Strange Days
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2011年12月07日(水曜日)
暮らし ,
食
22:21:00
天気:晴れてる
今日も寒い日だが、少し緩んだのと、体も慣れたのだろう、それほどきつく感じなかった。まだまだ暖かなのだろう。
さて、今日の夕食に困る。なに食いたい? 油ギッシュなものや炭水化物は、少々飽き飽きなのである。ということで、テキトーに野菜を買い込んで、テキトーに煮込んで、だいたいポトフのようにも思えなくもない、西洋野菜と加工肉のコンソメ煮込みを、大鍋一杯に製造した。しばらくは朝夕のチェーンイーティングだな……。
2011年11月24日(木曜日)
旅 ,
自転車 (
自転車旅行記 ) ,
デジタルカメラ ,
食
23:54:00
天気:晴れてます
高千穂から阿蘇までは、タクシーであっさり越える。その分、南阿蘇を楽しもうという寸法だ。だが、意外に昼食場所に苦労する。
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2011年11月12日(土曜日)
暮らし ,
食 ,
自転車 (
自転車散歩 )
22:28:00
天気:晴れ(雲量大)
さて、久しぶりにSatRDayに乗ってやろうではないか。
昼過ぎ、SatRDayを、北に走らせた。南町田のモンベルショップに寄りたい。SatRDayで一番困るのが、上り坂での旋回だ。ちょうど、直近のT字路が、まさに短いが急な登りになっていて、そこに車がやってくると、いささか往生する。
平地番長のリカンベントは、幹線道路では快適だ。やや風に逆らいつつ、横浜市道環状4号~海軍道路~八王子街道とつなぎ、R246沿いからモンベルショップに入った。
欲しいのは、エスビットのミリタリーサイズ。既にスタンダートサイズが残2個なので、今度はミリタリーを試してみようと思ったのだ。しかし、ミリタリーは置いてないようだ。ここ以外でとなると、近所なら町田の好日山荘だが、この時間からは往復するのは難しい。次の機会に。
帰路、ケーヨーデイツーに寄り、\980で売ってた冬用の防水透湿グローブを買った。ジテツーなら、専用品じゃなくて、コレでいいんじゃなかろうか。
やはり、SatRDayは楽しい自転車だと思いつつ帰宅。
帰宅して、やはり帰路に買った材料で、おでんを建設した。大根、こんにゃく、じゃがいも、すじ肉を下煮してから、どんどこ大鍋に放り込んで煮るだけ。楽なもんだ。しかし、練り物が好きすぎて、いろいろ買い込んでしまったので、ボリュームが結構なものになった。溢れそうなので、練り物の半分は一旦皿に追い出して、煮込んだ。うまいぞー。
しかし、分量的に、4日分はありそうだ。
2011年11月02日(水曜日)
暮らし ,
食
23:21:00
天気:まあいいかな
相変わらず、定時では決して退けない毎日。ああ、暇になるんじゃなかったのか。
さて、昨日のうちに肉じゃがを製作しておいた。分量的に、どうしても連食になってしまう。今回はちゃんと牛肉で作った。こっちの方がおいしいと、関西文化圏の影響濃厚な広島もんのわしは思うんじゃ。肉じゃがのお汁も大好きなので、水もちょっとだけ足す。入れすぎると薄くなるので、今回はいつもよりずっと水を控えてみた。良い感じだ。明日も食べるんだけどな。
2011年10月30日(日曜日)
自転車 (
自転車旅行記 ) ,
食
22:35:00
天気:くもり時々雨
2日目は、ちょっと悪天の予想。しかしまあ、そんな濡れないでしょう。
ツムットの前で
記念写真を撮ると、また台倉山方面に登っていった。もっとも、下りと別ルートを取ったので、そんなに辛くはない。
今日のルートは、赤土峠、中山峠を越えて、大内宿、湯野上温泉と走るもの。まあ、そんな登りもないでしょう。
下ってゆく途中、ちょっと脇道にそれると、刈り入れの終わった
棚田の荒涼とした、魅力的な風景が眼下にあった。いいね、これこそが旅だ。
ということで、赤土峠への登りに取り付いた。ちょっと傾斜はあるが、短めの坂だ。しかし、鈍り切った貧脚に、緩いとはいえ峠への登りはそこそこ堪える。途中の
紅葉を拾いながら、赤土峠を登り切った。森が濃く、あちこちに秋の盛りが残っている。これで好天に恵まれていたらなあ。
