で起きているのか寝ているのか判別つかないような時間を過ごした。
 夕方、どうしてもExiliim FH20の試し撮りをしたくて、境川に夕陽を撮りに出かけた。速さ重視でTCR-2に乗り、裏道ではなくて長後街道~環4経由で境川遊水池公園に出ることにしたのが、思わぬ遭遇を生んだ。
 追い風に乗って突っ走り、天王森公園をかすめて遊水池に着いたのは、16:30頃だった。新しくできた人道橋を渡ってみようと思い、接近する。橋の横浜側から、遠くに見える旧エンパイヤホテルを狙った。520mm相当ともなると、手振れ防止機構が働こうがどうしようが、心拍によって画面が小刻みに動く状態だ。
 人道橋に落ちる夕陽を撮った。プリセットされている設定から、夕陽撮りの設定を試してみたが、色合いが不自然なまでに夕焼け色になるだけみたいだ。
 さっきのエンパイヤホテルを、今度は26mmの広角端で撮ってみるとこうなる。もの凄いズーム域だ。
 人道橋を渡っている時だった。橋の下をのぞき込んでいた初老のご夫婦が、手招きして教えてくれた。橋の下に翡翠*1が来ているのだと。並んでのぞき込むと、小さな沢の合流点に淀みがあり、そこの脇に張られたロープに、翡翠がちょこんと居座っていた。望遠で狙う。これは試し撮りに絶好だ。
 翡翠は、どうやら目の前の淀みに見え隠れする小魚を狙っているようだ。ならば、と思い、高速連射を試してみることにした。こういうシチュエーションではAFは当てにならない*2ので、MFの置きピンで撮らねばならない。ところが、FH20のMFがすこぶる決まりにくいもので、正直MFがついているだけというレベルなのだ。それ故に、既に日が陰っていたこともあり、撮ったうちのかなりがピンぼけとなってしまった。ここは困りものだなあ。
 それでも、じっくり構えていると、翡翠がダイブした瞬間を撮ることが出来た。パスト撮影の効果もあって、意外にタイミングは合わせやすいモノだ。
 まずは翡翠が水面に突入した瞬間だ。ここまで10枚程度、翡翠の陰が水面に迫る様子が写っていた。さらに数コマ後、翡翠は水中で羽を広げ、浮上しようとしている。もう少し明るく、ピントがあった写真だったらとも思うが、予期していなかった遭遇で、これだけ撮れたら御の字だと思う。
 その後しばらく、寒さに凍えながらシャッターチャンスを待ったが、これ以上のものは撮れず、あえなく閉園時間を迎えた。しかし、面白いな。また撮りに来よう。ちなみに、見回りに来た公園のおっちゃんいわく、近くの茂みに白鳥の幼鳥がやってきているのだそうだ。当然親もいるはずだよな。この公園には、流れ込んでいる和泉川に翡翠が多いこともあり、結構野鳥がやってくるのだそうな。
 その後は境川を南下する。夕景を撮る。この写真ではISO800まで増感しているが、元画像では細部がざらついてしまっていた。ウェブ用に縮小するなら問題はないだろう。
 元来た道を走って帰宅。
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2009年1月08日(木曜日)

今年初自転車出勤

暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) 22:36:00 天気:くもり
 というか、月~水は休暇扱いだったので、実質今日が初出勤だ。四日ぶりに自転車に乗ると、足がすこぶる軽い。踊場の坂もダンシングで越えてゆける*1。日常、そんなに走ってないにもかかわらず、意外に疲労が溜まっていたのだと実感した。
 帰路は藤沢周りで。意外に気温が高く、ウィンドブレーカーを着ただけで少しも寒くは無かった。とはいえ厳冬期が近い。
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2009年1月02日(金曜日)

