Strange Days

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2012年1月05日(木曜日)

新春のしまなみ海道2012帰還日

自転車 ( 自転車旅行記 ) 21:46:00 天気:快晴
 いい朝だ。
 朝食は、昨日の風のレストランで。流石に旅館のそれよりはマシになるな。
 今日は自走で松山に向かうつもり。自転車の戦闘力が低いが、まあがんばろう。風は、昨日ほどではないはず。
 サンライズ糸山を後にして、予讃線沿いに走り始めた。意外に風があるな。今日も向かい風か……。呪われているな……。
 幸い、昨日ほどではないので、淡々と走り続けた。ここは自転車を甘やかせてくれる道ではないので、車道を淡々と進む。道沿いに石油備蓄所とコンビナートがあるので、大型タンクローリーがしばしば通るのが怖い。しかし、さほどの難なく進んでいけた。しかし、昨日の消耗が意外に響いているようだ。
 途中の道の駅で、早めの昼食をとる。ここまで、サイクリストは殆ど見かけなかったが、ここではお姉さん二人組がロードを横に歓談中だった。海沿いの、気持ちいい場所なんだろうな、ロードなら。
 ずっと海沿いを進み、堀江港の方面から内陸に入っていった。そして、道後温泉に。ところが、本館は団体がドドっと入ったとかで、満員と言われた。ここが満員になるなんてね。ということで、椿の湯の方を利用。風情はないが、こっちの方がやや洗い場が多い。
 松山観光港まで走り、フェリーで呉に戻る。途中、音戸大橋と、建設中の第2音戸大橋の下を潜る。洋上で夕陽を見送った。今日は結構走った感があるな。
 HARDROCK号を走らせて、実家に戻った。まだまだ乗ってやれると思うが、シフターを含めて、一度整備しなければならないな。
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2012年1月04日(水曜日)

