Strange Days

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2000年9月12日(火曜日)

中秋の名月

星見 20:31:00 天気:くもりのち晴れ
 昼頃までは雨が降りそうなくらいのくもりだったのが、22:00前に帰宅する頃にはすっかり晴れ上がっていた。職場の玄関を出た途端、夜空に白々と冴える満月が目に入った。止むに止まれぬ衝動に駆られた僕は、正門を出てからテレスコを取り出し、それを月に向けた。テレスコで見た月は、周囲に色にじみも少なく、まことに晴れ晴れとした顔で浮かんでいる。後で気づいたのだが、今夜は中秋の名月だった。
 帰宅して、ベランダに出てタカハシ50mmフィールドスコープ(長いので以下T50FSと略)を月に向けた。100EDとかを出そうかと思ったのだが、もう遅いし、満月はディテールを見ても面白くないので、小口径で月全体を愛でることにしたのだ。T50FSでは月の西半球と東半球に、なぜかそれぞれ青と赤の縁がついてしまう。結構いやらしい色にじみだが、僕の場合はこれが気になったことは無い。しばし月を眺めて撤収した。
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2000年9月10日(日曜日)

アイピース較べ再び

星見 23:55:00
 21:00からは「世紀を越えて」だったが、飯を作るのに気を取られてあまり真剣に見なかった(爆)。しかしまあNHKスペシャルはオリンピックに合わせた番組編成が続いているようで、「世紀を越えて」まで今回は合わせていた。ちとうんざりだ。番組では運動選手の能力を科学的に向上させるという筋の話が、当然のことながらドーピングの話と絡み合わされていた。
 今夜は19:00頃にベランダに出て、昨日の機材大集合で忘れ去られていたタカハシ製50mmフィールドスコープ(長いので以下T50FSと省略)で月を見た。さすがに50mmという口径はテレスコよりも明るくて見やすかった。また20倍という倍率も月の観察には向いているようだ。古いビクセン60mmF15よりも像ははっきりして見やすかった。今度持って帰るのはこれにしよう。
 0:00過ぎ、今夜は100EDでアイピース比較をやってみた。対象はすばる。
 LV40。すばるがすっぽり収まる。像もくっきり。見やすい。
 K28。これもすばる全体が見渡せる。しかし昨夜は気づかなかったが、視野の周辺では像の劣化がかなり激しい。ピントのずれと円周方向への伸びが著しいのだ。こういう限界があったのね。
 SWK22。見かけ視野が広いので、これもすばるをほとんど見渡せる。アイリリーフの短さを別にすれば、これは非常に楽しい眺めだ。周辺での歪像はK28程ではない。
 K20。K28と同じような傾向で、しかも見かけ視野が40度以下と狭いことに気づいた。すばるに対するカバレージは低い。
 SW18。さすがに歪像は小さく、また広い視野にすばるのかなりの部分(60%程度?)が収まるので大変楽しい。
 WO13.5。これも歪像がやや大きいが、見かけ視野の広さ故にカバレージは50%くらいはありそうだ。
 Or6、Or9。どちらも周辺での歪像が大きい。また見かけ視野が狭いので見ているモノがすばるだという確証が乏しくなる。
 Or7。アメリカンサイズ故か、前記Or.2種よりも視野が広く、また像の崩れもかなり小さい。
 LV5。像の崩れは少ない。でももう少し見かけ視野を取りたいところだ。
 このように、木星だのオリオン星雲だのといった小さな天体とは違う結果が出た。やはりいろいろ見比べないとアイピースの特徴はつかめないものだな。
 その後は木星を見ようと思ったが、既に雲が広がり始めていたので断念した。
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2000年9月09日(土曜日)