町田ヨドバシまで

デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 23:19:00 天気:快晴続く
 さて、去年から延々と悩み続けてきたミドルレンジカメラの選択だが、機は熟したと見た。そろそろD90の圧倒的*1高性能ぶりと、重さ大きさを深く胸に刻み込んだ。今なら買えるぜ、中途半端な大型コンデジを。
 本命候補がPowerShot Sx10なのは変わらない。対抗がLUMIX DSC-G1なのも。コンデジじゃないっちゅうに。でも、サイズ的には競合するくらいまで来ている。他にいくつかの対抗、大穴を胸に、町田ヨドバシへと向かった。ヨドバシ前に止めたかったので、スタンド付きの自転車を選択せざるを得ない。するとBikeEかSatRDay MK.2、つまりリカンベントしかない。今日はBikeEを選んだ。
 町田ヨドバシに入り、カメラコーナーにまっしぐらに向かった。そしてD300、D700、D3Xを矯めつ眇めつなで回した。コンデジはどうした? いやあ、やはりD90とはいろんな点で格が違うなあ。特にD3X。まるで重機関銃のような、無慈悲なまでの確実さが印象深い。しかし5分も持っていたら腱鞘炎間違い無しの重さも。さあ、今なら大型コンデジを軽く感じられるぞ。
 まずPowerShot Sx10。やはりキヤノンはカメラメーカーだなと思うのは、コンデジのくせに動作感が確実で小気味よいことだ。特にズーミング動作のすばらしさはどうよ。フォーカスもびしっと決まる。これは大型コンデジの普遍的完成モデルかも知れないと思った。重いけどな。そう、やはり重く感じるのだ。今のS3ISに比べて200gものビハインドは、結構腕に来る。しかしAA電池駆動、バリアングルモニタ、EVFなどの完成度の高さは、他社製同級コンデジに比べて、一頭抜けていると感じた。問題は、重量とサイズも頭抜けているところだ。
 対抗1のLumix G1も手に取る。これはデジタル一眼としては、やはりかなり小さく感じる。とはいえ、標準レンズの14-45*2を着けても、Sx10より大きく感じる。しかも旅行用と考えて30mm以下の広角~300mm程度の望遠をカバーしようとすると、レンズをもう1本持ち歩かなければならない。動作としては、マニュアルフォーカス時のフォーカスエッジ拡大の動作が小気味よくて、もしかしてキヤノンのそれより出来が良いかもと思ったりしたのだが。これを旅行に持って行くのは、やはり覚悟が要りそうだ。
 うーむと悩み続け、とうとう結論は出せず、帰宅することにした。その前に、対抗各種を見ておく。フジの機種が軽くて良さそうだが、なぜか動作が気持ちよくない。なぜなんだろう、フジは機械に弱いのか?
 ヨドバシを出て、既に真っ暗な境川沿いに走って帰宅した。そして部屋でごろごろし、情報を集めて再検討しているうちに夜が更けたのだった。うーむ、悩むなあ。

2009年1月01日(木曜日)

年始はバタバタと

暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 22:57:00 天気:快晴
 4:00前頃、一睡もしないまま、地下鉄で戸塚に向かった。そして横須賀線に乗り換えて、鎌倉に向かう。早速初詣するつもりだった。
 過去の経験から、昼間は平気で数時間待ちだと分かっていたので、速攻でお参りできるこの時間帯を選んだ。まだ真夜中と言っていい時間帯だが、これはこれで風情がある。
 やはり参拝客はまだまだ少なく、並ぶことなく参拝して、速攻で退けた。写真下部左右に写っている奇妙なポーズの人々は、警備の人に記念撮影をしてもらっていたのである。
 さて、帰宅しても眠るわけにはいかない。初日の出を撮りたかったのである。最初は観音崎まで出て、とか考えていたのだが、相当な人出らしいので諦めた。近所の高台で撮ろう。
 6:30頃、EPICに跨って、中田中央公園北方の丘に登った。この辺ではまあまあの高台だ。登って、周囲を見渡すと、おおっと、ここから旧エンパイヤホテルが見える。全然気づかなかった。まあ、あっちも高台にあるから、見通しは利くのだろう。肝心の初日の出はというと、東にある雑木林が邪魔して見えそうにない。予定変更。白百合公園に登ろう。急いで白百合公園への坂をよじ登り、公園に入った。が、ここも周囲からそれほど高くなっているわけではない。結局、家の間から登る日の出を、日の出時刻の数分遅れで確認するという締まらない結果になった。来年はリベンジだ。
 白百合公園から自宅方面に下る途中、富士山が素晴らしくよく見えるのに気づいた。ええっ、ここは毎日通っていたのに、全然気づかなかったよ。行きは背後になるし、帰りはだいたい真っ暗になってからなので、なかなか気づかなかったのだろう。それと、今日は空気が澄んでいてよく見える。
 これでやっと眠れるが、その前に正月気分にならないとね。広島風の雑煮を作って、燗をつけた日本酒で酔っぱらった。雑煮には牡蠣を入れ、竹輪*1に水菜を加える。しかし出汁は適当なほんだしを使う。牡蠣の出汁が出て十分うまいが、なにか物足りない。あっ、大根入れ忘れた……。
 ともあれ、これで正月気分にはなれたので、アルコールの助けもあってようやく爆睡した。
 目覚めたのは15:00頃。ぱぱっと起きて、初日の入りを撮りに出かけた。何となくBD-1を選択。ちょっとハンドルがぐらついているな。後で締め直しておこう。
 撮影ポイントして、湘南台の北方を選択。自転車を止めると、近くでラジコンヘリを飛ばしているのが見えた。飛ばし初めかな。しかしこの写真、結構動き回っていたヘリに、ピタッとピントが合っているな。D90、恐ろしい子。
 日の入りそのものは、急に濃いめの雲が湧いてきて、ちょっと締まらない結果になった。これはこれで良しだが。
 ラジコンの方はというと、燃料補給をしたらしく、また勇ましいエンジン音と濃い排気煙をまき散らしながら、飛び回っている。エンジンは2サイクルだろうから、この煙も仕方ないのか。最初このラジコンを飛ばしているのを見た時には、てっきり農薬を散布しているのかと思ったくらいだ。
 サイクリングロード南端まで久しぶりに走り、BD-1を撮る。BD-1は、この角度が一番かっこいいと思う。
 そんな風に、今日も一日がぐだぐだと更けていったのだった。まあずっとこんな感じだろうが、本年もよろしくお願いします。