下って、
不動の滝という小さな滝を愛でる。下まで降りられないのが残念。
しかし、ここから向かう先の、
小さな集落への道が魅力的だ。道は細く、スッと下り、スッと脇に逸れている。集落の細目は見通せず、頭上の天気は不穏。これでショボショボと雨が降り出しでもしたら、もはや言うことはない。
次に挑むのが中山峠。だが、ここは中間に
長寿の水という湧き水があるので、休憩に時間をかけることができる。ちょうど地元の人達によって小さな市が立っていた。昼食まで少し間があるというので、しんごろうなるおやつを買い求める。これは半殺しにした米を串の先に固め、火で炙って甘い味噌ダレを回したもの。おはぎの味噌版みたいなもの。うまい。会津の米は味が濃くておいしいのだが、味噌もうまい。十念味噌だそうだ。
中山峠後半戦。この辺で、雨粒がぽたぽた降り始めた。そんなにひどくないが、路面が濡れてくる程度には降っている。登りきって、木陰で雨を凌いでいたが、さすがにカメラを濡らす訳にはいかない。やってきたサポートカーにGF2を置いて、以降の写真はG'z Type-Xで撮るしか無かった。こういう時に頼りになる。
濡れた路面は恐怖だが、そろそろと峠を下り、
中山の大欅。G'zの広角性能が頼りになる。
さらに
小さな峠を超えてゆく。雨はひどくはないのだが、なにせ自転車が時々刻々と汚れてゆくのが……。まあ、帰ったら洗おうぞ。
大内宿に入る。さすがに、やや観光客は少なめだ。こめやさんで
蕎麦をいただく。昨日のより歯ごたえがしゃっきりしていて、これが好み。当然ながら
ずんだ餅も登場。
ちょっとポツポツ来てはいるが、しっとりした雰囲気の
大内宿を散策して、湯野上温泉まで下る。そして露天風呂に入ってから、列車を乗り継いで帰宅した。
うん、今回も楽しかった。東武の特急券をケータイで簡単に買えることがわかったので、今後は割りと気軽に参加できそうだ。
2011年10月29日(土曜日)
自転車 (
自転車旅行記 ) ,
星見 ,
旅 ,
食
23:01:00
天気:かなり晴れ
さて、4年ぶりくらいに紅葉サイクリングに参加する。
朝は5:00前に起床。オルトリーブの防水バッグを背負い、ポケロケを立場駅まで走らせた。そして、畳んだポケロケを担ぎ、戸塚で東海道線に、横浜駅で京急に乗り継ぎ、浅草でさらに特急スペーシアに乗り継いだ。ここまで来れば、後は安心していい。しかし、睡眠不足を解消しようにも、なぜか眠れず、下今市で乗り継いだ各停で、やっとウトウトした程度だった。
集合場所の会津高原尾瀬口に着き、
ポケロケを展開して集合を待った。今回は全員で10名ほどで、野田さんが先頭を引いた。集合した自転車の中で、ひときわ目を引いたのが、このすごい
キンキラキンのBD-1。かの暗黒技研の手が入っている。しかし、回転系までは手を入れないで、概ね小径車用カスタムパーツを使っているようだ。
もう一台、こっちはなぜか写真を残してないのだが、Tyrell FXに乗った方もいた。この自転車は、後ろ三角がエンド近くで外せ、フロントフォークも後ろに畳めるという大胆な構造になっている。乗せてもらうと軽くて、硬い。今、BD-1を買うよりはこっちかな。
さて、まずはここから、会津田島方面に走った。ちょっと残念なことに、山の紅葉はイマイチで、赤色成分が足りないような発色具合だった。台風のせいで葉が傷んだからではないかという説を聞いた。しかし、場所を選べば紅葉を楽しめるし、なんといっても水が清い。
山を写す水の透明なことは、やはり気持いいのだ。
途中、仏閣を訪ねながら走った。最初の寺でも紅葉はいまいちだったが、
すっきりと伸びる参道が心地よい。
昼食は、
山村道場にある蕎麦屋で。
新そばだそうだ。これで、晩秋の南会津を訪った目的を果たせた。香り高く、おいしゅうございました。
食事の後はデザートだよね、ということで、
赤井りんご園を訪ねる。バケット1つ分のりんごが、なんと\1000。ちょっと形が悪いものだが、ジュース用には問題なしよとのこと。これを食してみたが、問題なくおいしい。ちょっと糖度が低かったが、熟成させれば良かろう。野田さんがバケット一つ買って、車に積み込んだ。
更に走って、ここは
旧会津郡役場。今は資料館らしい。銀杏の黄は映える。
次に、田島の街を見下ろす