やっと観望だ

星見 23:55:00
 日が暮れて、ベランダを覗くと、月が昇っていた。雲が多くて星はほとんど見えないが、月は良く見える。テレスコマイクロで眺めると、月の表面が凸凹であることがよく分かる。ガリレイが月を見て「死の世界だ!」とぶったまげた気持ちが分かるような気がする。テレスコで見ると、月は青い輪郭がつくものの、それ以外の色滲みは見られない。天頂近くに見える数少ない星を見ても、くっきりとしたシャープな像を結ぶ。小口径故の点もあるが、かなり優秀なレンズを使っているようだ。
 テレビを見て、1:00頃からフローリング部屋で木星を見た。すばるは既に高く昇り、フローリング部屋の狭い窓からは追えない。土星と木星が見えるので、手持ちのアイピースを使い較べてみた。望遠鏡はC8EX、シーイングは7/10程度。シンチレーションは安定していたが、しょっちゅう薄雲がかかる状況だった。
 焦点距離の長い方からLV40。ビクセン製。木星も土星もくっきりと映る。倍率の関係で細部は見えないが、木星は縞がくっきりと見え、土星もカッシーニの間隙が見えた。しかし背景が明るくてコントラストが若干落ちる。LV40の特筆すべきことはアイリリーフの長さで、なんと30mm超もある。見口のゴムを折り返さなくても、メガネをかけたまま視野全部を見渡せる。見かけ視野は42度という事だ。こんな長焦点で良くこんなのを作れたものだ。ビクセン恐るべし。お勧めのアイピースです。なるべく安く買おう。
 K28。やはりビクセン。ツァイスサイズのアイピースだ。20年以上前のものだが、分解清掃の結果かなりよく見えるようになった。木星も土星もくっきり見える。見かけ視野も50度くらいはありそうだ。アイリリーフは10mmくらい取れそう。しかしなぜかLV40に比べてコントラストがさらに悪い。清掃しても取れなかった汚れのせいかもしれないし、ツァイスサイズだからなのかもしれない。
 SWK22。BORG製。こちらもくっきり見える。木星は縞に加えてその間の蛇行まで見える。土星はカッシーニの間隙がばっちり。このアイピースは見かけ視野こそ広いものの、眼レンズに目をくっつけないと見渡せないほどアイリリーフが短い。恐るべき見にくさだ。見口を折り返しても無駄だ。また周囲の歪像がかなりある。それ以外では軽くて扱いやすいアイピースだ。しかし無理に買うほどではない。
 K20。これも20年以上前のビクセン製ツァイスサイズ。これも割りとくっきり見えるが、やはりコントラストは良くない。見かけ視野も45度くらいか。
 SW18。MEADEのアイピース。手許にある中でもっとも高価だった。さすがに像のすっきり加減もアイリリーフも視野の広さも文句がない。しかし視野の端の方ではやはり多少の劣化があるようだ。お勧めのアイピース。
 WO13.5。これもBORGの軽量安価なアイピース。これも広角だが見にくいアイピースだ。しかしSWK22よりはかなりマシ。オルソスコピックという割りに周辺での劣化もかなりある。しかしある意味ではSWK以上に使いやすいアイピースだ。凄く軽いので架台に負荷を与えないだろう。これもお勧め。
 Or9とOr6。これも20年以上前のビクセン製ツァイスサイズ。コントラストの悪さは目立たないが、視野はやはりかなり狭い。当時の設計がそうだったと考えるべきだろうか。木星は縞縞とその間の蛇行がよく見え、大赤斑もこちらを向いていれば見えそうな見え方だった。しかし見口が省略されているのでレンズが汚れそうだ。
 Or7。これは同じビクセンでも最近のアメリカンサイズ。コントラストがツァイスサイズの物よりよく、視野の広さもきっぱりした像も高価なLVに勝るとも劣らない。ただし見口が無いので汚れやすく、またアイリリーフ自体が短い傾向にある。それ以外にLV系統に劣るところはなく、また安価(半値から1/3)なのでお勧めだ。これも軽い。
 LV5。さすがに像の硬さもアイリリーフの長さも良好で、大変扱いやすいアイピースだ。しかし少し重くて高価だ。比較的お勧め。
 使っているうちにオリオン座が昇ってきたので、そっちにも向けてみた。
 LV40。これでもトラペジウムを分離できる。散光星雲も蝶の形に見える。
 K28。やはりコントラストが悪い。散光星雲がちょっとぼけた感じだ。
 SWK22。くっきり見える。
 K20。やはり少しぼける。コントラストの悪さが、散光星雲の見え味に影響しているようだ。
 SW18。見渡せる視界の広さ、像の硬さ、散光の鮮やかさなど文句なし。
 WO13.5。これも結構像が硬い。BORG恐るべし。
 Or9、Or6。かなりよく見えるが、散光の再現性に乏しいようだ。
 Or7。大解像度だがかなりよく見える。
 LV5。やはり大解像度だがかなりよく見える。
 全てトラペジウムは問題なく分離できて、散光星雲も蝶のような形が識別できた。しかしツァイスサイズのものはどうもぼんやりする傾向がある。これは真正面に街灯があって迷光が生じやすいという苛酷な条件のせいかもしれない。
 こうしてみると、LV40、SW18、Or7、LV5くらいがあれば間に合うかもしれない。後は好みでWO13.5とかを足せばいいだろう。
 木星が視界外に去ったので、テレスコマイクロをオリオン座に向けてみた。明るくないテレスコだが、利点が一つ分かった。暗い星が見えないので、星座の形がはっきり分かるのだ。夜空を見るにはつらいが、星座を見るには良いようだ。
 最後に、外に出て10*42双眼鏡を天頂近いすばるに向けた。このクラスの双眼鏡の視界になら、すばるはすっぽり収まる。きらきらと美しい眺めだ。欲をいえば、もう少し集光力が欲しいところである。テレスコではいまいち暗いが、すばるははっきりと分かる。玩具には最適な代物だ。
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2000年9月03日(日曜日)