新春のしまなみ海道2012初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , , 23:26:00 天気:晴れやら雲やら雪やら
 去年は無理あったが、ここ数年は年明けのしまなみ海道を走っている。意外に明るい雰囲気が楽しいからだ。今年も行くぞ。
 自転車は、実家の置き自転車、HARDROCK号。あまり状態は良くない。シフターが不調で、リアのトップから5段までしか変速できない。またろくに整備できないので、あちこちが錆びてしまっている。しかし、チェーンは比較的整備してきたので、走行系そのものに問題は少ない。ということで、自転車装備だけ背負って、帰ってきたのだ。
 朝は5:00に起きて、呉駅まで出る。ここでHARDROCK号を輪行状態に。久しぶりだ。しかし、持ってきた輪行袋に入り切らない。リアキャリアの分を計算し損ねていた。尻隠して頭隠さず状態で、満足せざるをえない。荷物はサイドバッグ一つと、中くらいのバックパックに分けた。重いものは出来るだけサイドバッグに収め、貴重品を背負った。
 尾道までは、岡山行の直通便で2時間強。徐々に夜が明けてゆく空は、時に不気味な鉛色に、時に明るい空色に変わった。そして雪さえも降り始める始末。今日は天気に悩まされそうだ。
 尾道駅で降りる。駅の隣に、こんな感じの輪行準備スペースがあった。まあ、以前は駅の玄関で堂々とやってたわけで、さぞかし邪魔だったのだろう。申し訳ないことだ。ここでHARDROCK号を組んでいたら、二人組に『今から走るんですか』と聞かれた。なんでも、レンタルサイクルで走ろうと思っていたら、雪さえ降る空模様に諦めたのだそうな。そういえば、また雪だ。
 駅横のラーメン屋に入り、とりあえず尾道ラーメンで腹ごしらえ。外の天気をチラチラ見ていたのだが、時折粉雪が舞う状況が続いている。しかしまあ、覚悟を決めて走りだすか。
 駅前渡船に乗る。向島では、常ならば島の反対側に抜けて、そこから西に向かうのだが、今日は淡々としまなみ海道推奨コースを走る。時折襲ってくる雪にも弱るが、堪えるのが強い向かい風だ。この時期に向かい風になるのか。
 とぼとぼと走り続け、まずは向島大橋を渡る。因島でも推奨コースをなぞる。常ならば車道を走るのだが、今日は路面に鈍感な太いタイヤを履いていることもあり、歩道を行く。
 フラワーセンターで小休止している間、雪がやや強くなった。諦めて、とうとう雨具を着込んだ。しかし、雪は異常なくらいサラサラした粉雪なので、ほとんど溶けないまま地面に落ち、そこで消えてゆく。なんだろう、この奇妙な天候は。
 因島大橋が目に入ってきた。この橋の佇まいは、多々羅大橋より小型故か、全体をすっきり見渡せるのが良い。
 生口島では、さらなる強風に遮られたこともあって、道行が捗らない。途中のドルチェ本店で、しばし様子見。外は粉雪が降り、それが路面に溜まって、強風に乗って吹きつけてくる、プチブリザード状態だ。待っていても、いっかな天候が安定しないので、瀬戸田方面に向かう。幸い、雪は徐々に弱まっていった。
 瀬戸田では、しおまち商店街の岡哲商店で、コロッケを補給。やはり、サイクリング時には、油脂分が欲しくなるものだ。
 多々羅大橋を渡り、大三島は大山祇神社に向かう。一応は、ここが今回の主眼だ。山中の自転車道は寂しいが、風を凌げる面もある。
 大山祇神社。例によってヘルメット用お守りを購入。例年はこの辺で食事だが、今日はなんとなく先を行きたい気分なので、進む。
 多々羅公園まで戻る。実は屋台のオム焼きそばをアテにしていたのだが、まだ準備中の雰囲気。遅いスタートだな。じゃあ、次の伯方島で塩ラーメンだ。
 横殿宮に立ち寄る。大山祇神社の旧社と伝えられる場所だが、兵火を避けて仮遷宮された場所との説もある。
 伯方島に渡る。大三島橋は短いが、切り立った両岸からすっくと渡された、情況的には屈指の名橋。この頃、雪にめげてGF2をバックに仕舞い、これも防水ではないRadarに頼っていたので、ここではこれという写真はない。
 道の駅伯方で、予定通り塩ラーメン。さんわに向かう元気が無かったからだが、個々の塩もなかなかであります。
 伯方橋+大島大橋を渡り、最後の大島大橋を渡る。この島、推奨コースは内陸の丘を越えてゆくので、いつもながら面白みに欠ける。淡々と越えていった。
 2つ目のピーク、吉海に下り始める吉海ICへの導入路に、いつの間にか横断歩道ができていた。ここ、素直に車道を走ってくると、左折車線に誘導され、しかも横断する手段が無いので、困っていたのだ。
 吉海に下りきった頃には、既に日は低くなっていた。来島海峡大橋も、暗い陰りをまとっている。
 橋の上を走る。これがまた、未だかつて無いほどの向かい風で、重いMTBですら安定しない。ふらふらと走る。夕陽を糸山展望台から眺めたいのだが、この状況ではギリギリだな。沈んでゆく夕陽を追いかける
 なんとか渡りきり、糸山展望台に駆け上った頃には、まだ日没の時刻に間があった。しかし、気象の神はとことん意地悪だ。稜線上に湧いた雲に、夕陽は飲まれてしまった。まあ、を撮って、宿に向かうさ。
 サンライズ糸山でくつろいでから、ドレスコードがあるらしい*1風のレストランに入った。がっつり食べたいので、ダッチオーブン料理とパスタのセットを頼んだ。
 まずスープとサラダあさりと青じそのパスタ地鶏ときのこの鉄鍋。これにパンデザートがついてくる。BEERも付けたとも。侮っていたが、ここは意外に満足度が高いかも。それも、一人でぶらっと入った時に。
 部屋に戻り、とりあえず洗濯をしてから就眠。疲れたが、やはりサイクリングは楽しいものです。
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2011年12月25日(日曜日)