城跡に。最終的に上杉氏の元で廃城になったもののようだ。登ると、谷あいを通して田島を一望できる。去る時に
猫に見送られた。毛並みが綺麗で健康そうだ。
次に立ち寄った寺では、時期的なものかそこそこの紅葉を楽しめた。をを、
赤いぞ。
紅葉/黄葉越しの光が美しい。
最後に、マリア観音がある常楽院に立ち寄った。
冬への備えが始まっている。
さて、宿までに
登りが待っている。台倉山までヘコヘコ登った。そして今夜の宿、ツムットに。今日はお母さん一人で切り盛りしている。
夕食に鍋が出て、鍋好きな拙者は大喜びだ。
さて、食後に、隣の楓林舎を訪れた。頭上の星空がすげえ。ツムットで夜空を見上げたことは何度もあるが、今夜ほど澄んだ空は無かったのではなかろうか。天の川がはっきり見える。群れている星の多さに、星座を結ぶのに戸惑うほどだ。
楓林舎の前に例によって並んでいる天文愛好家の人たちに、望遠鏡をのぞかせてもらう。45cmのドブソニアンがズドンと鎮座している。すばるを覗かせてもらったが、相当暗い星まで群れて見えていた。いやあ、さすがに大口径だわ。
高橋の13cmも覗かせてもらった。木星の縞が、赤道を挟んで2本見えた。細かい蛇行まで見えそうだ。いやあ、欲しくなるなあ。買えないけど。
残念ながら、雲が出てきてしまったので、部屋に戻って爆睡した。そうだ、次はちゃんと18*50ISを持ってくるぞ。
2011年10月17日(月曜日)
暮らし ,
食 ,
自転車 (
自転車散歩 )
21:23:00
天気:晴れ
久しぶりに平和な月曜日。今日ならば文句はなかろうと、代休をとって朝寝を楽しんだ。ああ、睡眠は最大の娯楽。
しかし、習慣の境川散歩もこなさねば。久しぶりにBromptonを走らせた。もちろんロードに比べれば質量は大きいのだが、快適な速度域ならば走りは十分軽い。次は、リムをもっと軽い、いいのに変えてやりたい。
久しぶりにD90を持ちだしたので、
夕景を撮る。ううむ、GH2に比べると、やはりD90の方が使う喜びが大きい。メカの動作感だとか、タイミングだとか、音だとか、いろんな要素が使用感を形成しているのだろうなあ。
帰宅して、肉じゃがを作った。あまりに久しぶりだったのか、うっかり豚肉を買ってしまい、そのまま使ってみた。関西、中国では、こういう場合は常に牛肉なので、味わいが微妙に違う。おいしいけど、やはり肉じゃがには牛脂の旨みがないと物足りない。肉じゃがにも、肉うどんにも、牛肉を使うべきであると強く主張する。
2011年10月14日(金曜日)
暮らし ,
食 ,
自転車 (
自転車散歩 )
19:47:00
天気:まあ晴れた
いつもの時間に出社。しかし、雰囲気が違っている。あれほど多量に飛び交っていたメールが、今朝はごく少ない。これが平常だったんだなと思いだした。少ないんじゃなくて、昨日までが異常に多かったのだ。
粛々と残務整理しつつ、昨日のリッチー博士の訃報を思い起こした。ちょっとジョブズのそれとは深さが違う。いかに見た目が華やかであっても、ジョブズの場合はその創造物たちともども完全に無視しても構わない程度のものだった。しかし、リッチー博士の関わったC言語にUNIX、そしてなによりもUNIX文化というものは、俺の人生に時に楽しく、時に腹立たしく関わってきたのだ。それらがなければ、おそらくは俺が一番コンピュータというものを楽しんでいた、’90年代初頭のアナーキーなコンピュータワールドそのものが、その形を大きく変え、あるいはそもそも成り立たなかったかもしれない。ウォズニックがAppleIIを作らなければ、PCも無かったかもしれないけど。
さて、多少の擦った揉んだはあったが、半休取って昼に帰ることにする。こんな時間に帰るなんて久しぶりなので、藤沢周りで帰ることにしよう。
ちょっと南風があって、向かい風に少し疲労しつつ藤沢に向かい、東海道線踏切直前から北上する。ちょうど昼時を過ぎた辺り。お腹が空いていたので、以前から気になっていた店に入った。藤沢橋に向かう裏道と、境川との間にあるとんかつ屋だ。なぜこんな所に、という場所にある。
入ると、意外に広い厨房では、料理人が3人も屯している。何してるのかと思えば、どうやら仕出し用らしい弁当を量産しているところ。思うに、仕出し屋兼用のとんかつ屋らしい。出されたとんかつは、まあ及第点で美味しかった。感動はないが、実に安定したプロの料理という雰囲気を漂わせていた。