秋葉で遭遇&買い物

星見 22:53:00
 秋葉に出て、若松を襲い(いやだから特殊部隊で襲撃したわけじゃないんです)、スターベースの方に歩いていく途中だった。高架の下で異様な車両を目撃した。わお、87式偵察警戒車だ。82式指揮車をベースにした25mm砲搭載の小型車両だ。6輪の、この種の車両としてはそんなに押しが強いわけでもない車両なのだが、一般車両の中に混じると異様な存在感がある。25mm砲の砲身こそ装備されてなかったが、それ以外は完全装備だった。サイズ的に、幅と長さは一般のRVの数割増しという程度なのだが、高さが倍はある。それが強烈な存在感を打ち出しているのだ。
 87式を見送り、スターベースに入った。ここで店員さんにGP赤道儀のクラッチとノブについて聞き、案外に安かったそれらを購入した。さらにKYOEIに入って3000円しないOr.7mmとアメリカンサイズスリーブとツァイスサイズのコンバーターを購入し、疲れた足どりで帰宅した。
 帰って、早速クラッチとノブを取り付けた。ノブはミザールの同じサイズのものだったが、長くて硬くて赤緯側のノブと引っかかりそうだ。そこでカスタム経緯台の柔らかくてしなるノブと取り替えた。
 そして小さな星を視界に入れ、ツァイスサイズ、今日買ったアメリカンサイズOr.などを見比べた。いずれも見口が無いので少し観にくいが、案外に像は透明で澄んでいる。アメリカンサイズのOr.もアイリリーフが短いことをのぞけばLVと変わらないくらいの見え方だ。これならいろいろ楽しめそうだ。
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2000年9月02日(土曜日)

NEW ちょっと観望

星見 23:55:00
 すばるが高くなる頃、望遠鏡を空に向けようとした。おや、赤経モーターが動かない。なんと昨日スイッチを切り忘れ、電池切れになっていたのだ。ダメじゃん。
 赤経モーターがないと今のGP赤道儀の構成では微動できない。これは困るので、明日にでも赤経モーターに取り付けるクラッチと微動ノブを買ってこようと思う。あるいは、赤経モーター用のAC電源アダプタを買ってくるか。
 そんなわけで細かく動かせないので、導入するのは大きな天体に限る。もっぱら昴を見た。LV40、SWK22、SW18、そしてWO13.5を取っ替え引っ替え見た。かなり高度があり、かつ透明度が高いので、昴の像はクリアだ。大解像度ではシンチレーションが安定してないのがわかるが、WO13.5くらいまでならなんら問題は無い。散開星団を構成する星の一つ一つが鋭く像を結び、青い光を放っている。見ていて目が痛くなりそうなほどだ。本当に美しい光景だ。こういう美しいものを見たことがなければ、見る気になったことさえもない人がいるというのは、まことに不幸な事だと言わざるを得ない。
 風呂に入り、ビールを開けて、再び望遠鏡をのぞき込んだ。今度はもう地平線から顔を出しているオリオン座を眺めた。オリオン座も大変豪華な星座で、砂時計型のどの頂点を眺めても、明るい恒星が光り輝いている。そしてそのベルトの下の小さな三ツ星は、散光星雲の王様と言うべきオリオン大星雲が鎮座している。今夜はシンチレーションが安定してないので、トラペジウムはやっと分離できる程度だった。しかし低倍率で小三ツ星全体を視界に納めると、周囲に散らばる微光星がそれぞれにワッと声を上げているかのように存在を主張しあい、なんともにぎやかな眺めになる。今夜も満足できる観望だった。
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2000年9月01日(金曜日)