年末の奈良『ごめん、舐めてました』ツアー 最終日

, デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 21:28:00 天気:好天
 旅行前は、初日に奈良公園はおろか、平城宮跡までも賄い、翌日には明日香村まで足を伸ばすつもりだった。しかし、いざ来てみると、何が何がであった。2日かけても、まだ東大寺周辺すら賄えてないではないか。いやはや、奈良を舐めててすいませんという気分だ。
 今日は未着手の興福寺を襲おう。朝一、荷物をホテルに預け、アーケードの喫茶店で朝食をとる。そして、まずは興福寺に向かった。南大門跡方面から、Bromptonを担ぎ上げた。
 眼に入るのが南円堂。これと対になる北円堂というのもある。五重塔は一番目立つが、実は西にある三重塔の方が古い。何度も焼けて何度も再建されてきた寺なので、五重塔の再建時期は比較的新しいものなのだそうな。
 国宝館に入る。ここも奈良国立博物館、東大寺国宝館に負けず劣らずの、国宝ラッシュだ。古い寺なので、謂れのわからない仏も多い。千手観音菩薩の威容には圧倒される。そして有名人(?)の阿修羅像も。阿修羅像は、やはり注目を集めていた。
 国宝の山に既に満腹感を覚えつつも、宿の近くにあったのに襲わなかった元興寺を訪った。蘇我馬子が建立した寺院が前身で、その後遷都に伴ってこの地に移転、広大な寺域を抱えていたが、徐々に衰退し、今はこじんまりとした寺域に収まっている。しかし、佇まいは威厳を感じさせるものだ。石塔の数が歴史を感じさせる。
 続いて、Bromptonをしばし走らせ、新薬師寺。ここも本尊を守る十二神将立像で有名だ。隣接する庫裏の庭は、織田有楽斎が作ったものだとか。
 ホテルの近くまで戻り、定食屋があったので生姜焼き定食を腹に収めた。そして奈良駅まで走り、新幹線で帰宅した。
 今回は宿題がたくさん残ったなあ。また行くぞ、暖かくなったら。いや、梅の時期の奈良もいいかもね。
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2011年12月24日(土曜日)

年末の奈良『遠すぎた飛鳥』ツーリング? 2日目

, デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:26:00 天気:快晴
 たっぷり寝たせいか、気分は上々。昨夕の『ああ、このまま行き倒れになるのか』という勢いの、強烈な倦怠感は無い。
 さて、今日は昨日の残り、興福寺や新薬師寺、そして元興寺を回って、平城宮跡に向かおうと思っていたのだが、考えなおした。昨日のペースでは、興福寺で昼を迎えてしまうかもしれない。そうなると、東大寺周辺の宿題を片付けてから平城宮に向かうと、日が暮れてしまいそうなのだ。
 そこで、まず斑鳩の法隆寺を襲い、そこから薬師寺、唐招提寺、平城宮跡に向かうことにした。最後は二月堂で夕陽を見たい。
 Bromptonでホテルを出発し、とりあえず南西方向に走った。フロントバッグは付けず、折りたたみバッグだけで賄った。できるだけ裏道を取ろうとしたのが裏目に出て、盛大に迷走しながら走った。
 薬師寺に近づいた辺りで、川沿いにサイクリングロードがあるのに気づいた。実は斑鳩まで通じているのだが、気づかないですぐに薬師寺方面に向かってしまった。
 薬師寺の南は、車道が細くて、とても大観光地とは思えない場所だった。しかし通過し、まずは法隆寺を目指す。
 ここでまた、しばらく迷走していたが、大和郡山の坂道で、再びサイクリングロードに遭遇。ここからはなぞって走っていった。しかしこの道、歩道に敷かれている上に、謎のアップダウンも多く、ギアが不調なBromptonでは難儀した。
 そう、どうも朝からBromptonのギアが決まらないのだ。リア5段の調整法は合っているはずなのに、それでも決まらない。ふと、シフト用のチェーンを手で動かすと、動きが渋いことに気づいた。うーん、そろそろ整備に出さんとイカンかのう。一度シフトを余計に切ってから切り戻せば、とりあえずリア側は使えることがわかった。意外だったのは外装2段も不調なことで、やたらスーパーインナーに落ちてしまうのだ。即座に調整できないので、とりあえず快調なハイギアで固定することにした。これで走行に支障なくなった。
 ヘコヘコと走り続け、遂に斑鳩に到達した。まず迎えてくれたのが法起寺。聖徳太子の営んだ宮跡に建てられた寺だとか。この三重塔は創建当時のもの。1400年ものだよ。奈良にはこういう代物がゴロゴロしている。
 導かれるままに*1、法隆寺に。思いの外、広い境内だ。
 まず目立つのが、五重塔と金堂。飛鳥時代の風を感じさせる、とすごくいい加減で適当なことを言ってみる。風格がある。
 宝物館に導かれたので、観て回る。概ね飛鳥~鎌倉にかけて製作された仏が多い。さすがに古い大刹だけに、仏は数多いものだ。
 最後に、かの有名な夢殿を見る。青空の下、キリッとした小堂は絵になる。
 なんだかんだで、この法隆寺だけでも3時間ほども費やしてしまった。寺域が広いという、東大寺と同様の罠も張られていたが。
 薬師寺方面に戻る前に、法隆寺門前で食事。寒かったので温かいのをと考えたら、毎度の肉うどんが合致。
 食後は、まだサイクリングロードを逆に辿り返していった。案内板を見るに、薬師寺、唐招提寺を経由して、平城宮跡に至る、理想的な経路ではありそうだ。ところが、実際に走ってみると、結構アップダウンがあったり、車道の右逆走を強いられたりで、あまり嬉しくない。終いには、不可思議な迂回路を指示された挙句、盛大な迷走を強いられるハメにもなった。
 なんとか薬師寺。ここもかなり大規模な寺だ。寺門の前に駐輪場があり、どこに停めればいいのよという法隆寺よりは良い待遇だった。
 講堂西塔は、近年の再建だが、東塔は平城京への移転当時当時からのものらしい。もちろん国宝。奈良の寺は国宝だらけだ。そしてこの寺も世界遺産だ。東塔は2018年まで解体修復が予定されており、間もなく完全に覆われてしまう。こんなふうに露出している姿も、そう長くは拝めそうにない。しかし、なんだか内之浦のロケット打ち上げ場みたいだな。
 薬師寺の裏手には唐招提寺横手の林の情景が良い
 時間的に、平城宮を見ていたら、夕方になってしまう。暗い中、あまり道の良くない奈良を走りたくないので、ホテルに戻っていった。下手に裏道を行くより、新しい広い幹線に生まれ変わった三条大路を走る方が楽だった。
 一度ホテルに戻り、自転車を置いて、徒歩で東大寺に向かった。二月堂にて夕陽を待ったが、あんな好天が続いていたのに、山の上に濃い雲がかかってきた。それでも奈良の空は頑張って、切れ目を作ってくれたが、そこまで。まあ、そこそこいい夕景ではあった。
 夕暮れ時、人気の途絶えた東大寺を見ながら三条通りまで戻り、アーケード街で見つけていた洋食屋あるるかんに入った。手書き看板の『とろとろビーフのカレー』という惹句が美味しそうだったので、ビーフカレーを注文。カレー自体普通だが、肉には手が掛かっていて、じっくり煮こんであった。ビールも美味いぞ。
 満足して宿に帰り、地図を見ながら明日の作戦を立てる。あれ、意外に充足してないか、俺。
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2011年11月28日(月曜日)

