Strange Days

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2016年4月30日(土曜日)

2016年春 九州南方ツーリング2日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:22:00 天気:快晴なり
 今日は、いきなりだが、この旅のメインイベント。本土最南方の佐多岬を襲う。鹿児島市からはフェリーで渡る必要がある。この旅でも一二を争うほどの、辺鄙な場所だが。
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2016年4月16日(土曜日)

阿武隈サイクルロゲイニング初日

自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:06:00 天気:今日は上天気
 今日から二日間、阿武隈方面で開催される、サイクルロゲイニングに参加することにした。阿武隈という地名で連想するのは、どうしたって艦これの改2にすると超役に立つ軽巡ちゃんのことだが、阿武隈川や阿武隈山地のことはもちろん知っている。あのへんを走るのだろうとも。しかし、地図で見ても、郡山以外にピンとくる地名は少ない。その郡山にしても、歴史書や鉄道関係書で見たくらいかな。要するに、全くと言っていいほど、土地勘がない。そういう土地を引き回されるのは、久しぶりの経験なので、大層楽しみにしていた。
 朝、ポケロケを担いで家を出る。大体、旅の出発は羽田空港に向かうことから始まるが、今回は東京駅へと向かう。新幹線で郡山に向かうのだ。東北新幹線は、荷物置き場が広いのが良い。ポケロケクラスなら、すっぽり入る。
 で、いつものようにLumia1020をポケットに突っ込んできていた。郡山に到着したところで、いつものように、ツイッターに何某か駄文を投棄しようと電源ボタンを押したのだが、あれウンともスンとも言わない。画面は真っ暗で、これはどうしたことか。酷使により、ついに壊れたか。酷使とは言うが、扱いはむしろ優しかったと思うのだが。
 ちょっと困ったのが、今回は阿武隈桜ロゲイニングという、自治体が補助してくれる催しで、その参加条件の一つにSNSへの投稿というのがあったはずだからだ。まあ、その分はXperia Z3に頑張ってもらえばいいのだが、これ一台だとIngress分で電池消費するのが怖い。それ故の2代態勢だったのに。
 ともあれ、郡山駅で新幹線を降り、えらい長い渡り廊下を渡って*1、集合場所の東口に降り立った。待っていると、主催者の佐々木さんが車で迎えに来てくれた。2次集合場所に移動。今回は予行的な催しで、一般参加は3名、スタッフの方が多いそうな。さあ、ポケロケの出番だよ。
 郡山近辺は浅い丘陵が多く、すぐ近所にも山桜がきれいに咲きそろっていた。桜以外にも、杏とか、まあその、色んな種類の花木が点在していた。
 車列を組んで、走ってゆく。浅い丘陵故に、アップダウンが連続して来る。これは意外に疲労しそうだわいと、覚悟した。しかし、それ故に人家の少ない郊外で、沢山山桜を楽しめた。
 この一幅の絵画のように見事な山桜は、上石の不動ザクラ。名前の通り、お不動様のお堂を抱え込むようにして、すっくと立っている。観光客多し。
 次が忠七桜。これも小山の上に艶やかに浮かんで見える、見事なものだ。いちいち絵になるのが素晴らしい。
 これも、山上に立つ山桜の大樹。樹下の人物と比べて欲しい。近づくと、枝ぶりの良さもあって、圧倒される。
 やはり、昔の人はお堂と桜の対比の妙を愛したのか、里道のお堂と桜の大樹が対になっていることが多い。
 郡山でも、ここは見逃せないという名木、滝桜を見に行った。ここは引きで見て欲しい。こんな風に、滝桜と、引き立て役の丘の列木が整備されている。が、惜しいことに、既に花は散ってしまい、見頃は逃していた。
 いい天気だ。菜の花の蜜を目当てに、セイヨウミツバチがブンブン飛び回っていた。
 ここでお昼。八文字屋さんでうどん、お揚げ、そして小餅のセット。うどんは喉をツルッと通る前に、ちょっと自己主張するタイプ。
 午後の部も開始。今回は、なにせ桜ロゲイニングなので、郡山の桜をあらかた見て回る勢いだ。
 相変わらず、お堂と近侍の一木の対比が素晴らしい。きっと里の人々の詩心が育てたものなのだろう*2
 この大樹の近くには、屋台まで出ていた。足元の、謂れも知らない石碑が渋い。おや、お前も見に来たのか?
 今日の宿は、二本松にあるやたら立派な公共施設にある、男女参画センターという施設。なかなかいい部屋で、普通のホテルっぽい。大きな建物で、自転車は上の階に持ち込んでおけた。これは安心だ。
 夕食は、この施設内の食堂で。一緒に参加したお姉さん*3は、なんでも勤め先をリタイヤして、自転車で走り回る趣味を初めて間もないそうだ。頻繁に自転車旅行の企画をするのでと、案内メールを出しますよと話す。もう一人は妙齢のお姉さんで、こちらは自転車は特に趣味でもないが、走ってみたら楽しかったので、この企画に何の気無く乗ったのだそうな。こちらにも案内メール出すよと勧誘。
 スタッフの皆さんは、なんと同じ職場の人々だそうだ。首謀者の佐々木さんが南会津サイクルトレインの経験から、こちらでも何か企画しようと動いたのだとか。なんか続いて欲しい企画だ。
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2016年3月14日(月曜日)