雲の切れ間から観望しました

星見 23:55:00
 夜、GP赤道儀上の100EDを空に向けた。が、木星も土星も雲の中に隠れている。時々雲の切れ間から現れるが、薄雲をまとったままだ。
 100EDで見ても面白くないので、テレスコマイクロを向けてみた。このテレスコマイクロ、NIKONの威力か像はかっちりしまっている。ところがやはり20mmの悲しさで、さほど明るくは見えないのだ。まあ風景用だろうから、星を見ようというのがそもそも間違いだろう。
 それでも振り回しやすいので、雲の切れ間からのぞく星たちを眺めて楽しんだ。まあそれなりの楽しみ方というものはある。
 その後、3:00過ぎに東の空を見ると、もうオリオン座が上り始めていた。雲がすっかり消えていたので、早速100EDでオリオン大星雲を視界に収めた。風があるのか、シンチレーションは安定しない。それでもトラペジウムは4つまで分解できた。いつもながら美しい眺めだ。
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2000年8月29日(火曜日)

いっぱい星を見ました

星見 23:55:00
 帰宅してすぐ、ベランダに出てさそり座にMIZAR20*80を向けた。今夜もこの時刻は薄雲が多く、なかなか良くは見えない。M7もいささか精彩を欠き、主要な星が10個ほど見えただけだった。M8も今夜は散光が感じられなかった。
 今年の夏はこれで終わりかなと思った。
 ふと横になったら、意識が1:00にワープしてしまった。なんという宇宙の神秘!(寝ただけだってば) 起き出してビクセン60mmを木星に向けた。
 昨日整備した結果、うるさい迷光や滲みは少なくなってはいる。しかし解像度は上がらない。この古代の60mmでは限界かな。木星は縞2本が限度だ。今夜はガリレオ衛星は東に固まっている。
 この60mmを撤去し、再びC8EX+GP赤道儀を取り出した。今夜は風が強いせいか、シーイングは7/10程度。しかし透明度は宵の口の朧霞が嘘のような冴え冴えとした夜空になっている。本当に低高度まで星がくっきりと見えるのだ。LV40を着けて木星を導入し、LV4に替えた。限界に近い500倍の視界は、さすがにぼんやりし始めている。しかしシンチレーションが安定した瞬間には木星の表面に縞が蛇行する様子まではっきりと見える。土星もカッシーニの間隙がくっきり見え、本体の縞もわかる。しかしあまりにもシンチレーションが安定しない。
 これはもしかしてC8EXの筒内気流のせいかと思い、100EDと取り替えてみた。こちらで見てもシンチレーションは安定してないので、やはり高空の風のせいだろうと判断した。100EDでは木星の縞はかなり薄らぐが、それでも目を凝らすと蛇行する様子が識別できた。土星もカッシーニの間隙はくっきり見える。しかし本体の縞は見えない。
 100EDにLV40を着けて木星周辺を流していると、やたらと明るい星が目に飛び込んできた。ワイドビノで見ると、木星と土星がちょうどヒアデス星団のV字型を挟み込んでいるのが見えた。そういえば、と思ってその上をのぞくと、プレアデスが美しく輝いていた。そこで80mm双眼鏡を部屋の前の通路に持ち出し、かなり高度があるプレアデス星団に向けた。MIZAR20*80の視界にすっぽり収まったプレアデス星団は、暗い背景に冴え冴えと浮かぶ星の中州のように見えた。プレアデスを見るにはこのMIZAR20*80がベストだ。しかしヒアデス星団は広すぎて、80mm双眼鏡の視界には収まらない。同じMIZARの10*42の方が向いていそうだ。
 2時を過ぎたこの時刻、東の空のこの辺りは空の中で一番華やかな一角だ。高いところにはプレアデス星団がぎっしりと詰まって光を放ち、その真下には土星と木星が鋭い光を放っている。そしてその間をヒアデス星団のV字が敷き詰められているのだ。しばしその華やかな辺りをうろついた。
 撤収しようと三脚を畳み始めたとき、ヒアデス星団の真下に見覚えある星の配列を見つけた。そうか、もうオリオン座が上り始めているのだ。早速双眼鏡を向けると、低高度にも関わらずオリオン座はくっきりと見えた。久しぶりに見るオリオン大星雲も、堂々とした輝きを放っている。
 部屋に戻り、100EDでオリオン大星雲を見た。まだ高度が低いのだが、ちゃんとトラペジウムは4つまで分解できた。散光はさすがにM8より強烈だ。鳥が羽を広げたような形を、はっきりと識別できる。思わず珈琲が欲しくなった。
 C8EXでオリオン大星雲を見た。こちらはさすがに100EDよりさらに明るい。しかし色を感じられるほどではない。もっと高度が上がれば別かもしれない。トラペジウムもきちんと分離できる。
 そんなわけで今夜は大満足の一日だった。明日も観望できるかな。
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2000年8月28日(月曜日)