さらに境川を北上してゆく。風が気持ちいい。今日は暖かだ。珍しく、早めの帰宅となった。残念ながら、既に定時には真っ暗な時期なので、会社の帰りに明るい境川を走るなんて、来春までのお預けだろう。
2011年8月14日(日曜日)
レジャー ,
食 ,
自転車 (
自転車散歩 )
20:35:00
天気:晴れ(雲量大)
今日は実家の母、長兄が、次兄の娘の関係するナニガシカに参加するとかで、不在。
昼前に起きて、さて飯にするかと中通りに出かけた。モリスの前は行列。一瞬、いせ屋に日和ろうかと思ったが、今回の帰省では一度も食べてないので、意地で待った。やはり、ここは午前中速いうちに来るべきだ。とりあえず、美味かった。
さて、欲しい物がある。自転車用の手袋だ。旅行中の遺失物のうち、工具類は現地のホームセンターで代用品を買い、何とかなった。手袋も1組を洗って翌日使い回しでごまかした。しかし、実家に持ち帰り、うっかり母に洗濯を要請して、手元から無くなってしまった。仕方ないので、大和ミュージアム前のYou Meタウン1Fに入っている自転車屋で買った。知らんブランドの\2000しない指切だが、脱ぐための引き紐が指の間に渡してあったり、マジックの止め部が調整つ幅が広いなど、使い勝手は良好。
大和ミュージアムの前では、呉地ビールの店が出店を出している。やばい、喉が鳴った。買うしか無い。まあ、押して帰れば良い距離だ。\500で
黒ビールを買う。おつまみはないが、降り注ぐ強烈な陽光がつまみ替わりだ。
てつのくじら館に入った。中は2Fが
機雷戦に関する展示を、3Fが潜水艦戦に関するそれを中心としている。なかなかお目にかかれない他国製機雷の実物なんぞも転がっている。
3Fの最後の方に進むと、屋外にでーんと控えている、
旧あきしおの内部に立ち入ることが出来る。どの部屋も凄い狭さだ。が、非常に効率的に充填されている。
屋外に出て、大和ミュージアムに入る前に、
また1杯。今度はピルスナー。
をを、そうだと思いだし、買ってあった
フライケーキを摘みにする。さすがにビールには合わない。
大和ミュージアムに入る。しかし、
1/10大和は絶好の被写体ではあるのだが、広い窓を背にしていることもあって、だいたい逆光になってしまうのが困りもの。
零式艦戦も。この角度で見ると、華奢さが見て取れる。
シアターでHTVに関する番組を見て、
上階から1/10を撮る。
最上階から見下ろすと、手前の落下防止板が入って、すっきり写すことが逆に不可能になる。ふと、壁に
大和の改装状況が一目でわかるように書きだされていた。これによれば、目立つ再外部の銃座群は、最後に追加されたとわかる。
外で夕陽を待ち、ぶらぶら歩いて帰った。明日、横浜に戻る。
2011年7月03日(日曜日)
自転車 (
自転車散歩 ) ,
デジタルカメラ ,
食
20:01:00
天気:晴れ
数日前にTwitterで募集したら、みはる女史とかとー&わかば夫妻が応募してくれたので、埜庵行を決行。Lumix GF2の試写も兼ねている。
その前に、アサノでカレーを食っておこうと、集合は11:00町田だった。前述の人々の他、カレーだけroy氏が付き合ってくれる。
駐輪場に自転車を置いて、開店まで間がありそうなアサノの前に並ぶ。こんな暑い日なのに、開店前に4~5人の客が列を成していた。入店して、皆一様に
カツカレーを頼む。薄目のカツは、もしも主祭として出されたらがっかり必須のサイズだが、カレーに載ると堂々として自己主張し、かつカレーと協調して破壊力を増す。ここのカレーは口にしているうちは辛くないのだが、後で香辛料の辛さが体の奥からしみ出してくるようだ。中毒性高し。
さて、roy氏と分かれ、境川をぽたぽたと下ってゆく。生憎なことに、強い南風があって走りづらかった。一人ではありえないくらい頻繁に
休憩を取りながら、藤沢に出た。
藤沢からは引地川に走り、下流に下ってから埜庵に向かった。出迎えたのは、物凄い行列。未だかつて見たことがないレベルだ。店外に20人くらい並んでいそうだ。大将に、常連がなんで真夏に来るんだよ、とこっちが突っ込み返したいようなツッコミを入れられた。
しかし、列の消化は極めて早い。暑いので氷消費が早いのだろう。真冬と比べると倍くらい早く回転する。程なく席を占め、今日の氷である