2008年12月31日(水曜日)

大晦日とて境川

暮らし , 自転車 ( 自転車散歩 ) , デジタルカメラ 23:55:00 天気:晴れ晴れ
 さて、予想通りだが、今日も昼まで寝てしまったので、大晦日ライドは無しだ。買い物と片付けに当てる。
 夕方、2008年の終日の入りを撮らねばと思い、EPICにうちまたがって境川に向かった。今日は撮ったら速攻で引き返し、買い物しなければ。
 湘南台の手前で、コートを着た男性が乗る自転車に追いついた。小径だ。BD-1っぽいな。なんとなく見覚え無いか? うーん、石川氏かな。でも石川氏の実家は近所なので、こんなところをわざわざ南下している道理はない。
 悩みつつ、数分間チェイスしていたが、ちらりと見えたハンドルバーがマルチバータイプだったのが決め手になり、ようやく石川氏と確定した。呼び止めて、また夕陽を撮りに来ましたよ、などと話す。石川氏は実家に帰るついでに、こっちの方に回ってきたのだとか。
 少し下流域で、夕陽を撮った。石川氏には、極端に遠出するか、近所をうろつくかのどちらかだね、と言われる。今年はまさにそのパターンだったな。自宅を起点にした100km超のサイクリングなんて、数えるほどしかやってない。
 さて、夕陽だが、今日は夕方になって雲が湧き始めたので、ちょっと見応えのある風景になった。しばらくすると雲が黄金色になってくる。やはり境川は低地なので、燃える雲の中に落ちてゆく太陽と行った光景を撮るのは難しい。
 石川氏と別れ、もう少し夕陽を撮ってから、そのまま引き返した。北上中、富士山がよく見えた。年末年始は工場が稼働してないところが多いので、エアロゾルが少ないのだ。
 帰宅して、年越し蕎麦を食べたら、すぐに年明けだ。
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2008年12月29日(月曜日)