古いアイピースを分解してみた

星見 23:55:00
 昨日届いた望遠鏡を組み立ててみた。この望遠鏡、載ってる三脚がでかくて、下手するとGP赤道儀+C8EXよりもかさばりそうだ。組み立てた望遠鏡で深夜の木星、土星を眺めてみた。木星は縞2本がくっきり見える。見え方としては100ED的だが、あれよりは視界がずっと暗い。しかし案外に見えるのには驚いた。ただしレンズが汚れているので、視点によっては像がハローをまとってしまう。土星は輪がくっきり見え(あたりまえ)、本体の縞は見えないというところ。もちろんカッシーニの間隙は見えるはずが......あれ、見えてないか?(爆) 確かに輪の端の方に黒い線が走っているように見える。案外に細かいところまで見えるようだ。Fが長いせいか、像は高倍率でもそれなりものだ。ただし暗い。
 レンズの汚れが気になったので、やはり清掃してみることにした。まずアイピースだ。アイピースのレンズ面や内部にゴミが付着しているのが気になった。そこで分解清掃を試みることにした。まあ失敗してもこれ以上悪くはなるまい。
 最初にねじ込み式K26mm。これはボディをねじってみると望遠鏡側の筒が外れ、その奥にあるレンズ押さえが落ちてきた。レンズを取り出したティッシュで拭いてやり、yamacaさんのページを参照しながら組み立てなおした。ケルナーは2群3枚構成だが、その通りのレンズ構成になっている。奇妙なことに、レンズ面の内向きの側に指紋がべたべたとついている。僕がやったのだろうか。いや、ここまで無神経とは思えないし、分解したという記憶もない。これは昔親戚の子に貸したときに分解されたのだろう。彼は好奇心旺盛だったからこういう小物を分解せずに居られなかったのだろう。そうだ、そうに違いない。~
 ふと、指紋照合すれば僕がやったのかどうかが分かるのではないかと気づいた......。早速指紋をきれいに拭い取って証拠隠滅。これで美しい想い出は永遠のものだ(なにがだ)。~
 K20mmも同じ構造だ。こちらはyamacaさんのページにあるものと同じようだ。20数年も同じ構造のアイピースを作ってきたのだな。ケルナー式はレンズの大きさが印象的だった。意外なことに、対物側のレンズにはコーティングを施してあるようだ。目レンズ側はわからなかった。~
 次にOr.9mmを分解した。モノはyamacaさんのページにあるものとやはり同じ。ただし最近のものは分解できないそうだ。こちらはレンズ押さえを抜くと、細い金属(銅?)の筒にレンズが入っていた。レンズは2群4枚構成。2群のレンズをエボナイト製の筒で分けている。オルソスコピックと称して入るが、実際にはプローゼル式だった。どっちのレンズも凄く小さい。これで充分物足りるのならば、ツァイスサイズのスリーブでも充分そうだ。Or.6mmは奇妙なことに目側からセパレータ、レンズ2群の順に入っている。この配列は明らかにおかしいのでセパレータを真中に入れなおした。こちらのレンズはさらに小さい。~
 無水アルコールの類がなかったため、十分な清掃は出来なかったが、アイピース内部にゴミがたまっている状況は改善できた。明日はこれで空を眺めてみよう。~
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2000年8月27日(日曜日)