メロンミルクを頂いた。ここの氷は、相変わらずシロップが濃厚で美味しいのだ。誰とは言わないが、女性陣は二人ともマンゴー氷をお代わりに頼んでいた。これも美味しい。
埜庵で、みはる女史は即輪行、かとー&わかば組は藤沢に、僕は来た道を戻ると、解散する。しばらく日曜休みがないので、こう言うことは出来なくなるな。
さて、GF2。GH2と同世代で、実際に背面液晶のインタフェースはほぼ同等だ。だから、使い勝手も、せいぜい劣化したGH2だろうと予測していた。
しかし、なんか楽しい。軽くて、
1714mmとのバランスも良くて、扱いやすいのはわかるが、GH2で感じた微妙な使いにくさを感じない。
これは、GH2がEVF重視で購入したため、EVFに拘った使い方をしてきたのに対して、GF2はVFが無いので、背面液晶を唯一のインタフェースにせざるを得ないからではなかろうか。その結果、この世代のLumixで盛り込まれた新機軸、特にタッチコントロールを期せずして使うことになり、その使い良さも段々と分かってくる。GH2は背面液晶を閉じ、EVFのみで使おうとしてきた。だから、何をするにしても、いちいちEVFを覗き込まなけばならない。そのもどかしさが、使い難いと感じさせる点だったのではなかろうか。
これがD90だったら、上面インジケータが充実しているので、ファインダーを覗くこともなく、撮影諸元を制御できるのだ。またGF2ならば、どのみちVFは無いので、全て背面液晶でコントロールすることになる。しかし背面液晶は別に顔を近づけなくとも使えるので、GH2で感じていた束縛感を感じることもないのではなかろうか。
それと、GH2は重い。D90に比べるとかなり軽いにせよ、GF2にパンケーキレンズを着けた状態に比べると、ずっと重いのだ。だから、片手で保持して、タッチコントロールを多用するというのがやりにくい。
とはいえ、GH2も背面液晶を積極的に使うべきではなかろうか。それで、D90に近い使い勝手には出来るかもしれない。こういう点、GF2を買わなければ気づかなかったろう。
さて、境川を遡りつつ、
夕陽を撮った。シーンコントロールを使うより、感度を落として素直に撮った方が印象的になる。
北上中、水田と水路の脇の
お社を撮る。鳥居の赤が、少しわざとらしいのが気になる。
しかし、GF2は持ち出すことが多くなりそうなカメラだ。
追記:あれ、なにを勘違いしておるのだ。GF2に付けているのは14mmなので、35mm換算では28mm相当の広角になる。
2011年6月26日(日曜日)
旅 ,
デジタルカメラ ,
食 ,
自転車 (
自転車旅行記 )
21:55:00
天気:時折ぱらつく
睡眠時間はそれなりだったが、アルコールを入れたせいか、いまいちな目覚めだった。しかし、窓からは
いい眺め。湿っぽい天気だけどな。
宿の朝食は、まあふつう。やはり昨夜の河豚が忘れ難い。
宿に別れを告げ、下関駅方面に走る。今日の作戦は、バスで下関から秋吉台に移動し、秋吉台での行動後は、新山口経由で空港に向かうというもの。
途中、唐戸~下関駅間の距離を僕が誤解したこともあって、始発の下関駅まで走った。そこで路線バスにBrompton毎乗り込み、秋芳洞へと向かう。Bromptonだからこそだ。Tikitだのポケロケだのだと、意外に専有容積が大きいので、往生する。
秋芳洞対面のバス停につき、そこからBromptonで秋吉台へとよじ登って行った。10段化Bromptonなら余裕。
登り切って、展望台、科学館方面には向かわず、
北の丘陵地帯を走り抜けて言った。この辺りはなだらかな丘とドリーネが続いているが、さらに進むと、
地形は深くなって落ち込んでゆく。これを登り返すのかと思いつつ下っていったが、恐らくは景清洞方面から秋芳洞に超えてゆくバス路線もありそうだと辺りを付けていた。果たして、バス停で時刻を確認。
昼食は、キャンプ場近くにある店で、
南欧田舎料理を。野菜主体で、ミニりんごかと思うくらい爽やかな食感の小粒なじゃがいもがおいしい。なんでこんなトコロにと思うような
店構えだ。
バスで秋芳洞に戻り、乗り継いだバスで新山口駅に。山口宇部空港行バスまでは余裕がある。そこで、この近所の観光スポットを探し、やや山中へと向かった。そこは、昭和初期を代表するダメ人間、種田山頭火が結んだ庵、其中庵だった。湯田温泉だと聞いていたのだが、なぜかあるのはここ。移設したのだろうか。中は