しまなみ縦走2016 松山から帰る

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:41:00 天気:くもり
 よろしい、松山から帰ろうぜ。もちろん、道後温泉に立ち寄ってだ。
 しかし、他のメンバーは大体別行動を取るとかで、わしは小十郎氏と二人旅するハメになる。どうせなら、一人身の方が動きやすいのだが……。まあ、どこかで撒こう*1
 とりあえず、先に松山空港に出て、荷物を預けてしまい、道後温泉に取って返す。坊っちゃん電車がおあつらえ向きに待っていたので、撮ります。
 この辺で腹が減ってきた*2ので、うどん屋で肉うどんを食す。それから道後温泉本館。案外に人が少なかった。ここの波は読めないな。ツアーが集中する時期とかあるのだろう。
 この辺のポータルを稼ぎたかったので、ここで予定通りに小十郎氏を撒き*3、近所の湯神社、凶悪な石段の伊佐爾波神社辺りを回って、湯築城山にも登る。山桜が咲きそろっていた。
 湯築城跡の展望台からは、松山城がよく見える
 バスのりばで小十郎氏と落合い、松山空港にバスで向かう。こば氏らがここで合流し、羽田に戻った。
 今年も無事完走できてよかった。
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2016年3月13日(日曜日)

しまなみ縦走2016 後半戦

自転車 ( 自転車旅行記 ) , 22:41:00 天気:くもりのち雨
 大久野島の朝は静かだ。車は宿関係のものしか無いし、人も宿に収容できるだけしか居ない。遠くを行く漁船のエンジン音くらいだ。
 うさぎたちと戯れつつ、港に。フェリーを待つポケロケ。よく走るよ。
 フェリーで大三島に渡り、反時計回りに大山祇神社を目指す。途中、今は寂れたが、かつては表玄関だった宮浦港に立ち寄る。鏡のように静かな水面を背景に、記念撮影。あ、水面が写ってない。
 阿奈波神社にも立ち寄り、奉納されてるご立派様も見ておいた。
 しまなみ縦走で、これは外せない、大山祇神社への参拝。正月のような長蛇の列ではないが。
 積善寺の枝垂れ桜はまだ早かったが、それでもポツポツと咲き始めている。この分なら、来週には見頃だろう。
 山を越え、ボッコ製菓を経由して、大三島橋に向かう。途中、リモーネに。屋根に猫がいたが、後で店に入ると、店の中に入ってきていたので、通いの猫だろうか。リモーネではレモンケーキが美味しいです*1。しまなみは、柑橘類の産地故に、柑橘を使ったお菓子が実に美味しい。
 大三島橋を渡り、伯方島で道の駅マリンオアシスはかたで昼食。塩ラーメンでしょう、やはり。なんか天気が不穏だ。
 大島に渡り、外周ルートを走って、最後の来島海峡大橋に掛かる。今年は余裕で間に合ったなあと思いつつ、ゴール。なんとか持ちこたえていた空が雨模様になり、宿の大潮荘まで雨に攻撃されつつ走る羽目になった。
 今年は大潮荘の夕餉に再チャレンジ。一時はどうもなあ、という感じだったが、また改善されていて、いい塩梅だった。かつての状況に戻ると良いのだが。
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2016年3月12日(土曜日)