またまたまた星を見た

星見 23:55:00
 今夜もC8EXで星を見た。しかし今夜も雲が多いので、シーイングは5/10程度だろうか。
 まずは土星に向けた。土星はうす雲の中にあり、また濃い雲に覆われそうな最悪の状況だった。しかし視界の中に浮かぶ土星は、意外にも良く見えた。カッシーニの間隙は楽勝で、エンケの間隙も見えているような気がしなくもなかった。また本体の縞もはっきり見えた。こんな状況でここまで見えるとはなあ。もっとすっきりした透明な空で眺めてみたいものだ。
 しかし観望を始めて10分もしないうちに濃い雲が土星を覆い尽くし、すぐに木星も同様の憂き目にあった。今夜の観望はここまでだ。
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2000年8月26日(土曜日)

また星を見る

星見 23:55:00
 今夜も空はよろしくない。今夜もシーイングは4/10から5/10程度。しかし木星の輝きは明瞭だったので、今夜はC8EXで星を見ることにした。
 このC8EX、10年落ちなのだが、丁寧に使われてきたのか鏡面の傷は見られない。もう10年は使えそうだ。これを100EDと入れ換えにGP赤道儀に載せる。そして木星を視野に入れようとした......。あれれ、なかなか入らないな。ファインダーの軸が狂っているのかもしれない。しばらく放っていたから。それでもなんとか無理やりに視界に納めようとしたが、ダメ。とうとう木星は桟に隠れてファインダーからは見えなくなった。そこで本体の方でサーチしてみたが、まったく星が見えない。ピントが合ってないのか?
 何がなんだかわからない。今までにない事態だ。いくらなんでも、LV40で50倍の視界には、星の一つでも入るだろう。しかしやがて、視界が明るくなったり暗くなったりすることがあるのに気づいた。これはピントが大きく狂い、星像が拡散してしまったためだろう。そこで明るくなるところまで望遠鏡を動かし、ピントを明るさが凝縮する方に動かし、また明るい点を探すというのを繰り返した。やがて、レコード状の光が目に入った。これは明らかにピントが少し狂った星像だ。そしてピントを合わすと、思いもしなかったくらい大きな木星が目に飛び込んできた。ムムム、ということは......。アイピースを良く見るとLV40ではなくLV4だった。500倍で捜天していたとは......。500倍で見る木星像は、結構はっきりと見えた。特に大赤斑とそれを巡る縞の蛇行が見えたのはびっくりだった。100EDではさすがにここまでは見えない。うーむ、やはり惑星観望用にはこっちが向いているな。
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2000年8月25日(金曜日)

星を見よう

星見 23:55:00
 帰省以降、まともに星を見る機会が全くない。空は5月のような薄曇り続きで、夜でも星が見えないことおびただしい。今年の太平洋高気圧は温室育ちのひ弱なボーヤなようだぜ。ブルワーカーで鍛えてこい!(爆)
 そんなこんなで真っ白な空に星を見る気力をドレイン(1レベルダウン)され続けてきた俺様だが、今宵はついにぶちきれてとにかく望遠鏡を空に向けたのだった。
 時刻は既に1:00過ぎ。100EDをまず向けたのは東に上りつつある木星だった。今夜のシーイングは4/10あるいは5/10。細かい星がまったく見えない。これでも木星は結構見えた。縞が蛇行する様子がおぼろげにうかがえる。ガリレオ衛星も鋭い光を放っている。また土星の輪もくっきりと見えたが、こちらはカッシーニの間隙を識別するまでは至らなかった。はあ、こんなんで夏が終わってしまう。
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2000年8月13日(日曜日)

