South of Heaven


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今夜も観望は当然なし

2000年05月11日(木) 23時04分 星見

 夕方には少し雨が降ったくらいで、雲が一面を覆っている。よって今夜も観望不可。

陥落寸前

2000年05月11日(木) 20時02分 暮らし

 昨夜、早く帰宅したので20:00には一度寝てしまった。その後1:00に起きてしばしネット遭難を楽しみ、さて寝ようかと横になった。
 眠れない。目が冴えてしまっている。そうして寝床で死にかけた肺魚のようにのた打ち回っていたが、とうとう朝まで一睡も出来なかった。寝るタイミングがあるんだな。
 午前中は何とかなったが、午後は昼から定時まで続く会議地獄。数分ごとに意識がふっと途切れ、眠りこけないように必死に意識を保とうとする。膝を手で打ったり頭をシャーペンで刺激したり(爆)しながら必死にこらえる。しかし我が意識はもはや川中島で上杉方の猛攻に曝される武田方のように陥落寸前である。しかも武田と異なり別働隊が駆けつけるということもない。3時間もそんな地獄が続いた。おかげで会議のほうは内容をかけらも憶えてないじゃないか(滅)。まあ資料があるからいいか。
 それで帰って爆睡したかというと、実はきっちり2時まで起きていたのである。ダメだこりゃ(ドリフ落ち)。

アクセス倍増

2000年05月11日(木) 20時01分 SF 天気:くもりでしょう

 昨日、ふと日記ページのアクセスログを見ると、新規訪問者がなぜか倍増しているではないか。しかも見慣れないページから飛んできているようだ。
 そのリンク元がSFセミナー関連レポート リンク集なのだ。どうも5/3の日記が検索にヒットしたので加えてもらえたらしい。しかもリンクの方には短評が載っているので、どうやら中身を読んで確認までしているらしい。いささか恐縮である。
 それにしてもSFセミナーなどというマイナーそうな集まりのしかも人のレポートを読みたがる人が、思ったよりたくさんいると知って心強い(あるいは怖い)。