しまなみ縦走2016 前半戦

暮らし , , 自転車 ( 自転車旅行記 ) 20:19:00 天気:快晴
 今日、明日としまなみ縦走。気持ちよく晴れてくれた。
 朝、同宿だった小十郎氏とともに、U2に向かう。一応は駅前を覗き、U2へ。本日のメンバーと合流する。やまもと氏だけは、後追いになるらしいが、健脚なので気にせず先行することに。
 向島に渡る。まずは後藤鉱泉で、各々冷たいやつを。僕はミルクセーキを。懐かしい。
 向島は、南岸を淡々と走り、最初のチェックポイントに。今年も参加者で溢れている。
 因島に渡る。これは外せないよね、のはっさく屋で、いちご大福。もちろん、はっさく大福も食べたとも。
 因島では、CPのフラワーセンターに寄った後、万田発酵に立ち寄る。畑の大根のでかいこと。自然派の皆様は、こういう代物を見つけると「異常だ!」と騒ぎ立てるのに、万田発酵に関して、そう言われているのは聞いた憶えがない。
 生口橋を渡る。ここで、いつの間にか追いついてきたやまもと氏を加え、記念撮影
 生口島では外せないドルチェ本店で、軽く糖分補給をしてから、潮待ち商店街で昼食場所を探す。万作は一杯だったので、商店街中程の店に入った。穴子丼が美味しかったです*1
 サンセットビートのCPでは、なぜだかレモンの被り物を貸し出してくれたので、被って記念撮影。後ろで、無関係に走り回っている人もいるが。
 多々羅しまなみ大橋を望む展望所で、最近この辺りに増えてきたレモンのハリボテとともに。
 下ると、サイクリストの聖地。珍しく、人影がない。飽きたか。
 今日は、大久野島に泊まるので、盛港まで走る。フェリーで渡り、時間があるので、チェックイン前にうろついてみた。港と宿の間くらいにあった、小さな岬の灯台。島の多い、流れの早い瀬戸内には、小さな灯台が実に多い。
 うさぎも居るとも。不思議なことに、以前は臆病で人前に出てこなかった子うさぎたちまでもが、こんな風に、大胆に姿を見せている。実は、大久野島のポリシーが変わり、宿では餌を売らなくなったのだそうだ。島外から持ち込むしか無い。なので、今までのように餌をたらふくもらえなくなって、こんな風に擦り寄ってくるようになったらしい。今までが、明らかに与え過ぎだったかならあ。次は、ちゃんと餌を仕入れてこよう*2
 大久野島を一周し、遺構を見て回る。多くの人をひきつけて止まない、発電所跡。かつては化学工場が稼働していたので、大きな電力が必要だったわけだ。
 かくして、大久野島の日は暮れていったのであった。
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2016年3月11日(金曜日)

しまなみ縦走2016 呉に立ち寄る

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:02:00 天気:晴れ
 今日は呉に飛んで、それから尾道に移動する。実家に寄りたい。
 朝2のANAで、羽田から広島空港に飛ぶ。この便はターゲットにしやすいのだろう、小十郎氏が同便で、荷物受け取りで邂逅した。小十郎氏は、レールガン(違)を見てから、尾道に向かうとか。
 バスで呉に向かう。まず最初に向かうのは、これじゃ! 最初の頃に比べ、美味しくなってきた。最初の頃は味が淡すぎた。
 実家に寄り、母の顔を見てくる。まあまあ元気そうだが、あんまり外出できないようで、鬱にならないか心配だ。散歩にでも連れて行ってやりたい。
 実家に、思いの外長居してしまった。今日は尾道に泊まるので、輪行しなければならない。それまでの時間、港でボーっと過ごす。ポケロケと、従順じゃない古鷹です!(江田島航路のフェリー) 終業時間が近づき、海自の動きが慌ただしくなる。交通船が岸壁へと引き上げてゆく。その間にも、江田島と往復する高速船が、慌ただしく出港してゆく。
 駅に取って返し、輪行準備をしていたら、大変な事態に。輪行袋のチャックが壊れた。\(^o^)/オワタ さすが、安物のポチッとだけのことはある。他社の輪行袋で、これだけはなかったものな。ともかく、たくし込んでごまかし、尾道へと移動した。
 時刻表に拠れば、呉線で竹原に出るよりも、海田市経由で山陽本線を使うほうが早い。ということで、海田市で乗り換え、尾道に。尾道で降り、駅近くの宿に向かうと、なんと小十郎氏とばったり。同じ宿だったか。
 夜は、やはり駅近の保広という店で。前菜から美味しい店。尾道は小洒落た店が増えてきて、嬉しい限りだ。
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2016年1月03日(日曜日)