旅の後始末&境川でのんびり

暮らし , 自転車 ( 自転車旅行記 ) , , デジタルギミック 21:44:00 天気:イマイチなくもり
 今日は出社する予定だったが、阿蘇への出立直前に予定が消えて、晴れて休めることになった。休養日に充てる。
 ポケロケは、昨夜のうちに急いで整備しておいた。直接雨には降られなかったものの、湿っぽい場所を結構走ったので、チェーンからフレームからドロドロだった。後は旅のデータの整理。GPSログ、カメラの画像データ、INOUの軌跡と画像データを取り込む。そうそう、たまに携帯電話、スマートフォンでも写真を取るので、忘れずに。
 写真データはPicasaでウェブアルバム化し、INOUのデータも公開する。Picasaのはちょっと顔が写りすぎているので限定公開。でもINOUのくらいならいいだろう。
 しかし、初日と三日目中岳に登るまでの軌跡は取りそこねていた。三日目は最初に内牧を出る瞬間のデータだけは残っていたので、Atlusへの登録は出来た。が、それが全くない初日のものは無理だった。軌跡そのものはVISTAで取れているので、後で位置情報を埋め込む手段があれば関連付けだけはできるはず。VISTAのデータをハンドリングするアプリ、BaseCampにもそれらしい機能はあるのだが、INOUの画像データが、展開した瞬間の時刻情報をもってしまうため、上手くいかない。これは、あんまり筋の良い仕様ではない。
 初日は断念したものの、その他は電池切れになった3日目末尾を除いて、登録は出来た。公開しましょう。

2日目:高森~内牧
その1:高森~昼食場所(田楽の里)
http://www.inouatla...
その2:田楽の里~内牧
http://www.inouatla...
3日目:内牧~阿蘇中岳~南阿蘇~内牧
その1:内牧~阿蘇中岳(GPS軌跡データ取得ミス)
http://www.inouatla...
その2:中岳~南阿蘇~内牧(長陽辺りで電池切れ)
http://www.inouatla...
4日目:内牧~役犬原~宮地~中通~内牧
http://www.inouatla...
5日目:内牧~阿蘇くまもと空港
http://www.inouatla...