大庭城址公園で夕陽を撮りたかったのだが

デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 22:20:00 天気:快晴
 今日はどこに行こう。もはや一日の半分*1を捨てて掛かっているワシだった。午後から近所をうろつこう。
 地図を見る。この辺で夕陽を撮れそうな高台というと、引地川の中流域にある大庭城址公園が目につく。ここは中世の扇ガ谷上杉氏が築き、北条氏がそれを奪取して以降、小田原城開城まで使われていた城の跡だ。結構な高台に見えたので、行ってみた。
 未知の場所を走るには最適のEPICを走らせ、長後の辺りから引地川に入り、概ねオフロードの川沿いを下っていった。長閑な風景だ。
 親水公園の辺りで川から少し外れ、西に向かう。市街地を少し走っていると、前方にそれらしい高台が見えている。ここかなと思う場所から丘越えコースを撮ると、中学校の前辺りに公園の門があった。駐輪場も整備されているのだが、なにせスタンドが無い自転車なので、適当な手すりに拘束しておいた。
 公園までは、やはり少し上るようだ。なかなか雰囲気があって良い感じ。管理棟の前には自販機があり、また数カ所にトイレがあった。
 丘の上に登り切ると、開けた場所に出る。『館跡』などの表記があるが、遺構は何もない。なんとなく往時を偲ばせるのは、漠然とした区割りの跡だけだ。
 さて、早速撮影ポイントを、と思いつつ徘徊し始めて、すぐに根本的な誤りに気づいた。ここは城跡だ。多くの城跡は森に埋もれている。ここも例外ではない。つまり、周囲の見晴らしが悪いのである。外の風景は、生い茂る木立を通じてのものになるのだ。これは、ダメだ。
 がっかりしながらも、ともかく公園の中を歩き回って、結局は登り口の辺りからビル越しの夕陽を撮るくらいしかないと思った。こりゃあ、葉のある季節には眺望ゼロだろうな。
 帰路、エネルギーが足りなく思えたので、何となく憶えていた近くのかつやに入り、カツ丼を補給した。それから当てずっぽうに走り、境川に抜けようとした。結局は日大の辺りを超えて、六会の駅から境川へと東進するルートになった。真っ暗な境川を凍えながら走り、帰宅。
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2008年12月28日(日曜日)

吾妻山公園に菜の花と夕陽を撮りに出かけた

デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 21:16:00 天気:気持ちよく快晴
 もう俺は夕陽専門写真家だ。奥深くて魅力的なんだからしょうがない。後、朝起きられないからな。
 今日は二宮にある吾妻山公園に、早い菜の花を撮りに出かけた。ここは毎年早めに菜の花を咲かせていて、だいたい12月下旬から翌2月上旬が旬だ。そういうわけで、この俺様自らが骨折って、諸君に一足早い春をお届けしようという訳だ*1
 最初はロードバイクかリカンベントで自走する気満々だったのだが、そういえば吾妻山は結構急峻な丘で、階段に苦労したのを思い出した。なら、ふつうの靴が良いな。菜の花を撮るなら薄暗い時間も嫌なので、早く着きたい。今からだと輪行した方が良いな。そういうわけで、あっという間にへなへなと輪行モードに堕す拙者であった。
 Bromptonで戸塚まで走り、東海道線で二宮に。駅から200mほど走ると、もう吾妻山公園の入り口だ。入り口にBromptonを止めながら、こんなことなら別に徒歩で来てもよかったんじゃないかと少し後悔した。
 結構長い階段を上ってゆくと、妙に甘いにおいが漂ってくる。もう水仙が咲いていた。ここは山頂の開けた地で日当たりが良いのか、冬春物の展開が早い。
 展望台に近づくと、うほっ、咲いてる咲いてる、菜の花だ。まだ満開には早いが、すでに菜の花畑と言うに相応しい光景が展開されていた。
 ここからは相模湾、伊豆半島方面、そして富士山がよく見える。霞が多かったのは残念だ。次は雨上がり、あるいは風が強い澄んだ空気の時に来よう。
 他にも同好の士らしいカメラを抱えた人々が徘徊している中、担いできたコンパクト三脚にD90を載せて、概ねマニュアルフォーカス+リモコンで撮った。その割に傾いている写真が多かったがな。水準器忘れた……。
 日は伊豆半島の真ん中辺りに落ちていった。お、掛かったなと思ったら、あっという間に落ちていった。冬の日は早い、気がする。
 日が落ちると、富士の陰影がはっきりして、ようやく霞越しに見えやすくなってきた。今日はよく晴れたなあ。
 そろそろ閉園らしい公園を後にし、また200mばかり二宮駅まで走ってから輪行し、このままでは悔しいので戸塚からまた自走で帰宅した。次回はちゃんと自走で行きたいものだが、寒い時期には歩きでも良いかもしれないなあ。

2008年12月27日(土曜日)