正月のしまなみをレンタサイクルで走る

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 21:41:00 天気:晴れ
 恒例の早春しまなみを走るずら。
 今年は自転車を持って帰ってない。ならば、レンタサイクルで走ればいいではないか。実はこれ、初体験だ。
 朝早く、実家を後にし、呉線で尾道に。自転車がないと、実に身軽だな。1日で走り切る場合は、これが最適なのではなかろうか。
 尾道に着き、レンタサイクルを借り出す。色々あったが、スタイルからNAGIという20インチ車を。外装ギアと内装ギアを選べたので、調整の簡単な内装ギアを選んだ。しかし、この選択は、後々後悔することになる。
 尾道駅前渡船を桟橋で待つ。今日の相棒の姿。なかなか軽快そうだが、内装ギアの走行抵抗がかなりあって、ちょっと気になっていた。
 フェリーで渡る。水面が輝く
 向島に上陸し、南方ルートを走った。十分に軽いギアがあるので、淡々と走って行ける。が、結構な走行抵抗があって、空走距離が伸びない。元気なうちは良いけど、後で段々と効いてきそうだ。
 因島大橋に到着したのは、まだ10:30と、結構なハイペースだ。というのも、この自転車を17:00までに返却しなければならないからだ。
 生口島に上陸し、昼食はどうしようかなと迷いつつ、岡哲のコロッケをぱくつく。めっちゃうめーという程ではないにしても、この辺でこんなものがあって欲しいという願いにぴったりな軽食。
 多々羅しまなみ大橋を越え、道の駅でオム焼きそばを。今日は、がっつりとジャンクフードだな。
 自転車道でヘコヘコを、大山祗神社へと抜ける。参拝客の並んでいるのには驚いた。こんなに並んでいるのを見たのは、初めてだ。
 恙無き武運を祈り、大三島橋を越える。このペースで、17:00今治駅は大丈夫なんだろうか。サンライズ糸山で乗り捨てて、歩いて最寄り駅などの検討もするが、どう考えても今治まで走った方が良い。
 伯方島をサクッと抜け、大島大橋を渡る。最後の山場の、大島を渡り始めた。まだ日は高いが、足は結構ピンチだ。嗚呼、外装ギアを選べばよかった。まだマシだったろうに。
 なんとか一つ目の坂を越え、バラ公園辺りから外周ルートを走る。日はだいぶ傾いてきた。来島海峡大橋にヘコヘコ登り、必死に走る。対岸に降りた頃には、もう日が沈んでいた。間に合うのか、俺。
 もはや\300/kg程度の冷凍鶏もも肉(不味い)に等しい両足を叱咤し、今治駅へと走る。市街地に入った頃には、なんとか間に合いそうだった。心配なのは、返納場所に一発でたどり着けるかだった。駅近くまで走り、少しうろつくと、首尾よく返却場所を発見し、借用書類とともに返却。間に合った。
 どっと疲れた。さて、JR特急で松山に向かうか。しかし、松山に向かうバスがあると、その返却場所にあった。特急だと、松山城近くのホテルまで、バスか路面電車で向かわねばならないが、直行バスはそのホテルの近くを通る。こっちが良いな。
 駅前からバスに乗り込む。海岸沿いではなくて、水ヶ峠を越えるルートだった。こっちの方が短いので、理に適っている。
 真っ暗な山道を走りぬけ、バスは賑やかな松山市内に入った。大街道で降り、ホテルに歩いて向かい、チェックインした。両足は、もうパンパンだ。レンタサイクルは便利だが、車種は選んだほうが良い。
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2015年11月24日(火曜日)