今夜の観望はなし

2000年05月10日(水) 23時59分 星見

 またしても真っ白なくもり。今夜の観望もなし。

本を買い込む

2000年05月10日(水) 20時58分 天気:くもりでしょう

 定時退勤日なので、帰りに戸塚の有隣堂に寄った。「日本SF論争史」が欲しかったのだけど、まだ発売されてないのか見つからなかった。マイナーな本なので、見つけたら買わなければ。
 その代わりに目に付いた本を5冊くらい買って帰った。
 そのなかの一冊は佐藤大輔の「レッドサン・ブラッククロス」パナマ強襲編。えっ、徳間で出してた文庫版のほうはどうなるの? いちおう、文庫版の続き(ソコトラ強襲上陸の直後)の状況なので、連続性はあるようだ。いずれ文庫に落ちるだろう。でも買った。
 SF本としてソウヤーの「フレームシフト」。遺伝子を扱ったSF(もう独立したジャンルが出来るかも)としてよく出来ているという評判だったので買い。
 そしてついに手に入れた「キャッチ=22」。まさか有隣堂に上下揃いで置いてあるとは。これで「キャッチ=22」上巻買占め闇組織の存在は、ようやく否定されたのだろうか。いや、あるいは彼奴らの魔手が及ぶ前に発見できただけなのかもしれない。彼奴らの魔手は次にどの本に及ぶか分からないぞ。
 最後は話題の「作家の値うち」。なんで"値うち"なんだろう。"値打ち"だと読めないからか(そんなばかな)。
 この本は純文学、エンターテイメントの現役作家50人の代表作に点を付けるという、ある意味粗雑極まりない暴挙を試みたものだ。他のジャンル(例えばゲーム)では点数制でゲームを評価する記事などというものはふつうなのだが(ファミ通が走りか?)、文学では滅多にお目にかかれない。しかも100点満点で、評価基準も明らかにされないという粗雑さ。ふつう、個人の主観に完全に依拠するような評価では、評価段階を適当に荒くして幅を持たせるものだ。実際、この本でほぼ同点になっている別個の作品の優劣がいまいち分からない。40点の作品は41点の作品より1点分だけ優れているのか。1点分の優位とはなにか、まるで伝わってこない。そういう精密な評価ではなく、もっと私的な「オレ文学適合度」と解釈した方がまだ理解できる。しかしそれは卑しくも公的に「書評家」と名乗っているものの仕事ではない。これはもう叩いてくださいといわんばかりだ。
 内容的にも村上春樹や石原慎太郎(確かにかっこいい小説を書く人ではあるが)の評価が異常に高い一方、丸山健二や船戸与一の評価が異常に低いのが不思議だ。丸山に関してはまだ理解できるかなと思うのだが、船戸に対する「評価不能(なくらい低い)」という"評価"は何事だ。書評家としての責任放棄も甚だしい。船戸が一定の読者を得ているという現実をどう解釈するつもりなのだろう。単に船戸が体現する「国際陰謀史観ロマンティシズム(?)」を理解する能力がない(正確にはそういう評価をする読者がいると理解できない)と表明しているに過ぎないのではないか。つまり書評家としての一種の敗北宣言ではないか。むしろテキスト以外の影響(例えば船戸に夜這いをかけられたかとか)いったものを疑ってしまうのである。
 このようにあちこちの極地ではかなり破綻してしまっているのではあるが、筆者自身はいずれどこかが破綻するだろうと覚悟しながらの上梓だとも読める。しかしだからといってそれを「読者との評価軸のズレ」に帰するのはいただけない。それを敢えて<絶対>的な評価軸に置換して見せるのが書評家の仕事でしょうに。
 これだけ読むと、買うに値しなかった本なのかということになりそうだが、実は全然そうではない。買ってよかったと思った。書評家としての筆者の評価軸にふらつきがあるにせよ、一人の読書人としてしては質/量共に隔絶したレベルにあるのは疑いようもない。それに、極地以外での諸作品の評価は、概ね納得できるものでもあった(渡辺淳一に対する論評は痛快)。また「読者の評価の手助けになれば」という筆者の言葉を素直に受け取れば、確かに大きな手助けになりそうだ。同時に、あまり意思的でない読者は、この本の評価に支配されてしまいそうだ。
 しかしながら、書評家の仕事の半分が絶対的評価である半面、残り半分は「オレ文学」の評価軸をいかに世間に押し付けていくかという事でもある。そういう意味で非常に分かりやすく増殖しやすい形で「オレ文学基準」を押し出した福田和也という書評家は、確信犯ならば実に強かだといわざるを得ない。ゆめゆめ、飲み込まれないように気をつけながら読むべし。

観望なしなしの日

2000年05月09日(火) 23時57分 星見

 空は真っ白の曇なので、今夜は観望なし。はぁ、すっきり晴れた夜空が恋しい。

ダメダメな日

2000年05月09日(火) 19時56分 暮らし 天気:晴れだかくもりだか

 朝から晩まで半分死んだような一日。僕が熊なら素直に冬眠したね(春眠?)。ネスレのPOLOだけが眠気覚ましの頼りだ。
 ネスレといえば僕が子供の頃はテレビでも新聞広告でも「ネッスル」と言っていたような憶えがあるのだが、いつから「ネスレ」に変わったのだろう。スイスに所在する会社らしいので、元々スイスのネイティブな発音を使っていたのだが、英語圏での発音か何かに変えたのだろうか。スイスは多言語国なので、元々ドイツ圏かなにかに所在していたのだが、いつの間にかイタリア語人口が増えてイタリア語圏に変わってしまったとか(そんな馬鹿な)。謎は深まるばかりである。

ひさびさに天体観望

2000年05月08日(月) 23時55分 星見

 夜、今夜も観望はダメかなと思ったが、ベランダで目を凝らしてみると星は出ているようだ。しかしなかなか明瞭には見えない。2等星以上の明るい星しか見えない感じだ。ワイドビノでそれだから、僕の目が悪くなったのではなく、空に霞がかかっているのだろう。
 それでもMIZAR20*80をベランダに出して、その明るい星たちを眺めてみた。なんとも冴えない夜空だ。
 ベランダからの眺めは冴えないが、天頂付近はそれなりに透明感があるような気がした。そこでワイドビノとMIZAR11*42を持って外に出た。
 北天も似たような状況だったが、天頂付近ではやはり細かな微光星まで見え、なかなか悪くない眺めだった。やはり大気の影響は大きいのだな。しかし首が痛くなるのには参った。寝転んで見たいところだ。
 平日なので、早々に寝た。
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