 さて、データを整備し終わってから、午後遅い境川に出かけた。もちろん、ピナレロくんでだ。
 夕陽を撮りたかったが、残念ながら雲が空を覆っていたので、夕焼けも撮れなかった。ちょっと消化不良気味。
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2011年11月27日(日曜日)

高千穂阿蘇ツーリング2011秋5日目

, デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:19:00 天気:晴れ
 今日は帰還日だ。楽しかったなあ。
 さて、僕が一番早い便で帰ることになっていた。寄り道する余裕もなく、空港に直行するしかない。
 ホテルを後にし、一昨日の帰投経路を逆走していった。途中、立野付近の渓谷で、しばし秋の余韻を楽しむ。この橋は、ダム工事のために作られたらしいが、そのダムは遂に着工されなかったらしい。南阿蘇鉄道の鉄橋を望む南方も、阿蘇大橋関係を望む北方も、秋の景色が楽しめる。
 南阿蘇鉄道に別れを告げ、白川沿いの道を走り、空港には西側から回りこむ経路を取った。まともに走ると、空港の地下を通る道に誘導されるので、避けたかった。しかし、空港の周回道路を通ろうとすると、あちこちで曲がりくねっていて、まともに入れない。結局、自衛隊分屯所方面に曲がる道を、金網の間、一見して通行止めに見える場所を進むと、抜けて行けることがわかった。
 空港で適当に昼食を取り、羽田に飛んで、帰宅。
 なんか、今回の旅の充実度は高かったな。機会があれば、また阿蘇を走りたい。
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2011年11月26日(土曜日)

高千穂阿蘇ツーリング2011秋4日目

, デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:06:00 天気:晴れ
 4日目の今日は、阿蘇の拾遺に徹する予定だった。すなわち、未踏の外輪山に登り、北阿蘇の平野も巡るのである。しかし、朝一で参加したバスツアーが、その後の行動を大きく変えた。
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2011年11月25日(金曜日)

高千穂阿蘇ツーリング2011秋3日目

, デジタルカメラ , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:38:00 天気:晴れ続く
 今日がメインイベントの中岳への登攀だ。最初は希望者だけ登り、残りは何らかの手段で輪行と考えていたが、案外に全員が挑戦することになった。
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2011年11月24日(木曜日)

高千穂阿蘇ツーリング2011秋2日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ , 23:54:00 天気:晴れてます
 高千穂から阿蘇までは、タクシーであっさり越える。その分、南阿蘇を楽しもうという寸法だ。だが、意外に昼食場所に苦労する。
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2011年11月23日(水曜日)

高千穂阿蘇ツーリング2011秋1日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) , デジタルカメラ 22:28:00 天気:雨のちくもり
 いよいよ宮崎に旅立つ。初日は延岡から走り出し、高千穂まで自走する。前回とは違ったルートを取りたかったが、晩秋の日没は早いのである。

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2011年10月30日(日曜日)