生口島から直帰する

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 21:06:00 天気:雲多い
 夜半に雨音を聞いて、ちょっとドキドキしながらの目覚め。幸いにして、雨は上がったようだ。とはいえ、雲は多め。朝食を取って、宿を後にする。今日は宿のご主人も途中まで同行して頂ける。生口島の、島ごと美術館での野外作品を、案内していただけるそうだ。
 出発時にも、まだ雲は多い。僕は昼ごろに、瀬戸田港から三原に直接渡るので、それまで保てばいいのだ*1
 宿のご主人の案内で、島ごと美術館の展示物を見て回る。ああ、あれもそうなのか、これもそうだったのか、という風に、そういえば不思議に思いながら見過ごしていたものが、実は展示物だと判明する。人生は、発見の旅だ*2
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 一つ、めったに見られない物件があるという。小学校の中庭にあるので、平日は侵入できないし、休日は閉鎖されるので、普通は見られないのだそうな。しかし、学校の先生とは面識があるので、入れてくれるように話を付けていただけると。今日は火曜日なので、学校はあるはず。ところが、どう見ても人っ子一人いない。張り紙を注意深く見てゆくと、どうやら運動会があって、その代休日だったようだ。なんという不運。表のガラス越しに眺めるだけだ。
 ドルチェ本店まで走り、ここでさらに先に行くなぎの女史と宿のご主人と別れる。まだ乗るつもりの便にはまだ時間があるので、それまでは、平山郁夫美術館を訪問しよう。宿で、割引券をもらっていたのだ。美術館は、やたら客が多かった。たまたま、観光バスが続けて来たからのようだが。
 に向かい、自転車を畳んで、高速船に乗り込む。高根大橋を潜る。今回も、時間の都合で、高根島に渡れなかった。その高根島にも、島ごと美術館の展示物があった。
 三原港から駅まで歩き、空港行のバスで広島空港に。時間が有り余ってしまった。仕方ないなあ
 無事に、横浜に帰還。今回は、こぢんまりとしたツアーになった。
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2015年11月23日(月曜日)

しまなみ海道もちょっと走る

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:20:00 天気:晴れ
 さわきも、なかなか快適な宿だった。静かだ。
 朝食後、宿を後にする。まず向かうのは、伯方の塩で著名な、伯方塩業。見学コースが有る。見学申し込みすると、塩のサンプルをくれる。結構あるので、もしかしたら独り身ならば月一で見学に来れば、塩を買う必要が無いかもしれない。
 中では製塩ラインの見学と、それにまつわるパネル展示がある。パネル展示は、塩業近代化法に対する怨念のこもったもので、一度は命脈を絶たれた古来の製塩を、執念で蘇らせてきた歴史を知ることが出来る。
 なぜか喫茶コーナーがあって、ここで塩コーヒーを飲むことが出来る。何か味の傾向が変わった気はしたが、美味しいかと言われたら、うーん、だな。
 屋外では、復元された流下式枝条架併用塩田製塩が実演されている。これは塩水を枝条架、蒸発槽と循環させて濃縮してゆくもの。枝条架で風を、蒸発層で陽光を使って、効率的に自然蒸発させるもの。効率が良かったが、先の塩業近代化法は、国内での海水からの製塩を一切禁じる強力なものだったため、直ちに命脈を絶たれた。その後、輸入天日塩を再融解、再結晶させる方法で、国内天日塩の生産が再開されたのだった。ざっと調べても、国内製塩業の盛衰記には、国家の強引な統制と、それに反発する市民側のせめぎあいが各所に見られ、特に市民側の先頭にマクロビを初めとする健康カルトが絡んでいるなど、なかなか興味深いものだ。
 大山祇神社にも参詣する。まだ、朝早い境内は、掃き清められた箒の跡も鮮やかで、清々しいものだ。
 今日は、奥の院にも足を伸ばす。生樹の御門を潜る。樹齢の知れないほどの大木が衰えたものの、その上に子株が生え、葛類をまといつかせているため、大変迫力ある姿だ。一本立ちする森だ。この上にある阿弥陀堂が、かつての神宮寺の残存だ。
 山を越え、多々羅しまなみ公園に。ここに来る度に目にする、『サイクリストの聖地』の文字書きを馬鹿にしつつも、しっかり記念撮影をする、我々だった。ここで、ちょっとオム焼きそばを入れておく。
 多々羅しまなみ大橋を渡る。広島側へと渡ることは稀だ。
 しおまち通りを散策。岡哲のコロッケは外せない。当たり前の、肉屋のコロッケなのだが、この辺でこういうものがあって欲しいという欲望を見事に満たすという意味で、絶好のグルメだ。
 こば氏、長岡氏と別れ、なぎの女史とともに島の南に回る。今日は、輪空という自転車宿に泊まるのだ。名前は知っていたが、泊まるのは初めて。
 途中の道で、やたら野犬が多いのに気づく。後で聞くと、近所の店の人が餌をやるせいで、集まってしまうのだとか。猫と違い、こいつらは群れると、本気の凶悪動物になるからなあ。
 こういうお堂を見かけた。十一面観音堂だという。こういう場所にあって危険だからか、部外者立入禁止なだけなのか知らないが、チェーンでブロックされている。
 さて輪空、海辺の静かな場所にあった。中はこんなふうに、自転車を掛けるラックもあり、旅好きなご主人たちと会話が弾む宿だった。夕食は、地物主体。一部で有名ななぎの女史と会いたかったらしい、宿の女将さんと、旅の話が弾む。居心地の良い宿だった。
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2015年11月22日(日曜日)