結構普通の家で、それは以前松山で訪れた一草庵にも共通した印象だったが、むしろ其中庵の方が広そうに見えた。さらに近所の文化センターを見てから、新山口駅に戻り、バスで空港に向かった。
夕食時間が無さそうだったので、発着ロビーでビールを飲んで旅の無事を祝い、やがて飛行機で羽田に戻った。
空から見た夕日は美しい。
いろいろ宿題が残ってしまったので、いずれまた、河豚のハイシーズンにでも来たいものだ。
2011年6月25日(土曜日)
旅 ,
自転車 (
自転車旅行記 ) ,
デジタルカメラ ,
食
23:23:00
天気:雨やら曇やら
ちょっと前、こば氏からおいしい話を持ちかけられ、サクっと乗ったのがこのツーリングだ。マイル消化の関係で、ANAチケットがお安く手に入るらしい。そこでテキトーな行き先を求めたら、山口宇部空港への便となった。そして芋づる式に行動概略を決め、この旅とあいなった。要はふぐでしょ。
さて、朝2くらいの便で山口宇部空港に飛ぶべく、羽田でこば氏と合流。どっちもBromptonでの行動だ。
飛んだ山口宇部空港は、意外にといってはなんだが、まあともかく想像よりは栄えた空港だった。近隣の空港といえば広島、萩石見、そして北九州だが、それぞれ鉄道でも1~3時間かかる場所にあるからだろうか。
空港からは、バスで下関に移動した。終点下関駅で下車する。そこからが、自転車旅の始まりだ。まあ、空模様はいまいちだが……。
ちょっと走ると、
ランドマーク的なビルが突っ立っている。かつてはこの前まで岸壁で、埠頭と、直接接続する鉄路が走っていたらしい。
昼食は、この近所の店で、くじら料理。僕は
鯨のカツ定を。まあ、微妙な獣臭さが鯨っぽいか。竜田揚げを頼めばよかった。
今日の宿は、関門大橋の下関側にある。そっちに向かって走る途中、神社の駐車場に『世界一のふくの像』という看板を発見。そりゃあ、
河豚の像なんて作りたがるのはここだけだろうよ。
いよいよ、関門海峡を越える。といっても、
関門大橋は自転車歩行者の通行は不可能なので、関門トンネルに付随している人道
橋トンネルを通ることになる。そこまではこういう
入り口からエレベータで下るのだが、自転車は通行料\20を徴収される。押してゆくしかないのだが。
降りると、こういう
直線のトンネルが走っている。純粋な観光客の他は、どうやらジョガーが屯っている模様。側道がないので、横からの飛び出しが一切無く、ジョガー的には安心して走れる空間なのだそうな。自転車はしずしずと押して歩いた。
地上に出る。ちょっと雨がなあ、と思いつつ、小倉方面に少し走った。振り返ると、丘陵越しに橋が見える
絶景だ。橋の掛かっている半島の北端辺りから、JR門司港駅辺りまで、こういう可愛らしい
トロッコ電車が走っている。港湾鉄道の再利用かもしれない。
門司港近辺は綺麗に整備されていて、こういった
趣きのある建物が残されている。港にあるこういう建物は、大抵そうなのだが、この建物はかつての税関だったそうだ。
さて、雨が心配になってきた。が、食いしん坊のこば氏は瓦そばなるものを食べたいという。港にある店に入ると、熱した瓦に載せられて、
こういうのが出てきた。これで2人前。時間が経つと、熱でそばの下の方がカリカリになるのだが、それが結構美味しい。B級ジャンクフードの王道をゆくような料理だ。しかし、これって秋吉台近辺で出される禅師河童そばに激似だな。どっちが先だったのだろうか。
関門トンネルに戻る途中で、雨が非常に強くなってきた。見つけた軒先で雨宿りし、隙を見計らってトンネルまで戻ったが、今度は下関側から宿まで行くに行けなくなってしまった。宿はすぐ近所なのだが。仕方ないので、こば氏が宿に送迎を依頼すると、車で迎えに来てくれた。これで今夜の宿、
源平荘にやっと辿りつけた。1泊18k\なりと、結構なお値段だが、どうせなら河豚を楽しみたいねと、ここにした。ここからは関門大橋が見えるが、目の前に火の山というロープウェイの掛かっている山が立ちはだかっているので、ちょっと残念な眺め。
この宿、ロビーにビールサーバーと、アイスクリームサーバーがあって、自由にお代わりできる。早速、ビールで酔っ払う、俺とこば氏だった。しかし歯痛が募ってしまった……。
さてふぐ料理。いきなりの