南会津紅葉サイクリング2日目

自転車 ( 自転車旅行記 ) , 22:35:00 天気:くもり時々雨
 2日目は、ちょっと悪天の予想。しかしまあ、そんな濡れないでしょう。
 ツムットの前で記念写真を撮ると、また台倉山方面に登っていった。もっとも、下りと別ルートを取ったので、そんなに辛くはない。
 今日のルートは、赤土峠、中山峠を越えて、大内宿、湯野上温泉と走るもの。まあ、そんな登りもないでしょう。
 下ってゆく途中、ちょっと脇道にそれると、刈り入れの終わった棚田の荒涼とした、魅力的な風景が眼下にあった。いいね、これこそが旅だ。
 ということで、赤土峠への登りに取り付いた。ちょっと傾斜はあるが、短めの坂だ。しかし、鈍り切った貧脚に、緩いとはいえ峠への登りはそこそこ堪える。途中の紅葉を拾いながら、赤土峠を登り切った。森が濃く、あちこちに秋の盛りが残っている。これで好天に恵まれていたらなあ。
 下って、不動の滝という小さな滝を愛でる。下まで降りられないのが残念。
 しかし、ここから向かう先の、小さな集落への道が魅力的だ。道は細く、スッと下り、スッと脇に逸れている。集落の細目は見通せず、頭上の天気は不穏。これでショボショボと雨が降り出しでもしたら、もはや言うことはない。
 次に挑むのが中山峠。だが、ここは中間に長寿の水という湧き水があるので、休憩に時間をかけることができる。ちょうど地元の人達によって小さな市が立っていた。昼食まで少し間があるというので、しんごろうなるおやつを買い求める。これは半殺しにした米を串の先に固め、火で炙って甘い味噌ダレを回したもの。おはぎの味噌版みたいなもの。うまい。会津の米は味が濃くておいしいのだが、味噌もうまい。十念味噌だそうだ。
 中山峠後半戦。この辺で、雨粒がぽたぽた降り始めた。そんなにひどくないが、路面が濡れてくる程度には降っている。登りきって、木陰で雨を凌いでいたが、さすがにカメラを濡らす訳にはいかない。やってきたサポートカーにGF2を置いて、以降の写真はG'z Type-Xで撮るしか無かった。こういう時に頼りになる。
 濡れた路面は恐怖だが、そろそろと峠を下り、中山の大欅。G'zの広角性能が頼りになる。
 さらに小さな峠を超えてゆく。雨はひどくはないのだが、なにせ自転車が時々刻々と汚れてゆくのが……。まあ、帰ったら洗おうぞ。
 大内宿に入る。さすがに、やや観光客は少なめだ。こめやさんで蕎麦をいただく。昨日のより歯ごたえがしゃっきりしていて、これが好み。当然ながらずんだ餅も登場。
 ちょっとポツポツ来てはいるが、しっとりした雰囲気の大内宿を散策して、湯野上温泉まで下る。そして露天風呂に入ってから、列車を乗り継いで帰宅した。
 うん、今回も楽しかった。東武の特急券をケータイで簡単に買えることがわかったので、今後は割りと気軽に参加できそうだ。
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2011年10月29日(土曜日)

南会津紅葉サイクリング初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) , 星見 , , 23:01:00 天気:かなり晴れ
 さて、4年ぶりくらいに紅葉サイクリングに参加する。
 朝は5:00前に起床。オルトリーブの防水バッグを背負い、ポケロケを立場駅まで走らせた。そして、畳んだポケロケを担ぎ、戸塚で東海道線に、横浜駅で京急に乗り継ぎ、浅草でさらに特急スペーシアに乗り継いだ。ここまで来れば、後は安心していい。しかし、睡眠不足を解消しようにも、なぜか眠れず、下今市で乗り継いだ各停で、やっとウトウトした程度だった。
 集合場所の会津高原尾瀬口に着き、ポケロケを展開して集合を待った。今回は全員で10名ほどで、野田さんが先頭を引いた。集合した自転車の中で、ひときわ目を引いたのが、このすごいキンキラキンのBD-1。かの暗黒技研の手が入っている。しかし、回転系までは手を入れないで、概ね小径車用カスタムパーツを使っているようだ。
 もう一台、こっちはなぜか写真を残してないのだが、Tyrell FXに乗った方もいた。この自転車は、後ろ三角がエンド近くで外せ、フロントフォークも後ろに畳めるという大胆な構造になっている。乗せてもらうと軽くて、硬い*1。今、BD-1を買うよりはこっちかな。
 さて、まずはここから、会津田島方面に走った。ちょっと残念なことに、山の紅葉はイマイチで、赤色成分が足りないような発色具合だった。台風のせいで葉が傷んだからではないかという説を聞いた。しかし、場所を選べば紅葉を楽しめるし、なんといっても水が清い。山を写す水の透明なことは、やはり気持いいのだ。
 途中、仏閣を訪ねながら走った。最初の寺でも紅葉はいまいちだったが、すっきりと伸びる参道が心地よい。
 昼食は、山村道場にある蕎麦屋で。新そばだそうだ。これで、晩秋の南会津を訪った目的を果たせた。香り高く、おいしゅうございました。
 食事の後はデザートだよね、ということで、赤井りんご園を訪ねる。バケット1つ分のりんごが、なんと\1000。ちょっと形が悪いものだが、ジュース用には問題なしよとのこと。これを食してみたが、問題なくおいしい。ちょっと糖度が低かったが、熟成させれば良かろう。野田さんがバケット一つ買って、車に積み込んだ。
 更に走って、ここは旧会津郡役場。今は資料館らしい。銀杏の黄は映える。
 次に、田島の街を見下ろす城跡に。最終的に上杉氏の元で廃城になったもののようだ。登ると、谷あいを通して田島を一望できる。去る時にに見送られた。毛並みが綺麗で健康そうだ。
 次に立ち寄った寺では、時期的なものかそこそこの紅葉を楽しめた。をを、赤いぞ紅葉/黄葉越しの光が美しい
 最後に、マリア観音がある常楽院に立ち寄った。冬への備えが始まっている。
 さて、宿までに登りが待っている。台倉山までヘコヘコ登った。そして今夜の宿、ツムットに。今日はお母さん一人で切り盛りしている。
 夕食に鍋が出て、鍋好きな拙者は大喜びだ。
 さて、食後に、隣の楓林舎を訪れた。頭上の星空がすげえ。ツムットで夜空を見上げたことは何度もあるが、今夜ほど澄んだ空は無かったのではなかろうか。天の川がはっきり見える。群れている星の多さに、星座を結ぶのに戸惑うほどだ。
 楓林舎の前に例によって並んでいる天文愛好家の人たちに、望遠鏡をのぞかせてもらう。45cmのドブソニアンがズドンと鎮座している。すばるを覗かせてもらったが、相当暗い星まで群れて見えていた。いやあ、さすがに大口径だわ。
 高橋の13cmも覗かせてもらった。木星の縞が、赤道を挟んで2本見えた。細かい蛇行まで見えそうだ。いやあ、欲しくなるなあ。買えないけど。
 残念ながら、雲が出てきてしまったので、部屋に戻って爆睡した。そうだ、次はちゃんと18*50ISを持ってくるぞ。
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2011年9月11日(日曜日)