町田に行ってから夕陽を撮る

デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 22:05:00 天気:快晴
 ちょっと町田に出かけてきた。
 昼前まで誰憚ることなく惰眠を貪り、それでは運動不足になるという小人らしい気の迷いから、自転車で出かけることにした。
 TCR-2を飛ばし、そこそこの早さで町田に着く。いつもヨドバシに寄ってばかりだったが、今日は久しぶりにJR線を越え、原町田辺りに足を向けた。
 ここに来たのは、とらのあな町田店に用があったから。そう、かつて様々なカルチャーショックに見舞われた、因縁のとらのあなだ。といっても等身大のお人形さんを身請けするわけではない。今や日本を代表する催事であるコミックマーケットに行ってみたいと思い、カタログを買い求めに向かったのだ。確かブックオフの近辺にあるはずだ。実は正確な場所が分からない。とらのあなのウェブページにある地図があまりにも簡略化されていて、どうも細かい場所が分からないのだ。まあ、なんとかなるだろう。
 原町商店街、仲見世商店街前を抜けて、人通りの多い通りをゆっくり抜けていった。をを、ドスパラがある。はす向かいにはなにかと話題の九十九が。九十九はなぜか閉店されていたが。
 ドスパラでモニタの安さにびっくりしながらも用事を思い出し、もう一度引き返して探す。ううん? 見つからない。ブックオフ周辺をうろついたが、どうにも見つからない。ビルの上階のはずだが……。
 夕暮れ時になったので、仕方なく引き返した。後で調べると、何度も行き来した場所にちゃんとあるのが分かった。実はすぐ隣の広場でラテンな人々がなにやら催事しておったので、それに気を取られて気づかなかったらしい。
 帰路、海軍道路沿いで夕陽を撮った。久しぶりのPowerShot S3ISだ。広角を使えないのはともかく、出来る画像は良いんだ。やっぱりSX10IS買おう。安くなったらな。
 日没を見送り、ケーヨーデイツーで買い物をしてから帰宅した。
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2008年12月23日(火曜日)

夕陽を撮りに、境川西方の高台に

デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 20:21:00 天気:快晴
 今日はどこにも出るつもりが無かったので、ほとんど家の中でゴロゴロしていた。
 Ubuntu機のIPがどうしても固定に出来ない問題を解決したりしながら夕方になる。空は明るいし、ちょっと雲が出ていたりする。これはいい夕陽が撮れるかも。
 ただ境川に向かうのは飽き飽きなので、場所を工夫することにする。境川の湘南台以南では、相模川方面からせり出している丘陵が立ちはだかっており、それが実際の日没より早く日を見えなくする原因になっている。なら、その丘に登れば良いんじゃない?
 地図で地形を確かめる。特に六会~善行間の丘は切り立っていて、西側の住宅、耕作地に対して立ち上がって見える。ここに登るには、飯田牧場の南西、御嶽神社と小御嶽神社に挟まれた道を登ると良さそう。というわけで、早速D90を担いで出撃だ。自転車は、戦闘力を安楽さを勘案して、TCR-2を選択した。
 境川を下り、飯田牧場前を通過する道を走って、飯田牧場のさらに南に向かう。少し走ると御嶽神社、小御嶽神社が現れた。その間の道は、相当に傾斜していたが、まあなんとか登りきれる。短いからな。
 登りきると、果たして西方への視界が開けた畑地に出た。しかしビニールハウスと電線が派手に掛かっている。もっと南に出られないかと思い、登ってきた道を少し下り戻り、南の方に出られそうな脇道に入ってみた。しかし落ち葉の絨毯と、あまりのの傾斜にめげて、ここばかりは押して登った。
 再び耕地が現れ、少し西にある車道を越えると、なかなかグッドな眺めの場所に至った。富士山に電線が掛かっているのは気に入らないが、これを避けるにはさらに西に走らねばならない。人生は妥協の連続だ。しかしここからなら、夕陽と富士を同時に収めることが出来る。太陽高度が低く、ぎりぎりまで撮れるので、境川沿いのそれに比べると、太陽の赤みが増している。
 散歩の人たちがぼちぼち現れている、畑地の中の細い道に立ち、夕陽を撮った。
 日が暮れても、ちょうど日の沈んだ方向の雲が綺麗に燃えていて、しばらく見とれていた。
 寒くなる中、今度は神明社付近から境川沿いの車道に降り、そこから南のスリーエフからサイクリングロード南端に復帰する。そして休憩所であんまんをぱくついてから、寒くて暗いサイクリングロードを走り、帰宅した。
 なかなかいい場所を発見できたが、あの電線はやはり邪魔だな。もう少し南に走ってみたらどうだろう。もっと早い時間に、あの辺でロケハンしようと思う。
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2008年12月21日(日曜日)