太古の望遠鏡発掘さる

星見 20:57:00
 夕方、実家の押入れを物色し始めた。20年以上前のことになるが、望遠鏡を買ってもらったことがあった。どういう経緯だったかは忘却したが、当時数万円するものを買ってもらった。今から思えばVIXENが当時から出していた普及品のボトムエンド製品だったろうと思うのだが、とにかく小学生の僕にはうれしいものだった。
 今年に入って突然天文趣味が目覚め、同時にこの望遠鏡のことが頭に浮かんだ。広島にいる次兄に聞いてみたが、どうなったかなー、という反応だった。帰省してその所在を確認したいと思っていた。
 帰省して早速長兄や母に聞いてみたのだが、誰も覚えてない。一昨年から去年にかけていろいろ実家の補修を行ったそうなのだが、そのときにどこかにやってしまったようだ。一番可能性のありそうな押入れの中を捜してみることにした。
 押入れの手前の荷物を運び出しながら進むこと数分、あった......。見覚えのあるダンボール箱が、奥のほうに横たわっていた。それを引っ張り出すのにまた一苦労だ。しかしやがてなんとか引き出すことに成功した。
 中身を取り出す。長年放って置かれたせいか、やはり錆だのカビだの埃だのが甚だしい。それらをできるだけ除去してやると、まあなんとか望遠鏡らしい姿になった。
 この望遠鏡の構成は、口径60mm、Fが910mmというF値の大きな暗い光学系の屈折望遠鏡だ。それが部分微動付の経緯台の上に載っている。経緯台は木製の三脚で支えられている。付属のアイピースはケルナー28mmのねじ込み式、残りは全てツァイスサイズで、ケルナー2mm、オルソスコピック9mm、6mmだ。さらに地上用の18mmとかいうのもある。これに天頂プリズム、サングラスなどが付属する。当時('70年代)の状況では、かなり奢った構成だと思われる。Or6mmをつけると150倍超にもなって60mmには荷が勝ちすぎるが、Fが長いのでなんとかなったのかもしれない。このOr.、目レンズも対物レンズ側も物凄く小さなレンズで、さぞかし視野が狭かろうと思った。
 日が暮れきって、南の空に双眼鏡を向けて、さそり座が明るく見えるのを確認した。家が斜面にあって、ちょうど南側は下りになっているせいか、さそり座が思いがけないほど高い位置にあるのにびっくりした。M7は良く見えるが、真正面に明るい街灯が無神経に輝いているので、今一つコントラストが良くない。これを発掘望遠鏡にK26mmをつけて眺めた。こいつの場合、光路長が長くなりすぎて天頂プリズムは使えない。苦労してあわせたファインダーにM7のある辺りを収め、望遠鏡を眺めてみると、小ぢんまりした視界にM7がきれいに収まっている。しかしまあ、見かけ視野の狭いこと。
 それでもこいつなら太陽を見ても熱くはならないだろうと思ったので、兄に後で送ってもらうことにした。こいつは太陽専用として余生を送らせてやろう。
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2000年8月05日(土曜日)

今夜も星を見た

星見 23:55:00
 晴天が続いて嬉しい限りだ。今夜も2:00過ぎに木星と土星を見た。今夜はシンチレーションが安定し無いため、どちらの像もゆらゆら揺れて安定しない。しかしシンチレーションが安定した瞬間には、木星の細い縞も土星のカッシーニの間隙もばっちり見える。しかし中学校のネットは邪魔すぎる。
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2000年8月04日(金曜日)

ちょっぴり観望しました

星見 23:55:00
 帰宅して、21:00前にベランダにMIZAR20*80を出した。今夜は透明度が今ひとつでそうはっきりとは見えない。M7もしょぼくれた眺めだ。早々に撤退した。
 間もなく帰省するつもりだが、この双眼鏡を持って帰ろうと思う。100EDでも良いのだが、設置するには多少時間を要するので、たぶんポイントを求めてさすらうだろう帰省時の観望を思えば、双眼鏡のお気楽さが捨てがたい。
 夜中は夜中で2:00頃に木星を100EDで眺めた。今夜は木星の縞は太いのが2本、細いのがあと2本ほど見えた。土星は縞が見え、カッシーニの間隙が見えたかなという程度だった。

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2000年8月03日(木曜日)

ちょっと観望

星見 23:55:00
 帰宅して、少々涼んだ後でベランダに出た。今夜は風が涼しくて気持ちいい。エアコンが要らないくらいだ(ベランダで寝るつもりなら)。
 80mm双眼鏡を空に向け、いつものようにさそり座からいて座にかけてなぞっていった。今夜はごく薄い靄がかかっていて、シーイングは6/10くらいだろうか。散開星団も散光星雲も、今ひとつ見え方がはっきりしない。それを確認して引き上げた。梅雨の最中ならこれくらい見えれば涙を流して喜んだろうが(笑)。
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