とびしま海道ツーリング

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:40:00 天気:好天
 呉ツーリングに続き、とびしま海道を走る。
 朝、呉駅周辺に集合し、とびしま海道の玄関口、安芸灘大橋へと向かう。本通りを山側に向かい、広トンネルを越え、東にひた走る。この道で一番嫌なのが、広から仁方へと抜けるトンネルだ。ここは気合で越えていった。もう少し、自転車に優しい道に出来ないかなと思うが、古い規格のトンネルなので。
 途中のコンビニ休憩で、猫にたかられる長岡氏。実際には猫が集まっているコンビニ横の駐車場に、こっちから侵入したのだが。
 安芸灘大橋を渡る。振り返っての一枚。こう、高いところから渡されている橋は、独特の気品があるものだ。
 上下の蒲刈島を通過。原のうどんに寄ったが、まだ開店前だ。
 豊島大橋を渡る。橋の上から上蒲刈の北を見ると、ふたご島が3つ見える。今日はちょっと潮が引きすぎて、一番島よりの小さなのがつながって見える。
 豊島に渡ってからの一枚。しまなみ海道では、橋が家々に近いので、だいたい写り込んでしまう。とびしま海道はそうでもない。
 そんなとびしま海道だが、行政側も欲が出てきたのか、ここ数年であちこちに展望台が設けられるようになった。こんなラックもちゃんと設置してあって、案外に気合が入っている。
 大崎下島で昼食にしたいと思っていた。ひばり座という、マイナーかつ有名な店がある。その名の通り、美空ひばりの絵やアイテムで埋め尽くされた、お好み焼き屋さんらしい。ところが、行ってみたら休店日。隣のひばりアイテムゾーンも、なかなか興味深かったのだが。
 腹ペコのまま、御手洗まで走る。御手洗に、知らない間に店が増えていたのは、前に来た時に確認していた。自転車で御手洗をうろついていたら、なんか美味しそうな匂いとともに、見慣れぬ店が。いや、最近出来たのは知っていた店だが、実態は知らなかった。鍋焼きうどん屋さんだって? ここでお昼にしよう。鍋焼きカレーうどんを注文した。空腹に、カレーの刺激が染みて、美味でありました。残ったカレーに、おにぎりを投入して作る雑炊も良かった。店構えが不思議な感じの、尾収屋さんだった。尾州じゃないのか。
 じゃこ天カツの店もあったので、食後のデザート。に、なるのか、これ? ともあれ、美味しい。
 御手洗の路地をウロウロ。旧家があちこちに残っている。ここは旧柴屋住宅。伊能忠敬と縁のある家で、当地を測量した際に、拠点としたのだとか。測量は、一人でトボトボ歩いてやったイメージがあったが、実際には100人規模の部隊が動きまわる大規模なものだったようだ。
 瀬戸内のこの辺には、みかん船という農業船が数多い。島々でみかんを作っているこの地では、みかんを運ぶために専用の船が数多く造られた。大崎下島では、今でも使われているという。家並みの中に、何か真新しい施設があったので、入ってみたら、このみかん船を中心とした、この地の産物を紹介するものだった。
 さて、先を急がねば。というのも、この先の岡村島からのフェリーに乗らないと、大三島に渡れないからだ。時間的には、最終便どころか、その前にも間に合うはずだが。
 大崎下島と岡村島の間には、島が2つ挟まり、橋が3つ掛かる。渡った先の岡村島は、なんと今治市なのだ。今治と呉が隣接するとは、四半世紀前には思いもよらなかった事態だ。今治から呉を振り返る
 目当てのフェリーには余裕で間に合い、フェリーで大三島は宗方港に渡る。宗方に船で上陸するのは初めてだ。
 ところミュージアム方面によじ登ってゆくと、隣に新しい施設ができているのに気づく。伊東豊雄建築ミュージアム。できているのは知っていたが、最近はコッチ方面まで足を伸ばさなかったので、初見だ。隣のところミュージアムも設計した建築家で、その仕事が分かる*1
 ここからの夕陽も素晴らしい瀬戸内の水面へと落ちてゆく陽を眺めていたい。が、宿まではもう少し走らねばならない。切り上げて、走りだした。
 宿は、いつも泊まる茶梅の裏手*2のさわき。ここも料理を頑張るぜ系の旅館で、夕食は焙烙焼き舟盛り鯛めしと、海鮮づくしだった。
 ロビーで、中華パッドをつつきながらうだうだした後、就眠。
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2015年11月21日(土曜日)

