South of Heaven


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少しだけ観望

2000年06月01日(木) 23時38分 星見

 昼は少し晴れていたが、夕方には雲が広がり、帰る頃には雨さえぱらついていた。観望は無理だと思っていたのだが、1:00過ぎにベランダに出てみると、空は結構暗い。雲が少ないのかと思ってワイドビノで見上げると、星がちゃんと見える。案外に雲が少ないようだ。
 眠かったのでそのまま寝ようと思ったのだが、MIZAR10*42で見上げたりしてるうちにどうしても見ておきたくなり、とうとう20*80を出した。明日晴れるとは限らないから。
 明るい星が見えればいいと思っていた。ところが思いがけず暗い星まで見える。雲はほとんど無いようだ。目が暗順応しないまま見ていたためだろう。
 結構見えるどころか、良く見える。5/29の観望よりももっとよく見えた。シーイングは7/10というところか。M6、M7も小さな微光星まで良く見え、M8は散光までおぼろに見えた。ちょっと雨がぱらついたのが良かったのかもしれない。
 もう遅かったのでさっさと店じまいした。

あ~らよ出前一丁

2000年06月01日(木) 17時33分 暮らし 天気:晴れかもくもりかも

 僕が子供の頃は、ラーメンといえばずばり出前一丁のことだった。同じインスタント麺でもチャルメラやサッポロ一番、チキンラーメンではダメだった。近年は新手の商品や、実家の方ではかなり本格的な生麺パックなどが売られるようになったが、相変わらず出前一丁が僕にとってのスタンダードだった。
 理由はいくつかあるが、もっとも大きいのは中学のときに保健体育の教員が力説した「インスタントラーメンは体に悪い説」だ。その先生いわく、「インスタントラーメンのスープにはふつうの食品の絞り粕のような小魚などが使われているのです」。だから体に悪いというわけだ。しかし考えてみれば、絞り粕だからといって体に悪いわけじゃない。おからはどうなる。絞り粕だって立派な食品になるのだ。だから本当に絞り粕を使っていたとしても大して体に悪いわけじゃないだろう。そう考えた僕は、その後はかえってインスタントでも気にせず食べるようになった。要するに生物由来の材料を使っているのなら、そんなに悪くないではないかと思うようになったのだ。実際には化学調味料の多用などの理由もあったのだろうが、あの先生の警告はかえって仇になったのかもしれない。まあインスタントばかり食ってると体に悪いこともあるのだろう。しかし荒俣宏氏があの体躯をインスタント麺の常食で築いたということだから、カロリーそのものは決して低くは無いのだろうと思う。
 話が紀州みかんに化けそうなので戻すと、前述の理由でまずインスタントラーメンへの忌避がほぼ無くなった。その上で出前一丁でなければならない理由というと、これはトッピングに対する無類の鈍感さということになる。
 だいたい、インスタント麺を食すときには、なんらかの具を載せるようにしている。概ねキャベツを炒め、そこにベーコンかチャーシューを炒めて加える。場合によっては禁断の卵も煮込んでしまう。卵まで登場すると大抵のスープでは太刀打ちできず、てきめんに水っぽくなるのだが、出前一丁の強靭なスープはそれに耐えてしまうのだ。そこに大量の葱と炒め野菜を載せるとやはりラーメンが霞んでしまいそうになるのだが、そこにあのごまラー油を入れると、最終的にはやっぱり出前一丁としか形容しようの無いものに仕上がってしまう。あのごまラー油の強烈さは、何を載せようがその香りが消し飛んでしまう点にある。ごまラー油、恐るべしである。
 かくして数あるインスタント麺の中でも出前一丁が生き残ってきたのは、あのふてぶてしいまでの強靭さにあると考えている。インスタントラーメンはラーメンではなく、何か別種の食品なのだ。
 こんなにも愛している出前一丁なのに、横浜ではなぜかなかなか手に入らない。本格的中華圏の矜持が似非中華の存在を許さないのだろうか。どこかの通販で扱ってないかな。あの味を口にしたいのです。