熊澤酒造襲撃

, 自転車 ( 自転車散歩 ) 20:05:00 天気:快晴のちくもり
 うっきー氏からお誘いを受けて、前から行きたかった熊澤酒造に行ってきた。
 9:30に南町田駅集合との事だったので、Bromptonを一生懸命に飛ばして向かった。Bromptonにしたのは、熊澤酒造が目的なら、必然的に帰路は輪行になるからだ。
 集合時間に間に合い、総勢7名で境川を下っていった。今日は気温が冬とは思えないほどに高く、Tシャツにカンパの長袖ジャージだけでも汗を掻くほどだ。
 まずは埜庵を襲う。埜庵の今シーズンのランチは、カレーうどんとグラタン。しかしカレーうどんは休止中らしい。少し悩んだが、おなかが減り減りだったので、グラタンを頼んだ。しかし、これが思いのほかボリュームがあり、軽く昼食という範疇ではない。さらに同時に頼んであった抹茶金時の餡も結構重く、食べ終わった頃にはもう満腹という気分だった。この後、熊澤酒造に行くんだが……。
 この後、茅ヶ崎北方の丘陵地帯を縫って、熊澤酒造のある香川に向かう。途中で大岡忠相の墓がある寺に立ち寄ったが、最近の墓萌えブームの影響か、墓を直接拝むことは出来なくなっていた。
 ここでにち氏にお誘いをしたところ、合流する手はずとなった。それを睨みながら、熊澤酒造に向かった。
 熊澤酒造は、やや街外れという辺りに鎮座していた。古い蔵を改装した瀟洒な店内に通される。早速料理を適当に注文しては、乾杯を繰り返した。ビールを何種か飲む。黒ビールは黒にしてはきりっとした飲み口。日本酒も飲みたかったが、頼むのを忘れてしまった。
 途中でにち氏も徒歩で合流し、2時間強ほども店に居座っていた。今度、また来ようっと。
 アルコールを入れたので、帰りは完全輪行となった。やはりBromptonにしておいて正解だった。
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2008年12月20日(土曜日)

夕陽を撮りに海軍道路へ

デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 19:55:00 天気:晴れ
 mixiのBD-1コミュニティで、皇居前に集まってダラダラしましょうというのがあって、それに参加するつもりだった。その前に、年末に向けて買い物をしておこうと思い、自転車でスーパーやディスカウントストアを回った。
 ところが、換えの蛍光灯や掃除機のダストパックなんて簡単なものが、案外に見つからない。規格の細分化や、そもそもの独自規格化が横行していて、特に古い機種のものが見つからないのだ。そんな風に、近所から藤沢方面にどんどん回っていった結果、ふと気づくと昼飯時を過ぎている。慌てて帰宅して、遅い昼食をとり、それから出かけようと思いはしたのだが、今度は夕方までの帰宅しなければならないという問題が待っていた。スピードメーターやバッテリライトの微妙な故障が続発しているので、これを気にいくつか交換することにしたのだ。Amazonで注文した品が夕方届く。それを考えると、今から皇居往復だと戦闘時間は1時間程度になってしまう。無理だな、これは。欠席届を出しておいた。
 しかし、一応はBD-1を引っ張り出して整備しておいたので、これに乗りたくてうずうずしてしまう。結局、少し経ってから、海軍道路へと向かった。夕陽を撮りたかった。
 メッセンジャーバッグにD90を入れて、横浜市道環状4号線を北上する。BD-1はいろいろ微妙な自転車だが、乗るとなぜだか結構良いではないかという気持ちになってしまう。個々の要素に分割すると欠点が目立つのだが、総合的にはレベルが高いということなのかもしれない。
 海軍道路沿いの、なぜかそこだけ手すりがある区画*1で夕陽を取る。秋の名残のススキが、寂しそうに夕陽を見送っていた。やがて、夕陽は丘の端に消えた
 次第に暗くなる中、一度境川に出て下り、それから帰宅した。全然寒くなくて、なんだか冬という感じではない一日だった。
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2008年12月18日(木曜日)