春の南会津サイクルトレイン2011二日目

自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:18:00 天気:まあいいかな
 さわやかな目覚め。久しぶりに、長時間の安眠と、朝といえる時間帯での起床を勝ち取った(別になんの努力もしていないが)。
 さて、朝めし前に、只見湖を周回しようという事になっている。この時刻は山から朝霧が降りてくるのだ。細長い只見湖は、まさにその通り道だ。
 只見湖でも大雨の傷跡を方々で見ることができた。橋さえも流されている。フクイチの影で目立たないが、より深刻な被害をもたらしているように見えた。
 朝食をとりに宿に戻り、今度は蒲生岳方面に向かう。この辺の被害は深刻だ。蒲生岳を望む辺りは、かつては観光スポットとして整備されていたのだが、回復していないようだ。
 ここから、本来ならば峠を超えて、布沢へと入ることになっていた。が、山の被害が深刻で、道路が寸断されているため、来た道をほぼ戻るコースに変更された。途中、いい塩梅に神寂びた神社に立ち寄ったり、なぜかプリンの配給があったりした。
 布沢に向かう緩い登りにかかる。この辺で、半年以上も続く不摂生が堪え、足が回らくなってくる。それでも、旧布沢分校まではついた。しかし、この先の猫渕沢の清水までがつらい。何も考えないで、先行について登っていった。そうしたら、この有様だ。コースをロストして茫然とする一同に追いついた。こっちに清水はない。そういえば、前に走ったときは、こんなに登った覚えがなかったなあ、と不思議に思っていたのだ。すごすごと分校まで帰る。後でリベンジした人々もいたようだ。
 さて、分校での昼食が楽しみ。ここでまた、なぜか昨日のナイスなオヤジ殿がパンクし、その修理に付き合う。どうやらタイヤが原因と判明。
 お楽しみの昼食は、もちろん餅主体。それに地物の野菜などがつく。あっという間に腹一杯だ。この分校は雰囲気がいいので、いつか泊まりたい。
 昼食後は温泉まで走り、一風呂浴びてからビール。そして後はバスで田島まで戻り、南会津を後にするだけだった。
 やっぱり南会津の山はいいなあ。人も温かいし。来年はフルで開催できるといいな。そして、その他にも足をのばす機会がありますように。
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2011年9月10日(土曜日)