呉ツーリング

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:54:00 天気:晴れ
 さてさて、今日から呉とびしまツーリングの始まりだ。といっても、今日が移動日な人もいるので、集合は昼前と、のんびりしたものだ。
 集合は11:00なので、それまではモリスだ! こば氏が早めに合流したので、モリスに向かう。軽めに、並盛りを。この後、また昼食するので、これくらいで。
 駅前で、長岡氏となぎの女史が合流し、これでフルメンバーが揃う。いよいよ、呉ツアーの始まりだ。あんまり人が集まらなかったけど。
 もう昼でしょ、ということで、まずは昼飯に。目当ては、大和ミュージアムの岸壁側で開催中の、呉海自カレーグランプリだ。結構、人で溢れている。
 早速、数種類のカレーをつまむ。カレーレシピが、これほどバリエーション豊かとは。
 実は全21種類を味わえるセットもあった。その他、カレーパンだのカレーラスクだのも。これらは、海自とは無関係だけど。
 ここまで来たら、大和ミュージアムにも寄るよね、と入館。呉にも、遂に新幹線が!
 中は、個人的には何度も来ているし、今回はカメラもTG-1なので、まあのほほんと巡回するだけだ。しかし、1/10大和は、いつ見ても存在感だな。窓の外では、カレーフェスが続いている。
 1/10大和の周りには、回廊が何層にもめぐらされており、色んな角度から写真を撮れる。
 山ミュー行ったら、次はてつのくじら館でしょう。建物の方の中に潜水艦の居住区を再現しているのだが、この三段ベッドは体格が良いと苦痛だろうな。
 このメンバーなら、ここは外せない。てつのくじら館を出て、本通りを山の方に向かう。登り始めた辺りで遭遇するのが、千福の三宅酒造。ちゃんと売店と見学コースがあって、何ぞ買い物をしている人も居たようだ。
 本当の目的地は、長迫公園だ。概ね旧海軍の海軍艦艇の慰霊碑が多いが、根拠地隊や個人にまつわる墓碑もある。数多いので、見て回るのは大変だ。
 長迫から和庄方面へと、やや高い場所を走る。アップダウンが結構ある。かの大和神社に、裏側からアプローチする形になった。ここからは、大和が生まれた旧海軍工廠がよく見える。
 呉駅方面に折り返す。途中、旧呉鎮守府に立ち寄った。さらに、もう閉館後だとは思ったが、旧鎮守府司令長官官舎にも。案の定、閉館直後だった。まあ、時計くらい撮っておくか。かつて、工廠の工員たちは、この時計を見て仕事をしていたのだろう。
 さて、今日は宿を呉駅前のホテルに取った。実家には帰らない。いったん、それぞれの宿に散り、再集合。夕食に出かける。境川沿いをうろついて、目についたのが開店直後だという店。瀬戸内は揚げ物がうまいんじゃい。この店は、おでん系が美味しかった。ほろ酔い気分で投宿。明日は、とびしま海道を走る。
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2015年10月19日(月曜日)

壱岐ツーリング最終日

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:41:00 天気:ずっと晴だった
 今日は壱岐を脱出し、福岡で、なにするかな。
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2015年10月18日(日曜日)

壱岐ツーリング3日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:43:00 天気:晴れ続くよ
 今日は北端の方を攻めるよ。
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2015年10月17日(土曜日)

壱岐ツーリング2日目

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 23:40:00 天気:晴れ
 今日明日と、まるまる壱岐で過ごせる。今日は島の東に向かって行きたい。
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2015年10月16日(金曜日)

壱岐ツーリング初日

, 自転車 ( 自転車旅行記 ) 22:24:00 天気:こっちは雨、あっちは晴れ
 いよいよ壱岐行きだ!*1
 朝の横浜は雨でトホホだったが、渡った北九州は結構なお天気でござった。
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