ふぐ刺し。これが歯ごたえといい、淡白な味わいといい、絶妙だった。かつて関東で口にした河豚はなんだったのだと言いたくなる。やはり新鮮さが命の海産物は、地元で味わうべきだよな。
ふぐちり鍋も河豚の旨みがジュワッと染み出し、白菜に絡めて食べると最強。スープを残したのが心残りなくらいだった。うどんかご飯を追加したかった。
変わり種の
ふぐシュウマイ。あれ、ふぐはと思いつつ噛み締めたら、じわっと溢れるスープに河豚の旨味がっ。うまい、うまいぞ。下手物じゃないぞ。
『こふく』のてんぷら。淡白な味わいのふぐだが、天ぷらにすると旨みが濃縮されるのか、割と濃厚な味わい。
締めは
ふぐの炊き込み。おこげも美味しく、ぺろりと入った。つい数時間前に瓦そばを口にしたばかりだと言うのに、デザートも含めて結構な量を完食してしまった。ううっ、また来たい。次は河豚のハイシーズンに。
ロビーでデザートの
アイスクリームを食し、長い食の一日は終わりを告げた。ちなみに走行距離は20kmも行ってない。そりゃ太るわな……。
2011年6月07日(火曜日)
暮らし ,
自転車 (
自転車散歩 ) ,
デジタルカメラ ,
食
23:09:00
天気:まあ晴れかな
昨日は時間を取れなかったので、今日はちゃんと試し撮りしよう。
朝一、Bromptonで病院まで行き、10日ぶりに背中の診察をうける。間が空き過ぎたのか、中身を出すためにわざと開けていた切開部が塞がったようで、また押し広げられたので痛い思いをする。
自転車を南下させ、藤沢から境川に乗り入れて、北上した。気がつくと、サツキの時期は終わりに近づき、
紫陽花が始まっている。道端には、ヒメジョオンかと思われる
可憐な花も密集していた。
境川遊水地公園に
Bromptonを乗り入れ、ほっと一息。
さて、メーンイベント。100-300mmの試し撮りだ。まずは
14-140mmの広角端14mm。なにを撮ったつもりなのだろうか……。
14-140mmの望遠端140mm。鳥らしきものが見えてきた。
100-300mmの広角端100mm。当たり前だが、14-140mmの望遠端よりは広角だ。
最後に100-300mmの望遠端300mm。35mm換算では600mmに相当する。ここまで来ると、撮ろうとしていたのが、アオサギさんであると判明する。
100-300mm単体で見ると、ズーム比は3倍なので、あまり寄った気にならない。が、14mmに較べると、さすがに使いでのあるズーム量だ。300mmでも、手持ちでなんとか行ける。なにかもたれる相手があれば、さらに安定する。軽さと相まって、軽快に振り回せる、望遠ズームだ。鳥にはいいんじゃなイカ。
帰ろうと思い、情報センターに上がると、池で
川鵜が羽根を広げているのが目についた。なにをしたいのかね?
高鎌橋近辺の紫陽花も始まっている。こっちは額紫陽花が多い。
さて、今日は平日なので、平日しか出来ないことをやっておこう。以前から気になっていた。境川沿いにある甘モノ屋を襲った。場所的に、東岸の道を少し北上した、Yショップの隣の店だ。ここにある清水製餡所という会社が直営している店だ。今川焼きが美味との評判を聞いていた。
店は小さいが、中でおばちゃんが、今川焼き、いやここでは手まり焼きをせっせと焼いている。
五つ買って、店の前で一つ食した。これは……うまいぞ! あんこがぎっしり入っていて、そのあんこがどぎつくない上品な甘さなので、一つでもう一杯とならない。これはいいぞ。
店の前で貪り食っていたからか、おばちゃんに店の中でお上がりなさいと言われる。立ち話するうちに、買うつもりのなかった羊羹まで2竿買ってしまった。贔屓にさせてもらうぞ。というのも、休日は休みと思いきや、土曜日もやっているのに気づいたからだ。
帰宅して、残りの手まり焼きを貪り食ってしまったので、夕食を取る気になるまで時間がかかってしまった。
2011年5月02日(月曜日)
レジャー ,
デジタルカメラ ,
食
22:13:00
天気:晴れてる
ぐっすり寝て、さて今日はどこ行こうかと思いつつ起床。
まずは中通りに出て、またしてもモリスを襲う。いせ屋にも寄りたい気があったが、目の前でパタパタと数組の客が入ったので、回転の遅いこの店は敬遠した。