藤沢周り帰還

暮らし , 思考 , 自転車 ( 自転車散歩 ) 20:08:00 天気:晴れ
 今日も藤沢周り帰還。結構汗を掻いて、帰宅した頃には背中がべっとりだった。冬にしては気温が高いな。
 走りながら、ふと、既に日没時刻は遅くなり始めているのだと思い出した。関東で日没が最も遅い時期は、だいたい12月初旬辺り。冬至の概ね2週間ほど前の時期だ。これは地球の公転軌道が楕円形であることに由来し、日常使っている平均太陽時と実際の太陽軌道から算出される真太陽時にずれがあるためだ。また地球の公転軌道面に対して自転軸が傾斜しているからでもある。
 そんなわけで、日常使っている暦の上では冬至はまだなのに、日没は遅くなり始めているという事態が発生するのだ。太陽暦そのものにも言われることだが、近代的な暦というシステムが、多くの部分で人間の直感に目をつぶり、数理的操作のための利便性に道を譲ってきた結果なのだろう。
 日没が遅くなり始めていると思うと、なんだか気分が明るくなってくるから不思議だ。たぶん、放っておけば11月末が一番気分の欝々する時期なんじゃなかろうか。例年、そこになんとなく旅行を持ってきているのは、イベントで気を紛らわせたいという潜在意識の果たせる技なのか。
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2008年12月15日(月曜日)

藤沢周り帰宅で凍える

暮らし , コンピュータ , 自転車 ( 自転車散歩 ) 22:59:00 天気:晴れ
 今日は文句無しに定時退勤できたので、久しぶりに藤沢周りで帰還。TCR-2復活後は初めてだわ。柏尾川沿いのガタガタしたサイクリングロードでは、フルサスMTBの安楽さが恋しくなる。しかし逆風の境川を遡り始めると、ロードの軽さに感謝したくなる。次に通勤バイクを仕立てるなら、シクロか超軽量MTBだな。ディスクブレーキ付けて。それにしても寒い。昨日ほどではないが、それでも足先、指先が凍えてしまう。
 帰宅して、LOOX Uをさくっと初期化する。そろそろ運用が固まってきたので、ここらできれいに環境を作り直しておこうというわけだ。なんでもXP用のドライバも公開されるということで、このままVistaで行くかどうか悩ましいところだ。
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2008年12月14日(日曜日)

夕陽を撮りに、今度は境川に

自転車 ( 自転車散歩 ) , テレビ , デジタルカメラ 22:44:00 天気:雨のち晴れ
 夜半、雨が降り始めた。予想通り雨の日になった。
 気温はぐんぐん下がってゆき、昼には冷たい雨もあいまって、部屋で震えているほど。コタツから出るに出られない。
 しかし、昼頃から空が時々明るくなってきて、夕方になって晴れ上がったではないか。路面は濡れているし、気温がすこぶる下がっていたので、安楽で風に強いBikeEで出動した。熊谷方面に貸与という可能性もあるし*1、時々は走らせておかないと。
 D90をバッグに入れて、境川に向かった。BikeEは、なんというか速く走る気が無くなる自転車だ。がんばれば25km/h以上で走れるのだろうが、20km/hくらいでダラーッと流すのが気持ちいい。
 昨日と同じく雲に没しそうだったが、その前に到着できた。昨日に比べると空は晴れているので、雲もちゃんと燃えてくれた。しかし寒い。一箇所に留まっているのがつらい位だ。
 日没を見送って、サイクリングロード南端で折り返す。あまりに寒くて、両手は結構ゴツイ防寒グローブ、両足はMW02と備えてはいたのだが、それでも痺れるくらい寒い。靴用カイロが欲しい。
 ところで、BikeEが映えるのはこの角度だよなと思う。
 真っ暗な道を北上していると、沿道の家にド派手なデコレーションがされている。張り切りすぎじゃなかろうか。被写体には嬉しいが。
 帰宅して、amazonから荷物を受け取る。モノは長いS端子ケーブル、同じ長さのオーディオプラグ~ピンジャックケーブル。これで珍機PSXとPCをつなぎ、キャプチャボード経由でテレビを見るのだ。映りは悪いが、少なくとも御陀仏寸前のテレビよりはましだ。とはいえ、やはりテレビはテレビで見たいもんだ。やはり地上デジタル対応受像機を買うか、別にモニタを買って地デジチューナー経由で見るか、考え中である。値段は後者の方が安いんだがな。
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