春の南会津サイクルトレイン2011初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:52:00 天気:やや湿っぽい
 1年半ぶりの南会津だ。その間にも機会はあったが、ここ数年は仕事が多忙なので、機会を活かすことが出来なかった。実は今回も、例の輪番停電対応の休日シフトが、土日をバッサリ潰してしまう関係で、危うくいけなくなる所だったのだ。いろんな予定が狂うから、イヤン。
 ともあれ、ポケロケを担いで浅草に参集。今回はEコースだが、従来のように旧やまみちアドベンチャー(丹羽サイクリングツアーズ)主催のコースでは無くなった。
 浅草駅に集まった参加者は、スタッフを除いて100人弱。急遽開催だったこと、東北地方への忌避感がやや影響したのだろうか。今回の開催は、そういった忌避感を吹き飛ばそうという趣旨だ。
 例によって階段での苦行*1を経て、車上の人となる。同ボックスの人は、ナイスなオヤジ殿*2と、割と寡黙な若人。車中、人様の自転車を観て回る。最大の物はこれだろうか。ICEの、多分デモンタブルなトライク
 我々は会津田島駅からのスタートだった。コースは、おおまかに言って、駒止トンネルを超えてから、只見まで突っ走るものだった。途中、南泉寺に立ち寄る
 駒止トンネルまでは登り。今年、数えるほどしか、本格的な登攀をこなしていない僕には、結構な試練だ。ポケロケを軽いギア優先で組んでよかった。ヘコヘコ登っていく。
 駒止トンネルは長大なトンネルだが、田島からだと下りになるのが救いだ。
 この先、只見までは、ほぼ川沿いに走る。途中で、農協の直販所に立ち寄る。トマトが美味そう。
 只見に入ると、やや様相が変わる。川にやたら多量の漂着物が溜まっていたり、護岸のあちこちが補修中だったりするのだ。7月末にあった大雨の傷跡らしい。
 さて、なんとなく湿っぽい天気を気にしながら走っていると、かのナイスなオヤジ殿の自転車がパンク。修理に付き合ってから、宿までの高速走行に必死に追尾した。
 宿は只見での定宿、ますやさん。ここも1Fが大水にやられ、修復したばかりなんだそうだ。
 部屋に入り、早速内職。今日、早速実戦配備した、INOUのデータをアップロードしようとしたのだ。ところが、INOU Syncが『データがもう登録できないんだよ』なんていいやがる。おかしいなあ、まだサーバには余裕があるし、自宅ではVAIO XでのSyncがうまく行ったのに。ともあれ、今日は諦めるしかない。
 夕食はいつもにもまして豪勢だった。どぶろく特区だとかで、地物のどぶろくが振舞われ、また非常にやばいにごり酒も登場。にごり酒の何がやばいって、口当たりが甘くて飲みやすいのに、アルコール度数が清酒と変わらない点だろう。お陰で、早速出来上がった僕は、例のごとく自室で爆睡したのだった。
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2011年8月13日(土曜日)

広島に帰還する

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 20:12:00 天気:晴れ
 広島に帰ろう。
 ゆっくり宿を出て、熊本まで自走することにする。下り基調だし、時間はあるので大丈夫だろう。
 途中までは、県道を通り、赤水辺りで国道57号に出た。結構なアップダウンはあるが、疲労しないように10km毎にコンビニを見つけ、アイスモナカをぱくついた。交通量はそれなりに多い。
 立野の辺りはザーッと下りで、肥後大津でバイバスに別れる辺りで、交通量はグッと減った。県道30号、恐らくは豊後街道旧道を走る。
 途中、ファミレスでの昼食を挟み、さほどの苦労もなく熊本駅に到着した。ここで呉までの切符を買う。乗り継ぎはあったが、難なくせしめた。ほんの5日前、呉では空席0で買えなかったのにね。
 熊本で乗り込んだのは、九州新幹線のつばめ号。4列シート、前後席も余裕十分で、山陽~東海道新幹線のグリーン席並だ。
 博多でのぞみに乗り換え、広島経由で呉に戻った。
 まだ早かったので、海を見て日暮れを待った。今回、ポケロケ+SQR Slimの構成が、大いに役立った。ある程度荷物を載せられる自転車は、使い勝手が非常に良いものだ。また、Lumix GF2が非常に使いやすかった。広角ではあるが単焦点レンズ一本で大丈夫かと思ったのだが、案外になんとかなったものだ。まあ、もっと寄りたい、離れたいという欲求は、常にあったけど。
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