観望はなし

2000年05月31日(水) 23時32分 星見

 雨なので今夜の観望はなし。

(なかなか)鳴らない目覚まし時計

2000年05月31日(水) 19時30分 暮らし 天気:雨

 今を去ること十数年前に買った目覚し時計が、ここ数年いよいよ鳴らなくなってきた。ここ数年、というところに僕の尋常でない気の長さがあるかもしれない。
 この時計、指示針と短針が合致すると機械式に検知され、電子音が鳴り始めるという形式だ。その検知機構がおかしくなったのか、最近(といってももう何年も)合致しても鳴らない事が多くなってきた。予定時刻が過ぎても沈黙したままなのである。
 では役に立たないかというとそうでもなく、指示針が合致した瞬間の「カチッ」とう音が結構大きいので、眠りの浅いときにはそれだけで目覚めるのだ。ところがそれでも目が覚めなかったりすると、少々寝過ごしてしまう。しかし人間の肉体には何か神秘的な機能があるのだろうか、だいたい10分のタイムラグを置いて目覚めることが出来るのだ。その機会を逃すと盛大に遅刻してしまう(でもフレックス勤務制度のおかげで大事にはならない。フレックス勤務制度万歳!)。しかしまあ、だいたい目覚ましにはなっているので、捨てることなく使っていた。ってここまで書いて早く買い換えろよと自分に突っ込みたくなった。
 しかし最近、こいつにいうことを聞かせる方法を発見した。目覚ましをリリースした後で、支持針をぐるぐる回してチャイムが鳴るかどうか確認する。ダメなときは本体の向かって右奥側から衝撃を加え(ようするに殴りつけ)、またぐるぐる回してチャイムが鳴るかどうか確認する。チャイムが鳴るようになったら、指示針を設定し、「そっと」本体を置く。これでだいたい鳴るようになった。僕はスパルタ式目覚まし設定法と命名した。
 この目覚まし、僕が会社に入ったときに買ったもので、その当時買ったものとしては唯一残っているものだ。別に愛着があるわけじゃないが、まあ完全に壊れてしまうまでは使ってやろうかと思っている。
 実はこいつの鳴ったり、鳴らなかったりという辺りが実に生物的で、なかなか味があったりする。昔、物は100年使うと魂が宿るとかいわれ、その前に捨てると良いとか捨てたら祟られるとかいわれたらしいが、さすがに昨今は100年も使える物を想定するのは難しい。精霊たちには住みにくい時代だろう。

観望なし&NIKONの小物

2000年05月30日(火) 23時29分 星見

 空は真っ白なくもりなので観望はできなかった。
 マメにチェックしているボーグのサイトを見ていると、期待の栃木ニコン謹製テレスコマイクロがいつの間にか発売されていることが判明した。楽天市場にあるニコンのショップで売っているらしい。見に行くと、あまりの売れ行きに生産が追いついていないらしい。そうだろうなあ。これは20倍の望遠鏡、60倍の顕微鏡になる単眼鏡で、軽くて使いやすそうな製品だ。似たようなものはあちこちのメーカーが出しているのだが、このテレスコマイクロの最大の特徴は、Coolpixシリーズに装着して望遠レンズとなるという点だ。実は以前から栃木ニコンのサイトには載っていて、「いつ発売できますか」と最近問い合わせたのだが、発売に向けて準備してますという回答を得られたのみだった。こんなに早く売り出すなんておくびにも出してなかったのだが。
 今予約しても届くのは7月以降になるという。それでも欲しいので早速予約を入れた。今持ってるE950にはぴったりのアイテムだし、E990に買い換えてももちろん使いまわし出来る。単独でも使える。同様にCoolpix用のワイドコンバータも買った。E950はDC210に比べて視界が狭いのが難点だったが、ワイコンを装着すれば全然オッケーだ!
 こうして怪しい小物が増えていくのである(だいたい、そんなもの買ってなに撮る?)