腹ごしらえして、駅の海側に出る。大和ミュージアムでは、恐らくGW中だけだろうが、正面入口付近に近くのビアホールとホテルの出店が出ている。それぞれ、地ビールと海軍カレー(呉鎮守府版)を出してくれる。カレーはきついので、地ビールを買う。やや暑い日だったので、喉に染み入る。
大和ミュージアムに入った。相変わらずの賑わい。まずは
1/10大和を撮りまくる。巨大模型ならではの、
吃水下部分の眺め。
大和の模型は胸熱だが、WW2時の兵器群を前にするとしんみりする。特に回天を前にすると、WW2に関する我が日本国民のあらゆる言い訳が虚しくなってしまう。もはやいかなる言い繕いも出来ない、狂気の産物が目の前にある。しかも、それは性能や目的を狂的なまでに追求した兵器群の持つ機能美とは無縁で、なぜか歪で醜い。人命を犠牲にする、そのことだけを目的にしてしまった本末転倒ぶりが、救いがたい歪さとなって表れている観がある。
機能美といえば
零式艦戦。性能を追求した兵器は、いかな殺人道具とはいえ美しいな。そうか、回天の醜さは、人身御供のための急造兵器であり、その隠そうともしていないやっつけ仕事ぶりが見て取れるからではなかろうか。
4Fの松本零士臭が漂うエリアで、はやぶさのドキュメントを見る。はやぶさ計画に関わっていた元JAXAの川口氏が、このミュージアムの顧問だからか。
あまり知られてないが、4F屋外に出ると、
鉄のくじらが一望できる絶景スポットになっている。
最上層から敬意を込めて一枚撮ると、今度は企画展に入る。幕末以降、WW2終戦までの海軍服飾史といった塩梅。幕末、幕府軍の艦上勤務スタイルは、既に洋式化されていたというのを初めて知る。
お次は
てつのくじら館。建家の方は掃海、潜水艦と別れ、それぞれ広報に力点を置かれているが、自衛隊の通史として眺めても理解できるように工夫されている。
しかしメインディッシュは屋外ディスプレイされている元海自潜水艦あきしおだろう。実は指揮所の一部を覗いて撮影可能だ。
中はとにかく狭い。
士官用寝室ですらこの有り様だ。
調理室はコンパクトだが、それなりの広さを確保している。
艦長室ですらこの程度だ。ベッドの頭上に空間があるだけありがたい、というか贅沢なのか。
指揮所は、レーダーパネル類はダメそうだが、
操縦席はオッケーだった。左右で主補ではなく、縦舵横舵をそれぞれ担当する。最新世代のX型舵艦ではどうなっているんだろうか。
潜水艦から戻ると、
パワードスーツっぽいものが目に入った。予圧潜水服だそうで、まさに小さな潜水艦だ。
岩壁に出て海を見ていると、雲が多くて夕焼けは望めぬ。早々に帰宅した。なぜかフィリピン人らしき集団が、陽気に騒いでいるのを背に、家路に就いた。
2011年4月10日(日曜日)
自転車 (
自転車散歩 ) ,
デジタルカメラ ,
食
21:08:00
天気:晴れ
例年実施されている湘南ポタリングが、今年も無事に実施された。当然参加。
戸塚駅に集合したのは、総勢8名のおっさんばかり。いつもなら、誰か女性が参加しているものだが、今年はこの有り様だ。黒いポタリングという声も。いやせめて黒はやめて。
柏尾川沿いに出たのは久しぶりだ。
桜はもう満開で、まもなく散り始めるだろう。屋台から拡散される粉物+ソースの焼ける匂いにノックアウトされそうになったが、とりあえずここは耐える。
車道に出て、殺伐と大船近辺を南下してゆく。ツタヤを過ぎた辺りの公園で
記念撮影。
Pinyでパンを仕入れ、江ノ島のヨットハーバーへと渡る。ちょうど
海保の巡視艇が出航するところだった。県警の船も出ていたので、なにかあったのか。
毎年、このヨットハーバーでは、
かの空賊どもとの熱き戦いが繰り広げられる。去年は防衛に成功したが、今年は勝利を逸する結果となった。
最後は埜庵。押しかけてみると2階席は満杯で、1Fテント室に通された。体よく隔離されたのではなかろうかという疑念もあったが、ともあれ裏メニューの
アングレーズソースを頼む。アングレーズとはなんぞや、と料理知識の乏しいこの集団で話題になったが、要するにカスタードソースのトロ味付けない版らしい。
体を冷やした後は帰還すべく、また体を動かす。僕はkaz氏を案内すべく、境川を遡行した。横浜市道環状4号線で別れ、いずみ野に下ると、例年のように
桜と菜の花のコラボが迎えてくれた。春だな。
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