怪談

2000年05月30日(火) 22時27分 思考 天気:まあくもりかな

 夏が近づくと活発化する怪談サイト。(主にマシンの)暑さにうなされつつうろつきまわった。
 定番の新潟発・ちょー電脳心霊怪奇倶楽部を見に行くと、そろそろ怪談の登録が増え始めているようだ。テケテケもの、「死ねば良かったのに」ものも相変わらず元気だ(なにがだ)。しかし定番ものと、落ちに由縁話がついたものはいまいち怖さに欠ける。やはり日常でいかにも起きそうな、しかも落ちらしい落ちの無いような話が恐い。最近結構恐いと思ったのが、鏡を見続けていると、自分の横の何も無いところに顔が見えてきたというもの。これは精神医学的には良く知られている現象で、一応の説明がつくものではある。しかし何かしらその説明では包括しきれないような、不気味な印象をぬぐいきれない現象でもある。光学的には鏡というものは単純な現象だが、そこに人間が見出す印象は複雑で、豊穣なものだ。どこかに死角があるのではという期待を持てそうな気がするのだ。人間の精神の内部は複雑だし、自然界はなおさら複雑だ。光学という人間の創造物では割り切れないなにかが。
 なんて事を考えていると、歯を磨きながら鏡を見ているだけで恐くなってくる(爆)。このままではまたお化けが恐くて眠れなくなってしまうので、早々に布団に潜り込んだ。
 自分ではかなり強固な科学主義者で唯物論的な思考傾向だと思っているのだけれど、なぜだかお化けは恐い。情けない奴である。

今夜の観望

2000年05月29日(月) 23時26分 星見

 強い高気圧にでも覆われているのか、今夜もそれなりの夜空だった。シーイングは昨夜とほぼ同じ程度。「メシエ天体クラブ」を眺めながらさそり座からいて座にかけての領域を眺めていった。M7は4等星弱と、メシエ天体としてはすばるについで明るい。低高度というハンデにもめげずよく見えるわけだ。これが天頂に懸かる南半球での眺めは見事だろう。M6は微光星が10個程度見えるくらい。M22はやっぱり分解できない。不思議なのはM8が見えて、同程度の光度のM4がまるで見えないことだ。M8の光度は周囲の散光をあらわしているのかもしれない。M8からM20にかけての眺めは、夏の空のハイライトといえるかもしれない。
 やっぱり大口径の望遠鏡が欲しいと思う今日この頃。

意外!

2000年05月29日(月) 20時25分 暮らし 天気:晴れ

 会社に近い酒屋さんの駐車場に、電光掲示板形式の看板がかかっている。そこにはその時々の様々なコピーが流れている。今朝見たのはこんなのだった。
 まず「意外!」と出て、一拍置いて「結構おいしい」と出る。そこで通り過ぎてしまったのでその後に続くコピーは確認できなかったが、おそらくなんらかの商品、あるいは産品がドーンと出てくるわけだろう。
 しかし後で気になった。あの後に続くものはなんだったんだろう。「意外」というからには社会通念上誰もがおいしいわけが無いと考えているものだろう。ちょっと考えてみた。
「意外! 結構おいしい 薄口ソース!」やっぱあれだね、カリフォルニア辺りで広く使われているのだろう。濃口ソースの本場はボストン辺り。
「意外! 結構おいしい あのお肉!」いや、"あのお肉"はおいしいに違いない!
「意外! 結構おいしい アマゾン羊羹!」なにせブラジル柔術があるくらいだから。しかし3時間くらいしかもちそうに無い。
「意外! 結構おいしい 納豆リキュール!」こんなのがあったら僕は卒倒するね。
 というわけで応用範囲はかなり広く(どこがだ)これという対象に絞り込めなかった。謎は深まるばかりである。
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